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ブログによって新たな自分を発見!?

こんな時、あなたなら

2011-01-11 09:27:35 | 日記(~2023年)
もし身近な人(Aさんとします)が病気になり、
その病気がどんな病気なのか自分はよく分からないとします

あなたならAさんにどのように声をかけますか?

①「そんなの気にすることないよ、大丈夫!大丈夫!」
②「お大事にね」

Aさんの性格にもよると思いますが、私がAさんに声をかけるなら②です

自分がよく知っている病気で、Aさんの病状も分かっていて、
それが重症でないと判断できるのなら①のような言い方をするかもしれませんが…

逆に私がAさんの立場なら、①のように言われるとちょっぴり腹が立ちます

相手が励ましで言ってる場合もあろうかと思いますが、
「どんな根拠があって“大丈夫!大丈夫!”って言ってんの?
 そんなに軽く考えないでほしい・・・」
と思ってしまうのです

自分のことを分かって欲しい…という気持ちが強く、
分かってくれない、理解しようとしてくれない相手を責めてしまう

親兄弟・夫婦でも理解できない事は多い
私も母親の気持ちを理解できなかったではないか・理解しようとしなかったではないかと反省するばかりです

100%心から分かりあえる人間は自分しかいないという点では寂しいのかもしれない

「人間は、ひとりで生まれてひとりで死ぬ、寂しいのは当たり前」(瀬戸内寂聴)

寂しいのは私だけではないのだ
みんなどこか寂しさを心に秘めて生きているのだ(そうでない人もいる?)

誰かに自分の事を理解してほしいと思うのではなく、
自分が誰かの気持ちに寄り添い理解しようとすれば、
その寂しさを乗り越える意欲が湧くのではないだろうか・・・