一公の将棋雑記

将棋に関する雑記です。

きょうは社団戦第1日目!!

2023-06-25 01:31:34 | 社団戦
日付変わってきょう6月25日は、2023年社団戦第1日目である。
私は縁あって、今年も将棋ペンクラブから出場させていただく。これを快く思わない人もいるだろうが、現状ではこれが自然な形であろう。
昨年の我がチームは、7部で7勝8敗、20チーム中11位だった。8敗のうち7つが「3勝4敗」。 わずかに力が足りなかったが、どのチームともいい勝負をしていた、ともいえる。つまり、個々の実力がもう少しあれば、もっと勝ち星が増やせたはずだ。そしてこの1年で、それは達成されていそうな気がする。
今年の7部は2チームに増え、将棋ペンクラブは赤組。16チームの総当たり戦となった。クジ運なしの実力勝負だ。
私も出場できる対局は精一杯頑張る。最終日まで昇級の望みを持っていたいものだ。
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中井女流六段と鎌田女流2級に似ている女性2人

2023-06-24 01:43:09 | 似ている
日付変わってきょう6月24日は、中井広恵女流六段と鎌田美礼女流2級のお誕生日。おめでとうございます。
まず中井女流六段だが、女優の黒川智花に似ていると思う。
黒川智花は1989年8月1日、東京都生まれの33歳。2001年、少女漫画誌の読者モデルに選ばれ、芸能活動開始。以後、テレビ、映画、CMと幅広く活躍する。
個人的には、推理ドラマで、脇役での出演、というイメージがある。なんとなく宝塚OGのような気もしたが、まったく関係ない。いずれにしても33歳はまだ若く、これからの活躍が期待される。
昨年同日に「中井女流六段は女優の内田慈に似ている」と書いたが、中井女流六段が絶不調のときの顔が内田慈、絶好調のときの顔が黒川智花、と覚えていただければよい。

鎌田女流2級は、往年のセクシーアイドル・河合美果に似ていると思う。
河合美果は1971年8月8日、山梨県生まれの51歳。1990年デビュー。男性誌を中心に露出し、写真集やビデオも多く出した。河合美果は肌が白く、豊かな胸に定評があった。1990年代前半のセクシーアイドル界を牽引したひとりといってよい。
今回の記事を書くにあたり、ネットを再点検したが、そのうちの1冊の写真集の表紙に見覚えがあった。どうもこれ、私は購入した気がする。私が20代のときである。
処分するはずはないから拙宅にあるはずだが、2017年11月の大掃除のときは、見た記憶がなかった。どこかの地層にうずもれているのであろうか。機会があったら発掘したい。
鎌田女流2級と河合美果は、ズバリ顔が似ていると思う。

さて、新旧のアイドルが同月同日生まれとは興味深い。
中井女流六段は白玲戦・女流順位戦で堂々のA級を張っている。ライバルの清水市代女流七段が停滞しているいま、中井女流六段の底知れぬ実力にあらためて唸らされる。
23日は女流王座戦の本戦にも進出したし、また何かの棋戦で挑戦者になるのではなかろうか。
私は本気でそう思っている。
鎌田女流2級はデビューして1年余りになるが、成績は勝ったり負けたり。
鎌田女流2級はいまがいちばん大切なときで、とにかく勉強する一手である。高校受験も控えているから難しいと思うが、鎌田女流2級は利発そうだから、両立できるだろう。
陰ながら応援している。
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「将棋ペン倶楽部 通信61号 2023年夏号」

2023-06-23 01:17:59 | 将棋ペンクラブ
21日夜、「将棋ペン倶楽部」の最新号がまだ拙宅に届いてないことに気づいた。今回は通信号で、14日(土)か21日(土)には発送を終えているはずである。
念のため将棋ペンクラブの年間予定を繰ると、21日の発送だった。やはり。
私が焦っているのは、同じ状況で春号が届かなかったからである。そのとき私は事務局にメールを出し、すぐに会報を再送してもらったのだが、まことに味が悪かった。
だが、来てないものはしょうがない。今回は事務局に「私の名前が名簿から落ちているんじゃないのか」とメールを出した。相手の態度によっちゃ、退会も考えていた。
その後、深夜ではあったが、表の郵便受けを確かめてみた。すると、通信号が入っていて、ズッコケた。これはいつから入っていたのだろう? いずれにしても、ちゃんと届いていたのである。
私は家に入り、すぐに訂正のメールを出した。これを手順前後という。先に郵便受けを確認すればよかったのだ。私の人生には、この手の悪手が実に多い。まったく、穴があったら入りたかった。

そんなわけで、「将棋ペン倶楽部 通信61号 2023年夏号」を紹介しよう。
今号はちょっと薄く、32ページしかなかった。48ページはほしいところだが、書き手がいない。
美馬和夫氏の「将棋狂の詩」は番外編で、「マリオ逝く」。マリオとは、先日亡くなった武者野勝巳七段のことである。美馬氏が武者野七段に初めて会ったのは43年前のことらしい。それなら数えきれないほどの思い出があるわけで、本稿も、私たちの知らないエピソードが次から次へと出てくる。
魂のこもった4ページだった。
続くページも、森充弘氏による武者野七段の追悼文。こちらは1ページあまりながら、「近代将棋」での活躍を主題に、しんみりと読ませた。
ほかはK氏が、「中田宏樹九段渾身の一局」と題し、中田九段が谷川浩司王位に挑戦したときの模様を取り上げている。これも、よい追悼文である。
ほかは、N氏の「第12回シモキタ名人戦」レポートも出色。私は行きたくても行けなかったが、シモキタ名人戦があまりにも楽しそうで、「行きたくても行けない、こんな生活からオサラバしないとダメだ」と再認識させられた。
最終ページは、湯川博士氏による7「編集日誌」。2/3ページながら、これが相変わらず面白い。この、「もうちょっと読みたい」感がいいのだろう。

さて、次回は私の原稿が載る予定である。私の持てる力をすべて出して、書くつもりである。場合よっては、ブログの更新も何日か休むかもしれない。乞うご期待。
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PC購入の顛末

2023-06-22 21:56:05 | プライベート
新規のPCを買った顛末を記しておこう。
私は3日(土)にヨドバシAkibaへ行った。1階のPC売り場に行き、Dynabookを所望する。これまでノートPCはSONYのVAIOを愛用していたが、2代目と3代目はどちらかというと不良品で、さすがに4代目はDELLに変えた。しかしこれが大失敗だったわけだ。
このとき、直前まで買うつもりでいたのがDynabookだった。だから今回、Dynabookの選択に迷いはなかった。
そのときのDynabookはDVD機能付きだったが、今回はメーカーオリジナル仕様で、DVD機能はなし。ま、そのぶん値段が安くなるから仕方ない。
店員もさらに安くしてくれて、これで会計かと思いきや、「さらに安くできます」という。すると別の男性店員が来て、「まず、3万円お安くします」という。さらにいろいろ条件を付けちゃ、金額を安くしていく。
私はその途中ですごく嫌な予感がしたのだが、要するにPCと携帯電話料金の請求先を一本化するということだった。そして新たに連れていかれた先が、ソフトバンクのカウンターだった。
私はソフトバンクが嫌いである。というか、孫正義が嫌いなのだ(私が九州旅行記で、「ホークスは好きだがソフトバンクは嫌いだ」とたびたび書いているのは、そういう意味である)。その嚆矢は30年以上前に遡るからここでを煩雑を避けるが今回、ソフトバンクが社名を告げずにコトを運んだのは新興宗教の勧誘のようで、私は感心しなかった。
だがここまで来たら、もう断れない雰囲気である。私ははなはだ不快だったが、契約することにした。よって、いままでお世話になっていた、PCのぷらら、スマホのUQとはお別れとなる。
そしてここからが大変だった。家に帰って、ぷららに電話をする。基本的に契約は解除するが、PC用のメールアドレスは残しておきたかった。だがその費用が月440円になるというので、熟考のすえ、断った。
現在使用中のメアドは一部女流棋士も知っているが、ここ10年以上、メールが来たことがない。よって、もうこのメアドは手放してもいいと思った。いまはgmailで無料のメアドが作成できるから、それにすればよい。
次に、ソフトバンクに言われた「事業者変更番号」というのは聞けた。ところが、ぷららのいうユーザIDが分からなくて参った。これをぷららに教えないと、我が家の証明にならないらしい。
私はいったん電話を切り、ぷららからもらった資料を探したが、これが本当に不思議なのだが、それが記してある用紙だけ見当たらなかった。何かあったときのためと、それだけは絶対に捨てないでおいたのに、肝心なときに、ない。本当に本当に、呆れるくらい不思議である。
仕方ないから330円を払って、そのユーザIDやパスワードが記してある用紙を送ってもらった。
また、今回の事業者変更に伴う違約金もソフトバンクが負担することになっていたが、それは発生しなかった。20年近くぷららと契約していたから、それは当然かもしれない。
私はgmailから新しいメアドを作る。時節柄、将棋ペンクラブの幹事氏に業務連絡を取ったが、うまく送受信できた。
だが、まだ面倒なことがある。Microsoftのワードを使いたいのだが、最近のワープロは、ネット登録しないと使えないのだ。そしてそれはgmailでは受け付けてくれなかった。
そこで、outlook.comの無料アドレスを作り、これでようやくワードを使うことができた。
ぷららに改めて電話をし、ユーザIDを述べて、解約の意を告げる。こっちの身勝手で、ぷららには誠に申し訳ないことになった。
そして、ソフトバンク仕様のルーター?が17日(土)に届いた。ただ、なんとなく開けるのが怖くて、開けたのが20日(火)である。これは、20日の12時に「SoftBank光」の開通工事が完了ということだったので、タイミングとしては悪くない。
しかし何をどうしていいか分からない。現在あるルーターをソフトバンクのそれと交換すればいいと踏んでいたが、手引き書を読むと、そうでもない。
とりあえずぷららに電話をすると、ルーターの返却は不要、SoftBankが開通した時点で、ぷららは自動的に退会、ということだった。ぷららには2004年からお世話になった。本当に長い付き合いだった。
私は電話先のぷららに再度陳謝し、電話を切った。
あとは私がルーターを取り付ければいいのだが、そうしなくてもPCのインターネットは使えている。これで交換の必要があるのかと思う。
ソフトバンクも、新規契約したから規約上ルーターを送付したが、いままでのルーターで不備がなければ、それを使い続けてもいいのではないか?
だけどそんなわけにもいかないので、現在あるルーターはそのままに、ソフトバンクのルーターを新たに取り付けた。ネットその他、もろもろがいままで通り快適にできた。案ずるより産むが易しだった。
そしてきょうの10時、ソフトバンクから「ご利用手続き完了」のSMSがきた。
いろいろあったが、これでPCの憂いはなくなった。ふつうにキーボードが打てて、文字が出る。この当たり前のことができるだけで、私は満足なのである。
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村田六段、大金星を逸す

2023-06-21 00:25:15 | 男性棋戦
第71期王座戦挑戦者決定トーナメント2回戦、藤井聡太竜王・名人VS村田顕弘六段、羽生善治九段VS斎藤明日斗五段の2局が20日に行われた。
この中で注目度が高いのはもちろん、藤井竜王・名人(の将棋)である。村田六段もここまで大健闘したが、本局は相手が悪すぎる。
ただ、ネットに掲載された特集では、本局は村田六段の気合の入り方が半端でなく、すぐに決着はつかないと思った。
藤井-村田戦は村田六段の先手で、相掛かりになった。村田六段は角道を開けず、右銀を3七に上げる。これを5七に上げるのが「村田システム」で、今回は裏バージョンだ。
この将棋、すぐに藤井竜王・名人が有利になると思いきや、意外に村田六段が踏ん張っていた。しかも夕方にABEMAを見ると、AIの形勢バーは59:41で、村田六段がリードしていた。ここまで指せれば、村田六段の健闘を称えてよい。
それどころが目を離したスキに、さらに両者の差が開き、村田六段がいよいよ有望になった。局面もそうだが、村田六段が残り時間を1時間以上も離している。これは小さくないアドバンテージであろう。
ただ、藤井竜王・名人も迫っている。香で角を取らず、桂を打って戦力を増強した。
これにAIは、素朴に角を逃げる手を推奨していた。ほかに7筋に香を立てる手、金で王手する手もあったが、どちらもまあ悪くない。つまりどの手を指しても、村田六段が十分なのだ。
ところが村田六段がいつまで経っても指さない。藤井竜王・名人の残り時間は10分。私だったら無難な手をさっさと指して、少しでも藤井竜王・名人の持ち時間を削るところだ。
羽生-斎藤戦は、羽生九段が勝ったようだ。これ、藤井-村田戦の結果次第では、羽生九段が挑戦権獲得にグッと近づく。
村田六段の熟考は続いている。まあ大事なところだからな。心ゆくまで考えるがよい。
ところが、村田六段はまだまだ考える。さすがに私も、これは考えすぎじゃないかと思い始めた。ここで勝ちを読み切ろうとしているのか分からぬが、この将棋、まだ先は長い。数手進めば考えもしなかった手が出てくるはずで、そのときに時間は要るはずだ。私は不安になった。
タイム1時間以上、村田六段はAI推奨の手を指した。だがその手なら、もっと早く指せたのではないか? 結果、残り時間は17分に減り、双方早指し戦である。となれば、藤井竜王・名人のほうが有利だ。私にはイヤな予感しかなかった。
その後村田六段は、もたつきながらもゴールに近づく。しかし村田陣にも後手の駒が迫っており、気を緩めばすぐに詰まされてしまいそうだ。
と、藤井竜王・名人が6三の銀をまっすぐに立った。これはAIの読みになかったが、妖しい手である。形勢バーは98:2で村田六段勝勢になった。しかしこの期に及んでも、私は村田六段に不安しか感じなかった。どこかで間違えそうな確信があった。
村田六段は敵玉に目を向ければよかったのに、自陣の銀を上がって受けた。ああ実戦だとそうなるんだろう。ちなみに藤井竜王・名人だったら、攻めの手を指していただろう。
藤井竜王・名人は5筋に金を入る。さすがにAIと同じ読みである。対して村田六段は、慌て気味に銀で取った。これが悪手で、形勢バーは17:83と、ついに逆転してしまった。
こうなるから、持ち時間は残しておきたかったのだ!
藤井竜王・名人はその銀を取り返さず、さっきまっすぐ立った銀で、香を取る。村田六段は、上空にある目障りな歩を払う。
しかしそれだと△同桂成で、藤井竜王・名人の勝ちである。やっぱりそうなっちゃうか……と嘆息していたら、藤井竜王・名人は、相手の金を取りつつ竜を切った。これで先手玉が詰んでいるのか!?
ふつうに桂を取っても一手一手だったのに藤井竜王・名人がそう指したということは、後手が勝ちということだ。AIを見ると、この手以下23手で先手玉は詰むらしかった。私はあんぐりである。
例によってすべての駒が詰みに働き、美しすぎる投了図に収斂していく。村田六段はその中途で深々とお辞儀をした。投了の表示である。
……そうだろう、そうなんだろう。
どれだけ村田六段が優勢になっても、最後は藤井竜王・名人が勝つんだろうな、と思った。そしてそれが現実になり、私はあらためて、藤井竜王・名人の勝負術に畏怖を覚えた。
村田六段も頑張ったが、藤井竜王・名人に勝ち切る力はなかったということだ。優勢といってもギリギリの勝負だったから、最後まで正着を続けることは難しかった。
せめて角取りに桂を打たれたとき、少考で角を逃げてもらいたかったが、藤井竜王・名人の見えないプレッシャーに、容易に指せなかったのだろう。
私は藤井竜王・名人の八冠王を、簡単に見たくない派である。しかし現実には、王座挑戦まであと2勝。次の羽生九段戦が楽しみである。
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