人・企業・地域を元気に!いでっちの奮戦記

イデアパートナーズ㈱の井手修身(おさむ)の地域再生、観光地活性化に関する人・企業・地域の様々なエピソードを紹介する日記。

山口県 長門湯本温泉街に行く

2008年09月27日 | Weblog
先日は、山口県長門 湯本温泉 に行って来ました。

今からおよそ600年前からあり、山口県ではもっとも古い歴史をもつ温泉。
江戸時代には藩主も度々、湯治に訪れたとか。

湯治場的な庶民の温泉でもありますね。


今はは12件のホテル・旅館があります。
長門 湯本温泉の中央に流れてるのが音信川(おとずれ)
なかなか響きの良い名前ですね
川沿いに結構大きい旅館が立ち並んでいます。



さて、今回は、国土交通省 地域振興アドバイザー の
派遣で、アドバイザー的立場で参りました。

オファーされたのは、湯本温泉旅館協同組合青年部 の面々。

温泉街を活性化させたいと、さまざまな試みをされています。
音信川に想いを寄せる人へ恋文を流す「音信川恋文伝説」。
「恋叶うまち湯本温泉」として「恋人の聖地」の認定、など等。

白木さん、伊藤さん、大谷さん、はらださん、山村さんの5人で
奮闘してしているのは、十分伝わりますが、どうしてもその活動が、
地域に広がらない、単発のイベントになりがちです。

そこで、どうやって周り(商店街や住民)を巻き込めるか、
何をそこで、行うのか、2日間真剣に話し合いました。

そして、新しいまちづくりの組織をたちあげようという機運が
できました。
詳細は、また次の訪問でやりますが、若い5人衆の活動を応援
したくなりましたね。

温泉街の中で発見した、「黒毛和牛 炙り寿司」です。
美味しかったー




宮崎県庁と綾の食農を楽しむ

2008年09月21日 | Weblog
先日は、宮崎県綾町を訪問しました。

と、その前に宮崎県庁に立ち寄ったところ、まだまだ
県庁が観光地になっていました。


警備員も観光の案内をしてくれています。
すごいねー いつまで続くかね。


さて、市内を後にして、今回、おとなの長旅・九州に参画している
綾町 綾わくわくファームに行って来ました。

さて、市内を後にして、今回、おとなの長旅・九州に参画している
綾町 綾わくわくファームに行って来ました。

ここは、宮崎県のスローフード事務局をしています。


浜田さんのもてなしは、昨年の地域コンシェルジュの中でも
大変評価が高かったですねー。 右が浜田さん。


4泊5日の長旅の滞在プランは、

有機栽培の食と農に触れ、自然の恵みをたっぷり味わう

原生の照葉樹林に包まれて過ごすゆったり豊かなスローライフ

どちらもおススメです。



水上村 森の暮らしを学ぶログハウスづくり

2008年09月20日 | Weblog
もう秋ですねー。

最近、農村にお邪魔すると彼岸花 が咲いています。
~暑さ寒さも彼岸まで~とはよく言ったもので、最近はめっきり
涼しくなりましたもんね。

彼岸花で思い出すのは、熊本県水上村で行われている
水の上の学校 です。
体験型のツーリズムとして、10年前にはじめられました。
私が、地域活性で最初に手がけた地域でもあり思い入れもあります。

そこで、この時期開催していたのが、
ひがん花の里をウキウキ歩く学校 
棚田の里をガイド付きで歩いて、交流して楽しむものです。



そして、ここで今でも展開されているのが、
森の暮らしを学ぶログハウスづくり です。

村のキャンプ場を手がけたログビルダー井手明彦さんが
先生となり、5日間の日程で皮はぎ、仮組み立てまでを学びます。
初心者でも大丈夫。
「一度はログハウス造ってみたい」
「山里に暮らしてみたい、林業やってみたい」
そんな方が、来られます。



4泊5日、まさにテーマ型のロングスティですよね。



毎年の参加者によるログハウス部会があり、聞けば、
今年10周年 になるという。
毎年、1棟づつログハウスを完成させたわけですから、
9棟も参加体験型で出来上がったんですねー。

感慨深いですね

10年続ければ、地域に根付きますね、継続は力なり

今年も、平成20年10月31日(水)~11月4日(日) に
開催されます。
 詳細は、水上村役場 企画観光課  0966-44-0312

長湯温泉 林の中の図書館

2008年09月18日 | Weblog
先日は、大分県長湯温泉に行って来ました。

ここは、「日本一の炭酸泉」と言われています。

長湯温泉は血行を促進するため、神経痛や心臓病に効き、
また、飲めば胃腸の働きを活発にするので、胃腸病や便秘
に効果があると言われています。

川のほとりに、ガニ湯があります。
入ってみたいねー。 


ラムネ温泉館
は、その炭酸泉を味わえる日帰り風呂です。
私も入浴しました。 鉄分の多い炭酸泉ですね


そして、もう一つ、長期滞在宿泊施設ができました。

林の中の小さな図書館 です。
B(ベッド)・B(ブレックファースト)に加え、C(カルチャー)という
図書館を併設しています。
コテージ風の宿泊施設とマッチしています。


ここはおとなの長旅・九州 にも
参画いただいているお宿です。

下記は、宿のコンシェルジュの佐藤さん。
連泊が半分以上おられるとか、。
この雰囲気は納得できますね。



林の中の小さな図書館

シティマラソン福岡 (ハーフマラソン)に出場します!

2008年09月14日 | Weblog
2008年11月2日(日) シティマラソン福岡 に出場します。

なんと、ハーフマラソン(21.0975km) です。

地域(隣の小学校)の「オヤジの会」の仲間が、毎年「シティマラソン福岡」に
出ていて、前々から誘われていましたが、断っていました、。
それが、今春、飲み会で盛り上がり、その場の勢いで「出ましょう」と。

私と、友人の梶さん2名がエントリーすることになりました。

「シティマラソン福岡」は福岡ドームを出発して、市内を走るんですが、
かなり厳しい時間制限があります。

エントリー要領には、ハーフを2時間以内で走れる人とあります。

実際、5KM毎に、時間制限がありそれを過ぎると、その場でアウト。
1Km=約6分で走らないといけないペースなんです。
慣れない人にはかなり、ハードな時間と距離なのです。

これに、エントリーしたのですから本来は無謀とも言えるのですが、
一度決めたらやり抜こうと決意し、8月から練習開始しています。

と、言いましてもずっと走っていませんでしたので、しんどいです。
また、平日は仕事で夜遅いこと、出張もあるので、なかなか走れません。

それでも、合間をぬって、平日の夜1回は3~5Km、休みには10Kmを
走るように心掛けています。

そして、今日、曇り空、暑くもない中、
大濠公園タイムトライアル 16Kmに挑戦しました。

結果は、1時間26分19秒 1Km@5分24秒と予想以上の
好タイムでした。

「行けるかも、。」

これからのシティマラソン福岡 挑戦にご期待ください

百道浜シーサイドクラブのブログ
 http://seaside.5.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=2425535

そううなんですね、5,000名近い参加者がいるので、
私のような初心者はスタートから3-4分して、スタートラインに
立てるのです、。厳しい~

九州ツ-リズム大学と黒豚屋さん

2008年09月13日 | Weblog
先日、久しぶりに熊本県小国町に立ち寄りました。

ここには、全国のツーリズムのイロハは学べる、
九州ツーリズム大学 があります。

1997年から、農山村でツーリズムを実践していく担い手やリーダー、
コーディネーターとなる人材の育成、各地域で求められている
ツーリズム関連の情報発信センターを目指して開校しされました。

私も、そのこ2期生卒業生。
10年前、ツーリズムやまちづくり、地域活性の考え方や
ネットワークを学びました。

私の地域活性の原点でもあります。
卒業生には、地域づくりやツーリズムの専門家や、研究者、農家民泊や
農家レストランの起業家、実践者、情報誌編集者とさまざまです。

■期間  今年も9月~来年3月まで。
■学科  □ツーリズム学科
        事業家の方策、農家民宿、農家レストラン
        生活リゾートの創設などツーリズムに関する科目
       □観光まちづくり学科
        景観、地域経営、マーケティング、農産加工
        食などのまちづくり全般に関する科目
       □環境教育コース

  10月4、5日は、私やツーリズム学科長 佐藤誠先生も講師
  として登場します。単発参加もできます
   申し込みはhttp://manabiyanosato.or.jp/tourism/teacher.html

さて、そこの事務局として数年前まで奮闘されてた
宮崎 陽二さん 
通称「陽ちゃん」は、自らツーリズムの起業家として、
(有)小国グリーンファームフーズを設立し、
小国町の商店街の中に、黒豚専門店を出しました。

その名も 黒豚屋



小国町で生産している極上の黒豚を、「えっ、ホンマ?!」
という値段で販売されています。
儲かってるのかな、、



特徴は、トンカツ、ヒレカツ、メンチカツは注文を受けてから
その場で陽ちゃんが揚げて、出来立てを提供してくれるところ


これは、ホンと旨かった

陽ちゃーん、がんばってや
 電話 0967-46-5572 



久留米市内の路地裏散策と自己主張の看板

2008年09月09日 | Weblog
今3年ぐらいをかけて、久留米市観光課の方々と
久留米市ほとめき歩き に取り組んでいます。

地域に住民が、地域のあ宝を発掘して、マップにして、
まち歩きのガイドとして、来訪者をもてなすというもの。

ほとめき 久留米方面の方言で もてなし という意味です。

今回は、ほとめき通り商店街がある日吉地区
を地元の皆さんと歩きました。

ほとめき通り商店街のアーケード街は、昨今の中心市街地の空洞化
に見られるように空き店舗が多くあり、さびしい一面があります。

けど、実際に歩いてみると頑張っている商店やおもしろいお店が
あります。

その中でも、この街の特徴は、グルメ、飲食の宝庫なこと。
昔から、筑後地域の中核都市として、飲食店が集積したことにも
ありますが、有名なところでは

 焼き鳥消費量が日本一! 

焼き餃子、久留米ラーメンとB級グルメの宝庫でもあり、
1月には B-1グランプリ が開催されます。

さて、そんな商店街の路地裏を散策してみると、そこは
何とも懐かしい雰囲気の横丁があります。

その中でも目に付いたのが、自己主張の看板です。

今じゃ考えられない、道にはみ出した自己主張!


「生活互助会」まだあるの?


「エレガント」、、。お店の名前です。


「女性が駆け込める110の店」


よく最近は、昭和レトロの街などと、まちづくりで言いますが、
ここは、そのまま地で今もこの風景と生業が行われています。

どんなほとめき歩きになるか 乞うご期待。


波佐見 朝飯会に参加

2008年09月08日 | Weblog
前日の講演会に続き、恒例朝飯会 に参加しました。

朝飯会は、NPOの会長 深澤 清さん が主催されます、
朝6時半からの勉強会 です。

私も今回で4-5回目ですが、昨日は波佐見泊でしたが、
いつもは、これに合わせ福岡からくると 朝5時前に家を出発
することになります。

半ば、強引 にお誘いをうけるのですが、
実に、来て見るとホンと多彩な顔ぶれで、ビックリします。

今回も福岡から、朝早く出て、JR九州 取締役の町さんや、
大学生を引き連れて、TAOの林田さんたちが来ていました。

総勢30名を超える、個々の自己紹介兼近況の世情を述べる
情報交換の場です。

下は、福岡大学の学生と林田くん


熱弁される、波佐見町長
キャノン工場の誘致に成功して、鼻息も荒いです


この朝飯会を、毎月1回、数年間続けている深澤パワーに
驚かせられます。
まさに、まちづくりの原点になる人材育成の場ですね。

田吾作ブログで詳細は見てください。
 http://tago39.jugem.jp/?day=20080906

正直、今週は、東京出張 に始まり、で久留米、
宮崎県五ケ瀬町、長崎市、波佐見町と、イデア塾開催
とほぼ毎日奔走しました、。

やっとひと休みの休日に入ります。

波佐見でのまちづくり講演 

2008年09月07日 | Weblog
先日、長崎県波佐見町で、まちづくりの講演を行いました。

NPO波佐見グリーンクラフトツーリズム研究会
の主催です。

まあ、波佐見は何度も訪れて、特に文化の陶「四季舎」
の設立パーティで何度も話はしてきていましたが、
今回は、住民向けということで、、。

 文化の陶「四季舎」の取り組みについては、
 http://blog.goo.ne.jp/idea-p/d/20080322
 http://blog.goo.ne.jp/idea-p/d/20080321

サクラなし で、人集めしたということでしたが、
100名近い住民が、平日夜にも関わらず、来られました。

そーなると、こちらも気合が入ります

題目は、波佐見町の集客・交流まちづくり戦略

    ~波佐見アート・デザイン村構想~

波佐見の400年の窯元の歴史・文化・風景・人材を
活用して、古民家を再生した若手のギャラリー、食事処、癒しの空間、
人材育成の研修所を設置していこうというものです。

既に、5年前から1つ1つ手がけている事の全体マスタープランです。

それを担うのが、NPO法人であり、この組織が
地域のコンシェルジュとして、さまざまな異業種の方々を
繋げる接着剤になることが重要です。

先日の樋渡市長の話にもならって、
1番になる豊かな発想と、笑いがあるまちづくり
を目指していきましょうと、話をしました。

 その様子は、田吾作さんのブログをどーぞ。
 http://tago39.jugem.jp/?day=20080906

意欲的な参加者の様子を見て、波佐見の町は、再生していく
エンジン(人材)を持ち合わせていると確信しました。


第13回イデア塾開催 樋渡 啓祐武雄市長

2008年09月06日 | Weblog
9月4日 第13回目のイデア塾が開催されました。

今回のゲストは、

樋渡 啓祐(ひわたし けいすけ)さん 佐賀県武雄市長

【テーマ】は、
「力強い」地方づくりのための、あえて「力弱い」戦略論
~武雄市のまちづくりから見える地域活性化戦略~ 

今回も80名の参加者で盛況でした。



樋渡市長は、営業マン首長としては全国一です。
どんな話が聞けるか
早速、参加者全員に、ハーブの一種
「レモングラス」のお茶のふるまい です。
イデア塾始まって依頼の特産品の持込で、自らPRします。

武雄では、「レモングラス」を特産品として栽培することにも力を入れ、
市役所内に「レモングラス課」を設置、お茶をはじめエッセンシャル
オイルの開発なども進めているとか、。

島田洋七氏の小説『佐賀のがばいばあちゃん』の誘致で、
武雄市を「がばいばあちゃん」の故郷にしてしまいました。
更には平均年齢74歳の地元女性たちによる観光PR隊
「7人のがばいばあちゃん」を結成し、歌って踊れる
最高齢コーラスグループ「ABBA(アバ)」ならぬ
「GABBA(ガバ)」としてCDを発売された話し。

そして、九州三湯物語。

あれ、どこかで聞いたような、。
そう、一昔前のJRのDCキャンペーンであった京都、大阪、神戸の
三都物語です。

市長曰く、「三都物語のマネです
あの由布院温泉と同列で語ってもらうために、
九州三湯物語で、杖立温泉と3つでPR効果を仕掛けました」と。
由布院と武雄を並べるとは、、 でも仕掛けた物勝ちですね!



そこにはだれもやらないことを最初にやる

思いを形に具現化すること

リーダーは風呂敷を広げられるだけ広げ、夢を語る
戦略があります。

一見、突拍子もないことですが、それを根付かせる実行力がありますね。

そして何より、
まちづくりには、笑いがあること とか。
そうですね、面白いこと、笑いがあることから物事は生まれますね。

また、営業部を設置 して、
市職員に外に打って出る「攻めの姿勢」を出しています。
実際、同伴していた職員さんたちの意欲が伝わってきます。
会場からも沢山の質問がでました。 
下は、久留米の荒木さん、1人で5つも質問攻めに、。


営業マン首長として、アイディアと行動力、リーダーシップを兼ね備えた、
首長でした。 
市長のブログへ http://hiwa1118.exblog.jp/

2006年4月からスタートして、13回目のイデア塾。
そろそろ、延べ参加数が 1,000名 になりました。

魅力的な人との出会い、有益な情報との出会いから、
自分のIDEA(アイディア、理念、目的)を広げ、GENKI(元気)を蓄える。 
新しい価値転換・創出の場、【IDEA(イデア)塾】。
これからも、皆さんに提供していきます。