①②③④⑤⑥⑦⑧⑨⑩の内 ⑩
original
リチャード・キンブル 職業医師
正しかるべき正義も 時として盲ることがある
彼は身に覚えのない妻殺しの罪で死刑を宣告され
護送の途中 列車事故にあって からくも脱走した
孤独と絶望の逃亡生活が始まる
髪の色を変え 重労働に耐えながら
犯行現場から走り去った片腕の男を捜し求める
彼は逃げる
執拗なジェラード警部の追跡をかわしながら
現在を 今夜を そして明日を生きるために
-ナレーション-
. .
第1話 愛と憎しみの果て
町から町へ彼は動きつづける。早すぎても遅すぎてもいけない。
落ち着いて歩く。どこか怪しい者はいないか。止ってはいけない。
何気ない様子で、目立たないように歩く。
これでいいだろうか。手配が廻ってはいないだろうか。
ここがあるいは旅の終わりになるのではないだろうか。
ともかく、無事にすんだ。
外の様子は変わっていないか。人目についてはいけない。
さあ、仕度だ。気をつけるのだ。
警察は絶対に追及を緩めないだろう。殊に、あの男、ジェラード警部はそうだ。
「法の命ずるままに動くだけです。法廷が有罪と決め死刑を執行しようとした。
私は、それに従う機械です。感情には、絶対左右されません。」
これでよし。今度は、仕事だ。どんな仕事があるか。
慎重に選ぶことだ。返事に詰まらぬように。
雇主が、うるさく聞かなければいいが...
キンブルがバーテンとして働く店でピアノを弾いているモニカは
嫉妬深い夫、エドから逃げるために息子と二人で暮らしていた。
キンブルはモニカの力になろうとするが、
州の有力者でもあるエドは金の力で刑事を差し向けてキンブルに街を出るよう脅しをかけた。
モニカに好意を寄せられたキンブルは、逃亡中の殺人犯だと打ち明ける。
あの晩、子供を養子に迎えることで押し問答のうえ車で川岸に行った。少年がひとりボートを漕いでいた。家に戻ったら車の前を片腕の男が走り去ったのだった。
キンブルの身の上を知ったモニカは、夫の束縛から逃れるために息子を連れて一緒に逃げようと決心し、夜のバスターミナルへ向かった。
「行先はどこでもいい。次のバスでいいんだ。」
そこにエドが追って来た。
「貴様のせいだ。」とピストルをキンブルに向けるや、とっさに飛びつき弾はそれた。
再びピストルを突きつけられたとき、近くの警察が来、夫が先に発砲したため射殺された。
「これで済んだ。なにもかも。」
「君のことは忘れない。今の僕にもてるのは想い出だけだ。いつか...さよなら。」
少年に、「さよなら」
また 見知らぬ町へ入る。
さみしい想い出だけを胸に、リチャード・キンブルの果てしない旅がつづく。
.
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リチャード・キンブル 職業医師
正しかるべき正義も 時として盲ることがある
彼は身に覚えのない妻殺しの罪で死刑を宣告され
護送の途中 列車事故にあって からくも脱走した
孤独と絶望の逃亡生活が始まる
髪の色を変え 重労働に耐えながら
犯行現場から走り去った片腕の男を捜し求める
彼は逃げる
執拗なジェラード警部の追跡をかわしながら
現在を 今夜を そして明日を生きるために
-ナレーション-
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第1話 愛と憎しみの果て
町から町へ彼は動きつづける。早すぎても遅すぎてもいけない。
落ち着いて歩く。どこか怪しい者はいないか。止ってはいけない。
何気ない様子で、目立たないように歩く。
これでいいだろうか。手配が廻ってはいないだろうか。
ここがあるいは旅の終わりになるのではないだろうか。
ともかく、無事にすんだ。
外の様子は変わっていないか。人目についてはいけない。
さあ、仕度だ。気をつけるのだ。
警察は絶対に追及を緩めないだろう。殊に、あの男、ジェラード警部はそうだ。
「法の命ずるままに動くだけです。法廷が有罪と決め死刑を執行しようとした。
私は、それに従う機械です。感情には、絶対左右されません。」
これでよし。今度は、仕事だ。どんな仕事があるか。
慎重に選ぶことだ。返事に詰まらぬように。
雇主が、うるさく聞かなければいいが...
キンブルがバーテンとして働く店でピアノを弾いているモニカは
嫉妬深い夫、エドから逃げるために息子と二人で暮らしていた。
キンブルはモニカの力になろうとするが、
州の有力者でもあるエドは金の力で刑事を差し向けてキンブルに街を出るよう脅しをかけた。
モニカに好意を寄せられたキンブルは、逃亡中の殺人犯だと打ち明ける。
あの晩、子供を養子に迎えることで押し問答のうえ車で川岸に行った。少年がひとりボートを漕いでいた。家に戻ったら車の前を片腕の男が走り去ったのだった。
キンブルの身の上を知ったモニカは、夫の束縛から逃れるために息子を連れて一緒に逃げようと決心し、夜のバスターミナルへ向かった。
「行先はどこでもいい。次のバスでいいんだ。」
そこにエドが追って来た。
「貴様のせいだ。」とピストルをキンブルに向けるや、とっさに飛びつき弾はそれた。
再びピストルを突きつけられたとき、近くの警察が来、夫が先に発砲したため射殺された。
「これで済んだ。なにもかも。」
「君のことは忘れない。今の僕にもてるのは想い出だけだ。いつか...さよなら。」
少年に、「さよなら」
また 見知らぬ町へ入る。
さみしい想い出だけを胸に、リチャード・キンブルの果てしない旅がつづく。
主演-デビッド・ジャンセン(睦五郎) 共演-バリー・モース (加藤精三) |
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①一条戻橋 . | ② 1+ 1 . | ③三輪山 . |
④四天王 . | ⑤五 王 . | ⑥陸 奥 . |
⑦七支刀 . | ⑧八 幡 . | ⑨九 品 . |
①~⑩一~十 . | ∞星の数 . | ⓪飛 鳥 . |
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しかし、死刑執行室で死刑の宣告を受けた人がどのようにしてそこから逃亡できたのでしょうね。
映画を観ていないので不思議です。
キジは狩猟鳥なので運が悪いと雉丼になることもあるのですよね。
私はまだ食べたことがありませんが、雉丼と聞いただけで美味しそうに感じます。
「逃亡者」は、映画にもなりましたが、テレビのオリジナルが人気番組でしたから映画化されたものです。
しかも、120話もつづいたほどの人気でしたが、らいちゃんは仕事が忙しくて見てなかったのでしたか。残念。
当時は、社会問題にされるほどの人気番組でした。
犯人は、本当に片腕の男なのか、或いはジェラード警部があれほど執拗なのは・・・、キンブルは真相を晴らせる
のか、或いは死刑執行後になるのか云々とかまびすしいほど巷で話の種になったものです。
どうして逃げられたかは、本当に気になるなら第2話<キンフ゛ル事件>をご覧ください。
物語りは、”縦軸が逃亡で 横軸に様々な人生模様を描いて”一話完結しながら逃亡の旅をつづけます。
ハイ、拙宅の「もののはじめ」を①②③④⑤⑥⑦⑧⑨⑩から古代史を発想した考え方は、この逃亡者に学びました。
しかるに、⑩にわざわざ惚けて置いているのもそのためです。
私は、毎週TV観てました。
回ごとに、新しい土地での生活、そして迫る追手、危機一髪でのがれまた次の見知らぬ町へ
主演-デビッド・ジャンセン そして特徴ある「睦五郎」さんの吹き替え
いやっ~今でも思い出すと手に汗握るスリル満点のドラマでした。
本当に懐かしいです。
Re:白山神社
改めて拝見しますと「狛犬」とアジサイの組み合わせ
なかなか見れない光景で相性も良く素晴らしい景観でした
そんななかでも柏葉紫陽花は一際目を惹きます。
Kさんのヤッターという声が届くようです。こんな愉快な写真を歓迎します。
どこぞの岩も、落ちそうで落ちない絶妙なバランスを保っているのがありました。遠近法を利用した写真を撮ると、
また面白い絵になりそうです。
①②③④⑤⑥⑦⑧⑨⑩の内⑩は、「とうぼうしゃ」の「十」にしました。②と⑩に、日本古代史を外してフェイント
してみました。
Kさんも、逃亡者を見た世代でしたか。事件の発端は第2話に回想しているので見逃していると思いますから、
<キンブル事件>に載せました。
ボクが、iinaさんを知ったのが「逃亡者」でしたから、うれしいです。
ブログには、この第1作をアップしてなかったでしたか?
もう一度、テレビで再放送してくれるとうれしいのですが、どんなものなんでしょうね。
昔、ドキドキしながら、毎回、夢中で見ていたのが懐かしいです。
今は、追われながら追うというストーリーはたくさんありますが、当時としては珍しいストーリーだったからでしょうかね。
吹き替えは、睦五郎さんの声でした。
ナレーションを聴いて、ホロホロ・・・。
再放送してくれないかな〜♪。
第1話はすでに逃亡中の一コマですが、第2話が事件当日をテーマにしていました。
https://blog.goo.ne.jp/iinna/e/226bffee06d6786f753ee51a00e7b4bb
iinaブログには、最終回もご用意していますからご覧ください。 ハイ、YouTubeも置いています。