「いくさんのお部屋」つぶやきNo.3

日頃の何気ない日常をつぶやいています。

昨日の不動正面壁

2007-04-05 08:14:09 | クライミング
昨日はS労山恒例の平日クライミングに参加させてもらって不動正面へ。天気予報が怪しかったのと、体調が少し悪かったので迷ったが行ってしまった。この日は私たちとP会の2名で十数人と、平日とはとてもとても思えない賑わいだった。正面の壁はザイルが簾状態だった。
何度も補修しては履いていた最近愛用の靴アナサジ・レースアップにまた穴があいてしまい、娘から新品で譲り受けたミウラーを履いてみるのだが、新しいので足になじまず、登っていても足が岩に乗ってるのかどうか不安で気になって仕方がなかった。それでまた、穴のあいたレースアップの方を未練がましく履いたりしていたので、とうとう大事な部分に大きな穴があいてしまった。仕方がないので、もう一足の補修してほっておいた別のミウラーを昨日は履いたら、すこぶる履き心地がいいので嬉しくなった。やっぱり自分の足になじんでいたのだった。同じサイズの靴なのに、新品と履き慣れたのではこんなにも違うのかと驚いてしまった。これで安心して、レースアップはまた補修に出せる。しかし、クライミングシューズは凄い消耗品だと思う。普段履きの靴よりもよく減るように思う。それは下手だから、と陰の声が聞こえそう。
話しはそれてしまったが、きのう私はその履き慣れた補修したミウラーで、ミュージックフェイスでアップ後小熊にヌンチャク掛けにいった。2本登って昼食後、さぁ~と気合いを入れて小熊に登り始めたらポツポツと降り出した。少し待とうと、ザイルを解いたら本格的な降りになって来た。慌てて荷物に濡れない対策をして雨がやむのを待ったが、空はますます灰色に被われて行く。土曜日にまた来るから、残置しようかなと考えていたら、S労山のIさんがリトルボーイからナチュブロでザイルをのばして雨の中回収して下さった。小熊とリトルボーイの回収劇はまるでサーカスを見物しているようなもの。他にも正面のほとんどのルートにヌンチャクが掛っていたが、他の皆様のお陰ですべて回収出来て良かった。このように平日に集まるクライマーの層が厚いS労山のような会は、珍しいと思った。
しかし、自分でも何とか回収出来るようにしなくてはいけないと思ったが…。
道場駅に戻ったときには、また青空がのぞいていた。しかし、もう誰も戻って登ろうとは言わなかった。少し早い帰宅となった。