「いくさんのお部屋」つぶやきNo.3

日頃の何気ない日常をつぶやいています。

初めての天然酵母からパン作り1

2014-01-20 21:34:00 | 生活
子どもが小さい頃、よくパンを焼いていた。その時はオーブンに羽根つきのパン生地を捏ねる鍋がついていて二次発酵までやってくれる。その生地を形成して食パンにしたり、菓子パンにしたりしていた。このオーブンは気に入っていて、壊れても次も同じモデルにして二代使った。
子どもが巣立って行くと、二人分だけのパンを焼くのは面倒になり辞めてしまった。しかし、潜在的に焼きたてパンの美味しさが記憶にインプットされていたのか、米からパンが焼けるゴパンが発売された時に、無性に欲しくなった。
しかし、人気のあまり品薄で順番待ちでないと買えないのとあまりに高価なので諦めていた。そして、気持ちも萎えていた。しかし、何年が前にパナソニックから発売されたゴパンはかなり安くなっていて、つい衝動買いをしてしまった。
それから、米で作った食パンをしばらく作っていたが、家族には不評だ。小麦で食パンを作るようになった。今ではパンは全く買わなくなって、ゴパンで作ったブドウパンを毎朝食べている。母がぶどうパンは嫌いなので、普通の食パンも時々焼く。
材料の分量さえ間違わなければ失敗もなく、今では炊飯器でご飯を炊くような感覚になってしまっている。もう二年程になるが、不思議と同じパンばかり食べているのに飽きない。どうしてだろう。ご飯を飽きないのと同じなのだろうか。
最近、天然酵母でのパンはもっと美味しいということを聞いた。ネットで調べたらレーズンからも出来ると言う。有機レーズンがあるので、試してみることにした。レーズンを水につけて今日は5日目。以外と上手く発酵しているようだ。早速天然酵母のパン作りの本を購入して、今日パン種を作ってみた。順調に成長しているようで、すぐに倍ぐらいに膨らんだ。
何かにつけて感動が少なくなってきたお年頃。始めての体験に、こんなにもワクワクするとは思いもよらなかった。誰かに言いたいのだが、我が家にはこんな事に感動する同居人はいない。
私はこのパン種がこれからどうなるのかが気になって仕方が無い。ちゃんとパンに成長するのだろうか。どんな味がするのだろうか。大事に見守ってあげたくなった。

1月15日 レーズンと水との出会い

1月18日 泡が出始める

1月19日 酵母液が出来ているようだ (あわてて本を注文)

1月20日 ネットで注文した本が届く

1月20日朝 強力粉と発酵液との出会い

       ビンに入れる

       数時間後にこんなに膨れる


今は冷蔵庫で眠っている。明日はどれほど成長しているのだろう。楽しみだ。