「いくさんのお部屋」つぶやきNo.3

日頃の何気ない日常をつぶやいています。

紫蘇の実で佃煮

2016-10-09 21:53:00 | 生活
毎年畑に勝手に生える紫蘇ですが重宝します。
大葉もあると日々便利ですし、赤紫蘇ジュースも夏場は欠かせません。
この時期には花が咲き、実がなります。
今日は紫蘇の実を面倒ですが佃煮にしました。
冷凍しておいて、山やクライミングに行く時のおにぎりに入れています。

紫蘇の実は、扱いて実だけを採るのですが結構面倒な作業です。
おまけに親指と人差し指は灰汁で黒くなります。
お風呂でゴシゴシ洗うのですが、なかなか落ちません。

話は横道に逸れますが、この年齢になると手を見ると日々の生活が分かります。
若い頃、「白魚のような手」とよく言われていたのですが、今では見る影もありません(笑)。
趣味の山登りやクライミングで酷使した上に、おまけに畑仕事で加速がついて見るも無残な手となりました。
こうなったら、もう白魚の手とは無縁です。

同年齢の女性(友人)の白魚のまま年を重ねた手にマニュキア(最近ではネイルというんですね)で美しく飾られた手を見ると、以前は少し恥じらいを感じたりしていました。
しかし今では、自分の手に恥じらいはあまり感じていません。
クライミング仲間の変形した指にも、その人の今までの頑張りを見ることができます。

もともと美しいものは好きだったんですが、ちょっと世間とはズレていたようです。
作られた美よりは自然の美が好き、例えば花は園芸種より山に咲く高山植物や野の花に惹かれたりというように。

近所のおばあさんですが、農家に嫁いだのに手が汚れるのが嫌で畑仕事はしないで亡くなりました。
それはそれで一つの価値観だとは思うのですが、とても狭い気がします。
手を汚すことによって、もっといろんなことが楽しめたのではないかと私は思うのです。

育児をしていた時に「膝のかすり傷は子どもの勲章」というのを聞いた記憶があります。
私は自分の手を眺めながら、人生の勲章かなと少し誇らしく思うのでした。


話は戻します。
畑の紫蘇です。毎年赤紫蘇とあちこちに生えています。


実を収穫しました。


プチプチとした食感と紫蘇の香りがご飯(うちは玄米)に合い、食欲をそそります


冷凍保存しておきます




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