「いくさんのお部屋」つぶやきNo.3

日頃の何気ない日常をつぶやいています。

初めての公募展

2022-04-04 08:22:00 | 芸術(絵画 音楽他)
初めて油絵を出展した「八幡市展」が昨日終了しました。観に来てくださった友人知人の方や他の方からも感想やアドバイスなどたくさん頂きました。ありがとうございました。

最近、色んな方から絵手紙をいただいたり、友人の絵の教室の案内を頂いたりで刺激を頂き、数年前からまた絵を始めました。水彩画や油絵が少し溜まって部屋に飾つたりして自己満足の世界です。趣味でやっていた登山で出会った風景や花などで、私が感動したものが題材です。始めてみるとその感動を表現するのはとて難しく、毎回不満足な出来栄えですがキャンバスに向かって色を塗り重ねていくのは私にとってはとても楽しくて夢中になれる時間ででした。

今回、「八幡市展」というのが一般公募されているのを市の広報で初めて知り、30号までと言う大きさの規定なので、今まで描いたことのない大きさ(30号は家に飾るには大きいので)にチャレンジしてみたくなり、出品を決意しました。
それからの製作期間は約1ヵ月。油絵は乾くのにも時間がかかるので、手探り状態で始まりました。題材は何度も行っている大好きな尾瀬。6月末の季節の写真が目に止まりました。

それは、コロナ禍の前に友人がどこかに行きたいと言ったので尾瀬の水芭蕉を思いつきました。しかしすぐに梅雨の時期になり、雨の間の晴れを待っていたらこの時期になりました。行ってみるとすでに水芭蕉は終わり、尾瀬は初夏になっていました。特にこの年の水芭蕉は早かったそうで5月中旬で終わったそうです。しかし、水芭蕉は大きな葉だけとなっていましたが、尾瀬は美しく新緑に輝いて素晴らしい色彩に満ちていました。その感動をこの機会に表現したかったのですが、私にとっては大変な作業でした。なかなかイメージ通りの色彩には届かなかったのですがもはやこれまでと、筆を置きました。

初めての公募への出品で不安もありましたが、色んなお言葉を頂きとても嬉しく、また今までの感動をキャンバスに表現したくなりました。そしてまた次への意欲にもなり、来年の絵がどんな表現をしているのかも自分でも楽しみになりました。
それにそろそろ、上手く描こうという自分を捨てて、未熟でも楽しくて夢中になれることがあることが幸せと思う年齢にもなってもいいいのだと。
亡くなられるまて創作されていた日本画家の堀文子さん。足元にも及びませんがありのままの生き方を尊敬しています。




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