桜、なう

2013-05-07 22:15:13 | 絵画鑑賞、創作

  雨後曇り。また寒くなった。

 弘前桜祭り期間が終わったと同時に弘前公園桜は満開。異常な天候、寒さで遅れに遅れ、GWあけてからようやく咲いたわけだ。弘前市内が混まなくていいが、この書き入れ時に観光客が来ないというのは津軽地区にとっては痛恨の極みである。何度も言うが、我々からすれば混まなくていい。桜がようやく咲いているということは、無論、絵を描かなければならない。ある意味義務のようなものだが、昨年まで描いていた好きなポイントは今年はもう描けない。「整備」の名の下に完全に破壊されつくしたのだ。通勤の通り道にあるが、全て伐採されていた。

 アホと違うか?

 都市計画だかなんだか知らんが桜や蛍が居なくなるようなものは整備ではなかろう。田舎ほどそういう所に鈍感で、とにかくなんでも舗装で埋め尽くしたがるものなのだ。ナンセンスですねぇ。別の桜ポイントを探す必要に迫られたが、あらゆるバランスの取れたポイントってなかなかないもので、かなり困る。描いてもたいしたものは出来ないが、それでも日本人で筆を握っている以上、桜は描かねばなるまい。