みれいの近郊生活(ITI)

変えられる事も・変えずに済む事も重要

足りないのが伸びしろ

2016年06月01日 | 雇用・仕事・生活費
デーヴァナーガリー文字で書かれた衣替えについての掲示がある
工場では、日本国内での需要が伸びないなかシェア拡大で生産量を
確保していくようです。
そのためにはコスト削減が必要ということで使用する金属を変えた
り、非正社員を活用しています。そして派遣会社から派遣されてく
るスタッフが外国人なら、外国人が作業をする場面も出て来ます。

5月29日の読売新聞で「成熟日本見えぬ将来設計」と書かれている
のも目にしました。
確かに日本は高度経済成長のころよりも成熟していますが、
では日本に住んでいる人はみんな

‘衣食住が足りているのでしょうか?’
‘満ち足りた人生を送っているのでしょうか?’
‘不便や不満は特に無いのでしょうか?’

たぶんそうではなく、あれこれ言ったり書いたりしている人は多い
はずです。
それを“潜在需要”として掴んでいければいいのにと日頃から思
っています。

ただ、規模が大きい企業だと小回りが利きにくく、上意下達の風土
だと上の承認を得るまでが大変です。
正社員の側も妻や子どもがいると、安定重視になりリスクのある話
を持ち出して来ません。
なのでむしろ発達障害の傾向がある人やアスペルガータイプの人、
無業や引きこもりの人のアイデアを期待しています。

デイケアや作業所という名称では敬遠してしまうなら、
調査員・研究員・委員(非常勤・無報酬を含む)という身分でオフィス
ビルに向かうというのも良いのではないでしょうか?。
たとえば高梁(岡山県)や坂出(香川県)から岡山市へは約50kmありま
すが近郊列車なら、力仕事の工場で残業のあとにクルマを運転して
帰るのよりは通いやすいといえます。


人が集まって出会えば聞けるかも知れません。
人が集まって出会った刺激で思い浮かぶかも知れません。
ニーズやアイデアや
ソリューションのためのイノベーションが。



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