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【0905/268:世界遺産登録】琵琶湖の世界遺産登録へ課題議論:知事や有識者、湖上シンポ

2009-05-31 00:52:03 | Weblog

【写真:琵琶湖の世界遺産登録に向け、船上で意見を出し合う嘉田知事(左端)らパネリスト(琵琶湖上)】

 滋賀県の琵琶湖の世界遺産登録に向けたシンポジウム「世界遺産・びわ湖を夢見る会」が5月30日、湖上を巡る遊覧船「ビアンカ」の船上であり、嘉田由紀子知事や有識者が琵琶湖の持つ価値や登録に向けた課題などについて話し合った。

 学識者や経済人でつくる実行委員会(会長・木村至宏前成安造形大学長)が、世界遺産登録に向け機運を高めようと初めて開催。約130人が参加した。

 パネル討論で、嘉田知事は「琵琶湖の価値は人々の生活と歴史の跡があり、それが今も生きていること。人と自然の共生の仕組みを発信できる」とアピールした。木村会長は古代からの琵琶湖の歴史を解説した。

 文化庁文化審議会の世界文化遺産特別委員会委員を務める金田章裕京都大名誉教授は、登録に向けたハードルとして、国内法での琵琶湖の文化財指定や、すでに暫定リストに入っている彦根城との関係を指摘。写真家の今森光彦氏は、内湖など周辺環境が琵琶湖の豊かさを支えている点を強調した。

【関連ニュース番号:0905/240、5月28日など】

(5月30日付け京都新聞・電子版:31日付け中日・読売の電子版なども報道)

http://www.kyoto-np.co.jp/article.php?mid=P2009053000158&genre=M1&area=S00
http://www.chunichi.co.jp/article/shiga/20090531/CK2009053102000001.html
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/shiga/news/20090530-OYT8T01033.htm

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