業務日誌

許せないヤツがいる 許せないことがある
だから倒れても倒れても立ち上がる立ち上がる
あいつの名はケアマネージャー

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新人ケアマネ教育 その3

2010年03月22日 | 業務日誌
※ 画像は拾いモノ。雨すごっ。

すみません、気付いたら1ヶ月もブログ放置してました。
年度末はアレです、包括との契約更新とか、認定調査委託契約の更新とか、なになにの登録とかね。


利用者が何ヶ月もかかっていない病院のセンセに主治医意見書を依頼し、理由を聞くと
「前回の調査のときにお願いした先生だから」
と、まるで
「そこに山があるから(Because it is there.)/ジョージ・マロリー」
のようにスッキリと答えたブリンナー。
このあと私にこっぴどく叱られてシュンとしながらも、区役所に行って事情を話し、利用者さんの意見書を書くセンセを変更してもらったようです。
認定調査に行って利用者の話をぜんぜん聞いていないってのがもうダメ。
ケアマネに限らず、人の話を聞かない人が人の相談に乗れるかよと思います。

説明すればちゃんと
「わかりました」
と言う。
なのに失敗して
「私これ、こないだやり方教えましたよね?資料もあげましたよね?」
と聞くと
「あ、忘れました」
と答える。
言いたくないけど、そりゃ前の職場もリストラされるっちゅーねん。

今、ブリンナーの新人教育で1番困っているのは、利用者の訪問回数です。
ときに皆さんは、新規利用者宅に何回くらい訪問してます?
もちろんケースによりけりでしょうけど、たとえば入院中に病診連携なんかから紹介があって、退院後の居宅介護支援を依頼された場合とか。
ブリンナーはなんと、利用者の入院中ほとんど毎日のように病院に行くんです。
業務日誌にはお見舞いと書いてるし。
入院中でなくても、サービス入れてもう2,3ヶ月もたつ利用者宅に週に平均3日も行く。
一体何をしに行くのか見てたら、新しいサービスが入るたび、新しい福祉用具が入るたび、往診のたびのようです。
そりゃ新規はそういうのが必要なこともありますけど、やれヘルパーが1回増えた、デイの送迎時間が変更になった、訪看の訪問日が変更になった、ってたんびに行くのはどうかと。
ウチの居宅にはケアマネの使える公用車が5台ありますが、うち2台は医事と共有なので最初のうちは「新人だから」と目をつぶってましたがだんだんみんな困ってきました。
そこで先日、訪問回数が多すぎるのではないかと話してみましたが、ブリンナーの反応を見ていると、
「ホントに必要な訪問以外はあまりしないように」
と言った私のことを、利用者と触れ合おうとしない冷たいケアマネだと思ったようです。

なんかね、ズレる。

何回も行くワリに利用者の話を聞いていないし、利用者の希望とか生活歴とかにまったくそぐわないサービスばかり入れようとする。
たとえば、独居の女性が車椅子のいるような状態になったとしますよね。
買い物に行けなくて食事が困るだろうと思うと、すぐに配食弁当を入れようとするんです。
でも、その人はもともと自分でちゃんと食事を作って食べていた人なので、配食弁当なんかとりたくないと思っているかもしれないでしょ。
そういうことを考えず、さっさと配食弁当事業者に連絡をとって面談に行かせてしまい、結果利用しないってことになって、配食弁当事業所に迷惑をかける、とか、そういうことばっかやってるんです。

こういうことって、何年かケアマネをやっていればわかってくることでしょうか。
失敗しないようにするためにじっくり話を聞いてくるようになったり、ちゃんと確認をとってきたりするようになったりはするかもしれないですけど、なんか違うような気がします。
誰のためにサービスを入れてるのか、何を解決すればその人が本当に助かるのか、そこ考えないとずっと失敗するんじゃないでしょうか。
てか、ケアマネってそのためにいるんじゃないのかと今さら。
新人の失敗を見ながら、色んなことをかえりみてしまう5年目のケアマネでした。


おお、今回はマジメにまとまってしまったw


コメント (6)

新人ケアマネ教育 その2

2010年03月20日 | 業務日誌
※ 画像は…ジャマじゃないんかおっさん。

コメントの返事も遅れガチ、デコのしすぎで首肩腰のガチガチなハリケンです。
毎年今頃の季節には、花粉症に悩む周りの人たちに心にもない「大変ですねえ」と労わりの言葉をかけていますが何か。


さて、新人ブリンナーですが、試用期間が過ぎ、自己評価表を書かせて管理者評価をし、本院に採用の伺い書を提出しなくてはならない時期になりました。
適性があると思うんで正職員に採用してやれよと申し添えるとゆーことです。
ホンネゆーと採用なんかしてもらいたくないです。
事務長に
「せめて試用期間の延長はできないんですか」
と尋ねましたが
「労基がね---------」
と当然のお答え。
私が採用に関わったワケでもないのになんで責任取らされなきゃならんのか。
なんか間違ってると思う。
つか、まだ言うけど、私が管理者ってことがそもそ間違ってると思う。
管理者手当てはもらうけど。






先日のことです。

ブリンナーを、なんとか今年度最後の認定調査員研修にブチこむことが出来たのでとっとと行かせ、担当してる利用者の認定調査をやらせました。
トーゼン今月の調査です。もう月末近いんですが、研修受けてからブリンナーにやってもらおうと思ってて、ブリンナー本人も
「研修終わったら自分が調査をやれるんですよね?」
とやる気を見せていたのでやってもらいました。
書き終えたら調査票を見せてもらって、いろいろ教えてから提出させようと思って昨日その第一回目の添削をやったんですが、まーそりゃものすごかったです。
最初ですから誰でもそんなもんだし、仕方ないと思ってますけど、要領がよくわかっていないとか書き方が弱いとか甘いとかそんな様子ではなくて、要は全然わかってないんです。
だって特記がスカスカなのよ。
何のために調査をやったのかもわかってないみたい。
たぶんアセスメントもやってないんだろうなとイライラしながら
「介助されている、と書くときは誰がどのくらいの頻度でやっているのか書いて下さい」
とか
「一部介助をチェックしたとこはどの部分に介助が要るのか書いて下さい」
とか、てめーわざわざ一昨日それを研修しに行ってきたんじゃねーのかこのハゲが、と言いたい気持ちを強い精神力で抑えながら丁寧に指導しております。

で、ほとんど全部の項目で加筆や訂正を指示したあとで、前回認定時の主治医意見書をなにげに見ていたとき、ブリンナーが
「○○さんはこの(意見書書いた)A先生には、もう今は全然かかっていないと言ってましたけどね~」
と言うので、ナニゲに
「ふーん、今はどこの病院ですか」
と聞いた。
すると
「今かかりつけはC病院だそうです」
と答えたので、
「ああ、C病院ですか(デカい総合病院)、じゃあ意見書の到達も時間がかかるでしょうから、調査票の提出も来週の月末くらいでちょうどよかったかも知れないですね」
と言ったらば
「あ、いいえ、C病院の先生には意見書お願いしてません」
ってブリンナー。




は?

「え?じゃこの調査の意見書は誰が書くんです?」
「あ、前回の調査時のA先生です」

へ?

「でも○○さんはA先生にはもうかかってないんじゃないんですか?」
「はい、何ヶ月もかかってないそうです」

ちょ←青くなる

ちょっと待て。
この会話を聞いていたまわりのケアマネさんたちが一斉に仕事の手を止める。

「も1度聞きますからちゃんと答えて下さい。今回の調査の主治医意見書は何先生にお願いしたんですか?」
「あ、えーと、Aクリニックの、A先生です、フルネームまではちょっと」
別にフルネームを聞いてるんじゃありませんよあ、そうか、○○さんがA先生にお願いしたいと言ったんですか?」
「いいえ、別に」
「○○さんは何ヶ月もこのA先生にはかかっていないんですよね、なのにどうしてA先生に意見書を書いていただくんですか?」
するとブリンナー
「前回の調査のときにお願いした先生だから」


まるで
「そこに山があるから(Because it is there.)/ジョージ・マロリー」
のようにスッキリと答えた。





つづく







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