一公の将棋雑記

将棋に関する雑記です。

桃が盗まれた

2018-07-16 02:47:57 | プライベート
今年の桃は熟すのが早く、6月上旬には早くも実が赤くなり始めた。しかし実はそれほど大きくならなかった。
それでも桃泥棒が今年も横行して、何度か盗まれた。オフクロは当初ハクビシン犯人説も疑っていたが、目撃情報はないし、第一、ハクビシンは一日にごっそり持って行かない。彼らは1個、お腹を満たすためにもいでいくだけだ。
6月30日(土)朝、雨戸を開けると、オフクロが「桃をごっそり盗まれた」と嘆息した。
未明に、残っていた桃の実をほとんど盗まれたらしい。私が見ると、実は2個しか残っていなかった。
じつは今年の桃、オフクロがあまりにも枝を伐っちゃったので、私は実のほうにあまり関心がなかった。だけど伐採がいい間引きになって、実の数自体は例年近くなったらしい。
しかし腹の立つ泥棒である。数年前の深夜、私が桃泥棒を目撃したのはこのブログにも書いたが、あれから毎年のように盗まれているのだ。
犯人は誰か。数年前に見た泥棒は、上半身裸だった。こんな格好で歩けるのは、近くに住んでいる者の仕業だろう。
もっと書けば、日本人ではないと思う。
日本人は綺麗好きだし、ヒトの家になった果物など、気持ち悪くて盗まない。ましてや夜中になるのを待ってヒトの家の庭に侵入するなど、万が一にも現場を抑えられる危険性を考えれば割に合わない仕事で、日本人は絶対にそんなことはやらない。
ウチの地域は昔から韓国人や朝鮮人が多く、また最近では近くに日本人学校がいくつかでき、向かいのマンションは、JR東海の女子寮から、アジア系外国人向けの賃貸に変わった。私は、彼らの誰かが盗んだのではないかと考えている。
その日の夜、私たち家族は、残りの2個をもいで、みんなで食べた。期待はしていなかったが、今年の桃は甘かった。しかし盗まれた数十個を泥棒に食われていると思うと、血圧が上がるばかりであった。

■左から、小高佐季子女流2級、和田あき女流初段、武富礼衣女流初段、藤井奈々女流2級

今月2日、いつもの医者(内科)に行き、血圧と胃の薬を貰った。この時私が、
「先日不愉快なことがあって、家で血圧を測ったら、164の114もありました」
と言った。これをキッカケに、我が家が桃泥棒に悩まされている旨を話したのだが、先生も興味深い話を聞かせてくれた。
駅近くに柿の実がなっている家(公共の家?)があり、毎年そこの実を小学生がもいで、老人ホームに届けるのが恒例になっているという。
ところが今年は白昼堂々、泥棒が柿の木にハシゴを架け、ごっそり盗んだという。
昼だから当然目撃者もいて、先生の母親らが彼らに注意したのだが、彼らは中国語を叫び、盗むのを止めなかったという。
また、病院の近くに梅の木がある家があるのだが、そこの家も、梅の実を全部持っていかれたという。
つまり、果実泥棒の被害はウチだけではなかったのだ。
「人種が増えてくると、いろいろ厄介事も起きますよねえ」
先生も嘆息した。
ところでニュースでやっていたのだが、山梨県の桃農家が言うには、今年は梅雨明けが例年より早いせいか、桃があかくなるのが例年より早くなり、桃の実が大きくならないまま収穫に入らざるを得なかったため、今年は桃の実が1割ほど小さいという。
私の桃は、山梨の種苗農家から購入したものである。いまや山梨と東京で地域は違うが、受ける影響は同じなのだと感心した。

オフクロはあの後、桃の葉っぱを大きく刈り取ってしまった。もう桃の実はないし、葉っぱに用はないというわけだ。
さて、来年はどうしようか。散財してでも、泥棒対策をするのか。頭の痛いところである。
コメント
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