yamanba's blog

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続・高島市長就任2年

2012-12-18 22:48:55 | 福岡市政
高島市長ブログ『就任2年がたちました vol.2』がアップされた。その一部、

(転載開始)

また大型公共事業を一気に進めようとしているというような一部報道もありましたが、現在計画中の大型公共事業と呼ばれるものは、新たな都市機能を創出するものではなく、老朽化している施設の更新がほとんどなのです。施設の長寿命化は大切ですが、老朽化が進みすぎた施設の改修には多額の費用が掛かり、また使い勝手も悪いことから、長期的な視点で考えると建替えた方が良い場合が多いのです。これまでの福岡市政が批判を恐れ、建て替えの判断を先延ばしにしてきたことにより、もう待ったなしの状況に陥った多くの施設について、市議会にご説明し、ご了解いただいたうえで更新を決定しているのです。マスコミや一部市民団体などの無責任な「何でも無駄」批判を恐れて何もしなければ、それこそ山梨のトンネル崩落などのように老朽化が進み、取り返しのつかない事態にもなりかねません。

(転載終了)


と、珍しくブログで大型公共事業に対するご自身への批判に反論。話は前吉田市政にまで及んでいる。山梨トンネル崩落事故を引き合いに出すのは如何なものかと思うが、老朽化の話からして、おそらく市民体育館のことを釈明したかったのだろう。確かに何でも無駄と言ってしまえば何もできない。市民体育館が老朽化していることも事実。だが問題は、建て替え云々の話ではない。その決定過程と移転先にあるのだが、そこは、さすがに元アナウンサー。問題をすり替えるのが上手い。と感心している場合ではないが、つまり早い話が、こども病院と同じ手法が使われていたということ。しかも、1回目の有識者会議で人工島移転が決定していたというから酷い。まさに、「いつか来た道」なのである。では何故そこまでするのか。勿論、売れない人工島の土地を埋めるため。これでまた、200億円もの税金が人工島へと飛んでゆく。観光で稼ぐと仰せの高島市長だが、”かたち”だけでは稼げない。破綻寸前の福岡市、一体どうなることやら。

新青果市場の隣に建設される新市民体育館(写真手前の部分)