「いくさんのお部屋」つぶやきNo.3

日頃の何気ない日常をつぶやいています。

3ヶ月ぶりの蝙蝠谷

2007-10-08 12:40:51 | クライミング
いつものことだが、夏の間はクライミングへの意欲が喪失し、未だに積極的な気持ちにはなれず、蝙蝠谷の厳しさを思うと気後れのしっぱなしだった。我が家からは遠いということもあり、それも気後れの一因にもなっていた。
しかしとうとう重い腰を上げ、蝙蝠谷に行って来た。記録を見ると7月2日以来で、3ヶ月ぶりだった。6日は出発時からぐずぐずしていたのもあるが、連休のためか渋滞もしていて岩場に着いたのは12時半頃だった。連休とは思えぬ程蝙蝠谷は静かで、2日とも私たちも含めて4パーティー8名だった。
もういいでしょうでアップ後、気持ちが乗って来ないTがパインルーフ11aに取り付いたので、トップロープで2回程登ってこの日は終わった。このルートは初めてだが、11aにしては難しいしパワーもいる。
気後れの後遺症のせいか、この日は復活には触らずに終わってしまった。やる気のなさが表れている。しかし、物足りなさは拭えず、次の日もまた来たくなっていた。
最初は日帰りのつもりだったが、来るときの渋滞を思うと帰って再び来る気力がないので、道の駅を探して車で寝ようということになった。駐車場に向かう途中で、ちょうど散歩をしていた女性に出会い道の駅を尋ねると三木と淡河にあるという。
近そうなので淡河道の駅に向かった。20分程で着いた。ここは、何故か臭う。道の駅にあった案内板に地図があって、近くに牛舎があるというのがわかり納得した。ここは田舎で田んぼが広がり、彼岸花がまだ咲いていて、のどかな風景だった。道の駅には、十割蕎麦という看板があったが、5時半過ぎだというのにもう閉店していた。
しかたなく、近くのコンビニで弁当とビールを買い込み、ベンチで夕食をとっていたら猫が近寄って来た。この道の駅をネグラにしているホームレス猫のようだ。それにしては、お上品で可愛いい猫だった。
次の日、衝原の駐車場が開く時間の9時にはまだ大分あったので、近くの「淡河八幡神社」に行ってみた。ちょうどこの日は秋祭りだったようで、準備のために大勢の人が忙しく立ち働いていた。
それから衝原に向かったがまだ時間あったので、三木の方面に車を走らせた。途中でダムの展望広場があった。朝早くから、車やオートバイがたくさん停まってる。とくにオートバイが目立った。新しい型のオートバイが多い中で、ハーレーの中古車と、アメリカから逆輸入のホンダ車が凄い。ホンダはキンキラキンに装飾され、一段と目立っていた。
岩場に向かうと、こんなに早いのに一人すでに来ていた。少し蒸し暑い気がするが、快適だ。もういいでしょうでアップ後、昨日の続きのパインルーフに取り付くが、カチを持つ指先が痛い。ハング下で下りて来て、なさけない気持ちになる。あとから来た男性二人が、復活に取り付いていた。
そこで登らなくては来た甲斐がないではないかと気持ちを奮い立たせて、次に登ることをした。心臓がパクパク鳴る。こんなことは、久しくなかったことだ。3ヶ月のブランクはかなり気持ちも後退させていた。
しかし、登り出すと手順は意外とよみがえって来た。4ピン目を取りに行くときに大落ちしてしまい、それで踏ん切りが着いたようだ。後は手順を復習しながら、テンションを掛けながらも終了点まで行けた。真ん中位で下りて来るのではと思っていただけに、予想外にうまく行ったように思う。かなり、怖じ気づいていたので、ホッとした。これでまた、頑張ろうという気持ちが「復活」したようだ。
近頃、RPという成果はなかなか望めなくなって来たが、こうしてまたモチベーションがでて来たのは嬉しいことだ。
蝙蝠谷に行って良かった。
連休3日目の今日は朝から雨模様。起きたときには、かなりの疲労感が残っていた。体がギーコギーコ悲鳴を上げている。こんなことは久しぶりのことだ。


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1 コメント

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Unknown (マスアキ)
2007-11-04 21:23:45
はじめまして、増田言います。
蝙蝠谷の使用許可書の件で、御聞きしたくメールさせて頂いております。
来年の春先に、仲間内で行こうという話しに成りまして、使用許可書の取り方を教えて頂きませんか。
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