「いくさんのお部屋」つぶやきNo.3

日頃の何気ない日常をつぶやいています。

不動岩でのある出来事

2007-04-09 12:08:18 | クライミング
土曜日は家を出て高速を走り出したら、窓に雨が…。取り敢えずは西宮北までは走ろう、というわけで行ってしまった。こんな日に来ていた人が他にもいる。アップにミュージックフェイスを登り、小熊にヌンチャクを掛けて来る。もう一度、と思ったら降り出して来た。何だかここのところ、こんなことが多いと思う。
日曜日は、「道場周辺の清掃活動」の日。最近はしょっちゅう不動に行っているので、参加しない訳にはいかない。
不動岩を進むと千狩浄水場があり、この日桜祭りが行われていて一般に開放されているということなので、そこまで歩いてついでに桜見物もして来た。こんなところで、ぼ~っと過ごすのもいいものだろうなぁ~と思いながらもすぐに引き返し、11時過ぎには集合場所の道場駅に集まった。
清掃終了後、晴れ晴れした気分で不動岩に向かった。疲れていたのか、クライミングはボロボロ。ミート&ポテトもリトルボーイもポトリと落ちてしまう。そんな訳だから、小熊も2回登ったが、各駅停車。情けないなぁ~。しかし、午後からと時間が短かった割には楽しめた。
確か登って行くときにはあった木が、帰り道正面壁から下って行くと木が切られていた。真新しい直径10センチ位の切り口が痛々しい。右を見ると新緑のでかかった2-3メートルの木が投げ出されていた。その木はいつも登るときに右からでも左からでも巻けて私はいつも手すり代わりに掴んでいた。少し狭いが人は十分にどちらからでも通れるし、今までちゃんと皆が通って来たはずだ。
むやみに切られた木を見て、人間の傲慢さを感じた。最近、クライマーの所業がネット上で話題になってるが、何だか悲しい気持ちがした。それも清掃の日に…。清掃に参加したクライマーなのだろうか。人の山に入り、遊ばせてもらっているのだから、出来るだけ勝手なことは慎むべきだと思う。せっかく、皆で協力して清掃活動をしたあとだけに、後味の悪さを残す出来事だった。もしも、この山の持ち主がクライミングをしない私だったら、山に他人が入ることを許さなかったのではないだろうか。改めて色々考えさせられた出来事だった。

昨日の不動正面壁

2007-04-05 08:14:09 | クライミング
昨日はS労山恒例の平日クライミングに参加させてもらって不動正面へ。天気予報が怪しかったのと、体調が少し悪かったので迷ったが行ってしまった。この日は私たちとP会の2名で十数人と、平日とはとてもとても思えない賑わいだった。正面の壁はザイルが簾状態だった。
何度も補修しては履いていた最近愛用の靴アナサジ・レースアップにまた穴があいてしまい、娘から新品で譲り受けたミウラーを履いてみるのだが、新しいので足になじまず、登っていても足が岩に乗ってるのかどうか不安で気になって仕方がなかった。それでまた、穴のあいたレースアップの方を未練がましく履いたりしていたので、とうとう大事な部分に大きな穴があいてしまった。仕方がないので、もう一足の補修してほっておいた別のミウラーを昨日は履いたら、すこぶる履き心地がいいので嬉しくなった。やっぱり自分の足になじんでいたのだった。同じサイズの靴なのに、新品と履き慣れたのではこんなにも違うのかと驚いてしまった。これで安心して、レースアップはまた補修に出せる。しかし、クライミングシューズは凄い消耗品だと思う。普段履きの靴よりもよく減るように思う。それは下手だから、と陰の声が聞こえそう。
話しはそれてしまったが、きのう私はその履き慣れた補修したミウラーで、ミュージックフェイスでアップ後小熊にヌンチャク掛けにいった。2本登って昼食後、さぁ~と気合いを入れて小熊に登り始めたらポツポツと降り出した。少し待とうと、ザイルを解いたら本格的な降りになって来た。慌てて荷物に濡れない対策をして雨がやむのを待ったが、空はますます灰色に被われて行く。土曜日にまた来るから、残置しようかなと考えていたら、S労山のIさんがリトルボーイからナチュブロでザイルをのばして雨の中回収して下さった。小熊とリトルボーイの回収劇はまるでサーカスを見物しているようなもの。他にも正面のほとんどのルートにヌンチャクが掛っていたが、他の皆様のお陰ですべて回収出来て良かった。このように平日に集まるクライマーの層が厚いS労山のような会は、珍しいと思った。
しかし、自分でも何とか回収出来るようにしなくてはいけないと思ったが…。
道場駅に戻ったときには、また青空がのぞいていた。しかし、もう誰も戻って登ろうとは言わなかった。少し早い帰宅となった。

思うこと

2007-04-02 21:41:53 | 雑感
土曜日は不動へ、日曜日は烏帽子へと相変わらずの週末。クライミングは、今年になってからはより熱心だ。その割には成果は出ていない。かえって反比例をしているようにすら思う。どうしてだろう。そろそろ限界かもしれない。しかし、登れないことがまたますますクライミングに向かわせていることも確かなようだ。今度こそはという期待が、毎回裏切られている。こういうのを、スランプというのだろう。いやにならないのが不思議。
今朝、出かけようとして車に乗ろうとしたら真っ白で汚い。昨日は雨で気がつかなかったが、黄砂のようだ。中国から飛んで来た砂に汚れた車はとても不愉快。用事を済ませてから洗車にいく。これで気分もすっきりしたと思ったが、夕方の天気予報でまだ黄砂が飛んで来ているということでがっかりした。洗車代600円の無駄使いになったかな。
公園の桜がだいぶ咲いて来た。いろんな種類があるようで、順番に咲いていて楽しませてくれている。桜の咲く頃に遊びに来ると言っていた旧友に、「桜咲いた」と連絡をしないといけないなぁ~と思いだす。
明日は、対面朗読の日。久しぶりに娘も帰って来るという。なんだか、落ちつかない。それでも、日常の営みは凡々と目まぐるしく過ぎて行く。

不動のお花たち