人・企業・地域を元気に!いでっちの奮戦記

イデアパートナーズ㈱の井手修身(おさむ)の地域再生、観光地活性化に関する人・企業・地域の様々なエピソードを紹介する日記。

アレックス・カーさんと博多の町家を見学①

2008年04月25日 | イデア塾の紹介
アレックス・カーさんと株式会社「庵」の代表取締役社長の梶浦さん
とイデア塾の前と翌日、福岡の町家を見学していただきました。

庵の京町家ステイ の考え方を紹介しますと

京町家は、旅館やホテルとしては現行法制上は使用できません。

それならば、もともとの住居としての町家を、お友達や親戚の家に
泊まりに来た感覚、別荘に来た感覚で使えないかと考え、

住居として短期間使用するという仕組み を導入されました。

とはいえ、お洒落な町家でなければ泊まりたくありません。

京都の伝統美を生かしながら、モダンやオリエンタルな感覚を
差し込んで、気持ちの良い空間造りにこだわっております。

この発想に、私は共感しました。
地方の古民家や町家もこうした考え方を導入すれば、再生できるのではと。

さて、福岡、博多の町家はというと、戦火に遭い、少ない状況でした。
そこに、玄海沖地震で更に、痛手を受けほとんど残っていません。

それでも、いくつか残っており、町家ステイに共感された
1人のオーナー箱嶋邸  に
アレックス・カーさんと梶浦さんを案内しました。

旧唐津街道に面する、箱崎宮近くの町家です。


100数十年の町家ですが、つい最近まで利用されており、
中は十分きれいでした。
この様な、きれいな「漆塗りの欄間が、居間にあります」

 
 続く