読売新聞11月24日掲載の竜王戦七番勝負第2局、元女流棋士の藤田麻衣子さんによる観戦記に、渡辺明竜王に惨敗した丸山忠久九段が、局後の打ち上げを拒否して、早々に帰京の意思表示をしたことが書かれてあった。これは第1局に続いてのことで、はなはだ「異例」である。
そこで竜王戦ブログを見ると、現地解説では、渡辺竜王がひとりで解説を行っていた。これも第1局と同様である。
棋士は対局がすべてではあるが、タイトル戦は別物だと思う。局後、大盤解説に出られる時間帯ならたとえ負けたとしても積極的に出るべきだし、局後の打ち上げだって、関係者の慰労会という意味も鑑みれば、出席して当たり前だろう。ここまでが対局料に加味されていると考える。
丸山九段はちょっと独特の棋士で、将棋関係者に将棋以外のことを聞かれても、答えを拒否するらしい。
たまにNHK杯の解説に出るが、モニョモニョしてて、何を言っているか分からない。そもそも、手の変化自体を述べない。角換わりの将棋になったときなど、手の内を明かしたくないから指し手の変化を言わないのでは、と勘繰ってしまう。
また昨年の竜王戦七番勝負第2局では、2日目の夕方にカツサンドを食べながら対局をした。対局中に食事をしてもいけなくはないのだろうが、はなはだマナーが悪い。これが名人経験者のすることかと思う。奨励会では、何を教えられたのだろう。将棋のことだけか。
私のように将棋を趣味にしているものは、将棋が強いことがすべてで、それ以外の人間的な部分も自分より勝っているに違いない、と平伏してしまう。ところが丸山九段の言動を見ていると、どうも私より優れているのは将棋の棋力だけなのではないか、と邪推してしまうのだ。
何だかんだいっても、棋士がいなれば棋戦は成り立たないから、将棋関係者は棋士に優しい。今年のマイナビ女子オープン一斉予選対局で、植村真理女流三段が不戦敗したときも、植村女流三段の「対局日を間違えた」という言い分(そんなバカなことがあるか!!!!!)をそのまま飲んで、ペナルティを課さなかった。
今回の七番勝負はまだ進行中だし、読売側も丸山九段には何も言わないだろうが、第1局、第2局の観戦記で「打ち上げ拒否」の記述をそのまま掲載に踏み切ったあたりに、読売側の意思が読み取れなくもない。まあ丸山九段はそんなことはおかまいなく、将棋が勝てればいいのだろう。しかしこんな棋士を、私は応援しようとは思わない。
プロ棋士はあまねく、将棋バカの中の将棋バカである。だが丸山九段は、ただの○○かもしれない。
そこで竜王戦ブログを見ると、現地解説では、渡辺竜王がひとりで解説を行っていた。これも第1局と同様である。
棋士は対局がすべてではあるが、タイトル戦は別物だと思う。局後、大盤解説に出られる時間帯ならたとえ負けたとしても積極的に出るべきだし、局後の打ち上げだって、関係者の慰労会という意味も鑑みれば、出席して当たり前だろう。ここまでが対局料に加味されていると考える。
丸山九段はちょっと独特の棋士で、将棋関係者に将棋以外のことを聞かれても、答えを拒否するらしい。
たまにNHK杯の解説に出るが、モニョモニョしてて、何を言っているか分からない。そもそも、手の変化自体を述べない。角換わりの将棋になったときなど、手の内を明かしたくないから指し手の変化を言わないのでは、と勘繰ってしまう。
また昨年の竜王戦七番勝負第2局では、2日目の夕方にカツサンドを食べながら対局をした。対局中に食事をしてもいけなくはないのだろうが、はなはだマナーが悪い。これが名人経験者のすることかと思う。奨励会では、何を教えられたのだろう。将棋のことだけか。
私のように将棋を趣味にしているものは、将棋が強いことがすべてで、それ以外の人間的な部分も自分より勝っているに違いない、と平伏してしまう。ところが丸山九段の言動を見ていると、どうも私より優れているのは将棋の棋力だけなのではないか、と邪推してしまうのだ。
何だかんだいっても、棋士がいなれば棋戦は成り立たないから、将棋関係者は棋士に優しい。今年のマイナビ女子オープン一斉予選対局で、植村真理女流三段が不戦敗したときも、植村女流三段の「対局日を間違えた」という言い分(そんなバカなことがあるか!!!!!)をそのまま飲んで、ペナルティを課さなかった。
今回の七番勝負はまだ進行中だし、読売側も丸山九段には何も言わないだろうが、第1局、第2局の観戦記で「打ち上げ拒否」の記述をそのまま掲載に踏み切ったあたりに、読売側の意思が読み取れなくもない。まあ丸山九段はそんなことはおかまいなく、将棋が勝てればいいのだろう。しかしこんな棋士を、私は応援しようとは思わない。
プロ棋士はあまねく、将棋バカの中の将棋バカである。だが丸山九段は、ただの○○かもしれない。
世の中には人付き合い的なことが苦手な人や、独特のこだわりを持つ人もいる。そういう人に希望を与えるのが丸山九段だと思う。
棋士全員がファンサービスに熱心だったら逆に嫌だなあ。棋士全員が常識人だったら逆に嫌だなあ。
丸山九段みたいな人は、一般社会やチームスポーツでは出世できないタイプかもしれないが、そういう人でも名人になれる、一流棋士になれる、そこに将棋界の魅力があるんじゃないかなあ。
まあ、要するに、多様性を認めましようよ。僕は丸山九段は好きですよ。瀬川五段みたいな常識人も好きですけど。
なぜ全面的ではなく概ねなのかというと。
打ち上げ拒否は、他の棋士でも行われた事があるのではないでしょうか。自身の将棋の出来が不出来と思ったら、気持ちとしては理解できます(それに耐え、打ち上げに出る敗者もいる事は褒められてよいでしょうが)。
渡辺竜王すら、竜王戦で打ち上げ拒否をした特集映像が流された事があります。
感想戦で手の内を明かさないというのも、理解できます。プロは勝つことがすべてですから。
ただし、その姿勢では伸びシロはあまり期待できないとも思います(しかし羽生ですら急所は語らないということだから、どうかなー。これは自信がないヨミです)。
2日目の夕方の、かつサンドを食べたという件ですが、竜王戦は二日目の夕食休憩がなかったのでは?確信はないので誤認かもしれませんが。
もしそうなら、夜戦に備えエネルギー補給は戦うものの姿勢として非難されるべきとは思いません。
まあ、チョコレート食べまくりとかの年配棋士も容認するというのが、洋志の考え方ですので(美しい所作という点では決して褒められないでしょうけど)。
丸山が「ただの・・・」とは思いませんが、イッコーさんの憤慨は、熱烈な将棋ファンバカ(失礼ながら、小生の褒め言葉です)としては充分理解できます。
「ファンあっての将棋界」ですか。ファンはそれほど大きな存在ではないと思いますが…。
>フィレカツサンドさん
考え方は人それぞれですから、フィレカツサンドさんの考えも、もちろん肯けます。
私は部外者なので、大盤解説会にお金を払って参加した人、スポンサーが苦言を呈さないのなら、別に構いません。
>びんびんさん
そうですね…。うらやましいですね…。
>洋志さん
打ち上げ拒否ですか? ほかの棋士もあるんですか? 渡辺先生も?
渡辺先生がタイトル戦でそれをやったのなら、あまりファンのことを思っていませんね。
感想戦で手の内を明かさないのは、やむを得ないでしょうね。
「カツサンド」は、対局中に相手の前で食べる行為に私はマユをひそめているわけで、食べるんだったら盤を離れて…でどうでしょうか。
洋志は、その表情に棋士の勝負にかける思いを見て取り、感じるところがありました。
感心したわけでも、嫌悪感を抱いたわけでもありません。それが勝負師、プロなのだなと。勝負にこだわらないプロ同士の対局を見せられる将棋バカファンほど、惨めな者はないと思っています。
たとえば、青少年の将棋ファンがその映像を見ていたら、と思うと、盤の前で食事をするのは、いただけないと思います。
確かに、別部屋でという方がよいかもしれませんね。
打ち上げ拒否でそんなエピソードがあったのですか。知りませんでした。
竜王戦七番勝負は、記録係まで和服着用を義務づけられていますからねぇ…。立ち居振るまいには十分気を付けたいものです。
丸山九段は対局中の女性のスカートを覗いたりしないと思います。
それはもちろんです。考えたこともないでしょう。
やや事実誤認です。打ち上げ拒否はしていません。
この話はおそらく渡辺竜王が羽生名人に出だし3連敗したときのエピソードで、渡辺竜王は打ち上げには参加しました。
しかし、1時間半くらいで切り上げて駅に向かったのです。
当人いわく、あまり周りに気を使わせたく無かったこと、それとやはり自分自身辛かったこともあるようです。
それを聞きつけたテレビのスタッフが駅まで追いかけまして、その模様は情熱大陸で放送されました。
詳しくは「永世竜王への軌跡」を御覧下さい。
もし他の件ならば私は知りません。予め謝罪します。
ただし当該の件ならば、渡辺竜王の名誉のため補足させて頂きました。