渋谷駅前の忠犬ハチ公とは逆側に嘗ての若者のメッカがあった。
渋谷東急文化会館といい、オープンは1956年(昭和31年)12月1日。
映画館や店舗が入っていた施設で、戦後日本で初めてのプラネタリウムが設置されたことで有名だった。
iinaは此処ではじめてミュージカル映画を観た。「マイフェアレディ」のリバイバルだったから名画座だったか。
しかし1989年に、東急百貨店本店にBunkamuraが開業 . . . 本文を読む
東京スカイツリー中心部の長い空洞がお披露目された。
この空洞は直径約10mで、タワー本体の頂上(地上約470m)まで貫く予定で、現在は200mほど延びている。空洞内には、地震の揺れを低減するための鉄筋コンクリート製の巨大な円筒「心柱(しんばしら)」や非常階段が造られる。
ところで、ツリーにキャラクターがいて「東京おしなりくん」というとは、最近まで知らなかった。
押上・業平橋地区の「押(おし) . . . 本文を読む
マイケル・ジャクソンが踊り歌う。
ロンドン公演に向けてのリハーサル風景、ダンサーのオーディションからプロデューサーとのやり取りなどの様子が大画面に大音響で展開される。
余程体力に弱味があったのではと思わせる急死だったが、あのリズム感とステップやキレのある踊りを観る限り、舞台から遠ざかっていたことをまったく感じさせない。
動と静のコラボレーションには、唸る。
バックの踊り手や歌い手たちは、MJ . . . 本文を読む
東京国立博物館内の表慶館は、アジアギャラリーとして東洋の彫刻・工芸・考古遺物を展示。
法隆寺宝物館に行く途中にある鳥取藩池田家江戸上屋敷の正門は、堂々としていて立派。
法隆寺宝物館には献納宝物を展示。正倉院宝物が8世紀の作品が中心なのに、それよりも一時代古い7世紀の宝物が数多い。
法隆寺の名宝・灌頂幡がたくさん。金銅仏と、その光背を分けて展示。仏と後背は一体にすべきなのに、総て別々にしていたのが気になった。
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東京国立博物館の庭園を歩いてきた。
池の対岸に見えるのが転合庵(てんごうあん)。小堀遠州(1579~1647)が桂宮から茶入「於大名(おだいみょう)」を賜った折、その披露のために京都伏見の六地蔵に建てた茶室。
石灯籠
六窓庵は茶室のわびしい風情。
17世紀中頃の慶安年間に奈良の興福寺慈眼院(じげんいん)に建てられた金森宗和(かなもりそうわ1584~1656)好みの茶室。
京都御所内に . . . 本文を読む
東京国立博物館・平成館で「皇室の名宝―日本美の華」の第2弾『正倉院宝物と書・絵巻の名品』を見た。
12日は、天皇在位20年を記念して無料開放というので、想像とおり長蛇の列で80分待ちが入場まで90分強かかった。館内も相当な混雑で適当に選びながら進む。
折角なので、鑑賞後は前回見落とした庭園も回遊し、表慶館と法隆寺宝物館を一巡。
なかなか結構な天皇陛下御即位20年記念の文化的な秋の一日だった。
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東京スカイツリー」の高さが205mを超え完成時634mの約3分の1になり、予想図の藍白あいじろの姿に近づいた。伸びるピッチが上がったのが過去と比べるとよくわかる。 9月2日 高さ100m位 . . . 本文を読む
みなとみらいMMのパシフィコ横浜の隣の国立大ホールでは、東京バンドサミット2009 「アジアアマチュアバンド決定戦」が行われていた。
日本と中国、韓国、タイ等11カ国を勝ち抜いた13組がそれぞれのオリジナル曲を演奏、約4千人の観客で埋まった。YAMAHA主催であるだけに、最先端の音響ライブはクリアーで迫力は流石だった。腹にズンズン響く。
写真↑は、会場からの展望。ベイブリッジも見える。
今どき . . . 本文を読む
3階上から地下鉄のホームまで見下ろせる。パシフィコ横浜での田崎真也氏の講演は、ソムリエの見た外国暮らし。19歳でフランスに渡航して、渡航先に気に入られようとフランス流を通したがブドウ園から無視され、諦めて柔道道場で黒帯を締めていたら尊敬の眼差しで接せられたことから日本人としての独自性を打ち出せ自信を取り戻せた。 ロングステイ . . . 本文を読む
風呂のボイラーが故障し、物入りな秋。
山崎豊子原作の組織の暗部と葛藤を描く『沈まぬ太陽』を映画化した10分の休憩がある長編。「事実を取材して小説的に再構築した」フィクションということになっている。
小説を読んでなく予備知識もないため、観ていて内部告発の映画かと思った。
一企業が倒産したとなれば、描かれたことは一企業内の義憤に過ぎぬ可愛い話と看做せる。しかし、公共性の高い企業なのでより社会性を帯び . . . 本文を読む