「いくさんのお部屋」つぶやきNo.3

日頃の何気ない日常をつぶやいています。

京都の町にて

2007-05-25 04:06:44 | 雑感
京都の友人に無料チケットがあるからと誘われて、京都文化博物館で「絵画と衣装美の名品展」を見てD大学の学食でランチを食べ、D大の寒梅館ハーディホールで「ベルナのしっぽ」という映画と視覚障害者の噺家音福亭MAKAさんの漫談を聞いて、帰りに「茶房いせはん」で「いせはん特製あんみつ」を食べるという一日フルコースを堪能して来た。
こういう過ごし方は何だか長い間していなかった気がする。今回は彼女のご招待なので、たまにはいいものだとも思う。そう、たまにだから良いのかも知れない。
その友人と逢うというのが趣旨であって、映画を見るというのや博物館に行くというのが目的はない。男性の「たまには一杯やるか~」というお誘いと同じようなもの。まぁ~、デートの内容は何でも良いようなものだ。しかし、誘われないと自分から行かなかったのも事実でもあるので、日頃の生活に花を添える意味では良かったと思う。
帰り道の賀茂大橋からの風景を友人は美しいと言う。「ちょっと前はもっと綺麗やったんよ!」「そうやね~、若葉の頃は綺麗やったやろうね」と私。「ううん、菜の花が一面に咲いててん」と彼女。「大自然の美しさは、どんな作られた美より綺麗やで~」と言いそうになったが言葉を飲み込んだ。感動するものを持てるのが幸せなのかと思った。そして幸せの価値は、人それぞれだなぁ~、とも。