「いくさんのお部屋」つぶやきNo.3

日頃の何気ない日常をつぶやいています。

ボケの実から酵母液、そしてパン

2016-09-26 20:59:00 | 
3月8日
ボケの花が咲いていました。
この花は、かなり昔花好きの母に鉢植えでプレゼントしたものです。
それから母は庭に植え替えました。
大きくなって随分派手な花だなと思っていました。
母と同居したときにボケの木は一緒に新しい家の庭に移植し、7年が過ぎました。
母は昨年亡くなりましたが、今年も花を咲かせました。



9月6日
実がなっているのを初めて見ました。
調べてみたら、この実は果実酒や蜂蜜漬け、ジャムなどにできて効能もあるそうです。
びっくりしました。



9月9日
実は蜂蜜漬けとボケ酒にしました。
アリが沢山よじ登って実に付いていたので、どんな味かなと思い齧ってみましたが固くて酸っぱいだけで美味しくありませんでした。
風邪予防、咳止めに期待しています。







9月22日
蜂蜜漬けの方がプクプク泡が出ていて発酵しているように見えました。
ボケの実を取り出しました。





パン種を作ることにしました。
りんごジュース200ccにボケの蜂蜜漬け大匙2杯を瓶に入れて振っておきました。
その日のうちに、プクプク発酵してきました。

9月23日
朝、発酵液60グラム、強力粉60gを消毒した瓶に入れかき混ぜ、夜は冷蔵庫で保存。
これを3日3回繰り返しました。
パン種の出来上がりです。
レーズンではよく天然酵母を作っていましたが、比べるとレーズンの方が大きく気泡は活発でした。
それに比べると、気泡が細かいです。



9月26日
待ちきれなくて、パンを焼きました。
粉はフランスパン用です。
ゴマフランスパンにしました。

生地は、ホームベーカリーで捏ねました。
水110g パン種120g 砂糖5g 塩5g  粉(リスドォル)240g 
全て入れて、「天然酵母の生地」に設定。
混ざった頃に、黒ごま12gを投入。

出来上がったら、ベンチタイム。そして2等分して丸め表面を濡らして白ごまをつける。
クープを入れて、2次発酵をする。40度で50分。
オーブンで210度で余熱して20分焼きました。


生地が出来上がり、2等分して丸めました。


白ごまを付けてクープを入れる。


2次発酵終わり。


焼きあがりましたが、少し焼きすぎ、次回は余熱なしにしてみます。


晩御飯は終わっていましたが、冷めるのを待てず熱々をつまみ食い。「夫と美味しい!」でした。


偶然できた発酵液ですが、とても美味しかったです。
ネットで調べましたが、100パーセントジュースなら何でも良いらしいですが、りんごジュースが一番美味しいとありましたので…

ちなみに、このジュースでした。


偶然とはいえ、とても上手くいきました。
このボケ蜂蜜を大切にして、いろんな天然酵母パンを焼いてみたくなりました。
最近はイーストばかりになっていましたが、やっぱり天然酵母は風味があっておいしいと思いました。




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