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長編

2013-05-09 22:54:40 | 読書、書物

  晴れ。忌々しいくらいの晴天。

 ジェイン・オースティン著「分別と多感」は順調に進行中。各章が短いのでちょっとした合間でもいい区切りが出来るので読み易い。内容は…あくまでも”らしい”構成になっている。親切な人、鬱陶しい人と癖のある人物が登場。脇役が空気にならず、ちゃんと生きているのが凄い。オースティン著作はどれも似たり寄ったりだと批判されるが、その似たり寄ったりでここまでの作品を長編六作も製作できたということが偉大である。偉い人って、やっぱり凄いものだ。現代のなんちゃって偉人とは全くの別物、ほんまもんです。