6月県議会は6月22日、一般会計補正予算など28議案を可決、2つの請願を採択し閉会しましたが、大津市民から出された「県営の芹谷ダム、北側第一ダムの計画、工事の中止を求める請願」を、共産党以外の5会派すべての反対により不採択としました。
請願を行なった大津市の田中敏雄さんは「ダム計画を凍結・見直すとした知事のマニフェストを支持していた対話の会、いままでダム問題についての態度を明らかにしていなかった民主系会派を含め、県議会のほとんどの会派が、県の負担分だけでも約400億円(総工費約800億円)にも達するとされるダム計画に賛成であることがはっきりした、財政危機といいながら議会が請願を否決したのは非常に残念」と話しました。
■写真は6月県議会の主な議案、意見書、請願などに対する各会派の態度を示した一覧表。クリックすると大きくなります。
(7月1日付け滋賀民報+直接取材)