「いくさんのお部屋」つぶやきNo.3

日頃の何気ない日常をつぶやいています。

2009年のお正月

2009-01-06 12:54:56 | 雑感
恒例の城山クライミングを今年はやめて、ごく普通のお正月を迎えた。
暮れは、買い物や掃除、お節料理作りと大忙しだった。お正月には、少しはのんびりと過ごせるかと思ったが、主婦のお正月はまた忙しい。こんなことだったら、いつもの据え膳の城山がどんなにいいものかと改めて思った。
暮れからせっせと作ったお節料理は、やっと完食した。
久しぶりの黒豆や金時豆、野菜の煮物、きんとん、棒ダラ(毎年母が煮ていたが、今年は干物状態から私が煮た)など、けっこう真面目に作った。 
母の感想は、野菜の煮物はもう少しいろんな味付けにせんと飽きるよ、だった。棒ダラはまずは合格だったようだ。母は昨年まで、どっさりお節を作りみんなにあげていたが、とうとう作らなくなった。
私はここのところ修善寺ユースのお節とお雑煮だったので、勘が鈍ってしまっていた。
2日には恒例の八幡さんへ初詣に行った。本殿の修復はかなり進んでいて綺麗になっていた。 今年は昨年に比べると人出が少なく、寂しい感じがした。私が子どものころには、屋台や見せ物がもっとたくさん出ていて、活気があったような気がする。また、昔は晴れ着を着ている人がたくさん見かけられたのに、このごろは普段着の人がほとんどだというのもなんだか寂しい。お正月らしさがなくなってきているのだろうか。それとも、私の子どもの頃のイメージが膨らんでいるのだろうか。
夕方には娘たちと母が我が家に集まり、一緒に食事をした。甥から送って来た大きな牡蠣が、食卓を賑わせてくれた。今年は家族が一人増え、賑やかになって、これも嬉しい。また、めったに全員揃うことが無かっただけに、いいお正月となった。母が昔のことを嬉しそうに話すのも、貴重なことのように思えた。
3日は、夫が伊勢に行ったことが無いというので伊勢神宮に初詣にいった。関西では伊勢といえば小学校の修学旅行の定番である。そしてお土産といえば、あの製造日改ざんで話題となった赤福だ。私は、修学旅行以来の伊勢だった。
伊勢までは新名神が開通してかなり近くなった。
伊勢神宮は、並外れた人出だった。近づくと車はなかなか進まない。そして参拝するのにも長い行列を1時間も待つことになった。もうここで、すでにうんざりだった。 
私の修学旅行の唯一の記憶は二見浦だった。そこに寄って帰ることにした。
御在所から見える伊勢湾はいつも静かで美しいが、近くで見る伊勢湾は荒々しい。そこには、修学旅行での記憶通りの夫婦岩があった。ここで伊勢の名物「手こね寿司」と「伊勢うどん」の定食を食べる。手こね寿司は漁師が漁の合間に食べたのが始まりだそうで、鰹(溜まり浸け)をすし飯に混ぜた物だった。伊勢うどんは、溜まり醤油とだし汁で味付けをした太いうどんだ。京風のお上品な味になじんでいる私は、うどんは関東風もこの伊勢うどんもおいしいとは思えない。
名物を食して満腹感で満たされて、3時半頃帰路についたのだが、帰りは車が渋滞で動かない。伊勢湾道はにはいった時には流れていてホッとしたのだが、それも束の間で途中からは40キロの渋滞となり、亀山辺りでは全く動かなくなってしまった。家に着いたのは夜中近くになり、疲れ果ててしまった。
こんなことなら、山(クライミング)にいくか家でごろ寝の方がよっぽどマシだったと後悔した。
来年は、やっぱり城山が良いなぁ~と思うのだが、多分ますます無理難題になるだろうなぁ~。
当然ながら昨年の山行日数はかなり少なかったが、今年はどんな年になるかな? 
山から離れるとやっぱり寂しいなぁ~。



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