業務日誌

許せないヤツがいる 許せないことがある
だから倒れても倒れても立ち上がる立ち上がる
あいつの名はケアマネージャー

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笑えない記録

2007年01月28日 | 担当者会議

来週は情報公開調査です。
今日いちにち土曜出勤し、書類を捏造揃えました。
メインのケースファイルを提出するのはカニちゃんとアイリン女史ですが、私はこの居介で最も苦情に対応しているケアマネなので、その対処記録や相談記録を保存しまくっており、他のケアマネさんにはそんな方がおられなかったため、1,2ケース出しとけと言われ、慌てて揃えたんです。
苦情受付アンド処理の記録は完璧でも、4表と5表と6表がダメダメなので…
わざわざ土曜出勤して、ひどいのになると去年の8月あたりのぶんから新規作成して…
もイヤというほど私はなんてダメなケアマネなのであろうかという気持ちを味わって帰ってきましたよ。ええ。


今日のお題は、ファイルを整理していて見つけたお宝記録です。
記録もあれば実績もあり。
ええ、私たちが笑えなかったぶん、どうか存分に笑って下さい。



お宝名じゅっぷん違い
パソコンをお持ちの皆様。
以下の文章をワードで打ってみて下さい。

「にゅうよくじには、よくそうのでいりからせんしんまでのいちれんのどうさをじゅうぶんみまもる。」

これは我らがひがしヘルステの、訪問介護計画書の一文です。
ちなみにケアマネから渡された、指示書のまるうつしでした。
現在寝たきりのこの利用者さん、ほほう、一昨年までは自宅で入浴介助を行っていたんだなと思い、当時の身体状況を見てみたくなって記録を紐解いてみました。
当然当時のプランを作ったケアマネは私ではありません、もう退職したケアマネです。その頃からの身体状況等の変化をもう一度遡って確認することは大切なことです。
ヘルステからの情報連絡やモニタリング報告(この垂れ流しヘルステにそんなきちんとした書式はないので、らしきものというレベルですが)から、当時の介護の状況を見てみようと思ったんです。
すると
ありましたありました、すごいお宝が!

それは、あるヘルパーからの報告の一文。
以下、ほぼ原文のままです。

本日、サービス開始より2度目となる、○○様の入浴介助に入りました。
この方は長湯が好きではない方なので、浴槽内で
10分間の見守りは不要と思われます、利用者さんも負担に感じておられるので、次回から時間を短縮してもいいでしょうか云々。

…この連絡票に、すごい違和感を感じた私。

浴槽内にて10分間の見守り?
つまり、利用者さんが入湯している間も見守りということだろうが、この文を見るとまるで、ケアマネが利用者を10分間お湯につけろと指示していて、ヘルパーは「そんなに必要ないです」と意見しているように思えるんですが。

ハリケン、しばし考えた。

そしてわかった!

十分⇒充分!!

わかったとたんに脱力。

…フツー考えたらわかるだろうに。
ま、何も考えないからこんなバカにことをするんでしょうけどさ。
「じゅうぶん」と入力すると、PCによっては「十分」となったり「充分」となったり確かにしますわね。
だからって、ウチのヘルステのこの理解レベルといったら…

悲しすぎやしませんか?

ジャストシステムでもMS-IMEでもATOKでもなんでもいいからさ、早いとこ変換の優先順位を統一して下さいませんかね。


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黒いヘルパー(暫定)登場

2007年01月23日 | 担当者会議
長文です。


正直に言いましょう。

私はデイ勤務時代、認知症の利用者さんに暴力を振るいそうになった経験があります。

決して理由にならないけど、私が暴力的な気持ちを抱いてしまったその方は、暴力行為のある方で、いつも庭箒を振り回し、送迎も入浴もすごい大変でした。
で、ある日いきなりその方が、持っていた庭放棄で私の足を叩いたので、思わずやり返しそうになったというワケなんです。
実際にはその方に向かって自分の右手を振り上げてしまったというだけで、決して振り下ろしてはいませんが。
他にも、異食をする方が手芸レクのときに、側にあったボンド容器を口で吸おうとしていたのを見て思わず
「ダメっっ!」
と、ベチッと手を叩いたこともあります。
咄嗟のこととはいえ、介護福祉士としてより人として恥ずかしいことです。
どんなにカッとしても、決して私のように衝動的な行動を取らないよう、きっちり自分を律している人がたくさんいるのですから、そう思うとやはり私がやったことは冗談で済まされないと思います。
そんな私は、ときどき施設や在宅で、高齢者虐待のニュースが報道されるとき、加害者の気持ちが少しだけ理解できてしまうのです。
そしてその都度、やりきれないというか、自分に対しても怒りが湧いて来ます。
どうしてこんなひどい仕打ちを、と思うのと同時に、自分も同じことをしたかもしれないと考えてしまう。そのことに対してすごく情けなくなってしまうんです。

これからここに書くことは、本当はこんなふざけたブログで公表するべきではないんです。
でも、どうしても胸のつかえというか…息苦しさが。
誰かに話したいという気持ちが抑えられませんでした。
いつも考えていることですが、私のブログを見てとっても不愉快な気持ちになる方も多いと思うのです。
このトピックを書く前に、皆さんにこの場をお借りしてお詫びをしたいと思います。
ふざけてごめんなさい。



前回までのブログに、今ひがしヘルステに臨時のヘルパーが期間限定で在職しているということを書きました。
この臨時ヘルパー、先月まで併設のグルホにいた介護福祉士で、もう10年もひがし会に勤務している正規の職員なのですが、先日私は、この人に関するものすごい噂を耳にしてしまいました。

この臨時ヘルパーの名前を、仮に黒木クロエとしておきます。
クロエは45歳くらい。
グルホの前には本院で看護助手をしていました。
現在ひがし会の福祉分野で働いている職員には、看護助手からヘルパー2級を取得し、介護福祉士になった者が大変多いのです。
ひがし会にしてからがヘルパー講座を持っていますので、自法人の職員のスキルアップをはかった結果、このようなルートの福祉士を量産してしまったんですね。
で、介護福祉士になったクロエはひがし会東部のグルホに介護職として就任しました。

しかし、この2年ほど、グルホでクロエに関する嫌な噂が飛び交うようになったんです。

それは、ある夜勤の日のこと。
うちのグルホは3階立てで、1階ごとにひとりずつの職員が夜勤となるそうです。
つまりひとつのユニット?にひとりの夜勤というわけで、たとえば他の階の夜勤者は上や下の階の夜勤者の状況がわからない状態なわけです。
ところがその日、たまたま最上階の夜勤者が、何か用事があってクロエのいる階に降りてきて、浴室の前を通りかかったと。
そこではどうやらクロエが、入所者を入浴させていたらしいのですが

中から聞こえてきたのは、
何やら命令口調のクロエの声、
お湯をぶっかけるようなザバーッ!という音、
濡れタオルか何かを投げつけるような
ビターン!という音。


当然最上階の夜勤者は驚きました。
でもそのときはまだ、逆に入所者がクロエに対して暴力的な行為を行っているのかと思ったと(それは当然考えられます)。
そこで中に入ってクロエを手助けしようと思い、浴室のドアに手をかけると

浴室には中からカギがかかっていました。

その状況からその夜勤者は、全てを悟ったのでした。

そういえばクロエは、やたらと他の職員を避け、入所者と対面したがる、とか、歩行時転倒しそうな入所者を、まるで「転べ」とでも言いたげな冷たい目で見ているようなことがある、とか、あとからあとからぞっとするようなことを思い出すわけです。

当然グルホにはこの話が広まり、他の職員はクロエを『見張る』ようになりましたが、こういうことって現場を押さえるのがとっても難しいし、以来クロエも警戒するようになってしまった。
職員の中にはそんなクロエを軽蔑し冷たくあたる者も出る、人間関係は悪くなる。
そんな中、ふってわいたようなヘルパー部署からの助っ人要請に、グルホ管理者は真っ先にクロエを差し出したというわけなのです。

鼻くそももとクロエ同様、本院の看護助手でしたので、クロエのことはよく知っていました。クロエはその当時はいい介護職員だったらしいのですが、グルホに来ておかしくなったことを鼻くそは聞いていました。
暫定とはいえ、ヘルパーとして勤務することには大反対したそうです。
現主任の目くそは鼻くそから助言され、やはり反対しています。
今では事務長の耳にもこの話が入り、一対一の密室状態で利用者と接する訪問介護員としてクロエを勤務させることを心配しています。
私はこの話を知っていたので、そのためキャンディさん事例で、フケがキャンディさんをクロエに任せて買物付き添いに出したことがすごくイヤだったんです。
結果クロエは、ヘルパー勤務期間を終えたらデイケアに異動することになっています。クロエが熱心な介護職員だった時代しか知らないデイケア主任が引き取ってくれることになったのだとの噂です。デイケア職員の間にももうすでにこの黒い噂が蔓延中です。

でも、1番いけないのは、やはりクロエではなく法人ではないかと私は思いました。
この法人に10年も在職している、明らかにグルホに来てからおかしくなってしまったクロエを、誰もなんとかしようとはしなかったのでしょうか。
もしかしたら、グルホでの人間関係が、クロエをこんな職員にしてしまったのではないでしょうか。
クロエをこうして部署間でたらい回しにしている、医療法人ひがし会には責任はないのでしょうか。

人を虐待に走らせる原因はなんなのか、その答えは人(職員)それぞれであり、また法人それぞれだといえないでしょうか。
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有言実行!

2007年01月22日 | 業務日誌

※ 画像は“バンザイ”するネコ。

昨日の事例ですが、
「どう判断すれば、というか、どう請求していいのかわかんない」
と目くそは言うし、この事例のどこがどう間違っていたのか整理して報告して下さいと言っても、フケは報告書に
「私の勉強不足で申し訳ありませんでした」
と書いてよこすだけ。
仕方ないので事務長に報告連絡相談の結果、またまた県の高齢福祉課に電話で確認してみた。
もう常連、高齢福祉課。

結果は身体2での請求が妥当、ということに。

つまり、

○本来ならば2人で買物に同行すべきところだが、正規の担当ヘルパーが残って家事を行ってしまった。
○しかし、臨時とはいえヘルパーとして勤務している別のヘルパーが、実際に買物同行という身体介護を提供しているので、その部分まで請求不可とするのは気の毒。
○ならば、正規の担当ヘルパーにペナルティを課す意味で、生活援助の部分をひっぺがす、というところでどうか(結果、フケは今回何も仕事といえることをしていないという解釈になるが)。

ということですね。

うーん、まあこんなとこでいいか。
しかし、今後またこういうことがあっては絶対に困るので、この事例をきちんと理解してくれるように、高齢福祉課からの指導の内容を記載した文書を記録として残しておこう。
今度から気をつけてくれるようになればいい。
もしも何か金品が紛失して、キャンディさんの家族などから抗議でもあったとしたら、フケが退職するくらいでは済まないことなのです。
そこをよく考えるようにね。





そんなことよりも!
パソコンが来ました!!

!!!!━(゜∀゜)━!!!!
!!ーーーーキターーーー!!

ワイズマンはこれからインストするのですが、とりあえず青田主任、快挙です!
実際に買うことになってから、すべての手はずを整えたのは事務長ですし、どうせ居介に買うのならと訪看にもヘルステにも買ってくれることにしちゃったのも事務長ですし、ワイズマンの保守費用をどっかで浮かすために、マシンのスペックを落としに落としまくって値切りに値切りまくったのもPCに詳しい事務長ですが

とりあえず青田主任見直したよ。
マジよくやった。

やっぱり人間、大切なのは有言実行だね。
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またですか

2007年01月21日 | 担当者会議
わが法人ひがし会の恥部、ひがしヘルパーステーション。
鼻くそが休職中(まだ籍はある)のため、管理者は事務長が代行しています。
主任ヘルパーは正式に目くそと決まりました。
サービス提供責任者に耳くそ、そして常勤ヘルパー歯くそ。
歯くそはサービス提供責任者ではありません。
しかし、ひがしヘルステの登録人数は23名ですから、サ責は3人必要。鼻くその休職(?)が長引くとサ責がひとり不足し、運営規定違反となります。
そこでもうひとり、常勤のサービス提供責任者が登用されることになりました。
名前は…と、もう鼻くそ・目くそ・耳くそ・歯くそと使用しましたのでネタが尽きましたんで…フケとでもしておきます。
特に意味はありません。
そして他に、期間限定で併設のグループホームから助っ人として何人かヘルパーが借りてあるとゆー、なんとも不安定な状態でヘルステ運営がなされています。

このフケヘルパー、私の利用者さんのキャンディさん(仮名・独居女性・82歳・要介護2・認知症)の担当ヘルパーのひとりです。
何を隠そう、以前歩行の超危ういキャンディさんとの買物同行身体介護の折、帰り道に疲れたキャンディさんを単独でバスに乗せ、自分はレジ袋いっぱいの買物を下げてバスひと駅を全力疾走でついていき、フツーに身体介護で請求していた逸材がこのフケヘルパーです。
フケ、人柄はとてもいいんです。
ひがしヘルステのヘルパーにしては人情派で真面目で優しいです。
ただ、どう考えてもちょっと頭が弱いだけなんです。

先日、このキャンディさんのお宅に訪問に行きました。
私は認知症の方のお宅には、必ずヘルパーさんの滞在時に訪問することにしています。アポが取れないからです。
この日キャンディさんのお宅には、担当のフケと併設グルホの臨時ヘルパーのふたりでやってきており、わいわい楽しく仕事をやっていました。
もうそろそろサービス終了の時間のようです。

「今日は何をお買物されましたか?」
私がキャンディさんに聞くと、キャンディさんは
「ええと、ええと、…忘れました。」
とニコニコ。
私はフケに目配せをして
「じゃ、ヘルパーさんと一緒に、もう一度買ってきたものを確かめてみましょうか」
と言い、冷蔵庫の中などを見てもらいました。
「ほら、キャンディさんの好きな納豆、それからお豆腐。いつものように冷蔵庫の2段目に入っていますよ。他にもこれ、それからあれも。これはそこに置いておくことにしましょうねえ。」
そうやって買ったものをいちいち確認しないと、キャンディさんは買わなかったと思い込んでしまい、同じ品物を買いにまた何度も出かけてしまうんです。
途中でフケが臨時ヘルパーに
「ところでリハビリパンツの売り場はわかりましたか?」
と聞いていました。臨時ヘルパーは
「はい、教えてもらったように、3階の衣類売り場の奥にありました、すぐわかりました、ねえキャンディさん。」
と答えました。キャンディさんもニコニコ、はいと答えます。
フケはキャンディさんに向かって
「そうですか、買ってきたぶんが無くなったらまた来週も買いに行きましょうね」
とニッコリ笑いました。
…!
ちょっと待て。

今の会話はちょっとおかしいぞ。

皆様はお気付きになられましたでしょうか。
「?何も気付かなかったけど?」
という方は、もう一度、フケと臨時ヘルパーの会話を読み返してみて下さい。

キャンディさんのお宅にいるヘルパーはフケと臨時ヘルパーのふたり。
では、キャンディさんと一緒に買物に行ったヘルパーはどちらでしょう?

はい、答えは臨時ヘルパーです。

では、臨時ヘルパーとキャンディさんが買物をしている頃、
フケはどこで何をしていたのでしょうか?

…!?

介護保険における訪問介護とは、在宅高齢者の自立支援が基本理念。
利用者不在の自立支援など有り得ません。
たとえヘルパーふたりで派遣されていたとしても(しかもこの場合、臨時ヘルパーは業務の引継ぎ指導を受けていたと思われるので)一方は正規の派遣ではなく、つまり担当ヘルパーは、フツーのおばちゃんにキャンディさんをお任せして、利用者不在のお宅で掃除だの洗濯だのを行っていたことになります。


あのね。
もうホントにいい加減にしてほしいんですよね、こういうの。

ウンザリです。

私はすぐにこの間違いに気付いたのですが、利用者の前でフケをとがめだてすることは出来ないので、いったん事務所に戻ってから事例検討依頼書を書くことにしました。
もとの職場のM主任なら…私はいつもこれを考えることにしているのですが…きっとこの派遣は買物に行っていた時間をそっくり引き抜いて請求するでしょう。だってこれ、仕事していないのと同じですからね。

事例検討依頼書は明日、フケ本人に提出しようと思います。
フケがどう判断して、目くそがどう処理するか、とくと見定めたいと思います。

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苦情を訴えやすい仕組み

2007年01月19日 | 重要事項説明書
「介護サービス情報の公開」制度の下、ほとんど全ての事業所が毎年「公表」のための調査を受けています。
この調査の“手数料”、費用的には、都道府県・指定サービス事業によって異なりますが、調査手数料と公表手数料をあわせて6~7万円くらい。(年1回)
これは提供サービスや事業所ごとに負担させることとなっており、小さな事業所のみならず大手にとっても大きなコスト負担。
わがひがしケアプランセンターでも今月末、この情報公開調査が実施されます。

昨日、青田主任とカニちゃんとアイリンさんとで、その調査のシミュレーションをやりました。
その結果をふまえて、うちの居介で薄かった部分や弱かった部分を補強しようというわけです。

私がちょっと驚いてしまったのが、要望・苦情・トラブルへの適切な対応というカテゴリーのノーチェック。
・利用者や家族がサービスについて意見や要望を表明し苦情を訴えやすい仕組みができている
・要望や苦情には適切かつ迅速に対応する仕組みができている
この2項目を「YES」で埋めるための記録や書類、まともな(使える)苦情対応書式などがないんです。

「えっ、ひがしには苦情や要望が一件もなかったんですか?」

そんなはずはありませんよね。
どんな理不尽な苦情や要望でも、利用者の声はたくさんあった(ある)んです。
居介への苦情でなくとも、サービス事業者への苦情や要望はヤマのようにあるはず。それらについて対応しているかどうかの調査だよう。

私はマメ(自慢)なので、どんなに小さなことでも記録に残して、またすぐにサービス事業者に文書で報告することにしています。
だいたいFAXが多いです。ヘルパーやデイ職員なんかは忙しくて電話だとつかまらないし、時間帯によっては迷惑をかけますからね。
もちろん、その場でフォローできることはすぐにします。
私が説明したことの内容も記録に残して、それごと報告しときます。
苦情や要望のような、ともすればこっちのミスと受け取られかねないようなことを残しておくのが悪いことだとは思いません。
記録(証拠)は残さないほうがいいと思っている人も多いですが、そんなことはない。なんでも記録にとっとく私がいうのは矛盾してますが、記録なんか破って捨てようと思えばいつでも出来るし、それ自体はたいして意味がないんです。
まず大切なのはマジメに対応したかどうかですから。

以前は私も、深く考えずに文書に残していました。
備忘録のようにただ書いておけばいいと思ってたんですね。
でも、それじゃ意味がないと教えられて、どう解決や説明したかまで書くことにして、その後どう変わったかを追えるようにした(指導された)。
そうしているうちに、私のような軽薄人間でさえ、なるほど苦情や要望というのは決して悪いことじゃないんだなと考えられるようになるんです。
もっとも今は、これは私の超個人的なマニュアルです。
苦情や要望を聞いてどう対応するかは、事業所によって違うと思います。
いまや企業がお金を払って苦情やアイデアを買う時代。
自分らのやり方を変えたくない人や事業所は苦情を公開したがらないでしょうし、そうでない人たちや事業所はどんどん前進していくでしょう。

人間を相手にしている以上、苦情のないサービスなんてありません。
問題はそれを苦情ととるか、または苦情をどうやって満足にかえていくかだなんてことは、もうみんなわかっているはずです。
なんとかしてほしいことを解決してもらった、あるいは解決しようとしてくれたケアマネさんに対して、少しも信頼感を抱かない利用者はいないと思う。
…ま、やり方は大切ですけどね…気持ちだけでも伝わればマシ。

私はいつも利用者第一で真面目にやってるから、苦情はなかった(ない)。
それってたぶんウソだよ。

どんなにいいケアマネさんにでも、苦情や要望はある。
ただそれが「誤解」だったり「わがまま」だったりすることは多い。
でも誤解は解いたほうがいいし、わがままならなぜそのわがままを聞いてあげられないのかをとことん説明してあげたほうがいいです。
そして、利用者や事業者とのコミュニケーションをあきらめちゃいかん。
自分がもし「あの人にはいくら言ったってわからないから」と、話し合いすらしてもらえなかったとしたらどんなにショックだろう。


だからね。
この居介で私だけが自分で書式を作り、利用者からの
ハリケンさんは祝祭日に休んでいる
約束の時間に遅れる
退院したのにすぐ来てくれなかった
足が臭い
もとのケアマネのほうが美人だった
などなどという苦情をすべて記録に残していたとしても、ソク私が特別苦情の多いケアマネだと思うのはやめて下さい。
ちゃんとした理由があるんです!
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11時だよ!全員集合!

2007年01月16日 | 業務日誌
BGMはドリフでお願いします。
YOUTUBEドリフのオチ音メドレー

1月9日のブログ「そんなにしてまで」続編です。


1月16日(火)
今日はトシオさんとリリーさん、ナマホCW吉田さんとその上司との4者面談。
トシオさんがリリーさんを区役所に連れてくるのはこれが2回目です。
1度目は、吉田さんに何の相談もなしにいきなり婚姻届を出しに来たらしいのですが、バツイチのリリーさんが前夫との離婚後、半年を経過していなかったため受理されなかったそうです。
そしてその後トシオさんは、ナマホCWの吉田さんに「結婚したい」と電話相談し、吉田さんは話を聞いただけで「経過観察」していました。
リリーさんがオーバーステイのため、在留特別許可狙いの婚姻かもしれないと、しばらく様子見期間を置いたワケです。
しかしそうこうしているうちに、トシオさんはすごい浮腫で入院するわ、出てきたかと思えば透析が必要な身体になっているわ、正月にはリリーさんのプチ家出のせいで低血糖昏睡を引き起こして救急搬送されるわで、ただ傍観している場合ではなくなってしまった。
とにかくこのふたりの気持ちを聞き、もしも本当に結婚するのならどういうことをクリアにしていかなくてはならないのか、どんな生活になるのか、きちんと説明していこうというのでした。トシオさんやリリーさんが考えているスイートな生活と、制度はそんなに甘くはないという現実との摺り合わせ、というかんじでしょうか。

私がその席に「是非同席を」と呼ばれたのには色んな理由がありました。
私がトシオさんの担当ケアマネで、まあ色々とこのふたりの間に起こった出来事やウラを知っており(…事実、私が口を開くと、このふたりはナマホ打ち切りとなります…)、それゆえにトシオさんにこれ以上ウソをつかせないためにも話の突合?をしておいたほうがいいだろうというナマホ側の配慮。
しかし私はこの席では、やっぱりトシオさんの不利になることは決して言うまいと決めていました。
私は、トシオさんにリリーさんという同居家族がいても、いざというとき(リリーさんがトンズラしたとき)には生活援助のヘルパーが入れられるような体制をとっておきたいし、例えば諸事情(トシオさん側でヘルパーをクビにしたり)でそれがかなわなかったときでも、自分というケアマネの責任ではないと理解してもらえるような立場を作っておきたい。そうも考えていたのです。

私はもとデイ職員・ヘルパーからケアマネになった身ですから、ナマホの方の生活というものがどんなものか、少しは知っていましたが、情けないことに制度などにはたいして明るくありません。
(今私が担当してるナマホの方は5人、まあ標準的です)
なので、この席に同席させてもらって、ナマホケースワーカーがトシオさんとリリーさんの今後のことなどを説明されるのを聞けたのはとってもラッキーでした。
まず、トシオさんがリリーさんと結婚すると、緊急のために貸与されていた「あんしん電話(仮称)が撤去されます。
トシオさんが「どうしてなんじゃい!」と言っても、あんしん電話はもともとひとり暮らしの高齢者のための制度ですから、結婚して独居が解消されると不要と見なされるワケですから仕方ない。電話回線は撤去。あとはご自分たちで貯金して携帯を買うなりランドラインに加入するなりして下さいということ。厳しい。
それから、ナマホの方が結婚しても、保証される生活費は倍にはなりません。
トシオさんが「なぜなんじゃい!」と言っても、そもそも人間の生活で、家賃水道光熱費などのライフラインは、ひとりぶんがふたりぶんになってもたいして変化しないはずのものです。あえて増額されるとすれば食費だけで、もしもトシオさんとリリーさんが結婚すれば食費は計算されて受給がほぼ倍になるでしょう。

そしてこれまでトシオさんが利用していたヘルパーも、リリーさんには別段これといって障害もなく、仕事で昼間家を空けるワケでもないので原則派遣不可。
もともとトシオさんのヘルパー利用には問題がありすぎるので、同居しているとわかった時点でヘルパーは止めましたが、トシオさんの訴えである
リリーさんの料理がどうしても口に合わない
は、結婚したふたりが解決していくべき問題であるとして却下されました。
食べたいものを説明しても日本語がわからないとか、そんなことはナマホや介護保険でどうすることも出来ません。
トシオさんの食事療法に関しても、私としては出来るだけのことはしました。
病院の管理栄養士からの指導を翻訳してもらって説明したし、あとはケースワーカーの言うように
「それ(言葉や文化の違い)をわかっていて、それでもいいから結婚したいというのがおふたりの意思でしょうから」
ということです。

このように、トシオさんがこの結婚で(言葉は悪いですが)損することは多いのですが、それでも結婚してリリーさんの国籍を作ってやるのだと言われるのですからどうしようもありませんし、何も言うことはありません。
実は私は、リリーさんが夜の仕事をしている(していたし、今後もするだろうし出来る)ことも知っていますし、もしかしたら結婚して籍だけもらったらリリーさんは…とも考え心配もしています。これまで不自由だったからこそ食事を節制していたトシオさんが、食事療法について知識の乏しいリリーさんのご飯のためにどんどん病状が悪化しているのもすごく不安です。
それでもふたりは結婚するのですから、仕方ないんです。

後味の悪いトピックですが、トシオ+リリーの御両人はこの席で私にはっきり
「これからはふたりでやっていきますので、ヘルパーさんは要りません
とおっしゃいました。
信じてみるしかない。

介護支援の基本は疑うことなのか、信じることなのか。
難しい問題だ。
…つか、このふたりは本当に結婚出来るのだろうか…
コメント

契約書について

2007年01月16日 | 重要事項説明書
主治医意見書の閲覧を許さない、主治医連絡票も交わさせない、走れる高齢者、ベティさん/経過的要介護 75歳女性・独居・ナマホ
去年末に出た認定結果(更新)は要支援1でした。
トーゼンです。
フツーです。
よくも非該当にならなかったもんです。
週に1回とはいえ、ヘルパーは継続して利用できるってことで納得していただいたものの、ベティさんにとって私は、自分を介護給付から外した張本人ですので私を見る目の恨みがましいことといったら。
ベティさんは、ありがたいことにひそかに、私というケアマネの解約をもくろんでいたらしいのですが、契約のために訪問したおり、ものの数分でベティさんのかもし出すダーク困難事例オーラをキャッチした包括職員サンディの口車にのせられて、結局は継続して担当することになってしまいました。
ま、私としても、ここまで関わったベティさんを放り出すのはいくらなんでもあまりにもあんまりかなと思ってますので、泣く泣くしぶしぶイヤイヤ喜んで担当させていただきますがね。

トシが明けて6日のひ、ベティさん宅に行き、計画に捺印してもらい、介護予防訪問介護についてひととおり説明を行いました。

これまでは、ヘルパーさんが、ベティさんの「できない」部分をお手伝いさせていただいていましたが、これからは、単に「できない」ではなく、どの家事のどの部分が「できない」のかを拾い、ピンポイントにお手伝いをさせていただくことになりました云々。
そしてこれからは、ヘルパーの利用料金は定額、つまりまるめになりますので、月に何度かお休みしたとしても、ベティさんが負担する金額は1230円になります等々。

と、そこまで説明していてふと気付いたことがありました。
そういや、ウチのヘルステの予防契約ってどうなっているんだろう。
たとえば今私がベティさんに説明したような内容とか、最初に教えておかなきゃならないこととか、きちんと契約を交わしなおすのだろうか。

こんなダメダメヘルステを併設に持ちながら、迂闊なことに私は、ひがしヘルステの契約書をきちんと読んだことがありませんでした。
ときどき必要な部分だけを拾い読みしたことはありましたが、重要事項説明書なんかは斜め読みさえしていなかったんです。

これは1度、きちんと契約書を読んで、自分が利用者に説明することとヘルステが契約している内容とを摺り合わせておく必要があるな。
そう思った私は、ベティさん宅から戻るとすぐに、青田主任に
「主任、利用開始の説明の際の参考にしたいので、介護給付と予防給付の両方の契約書と重要事項説明書を1部ずついただけませんか。」
とお願いしてみました。
すると青田主任はすぐに頷いて、自分のパソコンから、ガーッと数枚の書類をプリントアウトして下さったのですが________

出てきたのは1部の契約書と重要事項説明書のみ。
しかもその表紙には
指定訪問介護サービス及び指定介護予防訪問介護サービス
の文字。

なるほど、介護給付の利用者がある日予防給付に移行しても、あらためて契約を取り直さなくてもいいように簡素化してあるのか。
しかしそれで大丈夫か?
利用者は混乱するのではないか?

勿体ぶるのはやめましょう。
その説明書をじっくり読んだ私はぶっ飛んでしまいました。
内容がすべて介護給付に関する事項のみで、
予防給付の説明などほとんどなかったのです。


まず、身体介護と生活援助のサービス区分。
ご存知のように、予防にはこの区分はありません。
また、2人サービスの場合の倍料金。
ご存知のように、予防にはそもそも2人サービスは想定されていません。
そして、予防の場合の、1回何分・月に何度と決まったら、増えようが減ろうが定額料金であるという記述もない。
これは「だとしたら休むと損だし日延べしてでも来てもらわなければワリに合わない」と、利用者が考える機会を逃してしまう。不公平です。
でも、何よりも私が驚いたのは、介護給付も予防給付も、同様にキャンセル料に関する説明があるという部分でした。

私はいろいろと調べたのですが、ほとんどの自治体で予防給付の場合、キャンセル料はとってはダメだとなっていました。
たしか神戸かどこかのQ&Aで、
但し、利用者都合で月の利用が0回になった場合のみキャンセル料を設定してもよい
とあるのを見かけただけです。
しかしこれにも但し書きがあり、
但しこの場合はケアマネのケアプラン自体を見直すべきところである
とありました(たしか)。
※ 確信はありません。もし機会がありましたらどなたか調べてみて下さい。

しかもひがしヘルステのキャンセル料金は利用料金の50%
これは全額の1/2ということです。
利用者負担金の50%じゃありません。
…これって予防給付の場合だとどうなるの?

この重要事項説明書がいかに危険なものであるか、このプログを読まれている聡明な皆様には当然ご理解いただけると思います。
しかし、この契約書+重要事項説明書は、今年度に入ってから実際に何件も取り交わされてきたものなんです。

当然私は、すぐさま青田主任にこのことを話しました。
まーもー青田主任のことですから、打てば響くとはいきませんでしたが(ショセン不正ケアマネですから)、私が
「私は自分の利用者に、こーんなずさんな契約内容をなーんの疑問もなく提示している事業所を利用させられません。これ、本当に有効な契約かどうか介護保険課に問い合わせてみていいでしょうか
と言うと慌てて「すすすすぐ対処します」と。

_____________このバカが

しかしさすがは我がひがしヘルステです。
これじゃ利用者は介護も予防も区別がつかず混同混乱するばかり、そもそもこのふたつを分けた厚生労働省の意図もなにも一刀両断です。

いやいや恐れ入りました。



…この件に関しては、また当ブログで追っていきたいと思います。
ハリケンは重箱のスミをつつくケアマネですから当然です。
コメント (3)

論理は無力である その2

2007年01月13日 | 事例検討
世の中には「泣く子」や「地頭」のように、論理が通用しない相手がいます。
そんな相手にはどうすればいいのか考えてみましょう。
まず、論理が通用しない人とは、そもそも議論をする必要がありません。
「泣く子と地頭とは議論をする必要がない」のです。
(中略)
自分の思い通りになると考えている人に、「論理」だけで交渉する必要はありません。「論理」はそれが通用しない人に対しては無力です。相手が「論理」の力を認めていないと効力を発揮しないのです。
引用:谷原誠著/「わたしと仕事、どっちが大事?」はなぜ間違いか



目くその話はまだ終わりではありませんでした。
私がナース河合の判断を全面的に支持、の態度をとったことが気に入らなかったのか、目くそは、まるで私の前に隠し玉でも出すかのように、ふふんと鼻を鳴らして
「大体ね、Aさんの奥さんは、(ナース)河合さんのことを嫌っているんだわ」
と言うのです。

「Aさんは私たちヘルパーを、誰よりも信頼してくれていて、『頼りになるのはヘルパーさんたちだけ』といつも言ってくれる。なのに河合さんは、Aさんのお宅を訪問すると『ヘルパーさんはちゃんとAさんを入浴させてくれていますか?』とか『血圧や体温を測ってから入浴させていますか?』とか、ヘルパーの私たちを疑うようなことばかり聞くと言って、奥さんを不愉快な気持ちにさせているそうだわ。こんなによくしてくれるヘルパーさんたちを信用していない河合さんなんかに、ケアマネをやってもらわなくてもいいと奥さんはおっしゃるの。」

________思い出した。

このAさんという利用者さんには、数ヶ月前までひがし訪看が入浴介助に入っていた。
要介護5だし、寝たきりで廃用性症候群で拘縮もあって、とにかく状態があまりよくないので、訪看が週2回入浴介助をして、ヘルパーが週1回生活援助に入っていたのだった。
そこへ、奥様と仲良くなった鼻くそが割り込み、
「単価の高い訪看で入浴介助をする必要はない、私たちヘルパーでお世話が出来る」
と、訪看をヘルパーに変更させてしまったお宅だったのだ。
思えばこの一件が、訪看とヘルパーの関係の決定打になったと言っても過言ではない、そういういわくのあるケースだったのです。

しかしナース河合はその後もきちんとケアマネとしての責務は果たしています。
ナース河合は、遺恨を利用者で晴らすようなジメジメした性格ではないんです。
というより、Aさん宅に訪問するときに身体状況やサービス状況を確認するのは当然のことだし、何もヘルパーの仕事を疑って聞き取り調査をしているワケではない。
でも、ひがしヘルステのヘルパーは、そもそもモニタリングというものがわかっていないので、以前アイリン女史に対する抗議の一件でもあったように、「ケアマネがヘルパーの仕事にケチをつける」という捉え方しかできないんです。


・ヘルパーの仕事は時間の切り売りだとしか思っていない。
⇒だから派遣された登録ヘルパーには報酬が自然発生するものと思っている。
・ケアマネの能力は調整力だけだと思っている。
⇒だからモニタリングの意味がわかんない。

ひがしヘルステの指導は、まずそこから始めなければならない段階なんです。

私は少し、鼻くそや目くそのどこがおかしかったのかが理解できました。
が、この場でそれを指摘してもどうしようもありません。
いまや目くそはケアマネ=ナース河合=訪看に対して怒りまくっている「泣く子」同様なんですから。

「いいですか」
私は目くそに向き直って言いました。
「Aさんを含め、利用者さんの介護のサービス費は、Aさんが全額支払っているわけではありません。ほとんど税金でまかなわれているんです。なので、今度から
『このサービス、お給料もらってもいいですか?』
と聞くときは、Aさんの奥さんではなく保険料を負担している国民に聞いて下さい。」
私の言葉の意味がわからず、相変わらず不貞腐れている目くそ。
「国民全員に聞くなんてムリですよね。だったらやっぱり、給付管理を仕事としているケアマネージャーに聞くと早いですよ。ケアマネが信用できなければ、県の介護保険課なんかがいいでしょうね。」

ヘルステから出ようとしてふと心配になったので、
「介護保険課に電話して質問するときは、利用者のフリするといいですよ。絶対に事業所名なんて出しちゃダメですよ。」
とダメ押し____事業所名なんか出されて、居介まで痛くもない腹を探られるのはまっぴらごめん。



ひがしヘルステから居介事務所に戻った私が、自分の仕事の続きをやろうと机に向かったところ、向かいの席からナース河合に声をかけられました。
「ハリケンさん、ちょっと話を聞いて欲しいんですけど」
私はすかさず
「Aさんのことでしょ」
と言って返し、今度はナース河合と、やっとまともな議論をしたのでした。

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論理は無力である その1

2007年01月12日 | 事例検討
タイトルは、感情が支配する世界では論理は無力だという意味。谷原誠著/「わたしと仕事、どっちが大事?」_はなぜ間違いか_より引用


今日、ひがしヘルステに私の利用者さんの連絡票を持って行き、すぐ戻ろうとしたところ、目くそと歯くそに呼び止められました。
「ハリケンさん、ちょっと相談に乗って欲しいんだわ」
私に読んでみて欲しいと言われた連絡票には、ナース河合の署名が。

目くそ⇒ナース河合
(利用者Aさん:通常は2人派遣の入浴介助で、1人は身体1生活1、ひとりは身体2で請求する←「ふたり派遣が必要なお宅でも、みっちりふたりで身体に関わっているはずはないのでひとりは身体1生活1にしなさい」と監査指導員から指摘され、このような内容となっています)
1月10日 15時から16時
Aさん宅に訪問しましたが、Aさんが熱発していたため入浴は中止となりました。
Aさんの奥様が『ヘルパーさんが来て下さるまで、Aが熱発していることに気付かなかったのは私が悪いので』と、いつもの通りの内容で請求して下さいと言われましたが、それは申し訳ないので家事支援をさせて下さいとお願いしました。
しかし奥様が固辞され、結局ヘルパー2人で終了まで奥様のお相手をして退出しました。
変更後の内容 生活援助2 2人

ナース河合⇒目くそ
この方の生活援助2を2人、では請求出来ません。
そもそも、この場合の生活援助の内容はなんでしょうか?
利用者の急病によるサービス中止の場合はどうするか、事業所のとりきめはどうなっているのでしょうか。
このような実績は認められません。再度内容を整理して報告して下さい。

内容を整理すると
・入浴介助のためのヘルパーが利用者熱発のため中止になった。
・事前にキャンセルの連絡をしなかったのは利用者家族の責任だ、サービス料金は支払いますと言われた。
・家事援助へのスイッチを申し出たが固辞された。
・結局家族の話し相手として規定の60分をそこで過ごした。

ということになります。


…で?どこが生活援助2×2?

目くそは、たとえキャンセルでも、ヘルパーにはお給料を払わなくてはならないとそればかりを必死で訴えるのです。
悪いけど、私がもといた事業所では、利用者の自己都合でなければキャンセル料金はもらわなかったし、急病の場合は当然キャンセル料なんか発生しなかった。
なのになぜ、ひがしのヘルパーはいかなるときも収入を保証されていなければならないのでしょうか。

目くそが私に聞きたいことは、生活援助のふたり派遣はダメなのかということらしかったのですが、
「その利用者に問題行動があって、たとえば性的いやがらせとか暴力とか、物盗られ妄想とか妻の嫉妬とか、そういう場合以外は生活援助の2人派遣はしませんよ」
と私が答えると目くそは
「じゃあもともと請求出来ないってワケじゃないんでしょう?」
と聞くのです。
そうだよ。
請求できるかできないかで聞かれれば『可』だが、Aさんには問題行動はないでしょ?
「まさか問題行動があることにしといてくれとでも言うつもりですか?」
と私が聞くと
「そういうわけじゃないんだけどさ、コッチはヘルパーに給料払わなきゃならないものだから」
と不貞腐れる。

あのね、ドコの事業所に、利用者家族と茶飲んだだけのヘルパーにカネ払うサ責がいるんですか?
Aさんに対しては何かサービスして来なかったんですか?

「うん、声かけ程度しかしてないって担当ヘルパーは言うんだわ」

じゃダメじゃん。
はい終了。



ところが、この問題はこれで終わらなかったんだなコレが。

つづく
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近く会えると思います

2007年01月11日 | 事例検討
以前の職場の後輩から、年賀状の返事がきました。
「昨年は“業務日誌”で笑かしてもらい、またいろいろ考えさせられました(以下略)」
とありました。

後輩よ。
こんなブログを読んで、ものを考えるな。
このブログで得られるものは一抹の寂しさだけです。
ブログ“業務日誌”は、業界の荒野にはびこる雑草を目指しています。


今日、トシオさん宅にケアプランを届けて、ついでに色々と話をしてくるつもりだったのですが、緊急の用が出来てダメになってしまいました。
おかげで明日のトシオさんとの対決(ナマホCWを交えての面談)も保留。
トシオさんが眼鏡を購入するために眼科受診をし、見積もりなどを区ナマホ課に提出しにいくのをつかまえて、そのまま話し合いに持ち込もうというハラだったのですが、トシオさんはどうあっても私とリリーさんとナマホCWを同席させたくないようです。
色んなウソがバレて、自分の立場が悪くなるのを怖れているんですね。
そこで私もナマホ課に電話で打ち合わせして、トシオさんが区役所に顔を出したらすぐに出かけるようスタンバイして待つことにしました。
予定では、来週トシオさんとリリーさんが区役所に行くらしいことはわかってます。
トシオさんを追い詰めることはせず、しかしこれ以上誰も騙されないように見張ります。


今日、トシオさん宅に行くはずだった時間、私は利用者ショーヘイ氏宅で、ショーヘイ氏の吐いた血の海の中で、必死に心肺蘇生をしてました。


朝、ひがしデイケア職員から、ショーヘイ氏を迎えに行ったが未応答ですと連絡があり、家族に連絡をとって、隣家に鍵を借り、隣家のご主人に立会いをお願いして一緒に自宅に入ったところ、ショーヘイ氏が居間のフローリングの上で、自分の吐いた血だまりの中に顔を突っ込んで、うつ伏せに倒れているのを発見しました。
呼吸もない、脈もふれない、しかも冷たい。
すぐに救急車を呼び、到着するまで胸骨圧迫心臓マッサージ。
…すでに亡くなっているのは明白だったのですが、それでもなお、肋骨が折れるかと心配しながら必死で続けました。
一応救急救命講習とか受講したし、アタマでは理解しているつもりだったのですが、いざとなるとてんでダメですね。
大好きな利用者さんでしたが、本音を言えば死んだ「人」に触れるのが怖かった。
で、気付いたらめそめそ泣きじゃくりながら心臓押してました。

2年前にBLSのABCとか講習を受けたときは、

心臓マッサージ30回毎に人工呼吸を2回行う。人工呼吸をすばやく行い、心臓マッサージの中断時間を10秒以内に抑える事が重要。2人以上いる場合はこの30:2の心肺蘇生を1サイクルとし、5サイクル毎に心臓マッサージと人工呼吸を交代する。

と習ったのですが、消防隊の救急救命士の方によると、
「それ、去年の9月頃に改正になりましたよ」
だそうです。(参考までに
今は、心臓マッサージ15回のみ。
救急車到着までこれを繰返す、とされているとか。
血液などを吐いて倒れている場合、感染症などの危険があるためとのこと。
しかし、たとえどちらにせよ、私にはあの場で人工呼吸をすることは出来なかったと思います。

結局、救急車が到着し、本物の救急救命士による心肺蘇生処置ののち、救急車に同乗して病院へ。
ERで状況説明をして、家族の到着を待ち、方々へ連絡。
家族が到着してからは、混乱されているご家族にただ付き添い。
検査の結果、脳内出血が原因と判明したため変死扱いにはならず検死もなし。
また発見時に隣家の方とふたりで確認したことがよかったのです。
駆けつけた警察官からも「帰ってよし」と言われて少しホッとしました。
あとはご家族にお願いして辞去。

前日はデイケアで、金曜日の訪問のアポをとったのに。
「ヘルパーさんはどうですか?」
と聞くと
「うん、もう家族同様よくしてくれるよ」
と。
「デイケアではどうですか?」
と聞くと
「何もかもが楽しい。リハビリの連中もいい若者ばかりだ」
と。
福祉用具の相談員のことも、デイ送迎車の運転手のことも、配食サービスのお弁当のことまでも
「万事よし。本当にありがとう」
と答えて下さっていた、かわいい方でした。

病院は3ヶ月を過ぎて退院となり、老健では薬が高すぎて何軒も入所を断られ、在宅復帰を決心されてから限度額超のサービスを組んで頑張ってこられましたが、自分の計画に過不足がなかったか、在宅に戻ったことは正しかったのか、と今少し後悔しています。
「父はハリケンさんに本当に感謝していましたよ」
と言って下さったご家族の言葉に救われる思いです。

デイケアにて、ショーヘイさんが最後に書いた赤い花の絵の絵手紙。
その横には

近く会えると思います

の文字。

先に亡くなった奥様への言葉だったのでしょうか。
デイケアのナースは思わず泣いてしまったそうです。

ただただ寂しいです、ショーヘイさん。
どうか安らかに。
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