「いくさんのお部屋」つぶやきNo.3

日頃の何気ない日常をつぶやいています。

平日のホシダ

2005-11-17 09:19:05 | クライミング
昨日のホシダは、平日の常連で賑わっていた。それぞれ課題を黙々と挑戦されている。そんな中でも和気藹々とした雰囲気があるので、私は好きだ。この季節は紅葉が楽しみでもある。しかし、まだ早い。ホシダの紅葉は毎年11月の後半が奇麗だ。山一面が紅葉する。
しかし、ハイカーは平日なのに多い。最近は子供の遠足も多い。クライミングをしてるとかわいい声援が飛ぶ。ウォールの横のボルーダーはホールドを覆い尽くすほどの子供がぶら下がって、みんな身動きのとれない状態となってしまう。そんなときは、もっと大きければいいのに、と可哀想になる。
子供がすごいと思うのは、ボルダーで自分の身長以上のところから平気でみんな飛び降りてしまうことである。私なんか自慢ではないが1メートルでもクライムダウンする。飛べないおばさんだ。だからボルダーは嫌いなのだ。
蝉の大群のように狭いボードに群がりしがみついている子供を見ていて、「並んで! 並んで! 順番に右から左へ、カニさんみたいに横に行くんやで~」ついおせっかいおばさんをしてしまった。そんな自分に苦笑!


もう冬支度

2005-11-15 17:51:19 | 生活
ついこの間まで、「暑い! 暑い!」と言っていたような気がするのにめっきり寒くなり、もう年末を意識する季節となってしまった。年賀状は買った。暖房器具も出した。そろそろ掃除もしなくては…。と、毎年同じことを思いながらクライミングも週末になったら出かけている。
昨年は暮れから体調を壊してしまった。私は冬に弱いのか、一年の無理の祟りがこの時期から体調に出てくる。
今年は、悪質な新型インフルエンザが世界規模で蔓延するらしい。今までインフルエンザには掛かったことがないのだが、なにしろ無理と油断は禁物。「馬鹿は風邪をひかない」と今も言うのだろうか? よく、子供の頃にそう言ってからかったり、からかわれた記憶がある。
子供の頃で思い出すのは、風邪をひいたら祖母がショウガ湯や卵酒を作って飲ませてくれた。これ、いやだったなぁ~。あと酒を温めてタオルにしみ込ませた湿布を喉に巻くと喉の痛みや咳にいいというのでこれもよくしてくれた。この酒湿布は小さい頃扁桃腺が弱かった我が家の娘たちによくしたのを思いだした。インフルエンザには、こんな療法は通用しないのだろうが風邪のひき始めにはいいように思う。
インフルエンザの治療薬も副作用が問題になってると最近のニュースで報道していた。薬は何らかの副作用はしかたがないそうだ。
すぐに薬に頼るよりは、こんな民間療法もいいかもしれない。
このごろ祖母の愛情の深さと共に、いろんなことを思い出す。

クライミングシューズ/いろいろ

2005-11-08 18:40:19 | クライミング
いったい、何足のクライミングシューズを履きつぶしてしまったのだろう。最初に買ったのは、何も知らないときに、フィーレのクラシックというのを買った。その頃は、山岳会に入ったばかりでクライミングというのもどういうものかもわかっていなかった。しばらくは、それで京都の金比羅などにいっていた。そのうちに、フリークライミングの靴は全く違うということが分かり、一番安いニンジャを買った。この頃は、靴が登りに左右するという概念は、まったく持ち合わせていない。というよりは当時の私の登りでは、どんな靴でも同じだったとは思うが…。
そして、3足目に買った靴が赤いモカシムだった。この靴を初めて履いたのが、烏帽子岩の「太陽がいっぱい」だった。このときは、初めてクライミングシューズの善し悪しが登りに影響するということが身を以て理解出来た。このモカシムは何度もソールを張り替えてボロボロだがまだ捨てられないでいる。
そしてもう一足お気に入りは、同じファイブテンのアナサジレースアップだ。この靴も何度もソールを張り替えて履いている。最近まで履いていたのも、アナサジ2代目だがとうとう穴があいてしまった。
その間に、いろいろ勧められたり、安売りで衝動買いした靴が小さくて履けず、2足お払い箱になっている。クライミングを始めてから、いったい何足穴をあけてしまったのだろう。張り替えたものも数えたら10足以上になるだろうなぁ~。
先週、サイレントを登ったときには穴のあいたアナサジで登っていた。昔穴があく場所はつま先の親指の内側の側面がいつもあいた。なのに今回の穴は、側面は全く大丈夫なのに裏がすり減って、下の白い布が見えていた。
サイレントに3回目のトライのときに、最初の出だしが左の足で立ちこまなくてはならないのにつるつる滑る。自分でもなぜだか分からないでいる。「おかしいなぁ~、疲れたのかなぁ~、なんでや~」「この靴穴あいてるからかなぁ~」などとを連発。とうとう登れないのを靴のせいにする始末(いつも何かのせいにしないと気が済まないのが習性。たちが悪い)。とうとう、いったんおりて夫の靴(ミウラー)を借りることにした(夫は小さめを好むので、サイズがほとんど同じ)。仕切り直して登ると、まさかと思うが滑らずに行けたではないか。いままであちこちで滑っていたのは何だったんだ。やっぱり靴だったんだ!

昨日さっそく、靴を買いにいった。縁起のいいミウラーにした。今、履きながらこれを書いている。
新しい靴は、長い間履いていると痛くなる。底もつま先も固い。足が少し痺れてきた。アナサジのように愛着が湧くようになるまでは少し時間がかかると思う。
穴のあいた、アナサジはソールをまた張り替えようと思ってる。なかなか、愛着を持った靴は捨てられない。

クライミングに、靴は大事だ。いい教訓になった。


サイレントティアーズ

2005-11-06 11:11:15 | クライミング
駒形岩のサイレントティアーズ(5.11a)がやっと登れた。
嬉しい!!
しかしながら、ほんとうにクライミングは苦労するなぁ~。
何も、クライミングに限ったことではないのだが…。
ただただ、「諦めない」と言うことか…。
そして、登れたからってどうなんや。
答えはいつまでも空回り。
みんな、続けている人はこんなことをグジャグジャいいながらやってる。
嫌になったり、面白くなったり…。
モチベーションが上がったり、下がったり…。
どんなときでも、なぜか足が向いてしまうのはまだ面白いと思える要素が残ってるんだろう。
自分の中のいろんな葛藤が、面白いのもクライミングかもしれない。
なぜなんだろう。
クライミングには、恐怖心や緊張感があるからだろうか?
ちょっと間違えたら、怪我をしたり命に関わるようなリスクを負うことになる。
だから、葛藤も大きいのかもしれない。

その分登れたときには、達成感も喜びもふくれあがる。
また、次の課題を探してしまってる自分に苦笑!!