「いくさんのお部屋」つぶやきNo.3

日頃の何気ない日常をつぶやいています。

あれから半世紀が過ぎてしまったんだ

2017-04-11 15:20:00 | 雑感
高校2年のときのクラス会を、ある時期からずっと毎年やっている。
初回は1984年で、当時のクラスメートの一人がだし汁の新聞広告のための公募に応募して当選したのが第一回目で無料のクラス会だった。その時は広告会社の◯通の関係者の人たちが取材しながらのクラス会となり、写真入りで新聞一面広告となりデカデカと載った。

今年は幹事なので今までのクラス会の記録ノートと、その時の新聞記事もかなりくたびれているが手元にあり改めてその時のことを思い出した。
みんなとても若く溌剌としている。
不思議とそれから途絶えることなく毎年続いて、今年で34回目になる。
もうあの頃の歳の倍の年月が過ぎていたことに驚いてしまう。
案内のハガキを出す人は半分ぐらいになり、多少の入れ替わりがあるがだいたい今でも15~20人ぐらい集まる。私は毎年参加しているわけではないのだが、最近数年は連続して参加してる。
担任の先生も最初から毎年来ていただいていたのだが、息子さんからもう参加が不可能だがお元気だと連絡があり、それからも十年ほど経った。先生は今では90歳半ばだと推測できる。
思えば最初のクラス会の時に、こんなに長く続くとは思いもよらなかっただろう。
みんなそろそろ高齢期に入っていくのでこのクラス会があと何年続くかわからない。
しかしここまで来たのだから、ギネスに乗るほど続けば一つの価値が生まれるかもしれない。
今年は幹事なので、もう少し案内を出す人の範囲を多くしてみようかなと思う。
ご無沙汰の人も来てくれるかもしれない。

昨日、もう一人の幹事であるクラスメートと、打ち合わせのためにJR嵯峨駅のホテルで待ち合わせた。
車で向かったら、嵐山が桜の季節で外国の観光客でいっぱいだった。
渋滞で車も進まず、ナビの指示する路地は人でいっぱいで入れず嵐山をふた回り。
おかげで嵐山の春を車窓から満喫できたのは儲けものかもしれない。
車の中から見る渡月橋と嵐山は美しかった。
おかげで待ち合わせ時間に30分以上遅れてしまった。

この頃の京都は海外からの観光客が増えて、ちょっと最近は興ざめしている。
でも青春時代を過ごした京都に、深い愛情を持っていることを久しぶりの嵐山の春の風景で再確認した。

またクラス会で久しぶりに会う友と昔話や近況に話が咲くひと時は、私に取ってもかけがえのない時間かもしれない。
このクラス会は、一気に乙女のころにタイムスリップする時でもある。
歳を重ねても気持ちはいつまでも乙女なのかもしれない。
それぞれ違った人生を歩んで50年たっているにもかかわらず、50年前に戻ったかのように賑やかでもある。
クラス会の幹事としては、かならず貸切の場所を探さなくてならないのが難関でもあるのだが。


京都嵐山(渋滞のため車が停車中に撮影した嵐山の写真)
この日は桜が満開のために観光客がひしめく嵐山だった。






1984年1月26日の京都新聞の広告



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