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突然の別れ(4)手続き②

2012-10-23 09:42:06 | 日記(~2023年)
実家がある地元は大手銀行の支店は駅前くらいにしかありません。
街中にあるのは信用金庫の支店がほとんどです。

父が持っていた通帳も、大手銀行の通帳1冊と5つの信用金庫の通帳8冊でした。
お葬式が終わり、信用金庫を廻り死亡解約の手続きをしていきました。


① 解約するには通帳を作った支店でないと手続きができない。
② マイナス(借入金)がある場合、まずその手続きからする。
 解約まで利息がかかるため(銀行といえどもローンの利息は高いため)
③ マイナス(借入金)があれば、それを支払う事でその場で解約することができた。(印鑑必要)
④ 残高が少額の場合、通帳を作った時の印鑑を持っていけばその場で解約することができた。
⑤ 残高額が大きかったり、定期預金がある場合、相続人全ての署名と印鑑証明、住民票、被相続人の原戸籍等が必要
⑥ 大手銀行には普通預金しかなかったので、父のキャッシュカードで全額引き出し、通帳はそのまま放置することにしました。(5年もすれば口座は閉鎖される)


③と④については大手銀行ではどうなのか分かりませんが…
数万円程度の残高の場合、一人の相続人で手続きをすることができました。


また、記帳された通帳をみることで、父の生活が垣間見えたように思いました。
60歳を過ぎ、厚生年金を貰えるようになると、仕事のお給料を減らされていました。
雇用保険からも入金があったり…(中小企業では当たり前のようです)

そんな中でも共済年金をかけ、お葬式代や父に関わる手続きに必要なお金は全てそれから賄うことができました。わずかですが、お小遣い程度の遺産をいただき、今後の法要の時に施主に負担がかからないよう残ったお金は施主が管理することになりました。


どんなに仲がよい兄弟でも遺産で揉める!!と言われていましたが、もめることなく姉妹3人とも納得し、一段落しました。
残るほどの遺産がなかったのからかもしれませんが、自分が原因で姉妹が喧嘩することがあっては父が悲しみますものね…


母を送り、父を送り、自分の死について考えずにはいられません。
残された時間なんて人それぞれで誰にも分かりません。
もしかすると明日ということもあります。
ちょっと意識するだけで何かが変わるような気がします。

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