「いくさんのお部屋」つぶやきNo.3

日頃の何気ない日常をつぶやいています。

春一番のお花

2007-03-01 21:23:09 | 雑感
いつも美しいお花の写真を届けて下さっていた鈴鹿のSさんから、雪解けに春一番に咲くセツブンソウとフクジュソウの写真を送って頂いた。
今年は高山は別にして、山に雪がないという変な年らしい。大台ケ原も例年のような雪が全くない。雪解け水がないために自然体系が狂ってしまうとテレビでやっていた。スキー場も、廃業したところも出ているようだ。
そういえばSさんの送って下さった写真も、フクジュソウにお似合いの雪が写っていなかったなぁ。おまけに例年より2週間も早いという。車もスタッドレスに換えていたものの、雪道を走ることはなかった。
今日も一日、ポカポカ陽気だった。今日から3月だから、あっという間に桜が咲いてしまうのだろう。クライミングばかりの日々が落ちつかない。お花の季節は短いのだから、と内心焦ってしまう。
昨年穂高に行った友人(楓会という古いお付き合いの仲間)と、藤原岳にセツブンソウとフクジュソウを見に行こうと約束していたのに、昨年の秋に行った武奈ヶ岳からの下山が祟って膝が痛むので行けないという。何ということだ。もうすぐ還暦という年齢には急激な運動はいい結果とならなかったようだ。自分の歳を忘れてしまう程夢中になれるものを持つこととはすばらしいとは思うが、やっぱりある程度は自覚も必要なのだろう。恒例になりかけていた楓会の夏の山の計画も、ちょうどお花が美しい頃の7月の末頃にメンバーの一人に孫が産まれるので行けなくなりそうだ。理由は何であれ、気持ちが消極的になって来るのだろう。
白山に一緒に行った(2001年)視覚障害者のTさんもあれから5年が過ぎた。それから「京都山の子会」という視覚障害者と健常者の山の会に入会して楽しいんでおられたが、膝がだいぶ痛むようで最近はもう行かれなくなってしまった。年齢は80歳を過ぎていらっしゃるので、仕方がないのかもしれないが、まわりはリタイヤする人が多くなって来ている。出来ることよりも、出来なくなって行くことが増えて行くということは、とても寂しいことだと思う。人ごとではない。
フクジュソウとセツブンソウ


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