北京・胡同にお住まいのライター・多田麻美さんの『老北京の胡同』がサイのマークでおなじみの晶文社
より上梓されました。写真は相棒で写真家の張全さんです。
内容・目次などをお知りになりたい方は晶文社による紹介記事をご覧ください。
http://www.shobunsha.co.jp/?p=3433
北京・胡同を歩く多田麻美さんと張全さん
(上の二枚の写真が『老北京の胡同』の内容と関係ないことを
お断りしておきます。写真提供・胡同会会員T.Mさん)
<<多田麻美さんのこと>>
「胡同は森」。
いつであったか多田麻美さんはご自身のブログでこう書いていたと記憶しています。
この「森」なる言葉を私なりに比喩として使わせていただけば、確かに胡同は700年ほどの歳月を経た
幅広く奥深い森であって、そこには有名無名を問わず多くの人々の暮らしや出来事があったし、現在も
あることはいうまでもありません。
多田さんは、果敢にもそんな森深くに分け入り、私などが関心を持ちながらも容易に知ることのできな
い、そこで生きる人々の暮らしぶりや出来事を時に大胆に時に繊細に陰影こまやかに私たちの眼前に照
らし出してくれる、いわば探照灯のような存在なのだと思います。
待ちに待った多田さんの胡同本『老北京の胡同』が自宅の本棚に並ぶことを心待ちにしていた方は多い
のではないでしょうか。
「もっと勉強しなければ」。北京や胡同、そして中国語についてのやはり多田さんの言葉ですが、この
言葉を聞いたか読んだかした時、「多田さんらしいな」と思った。そんな多田麻美さんは今日も北京の
どこかの胡同を相棒でカメラマンの張全さんと共に歩いているにちがいない。(満腹楼記)
より上梓されました。写真は相棒で写真家の張全さんです。
内容・目次などをお知りになりたい方は晶文社による紹介記事をご覧ください。
http://www.shobunsha.co.jp/?p=3433
北京・胡同を歩く多田麻美さんと張全さん
(上の二枚の写真が『老北京の胡同』の内容と関係ないことを
お断りしておきます。写真提供・胡同会会員T.Mさん)
<<多田麻美さんのこと>>
「胡同は森」。
いつであったか多田麻美さんはご自身のブログでこう書いていたと記憶しています。
この「森」なる言葉を私なりに比喩として使わせていただけば、確かに胡同は700年ほどの歳月を経た
幅広く奥深い森であって、そこには有名無名を問わず多くの人々の暮らしや出来事があったし、現在も
あることはいうまでもありません。
多田さんは、果敢にもそんな森深くに分け入り、私などが関心を持ちながらも容易に知ることのできな
い、そこで生きる人々の暮らしぶりや出来事を時に大胆に時に繊細に陰影こまやかに私たちの眼前に照
らし出してくれる、いわば探照灯のような存在なのだと思います。
待ちに待った多田さんの胡同本『老北京の胡同』が自宅の本棚に並ぶことを心待ちにしていた方は多い
のではないでしょうか。
「もっと勉強しなければ」。北京や胡同、そして中国語についてのやはり多田さんの言葉ですが、この
言葉を聞いたか読んだかした時、「多田さんらしいな」と思った。そんな多田麻美さんは今日も北京の
どこかの胡同を相棒でカメラマンの張全さんと共に歩いているにちがいない。(満腹楼記)