人・企業・地域を元気に!いでっちの奮戦記

イデアパートナーズ㈱の井手修身(おさむ)の地域再生、観光地活性化に関する人・企業・地域の様々なエピソードを紹介する日記。

宮崎県 諸塚村を行く①

2008年04月27日 | 特に宮崎県内の話題
先日から、

フォレストピア広域観光圏 という宮崎県の
高千穂町、五ヶ瀬町、諸塚村、椎葉村、日之影町

の広域観光を盛り上げようとお邪魔しています。

さて、その第一弾は、諸塚村 。

人口2千数百人の、中山間地域です。
福岡から、車で4時間はかかります。


かなり山深い谷に、数十の集落があります。


山々の景色は素晴らしい、、のですが、

アレックスさんの話しの後で、どうしても土木工事の
すさまじさを見てしまいます。

『犬と鬼』の土木国家の鬼 が見えてきます。
 http://blog.goo.ne.jp/idea-p/d/20080420



中山間の地方では、土木産業が一大産業であったことは
否めません。


しかし、昨今の公共事業の目減りで、今のままでは継続できない状況です。

しかし、諸塚村には光があります。



宮崎県 諸塚村を行く②

2008年04月26日 | Weblog
元気な農産品加工グループの女性が何グループもいます。

これは、地元では名物の しいたけ寿司、たけのこ寿司 です。

最近、すっかり高騰している日本産のしいたけ、たけのこ。
これを煮付けして、薄くスライスします。


わさびと寿司飯、海苔で巻けば、出来上がり


「旨い
これは、コリコリして、あわび寿司のような食感です。

お母さんの自慢の一品です。
笑顔も素敵ですねー



別の加工グループでは、。
これまた絶品の よもぎ饅頭、紅いも饅頭 です。

この鮮やかな色合い。 自然の色ですから。


やはり郷土の食文化は良いですね、。

応援したくなります。


アレックス・カーさんと博多の町家を見学①

2008年04月25日 | イデア塾の紹介
アレックス・カーさんと株式会社「庵」の代表取締役社長の梶浦さん
とイデア塾の前と翌日、福岡の町家を見学していただきました。

庵の京町家ステイ の考え方を紹介しますと

京町家は、旅館やホテルとしては現行法制上は使用できません。

それならば、もともとの住居としての町家を、お友達や親戚の家に
泊まりに来た感覚、別荘に来た感覚で使えないかと考え、

住居として短期間使用するという仕組み を導入されました。

とはいえ、お洒落な町家でなければ泊まりたくありません。

京都の伝統美を生かしながら、モダンやオリエンタルな感覚を
差し込んで、気持ちの良い空間造りにこだわっております。

この発想に、私は共感しました。
地方の古民家や町家もこうした考え方を導入すれば、再生できるのではと。

さて、福岡、博多の町家はというと、戦火に遭い、少ない状況でした。
そこに、玄海沖地震で更に、痛手を受けほとんど残っていません。

それでも、いくつか残っており、町家ステイに共感された
1人のオーナー箱嶋邸  に
アレックス・カーさんと梶浦さんを案内しました。

旧唐津街道に面する、箱崎宮近くの町家です。


100数十年の町家ですが、つい最近まで利用されており、
中は十分きれいでした。
この様な、きれいな「漆塗りの欄間が、居間にあります」

 
 続く

アレックス・カーさんと博多の町家を見学②

2008年04月23日 | Weblog
←新聞に掲載されました。


居間に「飾り階段」もあります一味違う町家です。
中庭もあり、町家独特の造りです。



倉庫にしまってあった、「屏風」を見つけ、早速品定め、。
なかなかの物だそうです。


箱嶋邸の建物は良い状態で残っていましたが、
残念なことに、周辺はほとんどなく、ポツッと1棟あるだけです。

アレックスさんも
「町家だけでは、泊まりにこない。周辺の文化、くらしと
 融合した楽しみ方を提供する必要がある」と、。

そうですね。
しかしこの様な、町家も空家になるとすぐに傷んできます。
「暮らすように旅する」しくみを、福岡・博多にも導入する時期だと
思いますね、、。

イデア塾 アレックス・カーさんの話し①

2008年04月20日 | イデア塾の紹介
先日、私が主宰する新しい価値転換・創出の場 イデア塾 に、

美しい自然環境や文化遺産への審美眼を持ち、
日本人より日本の「美」を知っている東洋文化研究者

アレックス・カーさん をゲストにお呼びしました。

「日本は『醜い国』になっている」

「かつて美しい自然環境と豊かな文化遺産を誇った日本は、
 今や見渡す限りのコンクリートと看板、電線に埋め尽くされている。」

「美しい日本を後世に残す、美しい町に美しい一軒家」

「何でもない田舎の素朴さ」

「安全・便利だけでは日本の文化は継承できない」

「文化を活用しビジネスで生きることが大事」など、

2001年には『犬と鬼』(講談社刊)を執筆されています。

『犬と鬼』は「犬馬は難く、鬼魅は易し」からきているもので、
いくらでもある、ありふれたものー犬や馬ーきちんと描くのは難しいけど、
奇怪な想像物である鬼ならだれでも描きやすいという意味で、
アレックスさんはこれを、
日本の官僚社会が創り出した土建国家の仕組みの中で、
官僚が、長期的・根本的な問題に取組まず『犬』、
豪華な、目立つモニュメント『鬼』ばかりを考え出す、というもの。

アレックスさんの言葉は胸に鋭く刺さります。


またアレックスさん達は、「美しい日本を次の世代に」を使命として、
2003年京都に株式会社「庵」を設立。
京町家の保存を目的に、京町家スティと日本の伝統文化体験研修事業を
スタートされています。
 http://www.kyoto-machiya.com/

コンセプトは、
暮らすように旅する 
今からの滞在型観光に向けて 重要なキーワードですね。
 
今回は、アレックスさんに合わせて、博多の老舗旅館、
旅館 鹿島本館 の座敷で、開催。


120名を超える参加者で熱気ムンムンした。
鹿児島、宮崎、長崎と九州各地、東京からお越しいただきました。


続く


イデア塾 アレックス・カーさんの話し②

2008年04月19日 | Weblog
自己紹介を兼ねて、さまざまな意見が出されましたが、
ひと際、鋭く、ズバッ!とアレックスさんに切り込んだのは、

波佐見GCTの会長 深澤さん です。

「アレックスさん、あんたはスゴイ! しかーし!」

「日本の文化を守ること、本物を伝承していくことを、
 アメリカ人に指摘されてるようじゃ、日本はホントに情けない!」

なるほど、そうですね。
私達が気付いて、声を上げなくてはならないのです。

深澤さんの鋭いお話は、彼の田吾作ブログでご覧ください。
熱いお話が見れます。
 http://tago39.jugem.jp/?eid=696

左から2番目が深澤さん、ちゃっかり記念写真撮ってます。


懇親会は、そのまま座敷で行いました。
みんな熱い話しに盛り上がります。



今回は、長崎県おじか島から大勢お越しいただきました。
下は、NPOおじかアイランドツーリズムの高砂さん。
アグレッシブルな青年?です。

宮崎県庁見学?!

2008年04月13日 | Weblog
先般、宮崎県庁に伺いました。

福岡から宮崎へ行く時は、AIR使いますが、
いつも満席なんです。
週末など、乗れない便もあります、。

以前は、ANAがフライトしていましたが、JALのみになって、
ほぼ満席状態
JALとしては、営業的においしいでしょうが、利用者は不便です。

JALさん、増便するか、機種を大きくするかしてもらいたいですね。

観光客も増えているのですから、宮崎県としては、商機を
逃してはいけないですね。

さて、平日の午後、県庁を訪れてみると、なんと観光バスが
数台、県庁前に停車しています。



何事かと思えば、今流行の 
県庁見学、東国原知事見学ツアー

知事にあえなくても、わざわざ訪れるらしいですねー

この日も、観光客相手に県庁職員が、ガイドしていました。



年間、30万人近く来訪するらしいです。
県の物産館も大賑わいです。

1年半前は考えられませんでしたからねー

このブームを活用して、本物の宮崎県の良さを体験してもらいたい
ですね。

 チャンス!宮崎 

民宿銀鱗荘で天然ひらめとあわび三昧

2008年04月06日 | Weblog
蒼い海に囲まれた、西九州 最西端の島・長崎県平戸。

先日は、玄海を望むすばらしい環境にある
網元の宿 銀鱗荘 に行って来ました。

ここは、宿のご主人が、網元=漁師さんです。

 料理までこなす主人、銀吉屋さん


その日の朝の新鮮な魚を食することができます。
1月~4月までは「天然ひらめ」が名物。


 さざえとうちわ海老の刺身もおいしい!


けど、今回は、あわびの踊り焼き 1匹です


これは、やわらかくておいしいかったですねー。

是非、行って見て下さい おススメです。
 http://www.hirado-net.com/user/kaiin/ginrinsou/ginrin2.html


■4月~7月まで「地魚まつり」

阿蘇神社門前町のかわいい売り子さん

2008年04月05日 | Weblog
先日は、熊本県阿蘇にある阿蘇神社近くの門前町
にお邪魔しました。

阿蘇神社からはいった横参道、門前町界隈は、
どこかなつかしい風景と情緒に出会うことができます。

水のここちよい流れの音と町並みが良いですね。
 http://www.aso-hifuri.jp/sansaku.html

その中にある、阿蘇とり宮の馬コロッケは名物です。
 http://kumamoto.e-machi.ne.jp/1011064/
そしてもう一つおススメが、
郷土料理「はなびし」 

ここの「田舎いなり」の定食はバツグンですねー。



けど、それよりも店の前で、「田舎いなり」を販売していた
チャーミングな売り子さん に感激しました。

 2人とも、近所のお子さんらしいですね、、。感心
 買わずには、帰れない、、