人・企業・地域を元気に!いでっちの奮戦記

イデアパートナーズ㈱の井手修身(おさむ)の地域再生、観光地活性化に関する人・企業・地域の様々なエピソードを紹介する日記。

リクルートとジーコ・ジャパン その④個人の成長と自立

2006年06月27日 | Weblog
地域活性事業部がなくなった後も、私はしつこく九州で地域活性をしていた。
旅行情報誌「じゃらん」事業の中で、「観光会議きゅうしゅう」http://www.lib.pref.fukuoka.jp/FOPLIB/servlet/search.detail_list?tilcod=2002220050208
(入手したい方は、じゃらん事業九州092-733-3821 )
という観光業界向けの雑誌を立ち上げたり、と形を変えて地域活性をしていた。

しかし、どこかでリクルートの価値基準と自分のそれにズレを感じていた。

この数年間、リクルートの中で、狭いエリアで低価格の広告を沢山集めるフリーペーパー(無代誌)型のビジネスモデルが台頭してきた。これに対応するために、営業、制作、編集がパッケージ化、パターン化され、結果働く社員は、行動力の高さを最大に求められ、個人のパフォーマンスが抑えられる。
社員も3年期間限定社員という、短期間で人材を流動させる制度を取り入れた。

圧倒的な組織力は発揮した。利益もでた。しかし個人の成長はどうであろうか?
私の新人や中堅社員時代のように、創造性、独自性は減ったと思う。

自ら機会を創り出し、機会によって自らを変えよ はどこに行ったのだろう。

私は、もう一度、イノベーションするために、社内の新規事業提案のコンテスト「NEW RING」に、宿再生や観光地再生をプランニングする人的資産会社の設立をを提案した。
400件の応募の中で、最終4件に残った。
リクルートから出資を得て、起業するベンチャー企業第1号案件になるはずであった。
が、結果、もろもろの理由で出資を得ずに、独立する道を選んだ。
最後はリクルートに依存しないこと、選んだ。
今まで、培った多くの方々とパートナーシップで仕事をしていきたいと思った。
「人材×情報⇔GENKI」をコンセプトにした 
イデア(Idea)パートナーズの設立である。

個人力を最大限に発揮できる組織力 のある会社でありたいと思う。

信頼関係構築がビジネスの基盤である ことを理念に置きたい。

4回にわたって書いたリクルートとW杯ジーコ敗戦から思うことでした。
オシム次期監督に期待したい方向性であります。


リクルートに学ぶ その③イノベーション(革新)する

2006年06月25日 | Weblog
入社して3年目、世の中を激震させたリクルート事件が起きた。
総理大臣が辞めるまで進展した事件も後にはないだろう。
 http://www.cc.matsuyama-u.ac.jp/~tamura/rikuruto.htm
この時、多くのメディアに突かれ、イメージダウンもしたが、1つだけ言えたのは、「事業やビジネスそのものは全く問題がなかったこと」である。今のライブドア事件や保険会社の不祥事とは違ったところである。

しかし、仕事への打撃は大きかった。
私は、不動産部門の仕事をしていて、事件との関係性も深い部署だったため、仕事が全く機能しなくなった。私のやっていたプロジェクトは、見事に全部中止。
仕事がなくなってしまった。毎日、することなく途方にくれた。

この時、先輩(当時28才かな)から言われた。
「井手、何もすることない時なんて、絶好のチャンスや。おもろい話聞きに行こう」
それから組織が機能しなかった1年間、自分達のチームは、ビジネスの芽を探しに、さまざまな人に会い、ネットワークを広げた。仕事の可能性を探った。
仕事は与えられるものでなく、創り出すものであることを実感した。

そして、96年、新規事業で地域活性事業部を立ち上げた。
リクルートの地域活性事業とは?
一言とでいえば、人材と情報の流動化である。
1つは、人材の流動化。大都市圏から地方に人材を誘致するUIターン事業。
もう1つは、地方の情報を大都市圏で発信して、地方に人やものを誘致する観光・交流事業。
この事業部のメンバーはすべて、自己申告で集まった多士済々。
色の濃いメンバーばかり。
そもそも何を、どの様にして地域活性するのか、模索しながらの事業。
過疎の村おこしから特産品開発、温泉センター新設、空き店舗活用、福祉等、さまざまな仕事をやってみた。
年間150日間は北海道から沖縄まで出張していた様な、、。
自らイノベーション(革新)することをそんな経験から学んだ。

結果を残せたもの、やっぱり出来なかったもの、あったと思う。
UIターン事業で、数千の人を地方の企業や農業法人や役場に送り込んだ。
まちづくり、地域づくりのきっかけを支援できた地域も数多く出来たと思う。

6年間を経て、地域活性事業部は、廃部になった。
いろんな価値は提供したが、結局、利益を生まない部署は、存続しないという会社の判断であった。

廃部と共に、メンバーは方々に散った。
そして、本当の意味で、そこから個々人が、イノベーションしていった。
 つづく


リクルートに学ぶ その②就職・新人編

2006年06月24日 | Weblog
私が、リクルートに入社したのは、ちょうど20年前。
まだ、バブル経済が始まった頃で、就職も選り取り見取りの時代。
4年生の時、建築学科だった私は、同僚がゼネコンをはじめ建設・土木業界の内定をもらっている時、一人就職活動をしていました。
「自分は技術者には向かない。 商人、経営者になりたい!」と思っていました。

それは、家庭環境にもありました。
実家は、小さいながら酒屋とガソリンスタンドを営んでいますが、元々は、オヤジは勤め人(旅館の番頭さんでした)で、私が小学生の時、脱サラして企業しました。
いつの間にか、自分もそうなりたいと、漠然とどこかにあったのでしょう、、。

法学部の就職窓口で「なんで建築の学生が?」といぶしがられました。
どうやって、就職活動しようか分からず、書店にふと立ち寄ったら、1冊の本がありました。
「リクルートの奇跡」
この本との出会いが、就職を決めましたし、社会人生を決めました。

その頃、リクルートは、地方じゃ全く認知度もない、無名の会社。
今で言う新興企業のようなものでしたが、大都市圏では、情報産業として名を馳せはじめていました。
その創業者が江副浩正 氏

自ら機会を創り出し、機会によって自らを変えよ
この社訓のもと、年齢や社歴に関係なく、「言いだしっぺが事業を始める」「責任ある仕事を任される」「若くして課長、部長になる」
そして、「30歳になったらみんな独立していく」
まさに私が、求めていた会社で、「ここで、自分を磨ける・成長させれる」と入社したのでした。

実際、入社して見ると、全く予想を裏切らない会社でした。
・厳しい売り上目標もサークルのような雰囲気で仕事に没頭して頑張る
・刺激的な先輩や同僚が沢山いて、自分の未熟さを体感できる
・顧客や読者から喜ばれる仕事の中味を優先する
 仕事のやりがいを実感できました。

 つづく





ジーコ・ジャパンW杯一次敗退に思う その①

2006年06月23日 | Weblog
かすかな期待もむなしく、ブラジル戦惨敗で、ジーコ・ジャパンW杯の一次予選敗退が決まりました。
負けた結果について、さまざまなメディアや解説者が評論しています。
まあ結果について、もっともらしくコメントするのは簡単なことで、やってる本人達は「そんな言葉でまとめられたくない」と思っていることでしょう。
そこは、がんばった皆さんにエールを送ります。

その中で、言われているのが
組織か個人か
個人重視のジーコの戦略に疑問?と声が上がっています。
トルシエのように、個人力の劣る日本人には個人技を押さえ、システム、約束事、戦術を徹底させ、組織力で勝負するのか。

私は、これは、対極にあることではなく、
初期から成長期・成熟期にある日本サッカーにおいては、、
個人力を最大限に発揮できる組織力だと思います。

そして、
人材は組織のパーツではない。のです。
ジーコの戦略は、基本間違っていないのです。

これは、スポーツに限らず、企業の戦略にも通ずるものです。

前職のリクルートはよく、個人が魅力的な企業といわれていました。
個人力を活かす風土があり、事業を推進していく組織力がありました。
そう昔はそうだった、、。
 次回に続く⇒

W杯クロアチア戦、惜しくも引き分け

2006年06月19日 | Weblog
W杯クロアチア戦、惜しくも0-0引き分けましたね~。

勝てるチャンスもありましたが、よく負けなかったねーという展開もありました。
川口選手、ファンセーバーしましたね。見事
にわか解説すると、中田選手の奮闘ぶりが際立ちましたね。
中田選手の精神力は半端じゃないね
FW選手、最後にパスせんと、シュートしろよ!と思いました。

次のブラジル戦 23日朝の4時ですが、これは見んといかんでしょう。
がんばれ!日本。奇跡を起こせ!

そんな私は、本日、地域の「ソフトボール大会」で、2戦2敗。
最終回さよなら負けでした、、。
足の筋肉痛になるでしょう、明日か明々後日か、若さがわかるねぇ、、。

長崎県五島地域での新しい予感

2006年06月15日 | Weblog
昨日は、長崎県五島地域(五島市、新上五島町)にいました。
どちらも昨年から「しま自慢観光カレッジ」という観光の人材育成づくりで、通っていました。

その新上五島町では、カレッジの卒業生が、ネットワークの組織を作ろうと立ち上がり始めています。 
また、ふるさとガイドの会も立ち上がりそうです。
一過性の勉強会から、継続した組織、活動への取組みは、期待できそうです。
がんばれ!上五島の皆さん!
で、写真は、そのキーマンのお二人、左Aさんと右Sさん。
Sさんは、上五島で農業法人シーランドファームをつくり、五島牛の飼育と五島初のいも焼酎づくりめざして、がんばっておられます。

さて、写真の黄色い花は、何の花でしょうか?



正解は、 きゅうり です。

きれいな花ですね。
五島市の農業公社では、今、きゅうり、スィートコーンの収穫時期です。
採れ立てのスィートコーンは生で食べれるほど、大変甘く、やわらかいのをはじめて、知りました。 うまかったー
五島市でも、団塊の世代をターゲットとした長期滞在ロングスティの試みが始まろうとしています。
それは、また後日ですね。
この日は、天候が悪く、船も飛行機も揺れ揺れで、久しぶりに酔いました。

地域を磨くパイオニアシリーズ、第4弾 井上弘司さん②

2006年06月14日 | Weblog
そうして数年が立ち、

長野県飯田市は、今、日本のワーキングホリデーの先進地になりました。
 http://www.city.iida.nagano.jp/waki/ 

時を同じく始められた、体験型観光による修学旅行の先進地になりました。
 http://www.mis.janis.or.jp/~m-sinsyu/index.html
この教育旅行の目玉が、農家民泊であり、井上さんのワーキングホリデーによる農家の受入れ態勢づくりが実を結んだと言えますね。

そして、井上弘司さんは、国土交通省観光カリスマに選定され、
エコツーリズム室長になられ、今は経済部企画幹です。(部下がいなくて、やりたい放題らしい?)

彼を見てると、行政マンも一住民、地域リーダーになれることを教えてくれました。




地域を磨くパイオニアシリーズ、第4弾 井上弘司さん

2006年06月12日 | Weblog
井上弘司さんを一言でいうと、
行政マンらしくない、地域リーダーである。

井上さんは、現在、長野県飯田市の経済部企画幹で、国土交通省の「観光カリスマ」http://www.mlit.go.jp/sogoseisaku/kanko/02inoue.htm である。

ワーキングホリデー飯田を組み立てた第一人者です。

ワーキングホリデーとは、農繁期に人手を必要としている農家(柿収穫・干し柿つくり)に、農業に関心がある都会人が3泊4日間、きっちり援農(手伝い)をし、その対価に農家に民泊、飲食させてもらい、相互が交流を深めるしくみです。
7年ほど前から始められて、今では●延参加者1041名、●受入農家89戸になるそうです。新規就農者やUIターン定住者、体験観光の民泊受入れに大きく寄与しています。



井上さんとは、リクルート時代立上げ時(確か農政課の担当係長時)からお会いしてました。

地域の農家の1軒、1軒、ほんとに詳しく歩き回っておられた。
で、ちょっと面白い試みの地域や活動の話を聞くと、いつの間にか現地に足を運んでいました。
「井上さん、役場職員でよく、いつも出て来られますねー」
「いやー仕事じゃ来れんから、休んで来た。」「役場じゃ理解してもらえん、。」

ウン、それはそうでしょ。

しかし、井上さんは、いつも現場を見ていました。
「井上さんは、役場じゃ窓際かもしれんけど(ゴメン井上さん)、この人はほんと凄い!」と思った。
 つづく

オヤジを超える息子!?

2006年06月11日 | Weblog
先日のこと、玄関先にある息子(中2)の真新しいシューズを見たら、やけに大きい。

「これサイズいくつや?」
「えー、27cm。なんで?」
「いや、、、、。」   ゲゲ いつの間にか追い抜かれていた

そーいえば、身長も最近急に伸びて、ほんど一緒ぐらい。
後ろから、息子を羽交い絞めにして、「力は、まだ俺のほうが上」と確かめた。

オヤジとしては、成長のうれしさと、何か男として負けれんものを感じますなー。

オヤジをオヤジとして見せるためにも、私も男を磨かねばと感じました。


IDEA(イデア)塾 応募締め切り。

2006年06月09日 | Weblog
今週、7日(水)に、私の面識のある方へのみに配信した
IDEA(イデア)塾 第1回目

定員40名に、9日までに70名を超える申込をいただきました。

少し大き目の部屋にして対応したものの、あまり増えると、目的のゲスト、参加者同士のコミュニケーづくりができなくなるなあと思い、締め切りました。
参加できなかった方のために、内容をブログで紹介していきます。

しかし、「自分探し」のきっかけづくりを皆さん求められているのでしょうか、。
また、ゲストの井門さんの魅力でしょうか。

手ごたえを感じました。
今後も壷にはまる企画を練ります。

IDEA(イデア)塾いよいよ開校!

2006年06月07日 | Weblog
さて私より、満を持してのご案内です。
【IDEA(イデア)塾】開催のご案内
~人との出会いで、『自分探し』をしませんか~

日頃の仕事や活動で、課題を抱えていて、何か解決のヒントが欲しい方
気持ちはあってもあと一歩が踏み出せなかったりしている方
気軽に相談できる仲間をつくりたいと思っている方
:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:
魅力的な人との出会い、有益な情報との出会いから、
自分のIDEA(アイディア、理念、目的)
を広げませんか。
GENKI(元気)を蓄えませんか。
新しい価値転換・創出の場として、【IDEA(イデア)塾】を開催します。
:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:
私は、色んな方とのご縁で、お客様や仲間やパートナーに恵まれて、
イデアパートナーズ株式会社を設立することが出来ました。
まさに人との出会いが、自分に気づきや発見・機会をもたらしてくれました。

そこで今度は私が「自分探し」の場を創ってみようと考えました。
色んな分野で活躍の方をゲストとしてお呼びし、講話とディスカッションを行います。
ただのセミナーや勉強会ではありません。ゲストと参加者が共に学び合い、仲間に
なって、元気になる場です。 塾の後は、懇親の席も設けています。

分野は、○宿再生・観光まちづくり・地域活性化、○食と農、○中国・韓国との交流、
○人材育成・教育、○コミュニケーション・元気、○商品開発・マーケティング、
○起業・企業経営、等。
定期的に開催していきます。 
自分に投資したい方、参加しませんか。
                    【IDEA(イデア)塾】 主宰 井手修身
●○━第1回 【IDEA(イデア)塾】 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
【ゲスト】 井門隆夫さん    
【テーマ】 「旅館業と観光業界の今、これから」
~新しい観光業モデルの構築と人口減時代の需要創造に向けて
【分 野】 宿再生・観光まちづくり、地域活性化、マーケティング、
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
いでっちからお薦めポイント!
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
えーっ!そこまで?!と旅行業界の人が驚く話も。
詳細は、こちらを見てください。⇒http://www.idea-p.co.jp/

これからも、いろんな人をお招きします。
また呼んで欲しい方、紹介できる方がいれば、どんどん情報ください。 info@idea-p.co.jp

村上世彰氏場外へ ビジネスは信頼関係の構築

2006年06月05日 | Weblog
本日、村上ファンドの村上世彰氏がインサイダー容疑で逮捕されました。
「この世界の憲法である証券取引法を犯してしまった以上、身を引く」と
レッドカードで場外へ 退場させられました。
当然の結果であり、ルールを無視したビジネスは継続しないのです

そもそもビジネスの根源は、何か?
私は、顧客との間にある
商品・サービスの信頼の対価であると思います。

よって信頼を裏切る不正、不明、不確か、不満足なものは評価されないのです。
「その場しのぎ」「付け焼刃」「浅はか」「姑息」なことは継続しないのです。

起業して5か月。
私も仕事の上で「浅はか」なことを一度しましたし、受けました。
だから改めて、

人間関係の構築
人との信頼関係を大事にしていく
ことを、ビジネスの上でも、活動の上でも肝に命じました。まじめに。

PS ちなみに私は村上氏に顔が似ていると言われていました。あくまで顔、。
  あーこれで、もう使えんなぁー


九州7県知事シンポジウム 「どうする九州の観光」

2006年06月04日 | Weblog
6月1日福岡県・九州国立博物館で、九州7県知事シンポジウム
「どうする九州の観光」 が開かれました。
7人の知事が一同に集まり、九州の観光をどうするのかを議論したわけですが、感想としては、まずまずの内容でした。 (個人的には6人の知事とは面識あるんです、、自慢

内容としては①昨年発足した九州観光推進機構=機構の活動について、どの知事からも及第点の評価でありました。その中で、

佐賀県古川知事の事業のフィードバック機能を持たせることは納得でした。
私見としては、観光客を受入れる側である宿や観光関係者=クライアントへの認知度、連携度合いが希薄なので、機構が直接、クライアントと情報の受発信ができるしくみ(メールの一斉同報サービス等)、効果を測定するしくみをつくる必要があると思います。

②これから九州観光戦略について、
熊本県潮谷知事の、ユニバーサルデザイン(UD)と観光がおもしろかった。
UDは製品,建物,環境をあらゆる人が利用できるようにはじめから考えてデザインするという概念です。
私見として観光におけるUDは、施設のハード整備よりまず、既設のバリアフリー情報をUDマップなどで公開することから始めることだと思います。

福岡県麻生知事の海外への九州のイメージを3つに絞ることもおもしろい。
ただ、3つが何かは明言されなかったのは残念だが、県意識を越えて、イメージづくりすることは重要でしょう。
私見なら、
世界に名だたる阿蘇のカルデラの景観、
由布院、黒川、別府の和風温泉地と旅館文化
を韓国、中国に情緒的価値として提供することでしょう。

全知事から、
インターネットと個人客戦略
が、話題となっていました。
機構のポータルサイトをつくり、個人客に情報提供を!
総論は賛成ですが、公共性の高い機構のホームページをどう展開していくのか、?
ソーシャルネットワークやブログ時代のネット戦略は、個人のネット情報を如何にネットワークできるかが鍵でしょうが、ここは専門性の高い知見と人材が必要でしょうね。

熊本駅周辺のまちづくりシンポジウム 図書館が変わる

2006年06月02日 | Weblog
熊本駅周辺のまちづくりシンポジウム
5月31日。5年後に九州新幹線全線開通に伴う「熊本駅前東A地区」の開発ビルの核となる公共施設のあり方についてのシンポジウムが開かれ、そのパネラーとして、参加してきました。
駅から5分ほどの距離にある再開発ビルに、情報や交流、図書などの機能を入れていきたいとのこと。
こんな議論の場合、最も誰が利用するのかを想定する=ターゲットと目的を明らかにすることが大事です。
私からは、熊本市民が利用するコミュニティの場として、
LIVE(ライブ) KUMAMOTOを提案しました。
・熊本の生活文化、コミュニテイの受発信⇒インターネット放送、地上デジタル放送、FM放送局のスタジオで情報発信基地となる。
・熊本の「まち歩き観光」のコンシェルジェ(窓口)機能をもつ。
・熊本の人材誘致・発掘の場、新ビジネス創出の場⇒情報と人が集まる場、スモールオフィスの設置、起業育成塾 等話ました。

さてそんな中、私が今回注目したのが、常世田良さん(日本図書館協会理事) の
新しい図書館像です。
・図書館は高集客施設⇒千葉県の浦安図書館は、人口15万人で、利用者年間85万人
・欧米では、図書館の利用目的が、ビジネス・医療・法律の支援サービスである
・このサービスを受けるために、レファレンスという専門員がいて、色んな個人のニーズに応える
ハイブリッド・ライブラリーとして、電子メディアと印刷媒体の複合サービスを提供する。

常世田さんの話を聞いていると、そんなヒューマンでIT化された図書館なら、市民もビジネスマンも利用するだろうと思いました。
日本じゃ浦安図書館が先頭を走っているそうです。だれか、浦安図書館のこと知らん?

良い図書館が存在することが、地域活性化、住民自立のキーワードであるようです。

あなたはANA派?JAL派?新規参入派?

2006年06月01日 | Weblog
出張にちなんだニッチな対決&情報コーナー

出張族に聞きたい(旅行者でもOKです)!
あなたはANA派  JAL派  新規参入派?ですか?

私の私見ですが、、
ANA派
なんと言っても昨今は安全、安心を売りにしている
羽田空港第2ビルが新築できれい、国際空港のように広い
羽田空港のチェックインしてすぐのカフェテリアのおにぎり、そばがうまい。
羽田空港第のANAラウンジがえらく広くてリッチな気分、マッサージチェアがある、マッサージサービスがある
客室乗務員が比較的若い(ような気がする)
エディ(電子マネー)がam pm等いろんな店で使える。
羽田空港に到着して、外に出るまでが遠くて、500mは歩く。
予約が取れない、ANAから埋まる
モノレールで駅が1つ遠い、着いてからカウンターまでが遠い。

JAL派

モノレールから駅が1つ近い
クラスJが1,000円で乗れる。
予約が取れやすい(ANAが人気ということかな)
JALラウンジに温かいおしぼりがある
ちょっと大丈夫かと心配、、
機材故障の頻度が多いイメージがある
客室乗務員が男性の時もある(やっぱ女性でしょ)

新規参入派
・私は、まだ乗ったことがありません。
・新北九州空港ー羽田のスターフライヤーにはまだ乗っていません。
 だれか感想があれば教えてください。

ということですが、私は、飛行機をほとんど移動手段としてとらえていますので、利便性、駅からの近さ、「要は1分でも早く乗れる」をメリットに感じ、
JAL派であります。

さあ、みなさんは何派?ですか?

また、それぞれの航空会社や空港での利便性やお得な情報があれば教えてください。