「いくさんのお部屋」つぶやきNo.3

日頃の何気ない日常をつぶやいています。

京都一周トレイル/東山コース1

2021-11-24 20:04:00 | ハイキング
京都トレイル/東山コース1(伏見・深草ルート)単独

日時・11月23日(祝日)4時間10分(休憩約1時間)
✴︎この日の1日の行動時間17.97km・4時間47分・消費カロリー891.35Kcal(スマホ歩数計アプリ)

ルート・京阪伏見桃山駅9:10→御香宮神社→乃木神社→伏見桃山(明治天皇)陵→伏見桃山城→伏見北堀公園→大岩展望所→大岩神社(堂本印象の石鳥居)→大岩街道(旧道)→鳴滝大神分岐→青木の滝→弘法の滝(竹乃下道)(昼食)→伏見神寶神社→伏見稲荷大社13:20

今年の春頃から膝の調子が悪くギクシャクしていてしゃがむと違和感があった。しかし3月10日には藤原岳へ孫太尾根から登った。その後も4月にカタクリの小塩山に行った。5月に家で階段を降りる時激痛が走り医者に行って撮ったレントゲンを見て「軟骨が減っている」と医者は言って湿布を処方しただけだった。その後5月に娘と登った伊吹山は3号目までしかいけず、歩くときは痛みはなかったが、花の写真を撮るのにしゃがむこともできなかった。それでも6月11日と7月17日に天生湿原へ2回。その後はコロナ禍の第5波で家に閉じこもった生活になってしまったが、9月の中頃に御在所へ中道から娘家族と登った。御在所ではかなりゆっくりでの登りで、帰りはロープーウェイでおりた。もう9歳と6歳の孫にも負けている。
その間も膝の違和感は続いていてスッキリすることはない。筋力が衰えることも不安なので折に触れて歩くことは意識的に普段から心掛けている。最近では少しは良くなっていて、歩いているときに痛みがないので歩けるのだが、ずっとギクシャク感はある。

つい最近、新聞広告に新刊書として「京都一周トレイル マップ&ガイド」の広告が出ていたので購入してみた。無理のないようにこのルートを順番に歩いていけばそのうちに筋力もついて膝の違和感も取れるのではと思い、また続けていけるように思えた。
思い立ったが吉日というわけで、さっそく最初の東山ルート1(伏見深草ルート)を歩いてきた。この本は、数十年前に京都トレイルが出来始めた頃に買った古い地図とは大違いだ。地図、ガイド、道標にも共通の通し番号があり順番にたどっていけば目的地まで案内してくれる。
実際にこの本のコピーを持って歩いてみたがとてもわかりやすかった。しかし、大岩展望所から大岩神社への道はアスファルトの林道に入ってしまい直ぐに変だなと思っていたが間違えて降りてしまった。林道の出口右にあるはずの「深草こどもの家」が左に見えやっと事情が飲み込めた。大岩神社にある堂本印象の石鳥居が見たかったので降ってから反対方向に石鳥居まで登り返し、見て来たが、この道を間違えたのは残念だった。次に行く機会があれば大岩神社本殿にちゃんと立ち寄りたい。

伏見といえば子どもが小さい頃10年ほど住んでいたところで、かなり馴染み深いところだと今まで思っていた。しかしこのルートを歩いてみて本当に知っているところはごく僅かに過ぎないと思い知らされた。よく買い物に行った伏見桃山駅の大手筋の繁華街から出発して、直ぐに馴染みのあるご御香宮神社を通過して桃山御陵に入ると、鬱蒼とした深い森が広々としていてかなりの大木が歴史を感じさせる。その中を横断して通り過ぎると伏見城に至る。ここは子どもが小さい頃によく行った遊園地(伏見桃山キャッスルランド)がなくなっていて、広々とした庭園に天守が聳え立ち、こんなにも大きかったのかと改めて思った(遊園地のできたのと同時に建てられたが、今は建築上の問題でこの城の中には入れないらしい)。伏見桃山城を出て通過したら住宅街に出て直ぐに北堀公園である。ここは紅葉が美しくてよく整備された公園だった。歩いていても気持ちがいい。公園を抜けると住宅地の舗装路に出て道標の指示どうり行くと竹林に入り斜面にソーターパネルが置かれた間をいき急坂を登ると大岩山展望所で素晴らしい展望が開ける。左手には通ってきた太陽光発電のパネル群と伏見城その向こうには我が町の男山の展望。正面には愛宕山や西山、そして京都の街並みの大パノラマは大文字山の頂上からの眺めに匹敵する。ここにはたくさんの人がベンチでくつろいでこの風景を堪能していた。私は写真を撮って先に進んだが、ここから先に書いたルートが逸れたところだ。舗装された林道に変だなとは思いながらも下まで降りてしまった。本来は人がたくさんいたあたりから大岩神社の本堂へ下る山道があったようだ。
林道を降り切った道路少し行ったところに大岩神社の鳥居があり、潜ると寂れた陰気な感じの参道が続いていた。そこを登り返して、堂本印象の石鳥居まで歩いた。今では手入れもされず苔むした感じのところにすっくと立つ立派な石の鳥居は芸術作品にも見えて不思議な雰囲気があり、ちょっと不気味な感覚がした。写真を撮り元の道へ引き返した。そして次は大岩街道の旧道を通り住宅街を抜けると貸し農園や畑があり、手入れが行き届いた竹藪の中を通り抜けると突き当たる。右は鳴滝大神、白菊の滝と案内が出ていた。左に入り稲荷山の竹乃下道へ竹藪の中を進むが、青木の滝を過ぎても人はほとんどいない。弘法の滝も誰もいないので中の社務所の前のベンチで昼食を食べていたら何組かの観光客らしき人がお参りをして帰っていった。コロナの前には海外の観光客もこの辺りにも来ていたのだろう、英語の案内も所々にある。この道をさらに進むと突然朱色の写真などで見かける千本鳥居の観光客の中に出る。祭日のせいか観光客がいっぱいで着物姿の人も結構見かける。あとは人混みの喧騒をかき分け伏見稲荷大社へ。お参りをして伏見稲荷駅から帰路についた。
時間が早ければこの千本鳥居を右に折れて、トレイルの続きを進もうかなと思っていたのだが、この人混みの中を歩くと思うとどっと疲れが出て気持ちが萎えてしまった。やっぱり、私は人混みは苦手だ。
続きは平日の朝早くにしたいものだ。(東山トレイル2に続く)



京阪伏見桃山駅・大手筋(東山コース 起点)


御香宮神社(ごこうのみやじんじゃ)


桃山御陵参道の信号を右に折れる


乃木神社の鳥居


乃木神社


御陵の参道を横切る石畳に道


伏見桃山城


伏見北堀公園は紅葉が美しい整備された公園(以下公園内)














大岩山への登りの山麓にソーラーパネル


大岩山展望所からの眺め





ソーターパネルの向こうに伏見城、その向こうに石清水八幡宮の男山


大岩街道から大岩神社に入る鳥居


大岩神社の参道


堂本印象の鳥居(岩滝社)






白竜池


よく整備された竹林


倒木のヤマザクラの説明板


保護されているヤマザクラ(春に見てみたい)


青木の滝(竹乃下道)




弘法の滝




稲荷神社の千本鳥居に出る


伏見稲荷神社(東山コース1 終了点)



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