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複雑に錯綜する幻想と現実

2025-05-08 18:35:25 | 読書、書物

  晴れ。午前中は割と寒かったが、午後からは気温が上がった。

 鬱陶しい業務をどんどん始末し、少しはスッキリしましたが、次々と新手の問題が発生して疲れます。

 ガブリエル・ガルシア=マルケス著「百年の孤独」を読み終わりました。最初はどうなのかな、と思って読んでいましたが、読み進めるにつれて面白くなっていきました。結局のところ、しっかり者が居なくなり、放蕩三昧の世代が最後の破局を招いてしまったような印象です。最後の最後に解読されてゆく感覚に驚かされました。同じ名前を付けられまくっているのですが、それぞれが誰なのか、きちんと把握出来るよう性格がきちんと分けられています。最後の破局も、不思議と陰惨な印象を受けないのが不思議でした。

 次に何を読もうかと思案中ですので、先日電車に乗る際に持って行った「ビブリア古書堂の事件手帖」を引き続き読みながら決めようと思います。

 連休明けの日常があっという間に過ぎ去ります。週末は雨天が確定しているようなので籠ることになりそうです


いいもの

2025-04-03 18:49:16 | 読書、書物

  雨、時々曇り。一日の大半は雨で、かなり寒かった。

 自宅外構工事放置継続中。車屋さんに依頼した事項も放置継続中。

 トランプ関税が発動され、世界経済はカオスに陥り、急激な変化が生じてしまいました。人を人とも思わぬ方と、同じく人を人とも思わぬ側近がくっついているので今後も混乱しか生じないと思います。結局、アメリカ国民が泣くことになるのではないでしょうか。三期目にも言及するという、アメリカの憲法をも揺るがす異常な事態です。黒いキャップを被った世界一の富豪さんは、夢を生み出すような方とは到底思えません。そんな方々が組んで、いい社会が作れる筈がないと思います。ま、アメリカ国民が選んだ結果なので、アメリカ国民がその代償を払えばいいのです。

 昨日、ジェイン・オースティン著「高慢と偏見」を読み終わり、「高慢と偏見」ロス状態ながら、次の本を開いてみました。かなり話題になった、ガブリエル・ガルシア=マルケス著、「百年の孤独」。とっかかりから意味不明で睡眠薬と化してしまいましたが、一応、頑張って最後まで読んでみる所存でいます。

 明日は曇りか晴れ予報が、今日になってまた雨または曇りに変わりました。土曜日はいよいよバイクを持って来ようと目論んでいますので、晴れてほしいです。年齢と共に、晴れ男パワーも失われつつあるみたいですが、頑張ります


大団円

2025-04-02 19:14:38 | 読書、書物

  雨。かなり寒い一日だった。

 トランプ大統領が、何やら演説するそうです。関税をかけて国内産業を活性化させようとする意図は分からなくもないですが、人件費がド高い上に、やたらと訴訟ばかりの国に産業を持ち込む企業があるでしょうか。そもそも海外でも、国内でも売れるいい製品を作ればいいだけなのに、そういう点をおろそかにしておいて、ただ搾取されてきたなんてのは全く理解に苦しむ発言です。アメリカ製品にだっていいものはたくさんあるのに。広角泡を飛ばして叫ぶより、足元を見てよく考えるべき。あれじゃ猿山のボスだよ。

 ジェイン・オースティン著「高慢と偏見」を読み終わりました。何度読んでも面白い、名作です。これほど起承転結がはっきり明確で、かつお手本のようにまとまっている作品も珍しいと思っています。オースティン作品の全てに言えますが、最後のハッピーエンド、大団円が素晴らしいです。昨今、小説もドラマも映画もすっきりしない、嫌な終わり方をするものが多くなっていますが、あんなのばかり見ているから夢も希望も持てないような社会になっているのでは、とさえ考えています。夢も希望もない中で育った作家さんが、夢も希望もない作品を作って更に助長していくのは残念です。非現実の世界でまで残念な展開になっているのが残念です。

 ともかく、オースティン作品はいい。次に読む本を決めていません。これから選定します


何度読んでもいい本

2025-03-20 18:12:06 | 読書、書物

  晴れ後雨、後曇り。夕方頃からパラパラと小雨が降り始めた。午前中はずっと晴れていた。

 予告通り、今日はずっと家に篭っていました。古書の定期的な確認(眺めてニヤける要素もあり)、リストの整理などなど。ゲージツ的活動と、読書、ちょっとだけドラクエ3という按配です。

 読書はジェイン・オースティン著「高慢と偏見」。これがまた何度読んでも面白い。時を忘れて読み耽ってしまっていました。こういう本って、何冊かあり、実際のところはそういう本だけを保有しておけばいいような気がしています。「いつか読むかも」とか、「また読むかも」の「かも」は決して訪れないので。

 そんな訳で今日はろくにニュースを見ていないので世間から隔絶されていました。

 明日はまたけっこうハードな一日になりそうですので、今日は早めに休みます


来るべき未来

2025-03-17 18:54:26 | 読書、書物

  雪またはみぞれ。雨に近いみぞれが降って来ている。寒い一日だった。

 火力を弱めるのを忘れて釜から吹きこぼれそうになったご飯が、今までで一番美味しかったです。ねっとりとした大きな泡、なるものが何なのかわからなかったので、これまではかなり硬めのお米が炊き上がっていたようでした。失敗から大いに学んだ夜となりました。

 マーガレット・アトウッド著、「マッド・アダム」上下巻を読み終わりました。マッド・アダム三部作の最後です。「オリクスとクレイク」は入手出来ていないので未読ですが、ストーリーの展開上、特に読まなくともいいみたいです。本当にこうなりそう、という印象の近未来小説で、恐ろしい展開から生き延びた人達が描かれています。ラストが悲しい展開でしたが、その後の未来にも繋がる(新刊、という訳では無い)未来が示されました。良かったです。

 次は息抜きがてら、久々に、ジェイン・オースティン著「自負と偏見」を読みます。美しい装丁で発売された刊がありますので、そちらで。

 明日は用足しで半日お休みです。日本の銀行って、なんで土曜日曜手続き出来ないんでしょうね。手続きするためにわざわざ休まなければなりません。困ったものです


暗い未来と明るい未来

2025-02-07 19:36:36 | 読書、書物

  雪後晴れ。寒かった。

 今日は午後から外業に勤しみ、分厚い雪と戦っていました。分厚い卵焼きなら大歓迎ですが、雪はごめんです。

 マーガレット・アトウッド著「洪水の年 上下」を読み終えました。マッド・アダム三部作の中間で、これから読み始める「マッド・アダム 上下」にも登場する(ようです)人物達の生い立ちなどが描かれています。近未来小説ということで興味を持って読み始めましたが、現実味があって実際に起こりそうな雰囲気で恐ろしいです。どこかの大企業が社会を支配している様子、底辺でなんとか生きる人たち、宗教団体……。「水なし洪水」発生後の状況も合間に挟まり、より現実味が増してゆきます。「マッド・アダム 上下」で結末がどうなるのか、楽しみです。ちなみに、「オリクスとクレイク」、三部作の始まりは入手出来ていませんが、特段読まなくても物語の展開には支障ないらしいです。そのうち、普通の値段で買えるようになったら買ってみます。

 明日は抜歯後の経過確認のため、歯医者さんへ行ってきます。今夜はバック・トゥ・ザ・フューチャーが放送されますので、録画しました。まだ未来に希望が持てた時代の明るい映画。この三部作は楽しいです


あの男に振り回されるのか

2025-01-13 20:52:41 | 読書、書物

  晴れ。今日も気持ちよく晴れた。

 購入したスライド本棚が完成し、想像以上の安っぽさと、想像以下の収納量にがっかりしました。本の数が多すぎて、というより、ゴルゴ13が多すぎて、二列の内の一列分が、ほぼゴルゴ13で埋まりました。恐るべし、ゴルゴ13……。ちなみに、私は文庫版を購入しています……。そんな訳で膨大な本の量に疲れて来ていますので、どんどん段ボール箱に突っ込んで出張買取サービスに発送することにしました。明らかにもう読まないと思う本は、容赦無く段ボールへ。今後は注意して本を買うようにし、一冊購入したら一冊手放すという展開にしたいと思います。

 トランプ氏のグリーンランド領有権問題による波紋はやっぱり拡大し、世界中がまたあのビフ(バック・トゥ・ザ・フューチャーの悪役)に振り回されるのかと思えば、辟易させられます。パナマ運河の返還まで要求する始末で、自分の(に加え、取り巻きどもの)利益のためなら手段を選ばないような雰囲気が出ています。彼の方が何か発言するたびにバックから届く、ヒューヒューという歓声が実に不愉快に聞こえます。世界が混乱し、これ以上悪化しませんように。

 明日は早朝から除雪作業を実施しますので、今夜は早く就寝します。重機オペは辛いよ


思ったよりずっと良かった

2024-12-19 18:54:34 | 読書、書物

  雪又は晴れ。晴れ間も覗き、日中は割と気温も上がった。

 いよいよ年の瀬です。職場でインフルエンザ罹患者が出ましたが、今のところ、私は発症していません。五日は様子を見なければならないようなので、今日も入れてあと三日、自分で自分の無事を祈ります。ビッグプロジェクト、自邸もいよいよ完成寸前で、年末年始はひたすら引越し作業に追われそうなので、インフルエンザの発症はご勘弁。ちなみに、自邸は現時点で思惑の九割ほどの完成率です。

 「GACKTの勝ち方」を読み終わりました。ちょっと胡散臭い雰囲気のGACKTさんですが、言ってることはブレないし、けっこう背中押してくれる内容ですし、ストイックです。良かった。

 次はマーガレット・アトウッド著「洪水の年 上」を読んでいます。私は過去に読んで良かったと思う作家さんの作品にはアンテナを張っているのですが、漏れていました。三部作の「オリクスとクレイク」が手に入らず、「洪水の年」から読んでいる次第。飛ばしても問題ないようですが、何だか納得いきません。ま、その内再販された際に購入したいと思います。とっかかりから引き込まれています。

 昨日は血を抜いたのでいけませんでしたが、今夜はウォーキングに行って来ました。腰も大分回復していますので、ゼロトレとストレッチ、軽い筋トレを継続します


読みたかった部分

2024-12-09 18:39:52 | 読書、書物

  雪又は曇り。けっこう暖気した。

 ほぼ一日、除雪作業に従事していました。重機で片付けた後は洗車しておかなければなりません。冬の外業はそんな感じです。

 現代語訳「古事記」を読み終わりました。私が読みたかったのは、ヤマトタケルノミコト辺りまででしたが、そこまではけっこう短いです。その後は天皇の系譜になったりして特に細かく読む必要はないと思います。最初の方の神話系部分は面白かったです。今読めばけっこう強引だったりはちゃめちゃな部分もありますが。

 次は「GACKTの勝ち方」を読んでいます。あのGACKT(ガクト)さんです。ちょっと胡散臭い部分もありますが、言ってることはかなりストイックで面白いので、読んでみたいな、と思った次第。読んでみると、面白いです。特に字が大きくて読み易い(笑)。

 明日は有給休暇消化のため、強引に休暇にしました。どう過ごすかは検討中ですが、気が向けば映画館へ行くかも


かつて三千キロを歩いた象がいた

2024-11-01 18:38:33 | 読書、書物

  晴れ。晴れていても肌寒い。

 今日はなぜか一日中眠かったです。昨日までのハード外業の疲れが出ているみたい。イマイチ気乗りしない中、多少なれど業務を進行させました。帰宅後は即、ウォーキング。スッキリ。

 ジョゼ・サラマーゴ著「象の旅」を読み終えました。史実に基づいて著者が書いた、最晩年の作品。結婚祝いで送られた象が、リスボンからウィーンまで歩いて旅をする中、人間の思惑や欲望に振り回される象と象使いの様子が皮肉とユーモアたっぷりに描かれています。道中の模様は著者の創作ですが、危険な冬山をもくもくと歩いて越え、少女を助ける賢さを見せた象が健気でした。周辺の”お供”達の様子もコミカルに描かれており、最後まで面白く読めました。

 次は現代語訳版「古事記」を読んでいます。以前一度読んだのですが、現代語訳ではなかったのでやたらに読みにくかった印象しかありませんが、今回は普通にサクサクと進めそうです。

 明日はお出かけ明後日はタイヤ交換と出来ればスーパーカブ110ラストランと連休は色々やること多いです。疲労感があるので今夜はストレッチだけして早めに寝ます