入ってみたい。でも怖い。それでもやっぱり入ってみたい。
その路地の入り口には、ふぞろいな敷石があった。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/73/d1/bf1caad052d4ca1cb3e63db1a0aaddce.jpg)
それにつづく石畳・・・
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/15/48/854f908dab69f0e11ddd77bcabfacd4b.jpg)
きっとそれらが私を惹きつけたのでしょう。
だが、それだけではありません。
路地のひっそりとしたたたずまい。
その奥の物陰に何かが隠れるようにうずくまり、「おいでおいで」している。
路地は謎めき、秘密めいた場所なのです。
びくびくしながら中に入ってみました。
こんなドアが・・・。花模様がかわいらしい。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/79/54/56c9f1debb4c3fdceb4dbda968903fba.jpg)
次は、前のとはうって変わって落ち着きのある、重々しい雰囲気のドア。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1e/54/22b0b70efbf2fb7349c0e482aef30dfc.jpg)
次もそうですね。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6c/d9/7209cc142d3909958ce0da172250d57f.jpg)
これはレンガに色を合わせたものでしょうか。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/01/b9/ea5f2fb68a865a1bc3b2523e7da4cfeb.jpg)
こんなスダレのかけてある入り口も・・・。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/38/77/9376c160a2087fa864551767c24e0683.jpg)
路地の奥には、安定感のある、いい形をした甕がオブジェのように置いてある家・・・
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1a/0f/c1dbcdab1aa01aa7801d74610018e435.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/37/3b/23e18af2a48c93c81a02969f54049608.jpg)
そして、その横には、こんな入り口が・・・
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3d/2d/77d46810b5a74187a0a08eddc756b9d0.jpg)
飾り気のない地味なものですが、いかにも胡同らしい玄関。
たぶんそれまでごくありふれたドアをいくつもつづけて見たせいでしょうか、それとも、こういう路地の奥に
こういう玄関があるとは予想していなかったためでしょうか、我ながら実にばかげたおかしな話なのですが、
「おいでおいで」していたのはこれかな? と思ってしまった次第です。
7月のある晴れた日。
通州関係の本はないかと新華東街にある新華書店に行ってみると案の定なにもなかったので、その足で通州博物館の
近くの旅行案内所に顔を出してみると、ありがたいことに次の三冊をゲット。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0f/7d/4762561438a41cd3c0bdac254b41c386.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/77/64/a810d4c1bd2195e0fa357b5038691573.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/50/90/cc9fb4893a042a26335658ad0dc48b1b.jpg)
この三冊のうち二冊の裏には値段が明記されていたのですが、無料(ヤッター!!)。太っ腹なんですね。
つづけて案内所からほど遠からぬ、かつて鐘鼓楼があった旧通州城のメイン通り北大街に行き、古い建物を見学。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4a/2f/5ec4434acb32d006709c41ff5bac8ca9.jpg)
満身創痍といったありさまなのですが、その凛とした姿が好きなんですね。当日も素敵でした!!
お気に入りの建物を見たし天気も好いので、ぶらっと胡同に行ってみました。
回民胡同を歩いていて例の路地の前を通ると、やはりひっそりと静まりかえり、謎めき秘密めいています。
ドアの開いている家があったので覗いてみると、えっ!? というか ぎょっ!! としたというか、カメラのシャッターを
何度も切りましたね。シンと静まり返った家の中に樹が立っていたのです。
あの日、私においでおいでしていたのはこれだな。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3f/ad/10d5f7d66c6e9855552c1e335d70a32b.jpg)
帰宅後、さっそく通州旅行ガイドを見ると「運河公園」「大運河森林公園」「三教廟」「通州博物館」などが
紹介されていて見ていて楽しかったのですが、意外だったのは北京に関する案内書などでは必ずといってよいほど
牛街の礼拝堂や胡同が紹介されているのに、この通州の本には地元の清真寺も胡同も載っていないことでした。
ですから、あの路地はもちろんのこと樹が立っている家も載っていないのです。
ちなみに、樹が立っていたのは花模様のプリントされた白いドアの中でしたね。
その路地の入り口には、ふぞろいな敷石があった。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/73/d1/bf1caad052d4ca1cb3e63db1a0aaddce.jpg)
それにつづく石畳・・・
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/15/48/854f908dab69f0e11ddd77bcabfacd4b.jpg)
きっとそれらが私を惹きつけたのでしょう。
だが、それだけではありません。
路地のひっそりとしたたたずまい。
その奥の物陰に何かが隠れるようにうずくまり、「おいでおいで」している。
路地は謎めき、秘密めいた場所なのです。
びくびくしながら中に入ってみました。
こんなドアが・・・。花模様がかわいらしい。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/79/54/56c9f1debb4c3fdceb4dbda968903fba.jpg)
次は、前のとはうって変わって落ち着きのある、重々しい雰囲気のドア。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1e/54/22b0b70efbf2fb7349c0e482aef30dfc.jpg)
次もそうですね。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6c/d9/7209cc142d3909958ce0da172250d57f.jpg)
これはレンガに色を合わせたものでしょうか。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/01/b9/ea5f2fb68a865a1bc3b2523e7da4cfeb.jpg)
こんなスダレのかけてある入り口も・・・。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/38/77/9376c160a2087fa864551767c24e0683.jpg)
路地の奥には、安定感のある、いい形をした甕がオブジェのように置いてある家・・・
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1a/0f/c1dbcdab1aa01aa7801d74610018e435.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/37/3b/23e18af2a48c93c81a02969f54049608.jpg)
そして、その横には、こんな入り口が・・・
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3d/2d/77d46810b5a74187a0a08eddc756b9d0.jpg)
飾り気のない地味なものですが、いかにも胡同らしい玄関。
たぶんそれまでごくありふれたドアをいくつもつづけて見たせいでしょうか、それとも、こういう路地の奥に
こういう玄関があるとは予想していなかったためでしょうか、我ながら実にばかげたおかしな話なのですが、
「おいでおいで」していたのはこれかな? と思ってしまった次第です。
7月のある晴れた日。
通州関係の本はないかと新華東街にある新華書店に行ってみると案の定なにもなかったので、その足で通州博物館の
近くの旅行案内所に顔を出してみると、ありがたいことに次の三冊をゲット。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0f/7d/4762561438a41cd3c0bdac254b41c386.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/77/64/a810d4c1bd2195e0fa357b5038691573.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/50/90/cc9fb4893a042a26335658ad0dc48b1b.jpg)
この三冊のうち二冊の裏には値段が明記されていたのですが、無料(ヤッター!!)。太っ腹なんですね。
つづけて案内所からほど遠からぬ、かつて鐘鼓楼があった旧通州城のメイン通り北大街に行き、古い建物を見学。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4a/2f/5ec4434acb32d006709c41ff5bac8ca9.jpg)
満身創痍といったありさまなのですが、その凛とした姿が好きなんですね。当日も素敵でした!!
お気に入りの建物を見たし天気も好いので、ぶらっと胡同に行ってみました。
回民胡同を歩いていて例の路地の前を通ると、やはりひっそりと静まりかえり、謎めき秘密めいています。
ドアの開いている家があったので覗いてみると、えっ!? というか ぎょっ!! としたというか、カメラのシャッターを
何度も切りましたね。シンと静まり返った家の中に樹が立っていたのです。
あの日、私においでおいでしていたのはこれだな。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3f/ad/10d5f7d66c6e9855552c1e335d70a32b.jpg)
帰宅後、さっそく通州旅行ガイドを見ると「運河公園」「大運河森林公園」「三教廟」「通州博物館」などが
紹介されていて見ていて楽しかったのですが、意外だったのは北京に関する案内書などでは必ずといってよいほど
牛街の礼拝堂や胡同が紹介されているのに、この通州の本には地元の清真寺も胡同も載っていないことでした。
ですから、あの路地はもちろんのこと樹が立っている家も載っていないのです。
ちなみに、樹が立っていたのは花模様のプリントされた白いドアの中でしたね。
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