「いくさんのお部屋」つぶやきNo.3

日頃の何気ない日常をつぶやいています。

蔦はクライマーか!?

2007-09-05 11:34:16 | 生活
実家の塀代わりに植えていた垣根に蔓が巻き付き、ひどい状態だぅた。その蔓は、電信柱を足がかりに天を目指していた。上へ上へと登りたがるのはクライマーの習性と同じ。どんなに細いものでも、それにあたかもプロテクションを取っているかのように巻き付き、絡み付いている。引きずり下ろそうにも、しがみついていて私の馬鹿力で引っ張っても落ちて来ない。
昨日一日,暑い中で格闘してみた。伸びた蔓はザイルの中身の細い部分が絡まったようになっているので強度を増しているようだ。引っ張っても仕方が無いので、いたる所でぶつぶつ切っていった。それでやっと、手の届くところは取れたが、電柱の上まで伸びたのは取ることが出来なかった。栄養源は断ち切られたので、ほっておくと自然と枯れて落ちて来るだろう。帰る頃にはもう,下の方からしんなりとして来ていた。
そして、あちこちの方角に伸び放題だった垣根の枝は、切り落とし形よく整えてみた。たまに通る近所の人が「綺麗になったね」とか「何も、こんな暑いときにせんでも…」と声を掛けてくれる。
帰りには、親指にはさみの当たるところが摩擦でこすれて傷が出来て,今でも痛い。手は爪まで真っ黒。服から出ている部分は、虫か何かにかぶれたのか湿疹だらけ。悲惨な状態だった。今度は、それなりの重装備でしなくてはと反省。
しかし意外だったのは、こんなにも暑いのに時間を忘れるほど熱中していたことだ。感想は「これもなかなか,面白いやん!」と虎刈りながらも綺麗にまとまった垣根を見て思った。出来るだけやりたくないと、今まで避けていた。しかし電線に絡んだら困ると思い,見るに見かねて仕方なく手を出したが、帰ってからはやり残していることが気になって、もう次にやることが頭をよぎる。それに、栄養源を断たれた電信柱の蔓の様子も気になっている。
一生懸命上へ上へと伸びていたのを思うとかわいそうだなぁ~という気持ちもしないではないが、仕方が無いだろう。
しかし本音は蔓のように、青空目指して気持ちよく登りたいものだ。何だか忙しくて、クライミングが遠のくばかりだ。

電柱に絡んだ蔦



伸び放題



最新の画像もっと見る

コメントを投稿