人・企業・地域を元気に!いでっちの奮戦記

イデアパートナーズ㈱の井手修身(おさむ)の地域再生、観光地活性化に関する人・企業・地域の様々なエピソードを紹介する日記。

おとなの長旅・九州フォーラム

2007年02月23日 | Weblog
2月22日 国内ロングスティの可能性を検証する
おとなの長旅・九州フォーラムが開催されました。

実験結果報告の詳細は http://www.nagatabi.jp/


おとなの長旅・九州は、団塊世代の大量退職をにらみ
1週間以上の長期滞在型観光の可能性を探ろうと、昨年9‐11月にかけ、
別府(大分県)、阿蘇(熊本県)、雲仙、五島、佐世保・波佐見(長崎県)
で受入れをしました。

参加者47名中、福岡県内からの参加が45%と首都圏と同じ割合を占め、
「2‐3時間圏内の近場で『ふるさと探し』をする人が多い」と私は分析
しました。

ロングスティの最大の機能は、コンシェルジェ(案内人)機能の拡充
であることが浮き彫りにされました。
また、そこでしか体験できない企画で、他地域との差異化を図ること
も必要です。

官民連携組織『おとなの長旅・九州』コンソーシアム
では、2007年度中に実験の第2弾を実施する計画で、参加地域を九州全域の10‐15に拡大していく予定です。

九州をロングスティのメッカにしたい

これからも、動き続けます。





平戸市大島村 これは秘境だ!①風力発電

2007年02月17日 | Weblog
先日、平戸観光協会主催のモニターツアーに加わり、
平戸市大島村 に行きました。

平戸市から北西にフェリーで40分、人口1,600人小さな島です。

大島村ここは、捕鯨が日本でも大変早くから始まり、江戸、明治時代に栄えていた
その当時の屋敷があると言うので、見聞に行きましたが、ハッキリ言って
驚きの景観!まさに秘境! と言える魅力の島でした。

魅力その① 風力発電の風景



新型が16基できたそうで、なかなか優雅な風景です。
で、真下まで来ましたので、風車に触ってみました。物好きな私だけ、、
な、なんと羽が40Mもあります。



魅力その② 丘全体が棚田
右上の棚田をクリックしてみてください。

小高い丘全体がきれいな棚田になっいています。
石垣も大変きれいに積んであります。畑作、米作も行われています。
これは、後世に残る芸術 と思いました。

平戸市大島村 これは秘境だ!②的山(あづち)の町並み

2007年02月15日 | Weblog
前回からの続き

魅力その③的山(あづち)大島の町並み です。

ここは捕鯨の港村で、江戸時代から相当繁盛していた地区らしい。



その時の300年前から明治、大正、昭和初期の建物がそのまま
残っているのです。 右上の写真をクリック

実際、町中を歩いてみると、明治なのか昭和初期なのか、、
タイムトリップ した様な錯覚を起こすほどの佇まいです。



よくこれだけ、きれいに残ったもんです。

今、地域住民が、この町並みを活用して、交流やツーリズムをはじめています。

求む!花粉症に悩む方 “避粉地”モニター募集

スギやヒノキが少なく、花粉症がないといわれる的山(あづち)大島を「花粉症
ゼロの島」で観光を楽しんでもらう「避粉地」として売り出そうという計画。
実は、私は花粉症で悩んでいますが、この半日は確かに、
ムズムズしませんでした。

申し込みは大島村観光協会=0950(55)2117までと、。

応援したくなりますね!


「ビミョーな未来」をどう生きるか 藤原和博先生

2007年02月12日 | Weblog
今日は、杉並区立和田中学校校長 藤原和博先生 の
講演を聴きにいきました。㈱フラウ主催

藤原和博さんは、リクルートから、民間企業出身で都内ではじめて
杉並区立和田中学校校長に就任されました。
小中学校での教育改革にかかわり、 自ら開発した[よのなか]科の実践が
話題となっています。

「よのなか」科~「世の中のすべてが教材」という考え方のもとに、
 生徒に身近なものから経済や地方自治、法律などの「世の中」を考える授業。
 生徒が店長や検察官などの役割を演じたり、講師を招いて一緒に考えたりする。

藤原さんはリクルートの先輩です。
在籍時代から何度かお会いしていましたが、いつもながら、
さがまさし に似ているが講演のつかみです。
 ↓ 確かに似ている、



さて、本日のテーマは
「ビミョーな未来」をどう生きるか です。

今の子供たちと私たちの時代では、「コミュニケーションの環境」において、
大きく3つの違いがあると言う。
①チョー便利社会
全く会話なくても、ゲーム、機械、システムがそれを補い、子供が何不住なく、
生活し、結果子供たちの思考を鈍らせる社会
②高度消費社会
お金で全ての完成品が買えると子供が勘違いする社会
③成熟社会
個々人がそれぞれに、多様な意見や方向性を見出していく社会

よって、従来の情報処理力=正解を求める学力から
情報編集力=納得解を高める学力づけが必要であること。

他に相談しながら答えを導き出していくネットワーク能力
が必要であること等、目から鱗の話でした。

そのために、、色々なお話がありましたが、
詳細は「よのなかネット」http://www.yononaka.netをご覧ください。

 
その中で、私が興味を惹いたのは、
学校内の地域本部です。
地域社会を学校の中に受け入れる。地域住民がスタッフとして入ります。
・土曜日学校(ドテラ)の運営 土曜日の午前中に寺子屋を主催。
・図書室の司書業務サポート 毎日夕方、図書室を利用できる。
・ コンピュータ室ならびにノートパソコンの貸し出し
・ グリーンキーパーズによる学校の緑の保守 等

私も、自分の地域では、「オヤジの会」で小学校に関わったりしているので、
親-学校-地域で子供を育む
 ヒントを得ました。

久しぶりに2時間、良い話でした。

梅が咲く、久留米草野のほとめき歩き募集中!

2007年02月11日 | Weblog
福岡県久留米市草野町 で、はじまる「まち歩き」の案内です。
地元の方とマップを作り、町歩きガイドの準備をしてきました。。

先日、コースの下見したらもう がきれいに咲いていました。



草野は、古い町並みがたくさん残っています。
昔の庄屋の家、石垣が立派です。半端じゃなく、大きい家があります。
下記は、昔病院だった洋風建築物を、山辺道文化館 として活用しています。


今、卒業写真という映画のロケ地にもなっています。(今年、上映かな、?)

また、柿の産地で木枝と山の風景が芸術的に見えます。



そこの地で、まち歩きのツアーを実施します。
ほとめき歩きIN草野
 ~草野伝統的町並みと耳納山麓を楽しむ町あるき~

【日時】
3月3日(土) 東部コース(A)「街道の面影を残す町並みコース」
午前10時出発(受付9時半~)及び午後1時半出発(受付13時~)

3月4日(日) 西部コース(B)「春の息吹を感じるコース」
午前10時出発(受付9時半~)及び午後1時半出発(受付13時~)

【定員】
各グループ15人程度
【参加料】
1人500円
【申込み】
2月8日(木)10時~電話で山辺道文化館へ(電話0942-47-3015)

(主催事務局)(財)久留米観光コンベンション国際交流協会
        電話0942-47-3015
http://www.kttnet.co.jp/kurume-convention/category/00183.htm

草野地区は椿がたくさん咲きます。
この時期はお勧めです





もつ鍋 なかむら 紹介します。

2007年02月10日 | Weblog
冬は鍋に限りますねー。
で、福岡と言えば、もつ鍋 です。

食べ物やお店を紹介するほど、グルメ通ではないですが、この「もつ鍋」
はあまりにおいしくて、風情があり、お勧めにつき紹介します。

今回はグルメ通の知人から紹介を受け、札幌からの友人を連れて行きました。


中は、カウンターと奥に座敷。
店は壮年ご夫婦2人でやられています。
座敷に座り、メニューは?と聞くと「うちはもつ鍋だけなんですよ~」と、奥さん。
(奥さんの笑顔も素敵です、。
ムム、、これは、期待できそう、、、。

まず5人前を注文。 もつ、ねぎ、きゃべつ、にんにく、をしょうゆ味付けしています。

     ↓↓↓↓↓↓↓↓ 目の前で、もつ鍋が完成していきます。



あっさりしててほんとにおいしい 

聞けば、オーナーはもつ鍋一筋20年らしいです。
文芸春秋に掲載されたという、由緒あるお店なのです。
http://www.kikumasamune.co.jp/guide/list_h/h197/nakamura.html

結局、3人で10人前。ちゃんぽん麺付。
いやー満足、満足。

福岡に来た際は、行ってみてください


九州ツーリズム大学 IN由布院 ②

2007年02月08日 | Weblog
九州ツーリズム大学 2日目は大分県由布院 です。

由布院が九州、日本の個人旅行時代の温泉地成功モデルのように言われています
ので、今更そんな話は割愛しますが、確かに年間400万人あまりが訪れる観光地
になりました。


ですから、外資本で色んな土産物屋、雑貨屋、飲食店が入ってきます。
湯坪街道歩くとショッピング街です、、
町並景観のガイドライン等作り、景観保全もしていますが、現実はなかなか
厳しいです。


しかし、一通り奥に入るとそこには、田園風景が広がります。


その風景や景観保全の取り組みに
ツーリズム・農と観光の融合 を垣間見れます。

散策、講義の後は、亀の井別荘「湯の岳庵」 で
http://www.kanko-map.jp/photo2/lunch/yunotakean/index.html
懇親会の始まりです。

ツーリズム大学は小国町と由布院の共同プロジェクトの意味合いもあります。
よって、中谷健太郎さんや溝口薫平さんも登場され、みんなで談義が始まります。
2人は、やっぱ有名人ですから、みんなに囲まれて、盛り上がります。

2次会は、「玉の湯旅館 ニコルバー」、3次会は「BAR○△」、。
この日も、ツーリズム大学学生と夜な夜な盛り上がりました。

九州ツーリズム大学 IN杖立温泉 ①

2007年02月07日 | Weblog
2月3日、4日、5日と熊本県小国町にある「(財)学び舎の里」が主催する
九州ツーリズム大学  に行って来ました。http://manabiyanosato.or.jp/tourism/

日本のさまざまなツーリズムの在り方や手法を学び、ネットワークを広げる
現代版 ツーリズム松下村塾 でしょうか、、。

今年が10周年になり、私はそこの2期生です。9年前に東京から通っていました。
私の地域づくりやまちづくりのスタート地点です。
2泊3日が7か月で7回開催されます。
今回はその6回目。卒業生でもあるので講義をしました。

テーマは、温泉地と旅館の再生 です。

会場は、小国町にある杖立温泉 です。

杖立温泉は古くからの湯治場で、数十年前の温泉慰安旅行時代に栄えました。
私は、幼少の頃よく家族旅行できていました。射的場やピンボール場がありました。
でも今は寂れています、。


そこを、何とかしたいと地元の若者たちが立ち上がっています。
チーム背戸屋 です。小国ブログ~まつり屋~
http://gazoo.com/G-Blog/mura_ogunioo2/index.aspx

「背戸屋」は「路地裏」を指すらしいのですが、背戸屋を歩いて楽しんでもらおう、
魅力を発信していこうと色んな取り組みをしています。


こんな額を壁に造り、まちかどギャラリーをしています。


話はツーリズム大学に戻ります。
昼間は、講義やフィールドワークをしてますが、盛り上がるのはやはり
夜の講義?懇親会です。

真ん中の赤い服の女性は、喫茶ジュンのママ ことジュンちゃんです。
チーム背戸屋のメンバー。
左の女性は、小国町出身イデアパートナーズの「はっしー」です。


この日も夜の2時まで盛り上がっていました。