goo blog サービス終了のお知らせ 

一公の将棋雑記

将棋に関する雑記です。

調子が悪くなったプリンタの顛末

2022-01-22 23:47:15 | プライベート
昨年、我がプリンタ「EPSON 049A」の調子が悪くなったのだが、その顛末を記しておこう。
まず、年賀状印刷をするにあたり、A4の紙に黒だけ印刷したのだが、白紙のまま出てきた。せめてカスレがあればヘッドクリーニングをするのだが、どうも印刷機能そのものがイカレてしまったようで、ヘッドクリーニングだけでは改善しないように思えた。
しかも、そのヘッドクリーニングができない。049Aには液晶モニターがなく、その操作方法が分からないのだが、PCを駆使してやり方を勉強するも、やはりできなかった。
昨年12月28日(火)昼すぎ、私はヨドバシAkibaに行き、なくなりかけている黒インクを買うことにした。純正品は1,130円、増量版は1,920円だった。リサイクル品も置いてあり、約3割安かった。だが純正品を買っておけば間違いないので、増量版を買った。これが結果的に、最悪の選択となる。
帰宅後、EPSONのカスタマーセンターに電話を掛けた。ここで教えを請おうとしたのだが、話している最中に私のスマホがおかしくなった。相手の声は聞こえているのに、私の声は届いていないようなのだ。「オオサワ様、オオサワ様」「聞こえてませんか⁉」の繰り返しで、結局私は電話を切ることになった。
掛け直すと、別のオペレーター嬢が出た。だがこの人は「翌日こちらから掛け直します」と言う。しかし翌日は私も忙しいので、夜7時に掛け直してもらうことにした。
だが、その1日がもったいない。私は一刻も早く年賀状を書きたいのだ。それで、PC上のチャットでヘッドクリーニングの手順を聞いた。それでもやはりできなかったが、コードのタコ足回線を解除したら、何とかヘッドクリーニングだけは出来た。
6時間近く経ったその日の夜に黒の印刷をすると、やはり白紙で出てきた。ちなみにノズルチェックは、3色のカラーは綺麗に出るが、黒がまったく出ない。これはもう、プリンタそのものが壊れている可能性が高かった。
黒のインクがなくなりかけたため、私は昼に買った新しいインクに替えてみる。だがやはり、結果は同じだった。このままこのプリンタがお払い箱になれば、このインク代がまるまる無駄になる。この苦いパターン、私は以前も経験がある。
翌29日(水)、夜6時50分にEPSONから電話が来た。しかし私はまだ電車に乗っており、スマホに出ることができなかった。
もっとも電話に出たところで、プリンタが直るとは思われない。私は049Aを諦め、新しいプリンタを買うことにした。先方からは、もう電話は来なかった。
30日(木)、はなはだバカバカしいが、私はまたヨドバシAkibaに行った。今度はプリンタ売り場に一直線である。
しかしどのプリンタも高い。3~4万円はふつうにする。こっちは年賀状を印刷するだけなので、高いプリンタは要らないのだ。
ふと見ると8,310円のがある。これが「EPSON 052A」で、要するに我が049Aの後継機だ。
そこに男性2人組が来て、このプリンタを所望した。
「2年前に買ったんだけど、黒の印刷ができなくなって、買いに来ました」
私の状況とほとんど同じだ。だが女店員さんは、052Aは売り切れてしまった、と答えた。
「何日か前まであったんですけど、その後ドドドッと出てしまいまして……」
それを聞いていた私も目の前が暗くなった。それならこの2日前、黒インクなんか買わずこの052Aを買っておけば、すべてが解決していたのではないか?
男性客は諦めきれず食い下がる。女店員さんは上野や錦糸町のヨドバシも調べたが、どちらも品切れのようだった。「あとはダメもとでヘッドクリーニング液を買う手もありますけど……」と女店員さん。ま、これでクリーニングしてもダメだろう。
私はダメもとで上野ヨドバシに出向いたが、やはり品切れだった。だが前述の通り、数万円のプリンタを買ってまで、年賀状印刷をしたくない。
そこで私は我に返った。
そこまでして年賀状を出さなくてもいいのではないか?
年賀状で私がお知らせしたいのは「一公の10大ニュース」と「会心の一枚の写真」だ。
だがこれは年賀状でお知らせしなくても構わない。つまりお年玉くじ付きの年賀状をとりあえず投函し、10大ニュースと会心の一枚は、後日投函しても構わないのだ。
そう思ったら妙に気が抜けてしまい、その日の深夜に、私は仮の年賀状を数枚書き、大晦日に投函したのだった。
ちなみに新しいプリンタはまだ買っていない。
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする