「いくさんのお部屋」つぶやきNo.3

日頃の何気ない日常をつぶやいています。

玄侑宗久著「流れにまかせて生きる」

2014-02-16 09:40:00 | 読書
カーリル(ネットでの図書館の蔵書検索と貸し出しシステム)で最近は便利に図書館を利用しています。

昨日も、貸し出しの用意ができたというメール連絡で借りた本、玄侑宗久著「流れにまかせて生きる」をいつも通り睡眠薬代わりに読み始めたら寝られなくなってしまい、とうとう一気に読んでしまいました。(お陰でめずらしく寝不足です)
歳のせいなのか,母の介護のせいなのか、最近では死について考えるようになってからは玄侑宗久さんの本は愛読しています。死を考えることは生きることを考えることでもあると感じています。いつも、この人の本にはいかに生きるかというところで共感してしまいます。
若い頃は「個性的、主体的」に生きたいと思い突き進んで来たように思う人生が、今頃になって自然な流れがあり、結局「流れにまかせて生きて」いたということになっていたんだと納得しました。
これからは,抗うことなく自然体でありのまま心穏やかに生きたいと思っています。

その前に読んだ黒川 伊保子著『夫婦脳―夫心と妻心は、なぜこうも相容れないのか (新潮文庫) 』は、男と女の違いは脳にあって、それが相容れずトラブルのもとになるという話には現実的で説得力があり、思わず笑ってしまうことが多々ありました。その男女の脳の違いが理解出来て上手く立ち回ることが出来れば男女間のトラブルも未然に防げるはずです。実は夫に読んでもらいたかったのですが拒否されました(微笑=この本にちりばめられています)。

どちらの本も上手く生きるには役立ちそうですが,現実には難しいものです。


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