栗東市のRD社最終処分場問題に取り組んでいる住民団体「産廃処理問題合同対策委員会」と「RD処分場の有害物から飲み水を守る会」は9月26日、県庁を訪れ、嘉田知事に対し、同処分場の地下深くに埋めたという元従業員などの証言に基づき、同処分場に埋められた有害物が詰められているドラム缶類などを深堀を行なうことにより除去するよう求める署名約1万4000人分を手渡しました。
住民らは「地下20~30メートルの場所に大量のドラム缶を埋めた」とのRD社の元従業員らの証言を紹介し、県が10月以降に行なうとしている掘削調査に関して、県が計画しているよりも深い位置の調査を、処分場の一部だけではなく、できる限り広範囲に掘削することに行なうよう、強く求めました。
■写真:知事に署名簿を手渡す住民団体代表ら(写真をクリックする大きくなります)
嘉田知事は、県が追加の掘削調査を予定していることは説明したものの、調査の具体的な規模や方法などについては明言しませんでした。
(9月27日付け朝日の報道+直接取材、京都、毎日も報道)
今まで同じ県民同士という思いで、県職員の刑事責任を表立って追及してこなかったが、この長い年月県行政が守ろうとしてきたのは、職員の仲間意識ではないだろうか。
風聞からは腐敗した職員の姿が見え隠れする。何故にその問題解決のために期待して推された新知事の体制になっても
この体質が変えられないのか。
勇気をもって是々非々で立ち向かって欲しい。