ドアに貼られたプレートには次のように書かれていました。
大きく「文明和諧家庭」、その下に「通州区婦女聯合会」「通州区精神文明建設委員会办公室」。
ということで、今回はまず、「文明和諧家庭」と「通州区婦女聯合会」に関連する記事の紹介
です。
「文明和諧家庭」。それは調和のとれた家庭ということですが、かくあるべき、あるいは、
このようにあって欲しい理想的な家庭像に合致した家庭といってよいかもれません。
この理想的家庭像は5、60年ほど前からあったようですが、名称や基準は時代の移り変わりと共
に変化しているようです。
次に重複部分もあるのですが、理想的家庭像の沿革や基準などについて比較的分りやすいのではと
思われました記事を二つ貼っておきました。中国という国家における、ある一つの組織によって
提示される理想的家庭像に興味のある方はもちろんのこと、価値観が多様化した時代の中で日ごろ
どういう家庭を築いたらいいんだろうとあれこれ考えていらっしゃる方にもお役に立つかもしれ
ませんね。記事は通州を含む北京市の事例です。
『北京の「和諧家庭」がホットな話題に - 中国国際放送局』
japanese.cri.cn/918/2012/02/16/141s187281.htm
『北京市「調和のとれた家庭」指標で物議--人民網日本語版--人民日報』
(この記事に関しましては、コピペのうえ検索していただけるとたすかります。)
「通州区婦女聯合会」というのは、「中華全国婦女連合会」の一部と言ってよいのですが、この
中華全国婦女連合会という婦女連合会の総元締・総本山と市や区政府におけるそれとが具体的に
どのような関係にあるのかという点についてはさておいて、次に中華全国婦女連合会についての
記事を二つ貼っておきました。重複する部分もあり、突っ込んだ説明ではありませんが、沿革・
活動内容などのおおよそは分りますので、興味のある方はご覧下さい。
『中国百科』中国国際放送局
japanese.cri.cn/chinaabc/chapter12/chapter120201.htm
チャイナネット・中国網
japanese.china.org.cn/japanese/77788.htm
次の二つもやはり中華全国婦女連合会に関する記事ですが、中国におけるNGO活動などと
からめた内容が私には興味深く思われましたので、あえて挙げた次第です。
「中国女性 NGO の発展 解題 - 国立女性教育会館」
「中国女性NGOの発展 - 国立女性教育会館」
(上の記事に関しましては、コピペのうえ検索していただけるとたすかります。)
次の写真に写っているのは自宅アパート敷地内の掲示板に貼ってあった通州区婦女聯合会からの
<お知らせ>です。参考に貼っておきました。
なお、私個人としては、現在歩いている胡同(清真寺を介して住民たちが結びついた地域)の中で、
通州区婦女聯合会なる組織が具体的現実的にどのような役割を持ち、いかなる活動をしているの
か、胡同住民たちが婦女聯合会という組織にどのような思いを抱いているのかという点に最も興味
があったのですが、その辺りついて触れることは情報量も少ないなどの理由もあり、今回は省略
したことをお断りしておきます。
ここでちょっと寄り道。
先ほどNGO関係の記事を紹介したのですが、その流れとして『北京文化遺産保護センター』について
の記事を貼らせていただきますね。
一つは、胡同会代表でもあるフリーランスライター多田麻美さんによる北京文化遺産保護センターの
何戍中さんへのインタビュー記事。
『意識の変革を通じ、真の文化財保護を──北京文化遺産保護センター、何戍中さんインタビュー』
www.shukousha.com/column/tada/2145/
もう一つは北京文化遺産保護センターのサイトです。
www.bjchp.org/
北京の文化財に興味をお持ちの方必見の記事とサイト。ぜひご覧くださいますよう、
よろしくお願い申し上げます。
それでは再び、半截胡同歩き。
突き当りを左に曲がり、北方向に進みます。
短い坂がありました。
少し進んで振り返って。
雪の日などはちょっとあぶない場所ですが、素敵な坂ですよね。
歩くのが楽しくなるんじやないでしょうか。
坂を下って左側にこんなおうちがありましたよ。
手前に植えてあるのはヘチマではないでしょうか。前回にも書いたのですが、
やっぱりここは「糸瓜胡同」という名前がふさわしい。今後、わたし的には糸瓜胡同と呼びたいと
思います。
見てくださいよ。この植え込みの素敵なこと。
思わず頭の中で大きな花マルを書いてしまいましたよ。
なお、上のおうちが半截胡同の1号。
道路をはさんでこのおうちの前にはこんな掲示板がありました。
社区民警とあります。
この社区民警についての説明は今回は省略です。
それよりもここで書いておきたいのは、ここが住所としては「蓮華寺(胡同)」になるということ。
ということは、私は、半截胡同という住所表示の家と蓮華寺(胡同)という住所表示の建物との間の
道にいるわけですが、ならば私の立っている道はいったい半截胡同と呼ぶべきか蓮花寺(胡同)と
呼ぶべきか。社区民警の壁にはこの界隈の略図があり、私の立っている場所が蓮花寺(胡同)と呼ぶ
ことは分っていたのですが、ちょっと気になり、あえて通りかかった住民の方二、三人に「この胡同
名はなんですか?」とお訊きしたところ半截胡同という名前ではなく蓮華寺(胡同)という答えが返って
きました。それを聞いてひとまず気持ちが落ち着きましたよ。細かいことを言えば、ここは半截胡同
と蓮華寺(胡同)とが重なっている場所というのが正確なところなんでしょうが。
来た道を振り返ってみました。
写真では分りづらいかもしれません。写真奥に二階が青い家がありますが、その家の壁に沿って
西から東へ一本路地が走っているんですよ。
二階建てのある側は住所としては半截胡同、その反対は蓮華寺(胡同)になるようです。
そして、その細い路地自体は半截胡同と呼ぶようです。私はまだ半截胡同を全部歩いては
いなかったんですねぇ。
次回は歩き残してしまったこの細い路地を紹介させていただきます。
にほんブログ村
大きく「文明和諧家庭」、その下に「通州区婦女聯合会」「通州区精神文明建設委員会办公室」。
ということで、今回はまず、「文明和諧家庭」と「通州区婦女聯合会」に関連する記事の紹介
です。
「文明和諧家庭」。それは調和のとれた家庭ということですが、かくあるべき、あるいは、
このようにあって欲しい理想的な家庭像に合致した家庭といってよいかもれません。
この理想的家庭像は5、60年ほど前からあったようですが、名称や基準は時代の移り変わりと共
に変化しているようです。
次に重複部分もあるのですが、理想的家庭像の沿革や基準などについて比較的分りやすいのではと
思われました記事を二つ貼っておきました。中国という国家における、ある一つの組織によって
提示される理想的家庭像に興味のある方はもちろんのこと、価値観が多様化した時代の中で日ごろ
どういう家庭を築いたらいいんだろうとあれこれ考えていらっしゃる方にもお役に立つかもしれ
ませんね。記事は通州を含む北京市の事例です。
『北京の「和諧家庭」がホットな話題に - 中国国際放送局』
japanese.cri.cn/918/2012/02/16/141s187281.htm
『北京市「調和のとれた家庭」指標で物議--人民網日本語版--人民日報』
(この記事に関しましては、コピペのうえ検索していただけるとたすかります。)
「通州区婦女聯合会」というのは、「中華全国婦女連合会」の一部と言ってよいのですが、この
中華全国婦女連合会という婦女連合会の総元締・総本山と市や区政府におけるそれとが具体的に
どのような関係にあるのかという点についてはさておいて、次に中華全国婦女連合会についての
記事を二つ貼っておきました。重複する部分もあり、突っ込んだ説明ではありませんが、沿革・
活動内容などのおおよそは分りますので、興味のある方はご覧下さい。
『中国百科』中国国際放送局
japanese.cri.cn/chinaabc/chapter12/chapter120201.htm
チャイナネット・中国網
japanese.china.org.cn/japanese/77788.htm
次の二つもやはり中華全国婦女連合会に関する記事ですが、中国におけるNGO活動などと
からめた内容が私には興味深く思われましたので、あえて挙げた次第です。
「中国女性 NGO の発展 解題 - 国立女性教育会館」
「中国女性NGOの発展 - 国立女性教育会館」
(上の記事に関しましては、コピペのうえ検索していただけるとたすかります。)
次の写真に写っているのは自宅アパート敷地内の掲示板に貼ってあった通州区婦女聯合会からの
<お知らせ>です。参考に貼っておきました。
なお、私個人としては、現在歩いている胡同(清真寺を介して住民たちが結びついた地域)の中で、
通州区婦女聯合会なる組織が具体的現実的にどのような役割を持ち、いかなる活動をしているの
か、胡同住民たちが婦女聯合会という組織にどのような思いを抱いているのかという点に最も興味
があったのですが、その辺りついて触れることは情報量も少ないなどの理由もあり、今回は省略
したことをお断りしておきます。
ここでちょっと寄り道。
先ほどNGO関係の記事を紹介したのですが、その流れとして『北京文化遺産保護センター』について
の記事を貼らせていただきますね。
一つは、胡同会代表でもあるフリーランスライター多田麻美さんによる北京文化遺産保護センターの
何戍中さんへのインタビュー記事。
『意識の変革を通じ、真の文化財保護を──北京文化遺産保護センター、何戍中さんインタビュー』
www.shukousha.com/column/tada/2145/
もう一つは北京文化遺産保護センターのサイトです。
www.bjchp.org/
北京の文化財に興味をお持ちの方必見の記事とサイト。ぜひご覧くださいますよう、
よろしくお願い申し上げます。
それでは再び、半截胡同歩き。
突き当りを左に曲がり、北方向に進みます。
短い坂がありました。
少し進んで振り返って。
雪の日などはちょっとあぶない場所ですが、素敵な坂ですよね。
歩くのが楽しくなるんじやないでしょうか。
坂を下って左側にこんなおうちがありましたよ。
手前に植えてあるのはヘチマではないでしょうか。前回にも書いたのですが、
やっぱりここは「糸瓜胡同」という名前がふさわしい。今後、わたし的には糸瓜胡同と呼びたいと
思います。
見てくださいよ。この植え込みの素敵なこと。
思わず頭の中で大きな花マルを書いてしまいましたよ。
なお、上のおうちが半截胡同の1号。
道路をはさんでこのおうちの前にはこんな掲示板がありました。
社区民警とあります。
この社区民警についての説明は今回は省略です。
それよりもここで書いておきたいのは、ここが住所としては「蓮華寺(胡同)」になるということ。
ということは、私は、半截胡同という住所表示の家と蓮華寺(胡同)という住所表示の建物との間の
道にいるわけですが、ならば私の立っている道はいったい半截胡同と呼ぶべきか蓮花寺(胡同)と
呼ぶべきか。社区民警の壁にはこの界隈の略図があり、私の立っている場所が蓮花寺(胡同)と呼ぶ
ことは分っていたのですが、ちょっと気になり、あえて通りかかった住民の方二、三人に「この胡同
名はなんですか?」とお訊きしたところ半截胡同という名前ではなく蓮華寺(胡同)という答えが返って
きました。それを聞いてひとまず気持ちが落ち着きましたよ。細かいことを言えば、ここは半截胡同
と蓮華寺(胡同)とが重なっている場所というのが正確なところなんでしょうが。
来た道を振り返ってみました。
写真では分りづらいかもしれません。写真奥に二階が青い家がありますが、その家の壁に沿って
西から東へ一本路地が走っているんですよ。
二階建てのある側は住所としては半截胡同、その反対は蓮華寺(胡同)になるようです。
そして、その細い路地自体は半截胡同と呼ぶようです。私はまだ半截胡同を全部歩いては
いなかったんですねぇ。
次回は歩き残してしまったこの細い路地を紹介させていただきます。
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