伊達直人現象に思う・・・

全国で伊達直人現象が起こっている

誰かの為にどうしたらよいのか分からなかった人が、
最初の伊達直人さんの善意を見て、同じように真似たのではないだろうか？

暗い事件やニュースが続く中、こんな苦しい景気・状況の中でも、
誰かの為に何かをしたいと思っている人が多いというのは本当に心温まる嬉しいことだ
匿名で寄付されており、日本もまだまだ捨てたものじゃないと思った

我が家も昨年寄付をしました

2010年の1月のハイチ地震の悲惨な状況をテレビで見ていた主人がいきなり
「寄付する！」と言ったのです

そして2010年11月、私の手術をして下さった医師にお礼を渡したかったのですが、
大学病院なのでそういうわけにいかず、産婦人科教室の研究費用に充ててもらうよう、
公的な手続きをして大学病院に寄付しました

最先端医療の研究開発をするには高額なお金が必要です
その研究で、現在誰かの救えない命が将来救えるようになるかもしれません

年収が100万以上減った家計から寄付金を捻出するのは厳しかったですが、
“せずにはいられない”気持ちだったのです

“自分の生活も苦しいのに寄付せずにはいられない”という気持ちは、
理解していただけない人も多いと思います

でもちょっと考えてください

もし、自分の大切な人が、もう手の施しようがない病気になったとします。
祈ったからといって病気が治るわけではないが、祈らずにはいられない気持ちになりませんか？

そんな気持ちと似ているかも・・・

直接何か出来なくても、誰かの為に何かを思う・・・という気持ちは大切にしたいと思います