「いくさんのお部屋」つぶやきNo.3

日頃の何気ない日常をつぶやいています。

ポンポン山

2014-01-13 20:44:00 | ハイキング
今日はクライミングに行くつもりだったが、あまりに寒いのと腰痛があるので中止した。デイサービスが休みで母がいたが、夫が留守番をしてくれるというので、思い立ってポンポン山に登って来た。久しぶりの山歩きだった。
ポンポン山は善峯寺の方からは何度か登ったが、神峯山寺(かぶさんじ)から登ったのは始めてだった。
神峯山寺の駐車場に車を止めて、歩き出したのはもう昼前だった。神峯山寺の前まで行くと、祈祷の太鼓の音がやかましく鳴り響いていた。鳥居があるし、清め水があったり、山伏の格好をした人が出入りしているし、いったいこの寺の宗派は何なんだろうと思いながら、コンクリートで固められた東海自然歩道を登り始めた。次の本山寺まで、このコンクリートの急坂が一時間ばかり続き、正直うんざりしてしまった。ここまでで、時間的にはコース全体の半分だが標高はほとんど稼いでしまうのだから、このコンクリート道がいかに急坂かがわかる。
本山寺には、駐車場があってここまで車で登ると楽だ。神峯山寺から歩き出してしばらくして、本山寺駐車場まで車で行かなかったことを後悔し取りに引き返そうかとも思ったのだが、しばらく歩いていなかったのでトレーニングになるかと思い直してそのまま登ったが、コンクリートの歩きは山歩きの魅力を台無しにしてしまう。
また本山寺の駐車場から本山寺までもコンクリートで、もっと急坂である。おかしいのは、ところどころに「東海自然歩道はコンクリートです」という看板が数カ所立っていた。間違えて脇道の山道に入らないようにと言う注意書きのつもりなのだろうが、何だか変だ。
本山寺を過ぎてやっと山道に入った。ここからは稜線歩きで快適だ。しかし、冬の山は色彩が無く、何だか淋しい。しばらく行ったら、子ども三人を連れた若いお父さんにであった。そのうちの三歳の女の子は抱きながら登っているし、五歳の男の子と七歳の女の子はいろいろ文句を言っている。パパも子どもも大変そうだ。昔のお父さんだったら、一喝して黙らせようとするだろうが、今のパパはほんとうに優しい。
下山でも先に降りたこの親子と出会った。状況に変わりがなかったので、一番上の七歳の女の子に話しかけたところ気遅れすることも無くいろんなことを話してくれる。やっぱり子どもは素直で可愛いと思う。結局、本山寺の駐車場まで一緒に下りてそこで別れ、神峯山寺へお参りをして帰路についた。
往復4時間程の行程だったが、久しぶりの山歩きは、肩こりと腰痛で苦しんでいたが、心も体もリフレッシュ出来たようだ。



神峯山寺(かぶさんじ)


コンクリートで固められた東海自然歩道


本山寺山門(この掛かっているしめ縄が気になった)


ポンポン山への入り口だが鳥居?


ところどころ、雪が凍っていた


大木が魅力的










ポンポン山頂上(けっこう人はいたのだが風の当たらないところに避難している)


ポンポン山頂上から見た京都方面