25日、五箇山・平村上梨の白山宮境内で始まった。きょうまで。
こきりこは、約1400年前から田楽として歌われてきたとされる。祭りでは、境内の特設舞台で、編み笠に狩衣(かりぎぬ)姿の男性が、短冊形の薄い板108枚を編んだ楽器「ささら」の両端を持ち、「ジャッ、ジャッ」と鳴らしながら踊りを披露した。訪れた観光客らは、郷愁漂う歌声や伝統楽器の音色に合わせ、踊り手が巧みにささらを鳴らすのを心ゆくまで堪能して . . . 本文を読む
五箇山で『こきりこまつり』が今日と明日繰り広げられる。「おわら風の盆」と並ぶ富山を代表する踊りだ。(於、富山県南砺市上梨)
直垂括袴で山鳥の羽をつけた綾藺笠を被った狩衣姿に、びんざさらでリズムをとりながら踊る。iinaは狩衣姿の踊り手が踊りの輪を彷徨うように踊りをリードしている様が、ピエロのような狂言回しに思え、暗闇の白山宮でひとり舞うと幽玄の世界を演出するように思えた。
コキリコで使うササラは . . . 本文を読む
立山には、地獄谷や剱岳などの景観が地獄に見立てられて信仰された。ところが、昔は立山禅定登山は女人禁制だった。そこで、布橋灌頂会に参加することで疑似体験できたという。
18日に、立山登拝を許されなかった女性が極楽往生を願った儀式「布橋灌頂会(ぬのばしかんじょうえ)」を偲ぼうと、立山町芦峅寺で繰り広げられた。明治時代の廃仏毀釈(きしゃく)で途絶え、平成8年の国民文化祭で130年ぶりに再現されて以来、 . . . 本文を読む
時間に追われ、観光目的だけを果たし一目散に立ち去るのはもったいない。ちょっとわき道にはいるとそれに相応しい風情があるもの。浅草寺境内でのこのショットを見残していませんか。仲見世とその裏通り
. 宝蔵門と右隣にある二尊仏
薬師堂と本堂
池に鯉
鎮護堂(ちんごどう):浅草寺本坊の伝法院の鎮守で「お狸さま」と呼ばれる。意外にも、ここから伝法院の心字池がのぞける。思えば浅草界隈は . . . 本文を読む
日本漢字能力検定協会が「変換ミスコンテスト」の年間優秀作品を15日に発表した。こんなコンクールがあったのですねぇ、ブログで「ことば遊び」しているiinaも参加していればよかったなぁ~。あ・る・い・は・・・
このタイトルは美人コンテストではありませんでした。ミスリードしてしまいましたか?エヘヘ
エントリー作品に、こんなのがありました。。。
『500円で親使わないと』なんていいだす子供がいると思った . . . 本文を読む
先週、ひさしぶりに講演会を聴いてきた。講演後、懇親会場に向かうと、都銀にふさわしくない振袖コンパニオンのお出迎え。と思ったら違った。浅草の支店主催のため、会員である振袖学院からお祝いの振る舞いなのでした。さすが演芸の都で粋である。
目出度い演舞を座敷にでるプロたちが舞ってお酌までしてもらい、中国人講師の葉千栄東海大学教授とも名刺交換し、談笑した。
カメラをもっていけばよかったなぁ~。惜しい。
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浅草は、門前町なので芸人の町としても長い歴史をもち、キャラクターに不自由しない。本来のキャラクター代表は観音様だが、浅草寺の秘仏であり実物を拝んだという話は聞かない。
では、古くからのキャラクターは、、、
. 道具街のカッパ
由来は2説ある。カッパ寺曹源寺に墓のある合羽屋喜八にまつわる「河童説」。約200年前、この辺りの水はけが悪くすぐ洪水になるのを見かね、喜 . . . 本文を読む
浅草に新キャラクターがウォーターバス発着所に登場した。こち亀の両津勘吉巡査長がその人。
こち亀は、『亀有』ではないかという声が聞こえそう。
ところが、人気漫画「こちら葛飾区亀有公園前派出所」の主人公は、出身が浅草なのでこんなことになったらしい。ぅん 納得!
s_maeさんの今日のブログ「浅草」によるとマンガに浅草散策の図がよく出ているらしい。<取材>
同コミックスの発行1億3000万部突破を記念 . . . 本文を読む
『夕涼みよくぞ男に生まれける』
真夏は素っ裸でふんどし一つでうちわを扇いでいる図がうかぶ。
日本は裸のイメージがある。倭寇も裸で出かけて行く。素っ裸であって、はじめて倭である。
逆に中国は、裸を異様に嫌う。つまり、裸になっている奴というのは、中国の儒教の伝統的文化意識からすると野蛮人。
「史記」の中に、晋の文公が流浪時代に裸をのぞかれて怒り、あとで征伐に行くほどに意識している。
裸はいけないという . . . 本文を読む
中国大陸をはじめて大統一したのは秦の始皇帝だったが、すぐ滅び、漢の高祖.劉邦がその歴史的大事業をやってのけた。
劉邦は沛の町の不良少年あがりで、徹底していたのは学者嫌いで、儒者の冠をひったくってそこに小便を注ぎ込んだことさえある。儒教は行儀がよかった。行儀のよさこそ儒教の要であり、煩瑣で形式的な礼を考えだし、それを演出する専門家であった。
元来、行儀の悪い劉邦は、そういう形式自体が嫌いだったし、 . . . 本文を読む
「自分は見廻組の一員として坂本竜馬を暗殺した」
ブリキ屋を営む息子の家に身を寄せて隠居していた渡辺一郎が、臨終前に言い残した懺悔のことばが大正4年8月5日付朝日新聞の記事になった。
彼は、品のいい小柄な人物で、剣術教師をしていた。府警にも教えに行き、銃剣術大会の審判もつとめた。その際、試みに木銃をとって立ち合ったところ、誰もかなう者がいなかったという。
見廻組・佐々木唯三郎指揮による組織的行動に . . . 本文を読む
町流しや輪踊りなどを繰り広げ、雨で一時中断したものの、しっとりとした雰囲気の中、哀愁を帯びた「おわら風の盆」が終った。
三日間の来場者は昨年より1万人多い21万人。週末に重なったことなどが影響したとみている。
越中八尾駅周辺よりも曳山展示館のある上新町あたりまで行くのがおすすめ。(駅から奥に2.5㌔徒歩30分)ここが本場の坂の町そのもので、坂の両脇のエンナカを水が勢い好く流れ、そこを町流しする . . . 本文を読む
おわらは八尾にかぎる。阿波踊りも山奥にあったのを徳島市内に誘致したらしく、富山も市街地に誘致するはなしもあるようだが、縦に長い坂の町でこその風情と思う。
おわらショット・ポスター・踊り・歴史
むかし、iinaも8月の富山祭の「おらっちゃ祭」部門で、城址通りに誘致した当事者としては思い入れもあるが、地元を離れない方がよいとおもう。
この坂の町に町人の華である曳山が、昼間に下り、宵には提灯をつけて . . . 本文を読む
三日三晩にわたって踊る八尾町の「おわら風の盆」は、三味線や胡弓の音色が織りなす哀愁の調べと、優美な舞を心ゆくまで繰り広げた。
一日午後三時から町流しや、特設ステージで舞を披露した。
辺りが暗くなり、通りのぼんぼりに明かりがともるにつれ、ムードは最高潮に。地方(じかた)が奏でる哀切の音色と歌声が響く中、観光客は、勇壮な男踊りや、つやっぽい女踊りの優雅な所作に見入った。午後十一時に行事が終わった後も . . . 本文を読む