業務日誌

許せないヤツがいる 許せないことがある
だから倒れても倒れても立ち上がる立ち上がる
あいつの名はケアマネージャー

人材不足

2009年12月10日 | 労働条件通知書
※ 画像は うわあああぁぁぁん!!


おめでとうのコメントを下さった皆様(個人的にメールくれやがった○○)、申し訳ございませんがレスはカンベンしてくらさい。


情報公表、無事に終わりました。
つか、もう4度目ですからね、要領がわかっちゃってしまっちゃって、どんな文書も揃ってますよってなモンですよね。
来年度、私という管理者のもとでまたコレがあるときは、架空の利用者をデッチあげて、そのケースファイル1冊ですべて済ませたろと思ってます。
や、マジで。
そんくらい意味ないんだもん、情報公表。
それが見抜けなかった事業仕分け人、やっぱヘボいよ。

情報公表レポートはまた後日やるとして。


今日、カニちゃんが退職していきました。
私はホントにこの主任が好きだったので、とっても悲しかったです。
しかし、もともと専業主婦が夢だった彼女をとめることは出来ず(専業主婦に憧れる人ってのはだいたい専業主婦にゃもったいない人が多いのはナゼ)、みんな泣く泣く見送りました。
この法人で彼女の世話になってない職員なんていませんからね。
ホントに惜しい人を失くしました←なんか違う。


彼女が退職を決め、辞表が人事を通ったのは11月はじめ。
当然ウチでは求人を開始。
もともと管理者クラスが転職してくるなんてバカな希望は抱いてませんでしたが、せめてもと主任の青田や、本院のアホSWなんかが着任したりしないことだけは願わずにいられませんでしたね。
しかし、チラシを入れたりハロワに登録したりしても、やってくるのは『オビに短しタスキに流し←長し』な人材ばっか。
4人くらいは来たみたいですが、揃いも揃って未経験。
とうとう人事は
居介のことは居介で解決しなさい=残った人材で管理者を出せ、となったようでした。

残った人材。

経験年数はダントツ、2期のケアマネアイリン女史5○歳。
ケアマネ歴は私と同期、5期のケアマネオリーブ5○歳。
4月にナース河合と交替し、カニちゃん退職に伴って常勤になったヴィクトリア5○歳。
そして私ハリケン年齢不詳。

新人ヴィクトリアは論外として。

アイリン女史は法人内の他部署から総スカンをくらってます。
よその事業所(特に訪問介護)が「アイリンさんの利用者は受けない」と言われるほどです。
ウチの透析クリニックの森師長も目のカタキみたいに思ってます。
アイリン女史の管理者は有りえません。

オリーブはなんと有名外語大卒の才女で、クリスチャンで、性格はまさに聖女です。アタマもよくて利用者からの信頼も厚いし熱心です。
ただ、熱心なあまり暴走します。
たとえば、オリーブの利用者が5人くらいだったとしたら、間違いなく彼女は日本一のケアマネです。
他部署からはしつこいとかねちっこいとか言われています。いまドキ珍しいくらいの熱いケアマネさんです。

もし、事務長やカニちゃんが、後任を選ぶとしたら。


私の妄想が始まりました。
しかしこっぱずかしくてそんなことはクチに出せません。
もしかして次の管理者は私ですか?なんて聞けません。
イライラしているうちに、私の担当利用者が減り始めました。
この秋から冬にかけて、3名が亡くなってしまい、お塩さんも入所したため困難ケースも落ち着き、余裕が出てきたというのに、新規利用者がまったくふられなくなり、私の不安は確信にかわっていったんです。

管理者なんか絶対にイヤです。
こんな居介の管理者になんてなったら、透析クリニックからは苛められるし、カニちゃんとは比べられるし、なによりアイリン女史やオリーブは私なんぞのチカラで押えられるようなタマじゃありません。
そんな苦労をしょいこむより、私は趣味の世界を充実させたいし、仕事の途中でこっそり買い食いしたり研修や勉強会の席でガンガン居眠りしたり気楽にやっていたいんです。

で、思い余って人事の先回りをしようと、事務長に退職を宣言。
退職する、なんていうヤツに役職がつくことはないと思ったんです。
しかし事務長はカンカンで、無責任すぎる、と罵倒され処遇保留に。
その1週間後=カニちゃん退職の1週間前に事務長に呼ばれて管理者になれと言われ

・管理者として登録するが主任にはしない
・でも手当ては両方つける
・医事課の課長がケアマネを持っているが更新していないので、来年更新させ、ハリケンさんがダウンしたときには首を挿げ替えられるように準備する
・管理者の肩書きだけなら、もし1年後に医事課長と交代したとしても、降格にならない

などとゆー、本気かこの法人はと思うような条件を提示されました。
いたれりつくせりです。
しかし、賢明な読者の諸氏ならおわかりでしょう、この法人では、ケアマネってのはカネやタイコでなり手が探せるような職種じゃないんです。
ましてや管理者ともなれば、こんな条件を出さざるを得ないほどに誰もなりたがらないものなんです。
ケアマネになれと言われるのは左遷でしかないんです。退職勧告と同等なんです。
そのくらい、下働き扱いだってことです。

管理者手当てがいくらなのかは、ずっとずっと過去に遡って、青田元主任がもらっていた手当ての額を見て下さい。青田主任は医事課の主任も兼ねていて大卒でしたから、私はそれより少し安いですけどね。
ちなみに管理者=指定だの更新だの手続き上の面倒なことを全部やる人、主任=1番信頼されていてスタッフに指導が出来る人、とご理解下さい。




とゆーワケで、私は主任ではなく管理者になりました。
今日退職したカニちゃんは、さぞや心配だったことでしょう。
事務長は私に「立場は人をかえる、ハリケンさんならなんとかやれるよ」と言いましたが、今日の情報公表で1番アワくっていた私を見てさぞ後悔したことと思います。
アイリン女史もオリーブも、新人のヴィクトリアでさえも、この人事が暫定人事で、法人の誰もが不本意なものであることを重々承知していますので、まー私のいうことなんか聞きゃしませんよ。
もし私が管理者らしくしなきゃいかん、などと妙な考えを起こそうものなら、まず自分がきちんと範を垂れにゃならんワケですが、私にそんな気概はございません。
模範ケアマネになろうにも、私のモニタリングは夏で止まったままですしねw

管理者になったら利用者が減らせるとちょっと期待もしましたが、現在自分が担当している利用者のどのケースも、他に渡せるような人はいません。
最後まで担当したいと思うし、情があります。
なにより困難すぎて恨まれます(泣)。


なので、お願いです。



おめでとうなんて言わないで下さい(泣)。







ケアマネは事務職か

2009年10月12日 | 労働条件通知書
※ めっきり寒くなりましたね皆様いかがお過ごしでしょうか、と言っているように見えると思えば見える。

もう、書きたくもないことなんですけど。

厚生労働省が発表した、介護職員処遇改善交付金事業実施要領(案)。

交付対象の事業所は訪問介護や通所介護、特養など施設の介護職員。

【交付金非対象サービス(交付率0%)】
・(介護予防)訪問看護
・(介護予防)訪問リハビリテーション
・(介護予防)福祉用具貸与
・特定(介護予防)福祉用具販売
・(介護予防)居宅療養管理指導
・居宅介護支援
・介護予防支援

この施策は介護職員を救済しようという意図があるのですから、医療系の職員はお給料は救済する必要がない(介護職員ほどひどくはない)として除外されるのはいいとして、でも訪看くらいには出してやってもいいとちょっぴり思いますし

ケアマネが対象外ってどうなの、と思うケアマネは私だけじゃないと思います。

利用者宅の生ゴミだって片付けるし
訪問したとき利用者のトイレ介助や移乗介助だってするし
ときには大掃除だってするし
救急搬送だってするし(ときには同乗だって)

たまった新聞だって片付ける。
買い物だってする。
尿器やポータブルトイレだって洗う。
おむつ交換だってする。
着替えだってさせる。

「もうすぐヘルパーさんが来るから待っててね」
「もうすぐご家族が帰ってくるからガマンしてね」
そうは言えない場面に出くわしてしまうことがあるからです。

ま、いいです。
厚生労働省は、認知症加算だの独居加算だの、もらうための面倒な準備までケアマネにやらしておいて(区役所職員の「ああ面倒くさい」的な対応は改善せず)それがケアマネの給料を改善してるのかどうかはほっといて、それでもケアマネには充分なお給料を与えているつもりなのでしょう。

厚生労働省はもういいです。

ただ、ウチの法人に対してひとこと言いたい。


先日、新型及び季節型インフルエンザの予防接種に関する、今年度のウチの法人の対応が回覧文書で回ってきました。
そこには、今年はタミフルが不足してるので、前年までやってきた職員家族に対する接種を中止することに加え

今年度は医療業務と訪問業務に従事する職員に対する接種実施を最優先とし
事務系(ケアマネ含む)は後回し
タミフル不足時はこれ除外
となっていたんです。


はい、私がどう思い、どう行動したかはもうおわかりですよね。


事務長に噛み付きました。
朝礼でこのことが発表された直後つかその場でね。

なぜこの法人において、ケアマネが事務職とみなされなくてはならないんですか。
ケアマネがいつ、事務所に座ったきりで外回りもせず1日過ごしたことがありました?
ケアマネが利用者に接触することがないとでも思ってるんですか。
ケアマネの仕事が給付管理だけだとでも思ってるんですか。
じゃあケアマネがインフルエンザになったら、そして訪問が実施できなくなったら、その月の報酬は減算になってもいいんですね。
つーか、いっそのこと、ケアマネにやるタミフルはないから、インフルエンザの流行時期には訪問しなくてヨシ!とゆーのを指示してくれたらどうなんですか。
↑あ、だんだん主旨とズレてきた。
他のケアマネさんたちが私の背中に「もっと言え、もっと」とエールを送ってくれていたことはいうまでもありません。管理者のカニちゃんは声に出して言ってましたw


ひとこといっときますが、私は決して事務職をバカにしてるワケじゃありませんよ。
ウチの医療事務などは医療のレセやった上に訪問系の介護事業所のレセ全部作ってますし、私より規定やシバリの知識があってホント有能です。薬のことも、処置のことも、ドクターより知ってる人たちがたくさんいますしね。
ただ、居宅介護支援ってのは、ケアマネってのは、代替性がないんです。
ケアマネを事務職にカテゴライズするような医療法人は、居宅介護支援事業なんかやる資格はないと思います。

そもそもこの法人(に限ったことではないですが)、やったりやらなかったりするのがいかんと思います。
私、そういうのが1番キライなんです。
やるなら全員やる、
やらないんなら誰にもやらない。

誰かの勝手な判断でやったりやらなかったりしないでほしい。
それを『これは差別ではなく区別である』と正当化するなら、せめてその根拠を明確にしてほしい。

ケアマネに向かってケアマネは事務職だなんて言うな!!
それでも「あんたら事務じゃん」と言うヤツがいたら
あんたの職場
紹介してくれ。

そこに転職するから、頼む。



STOP!物欲

2007年10月30日 | 労働条件通知書
※ 画像は拾い物。どっかのチュー学で実際に出た音楽のテストらしいです。すごいです。ちなみに本文の内容とは一切関係ございません。

気が滅入ってしょーがないので。
本道の事例トピックはしばしお休み。

突然ですが、私にとって秋は物欲の季節です。
11月くらいになると、もうボーナスのことしか考えられなくなります。
今年の夏にボーナス2回払いで買ったハイビジョンテレビ(40型)の支払いがあるし、分不相応なブランド品のローンも残←かなり
なのにパソコンを買い換えたいとか思ってしまうし、新しい靴も欲しいと思ってしまうま。
子供はメキメキ縦横にデカくなり、去年の服は全部捨てにゃならんし(泣)反してだんなさんはもう何年も同じスニーカーを履いて耐えてるし←物持ちが異常に良

ああそれなのにそれなのに。

ケアマネの給料ってどうしてこんなにバカ安なのでしょうか。

そんなことを考えてウツウツとしていたら、なんと
某写経でヘルパーによる窃盗事件が発覚しちゃいましたよ。

なんでもそのヘルパーさんは、利用者の口座から合計130万円を数回に分けて引き出していたとか。
某有名巨大掲示板では名前も出ていますし、その職場では職員のバッグからもお金がなくなっていたとか、利用者にお金を借りていたこともあったとか、さんざん書き込みされてます。
毎年毎年、このように、介護サービス関係者による窃盗事件が報道されています。

このようなヘルパーさんや、窃盗事件を起こしてしまったサービス関係者について議論するとき、資質が足りない・気持ちが間違いとかおっしゃる方がいますが、私は、この方たちに限らず、今私たち介護サービス事業者に足りないものは資質ではなくおカネだと思うし、間違ってるのは気持ちではなく介護報酬だと思いますが。

そもそも福祉は金持ちの道楽から始まったものですからね。
セレブのお仕事なんです。
ブランド物の靴を履いてゴミ屋敷に踏み込んで行くような物好きしかやっちゃいけない仕事なんですわ。
なのにあなた、困っている人困っている人の支援をしようなんてあなた、ムリでしょう。

窃盗をするヘルパーさんを擁護しているワケではないし、カネがすべてを解決すると思っているワケじゃありません。
でも、あえて私は大きな声で言いたい。
カネのために
仕事をしている
訳じゃない

なんて
口が裂けても
言えません!

もしもこの仕事にお給料がなかったら
ケアマネなんか
絶対にしない!

ボランティアの方々なんて、私にとっちゃ狂人としか思えませんもん。

せめて人並みに生活できる給料を払え。
今の給料を上げてくれ。
でなければ休みを増やせ。携帯電話も持たすな。
担当人数を現在の半数にまで減らせ。
倉廩 ( そうりん ) 実ちて 則 ( すなわ ) ち礼節を知り、衣食足りて則ち 栄辱 ( えいじょく ) を知る、だよ。
英語だとManners and money make a gentleman.(態度とお金は紳士をつくる)。
類語に 恒産(こうさん)無ければ恒心(こうしん)無し(経済的余裕がなければ、主義や主張は保てない)ってのもある。



ハリケンが無知無恥無智無礼なのは、衣食が足りないからですってことでご勘弁。


このブログのブックマの0203yamadaさんのブログ『ケアマネなんかやってられっか!』をご覧下さい。



連休がなんだってんだ

2007年10月08日 | 労働条件通知書
「忙しくて連休なんかとれないんだわ!」
などと言うと
「連休どころか公休も取れんばい!」
と、元職場の同僚の怒りを買ってしまうハリケンです。


もーもーもーもー、本当に忙しいです。

先月ガンガンやった区変は
「デイ週1回しか利用していなかった要介護1の利用者」のみ未判定で
「要介護2だった超高齢の利用者の嚥下力が落ちて胃ろうになったので老健に入所したい」方⇒要介護5
「要介護2になって半年であれよあれよというまに寝たきりになった利用者が、いよいよ在宅重介護の準備にかかる」方⇒要介護5
「認知症で要介護3だったジェシカがとうとう自宅近辺を徘徊するようになり、これまでのようにデイケアに依存するだけでは足りなくなってきた」⇒要介護4
と、ほぼ全員勝利。
しかし、喜ぶのも束の間。
5月に区変した3人が半年後の今月更新で、これがとっても厄介です。
区変は最初より次が肝心
ですもんね。

それにつけても忙しい。

最近の私は、ほとんどやっつけ感覚で仕事をしているような気がします。
空きがないからって、仕方なく評判の良くないショートを薦めたりするし、ヘルパーさんの苦情も聞き流してるし、現時点でもう大変なケースを「来週サ担会議が予定してあるから向き合うのはまだ」とほっといていたり。
ケアマネ仕事の効率を重視するあまり人としてのスキルを下げているような気が。

これではいかん。
そう思うんですが…



誰がために資格はある

2006年09月25日 | 労働条件通知書
※画像はさいとうたかを先生の画ではないそうです。

ハリケンが18歳の頃一緒に住んでいた悪友(現在NTTで研修インストラクターとして活躍中)が、先日電話でシミジミと言いました。

「しょせん職場の“いい人”ってのは、仕事のデキる人のことなのよ」

今まで、自分のムードメーカー的なキャラは職場の雰囲気を和ませていると信じていた私ですが、この言葉に目が覚めました。
そうか、私って...............職場の大悪人だったんだ(今サラ)!

気付いたからには改心することなく、軽薄さに磨きをかけるハリケンです。
最近マジメなサイトからのTBが増えていて憤慨しています。
まともなサイトはここにTBなんかしないほうがいいですよ、いやマジで。



今年度、ひがしケアプランでは2人のケアマネが介護支援専門員資格更新のための専門研修課程IIを受講することになりました。
ナース河合とアイリンさん、どちらも2期のケアマネさんです。
おふたりは平成15年度から17年度の間に介護支援専門員現任研修の基礎研修課程Iを受講していますので、今回は課程Ⅱのみの受講となり、受講費用は約半額に減額されます。たしか17,000円くらいだったと思うのですが、先日この受講費用を法人でもつか個人がもつかでひとモメありました。
私は法人がもつものと思っていましたし、それが当然だと思ってました。
だってこの研修を受講しなければ、居介のケアマネとして業務にあたることが出来ず、法人が困ることになりますし、そもそも介護支援業務を行う事業所を抱えるということはそれに関わる事務費用をまかなう義務もあるだろうと思ったからです。その職場で働く職員の必要資格の管理なんかは法人の責務じゃないのかと。

しかし、ひがし会法人の考え方はそうではありませんでした。
業務に必要な資格は個人が管理すべき、なんです。
例えば、法人でデイケアの送迎運転などに関わる人はどうか。
運転免許の更新手数料を法人がもつのはおかしい。
その見返り?として、運転手当てを出しているではないか。
居介のケアマネにも、資格手当てとして毎月2万円支給されている、それを充当とすべきである。
そのかわり、研修への出張費用は出します。実勤務扱いにもします。
ただし居介職員のみこの扱いで、ケアマネ資格保持者でもケアマネ業務を行っていない職員に関しては有給を使って行って下さい。
とのことでした。まあこの↑部分はそのとおりだとしても。

なるほど。
でも、アイリンさんもナース河合もカニちゃんも、“基礎研修課程I”は受講費用を法人に出してもらっているのです…今年度からこれらの研修が「ケアマネ資格を保持し、実務を行うために必須の研修」と義務づけられた途端「これからは自分で払え」はなんかおかしいと思いました。
取らざるを得なくなると「自分で払え」かよ。
どんどん研修を受けていいケアマネさんになって利用者さんたちにいい介護支援をして下さいね、費用は当然法人が持ちますよ、って時代じゃないんだなあ。
それまで、研修や勉強会に参加すると事業所が評価を受けていましたが、今後は個々のケアマネが自分たちの意識や対外的な評価を保っていかなくてはならないということがハッキリスッキリ明確にされた、ということでしょうか。
よくわからないなあ。
だったら特定を取っている事業所なんかはどうなのだろうか。事業所が加算を受けるために各研修や勉強会への参加を義務づけられているのですから、当然法人が研修費用を負担するんでしょ。
そういうところが曖昧なのって、どうも気になるんですよね。

ま、どうでもいいんですけどね。
とりとめのないことを書いてしまった。

介護福祉はしょせん『人』。
みんなが同じ内容の研修を受けたからといって、ケアマネの能力は標準化できないよ。
ケアマネも、いいケアマネさんに利用者が集中するようなシステムだったらね。35人減算とかの縛りの上に指名料とかとって。資格保持費用自己負担とかいうんだったらそのくらいの融通きかしてもいいんじゃないかな。そしたら独立するケアマネ増えるよ、きっと。
ケアマネが指名制だとしたら私なんか、閑古鳥の鳴くよな閑ケアマネでいられそうです。

...........あ........墓穴掘った感。










転職ブルース(意味なし)

2006年09月23日 | 労働条件通知書
※画像…そろそろネタ切れです。どなたかいいソースあったら教えて下さいませ。

業務の合間?、併設悪徳ヘルステと無意味な戦いを繰り広げ、わがまま利用者に振り回される傍らで、ネットオークションに興じ、おバカなブログを毎日更新するヒマもありのケアマネライフ。
このブログを見ている皆さんは、私がとても条件の良い職場で働いていると思っておられることでしょう。
就職して間もない頃の舞い上がりログ
確かにお給料は、もとの職場よりも7万円アップ(手取り)しています。
ボーナスだって以前より年間1.5ヶ月ぶん多いです。
しかしそれは単に、いかに以前の職場のお給料が○○かったかということなのです。
※地域性も影響しています…ハリケンがもといたところは最低賃金額612円の県、全国でワースト3。ひがし会は東京・神奈川・大阪に次いで全国4番目に高賃金の県にあります。
なので、特別ひがし会が他所よりもお給料が良いというわけではありません。
他所の居介と比較するとくやし涙くらいは出てきます。
それに、ひがしはお休みが少ないです。
ちなみにひがしの年次有給休暇は年間10日間(夏季なし冬季休暇5日)。
以前の社会福祉法人は20日間(+夏季冬季休暇6日間)でした。
以前の職場では私だけは年休消化してましたが、ひがしのケアマネになってから月に平均26日出勤しています。このペースだとすでに年休未消化決定です。
これは、訪問の約束がうまくとれないなどの理由で、休めるはずの日に半日出勤せざるを得なくなり、まる1日のお休みが削られるせいです。
そもそも私はこんなにマジメに働くタイプではありませんでした!
原則残業ダメイコール休めない、となるだけなんですけどね。

以前の職場は人間関係がすごくよかったし、直属の上司も雲の上の上司も素晴らしい方々ばかりでしたが、ひがしの上層部はクソの塊りまたはそれ以下。
以前の職場の同僚はみんな、私という存在を容認というか受容してくれてたしあきらめてくれていましたが、ひがしの同僚は厳しいです。私に、能力以上の仕事を期待しています。ハッキリ言って大迷惑です。
以前の職場は部署間の連携がよく、フォローやカバーもし合っていました。
ひがしも居介とヘルパー、訪看とクリニック以外はうまくいってますがそれって一番カナメの部署間がギタギタだということです。

うーん。

「転職してみようかなあ」

なことを考え、よその居介の求人を検索してみんとす。

民間大手A/給料は高いしボーナスもいいが、ガンガン貯まるお金を遣うヒマがないらしい。聞いた話では、就職して10年足らずで分譲マンションを買ったケアマネ曰く『せっかく買った自宅に帰る時間がない

.................... ノーコメント。

有限会社B/ヘルステ併設の居介、バリバリの女性社長のもと、スタッフ7名で和気藹々と仕事が出来ます!従業者の平均年齢55.5歳!

..........あ、なんかヤバい雰囲気。やめとこう(笑)。
ウワサでは職場内で「おやつ当番」や「お茶係」があるらしい。そういう職場って和気藹々とは思わない。せっかくの休みにヨン様ツアーや氷川きよしのコンサートに強制連行されそうだ絶対。

社会福祉法人C/業務内容:ケアプランの作成、連絡調整、その他新規利用者開拓

わしゃ営業マンか!
でもこれホントにハロワの情報表で見かけたんです。
ここ、母体が保育園なので高齢者の新規獲得機会がないらしく、ケアマネはガキ連れで老人会やデイケアに慰問し、年寄りを奪っていくとか。
まさに仁義なき戦い。



.......ど、どんな職場でも大変だし、誰もが頑張っているんだなあ。
お給料が高いところはそれなりに忙しいし、安月給のところでも何かいいところがあったりする。
当然のことだけど、人間関係だったり条件だったり通勤距離だったり、仕事を選ぶキメ手は自分次第。

ひがしケアプランのいいところはぬるいところ。
まず残業がない。
大抵みんな定時(17時)に帰れる。
そりゃ今はみんな50人近く担当を持っているし、今月は祝祭日が多かったから少しは残業してるけど、普段はみんなあんまり残業しない。
訪問に使う公用車も、ケアマネ4人に対して3台あるのでだいたい回る←月末は軽の奪い合いだけど。
パソコンも足りてるし、電話もひとりに1台だし、部署は医事課の中なので留守番電話番もきちんとやってもらえる。訪問に出るときと帰所したときには医事課のみんなに「いってらっしゃい」「お帰りなさい」最初はこれにすごく感激した。
物品は物品購入担当者がすぐに揃えてくれるし、デイケアとヘルステ管理者には請求業務もない→専属の介護事務がひとりづついる。
(私の知っている他の病院には、ケアマネの給付管理も医事がやるという夢のような職場があった。ケアマネは定期訪問とサービス調整しかしなくていいそうだ!ただしケアマネ全員が病棟ナースとの兼務でした。)
たとえ上層部がクソの集まりでも、あたらずさわらず目立たず取り入らず、此方におなりになったときだけ頭を低くしていればいい。鼻をつまんでさえいられればクソは匂わない。
たとえヘルパーが揃いも揃って素人でも、新規利用者には使わないようにしているし、前任から引き継いだケースも徐々に他所に移すつもり。ムリに併設をプランに組まなくても別に叱られない。
そんなぬるさがひがし会の長所。

私はあまりひとつの職業を長く続けたことがなかった。
若い頃には派遣や水商売をしていたし、ひとつところに居ついたこともなかった。
以前の職場には8年半もいた。
そしてひがしに来て、また新人ケアマネとして最初からやり直し。
ペーペー同様なのに、そうそう職場を変わりたくないのがホンネ。
堪え性がないと思われはしないか、何か問題があって退職したのかと思われはしないかそれも心配。
それに、ケアマネの中心年齢層は50代だしまだまだ働けそうです。
もう転職つまり冒険できるトシじゃないと思っているわけではありません。
つか、ある意味このひがしで働くことがもう冒険だと思うよ
マジで。



とりあえずはもうしばらく、ここで頑張ってみようっと。
そのウチ誰か、ヘッドハンティングしてくれるかもしれないし♪(←妄想)

ヘッドどころかクビ切られないように気をつけましょう。






病院ってやっぱ金モチなんだね

2006年05月21日 | 労働条件通知書
画像は私のもとの職場の「高齢者相談窓口」w

ひがしケアプランに入職して、手渡された雇用契約書を見て驚いた。
なんと以前の職場よりも、7万円もお給料が高い!!
しかもボーナス前年度実績5.5ヶ月の法人。
もともとこの業界は福祉系よりも医療系のほうが裕福だけど、ここまで違うとは思わなかった。
さすがは特甲地w。
ウソかマコトか系列施設の老健は、たった1軒でこの法人全体の建物と車両(60台)の支払いをすべて完済させたというからすごい!
支給されるモノだってハンパじゃありません。
入職して3ヶ月は試用期間だというのに、制服(スーツ2着・シャツ6着・靴1足)も個人の備品(印章やパソコンや名刺)も、たった2日で揃った。
しかもすべて新品。

残業は原則なし。上司に無許可の残業はあり得ず、職員は定時になったらさっさと帰る。ホントにみんな、潮がひくように帰ってしまう。
ただ、ケアマネージャーという業務の特性上、時間外に訪問せざるを得なかったり休日に出勤しなくてはならなかったりもするワケで、そんなトキだけ残業する。
携帯電話もケアマネ全員に支給。訪問は必ず公用車で。

それよりなにより、この法人で一番気に入ったのは、入所者や利用者だけでなく職員も毎日食べている食事。
なんといまドキ、外注ではなく内部の職員が厨房で調理している。
これがとってもイイ。
うまいのである。しかも職員は1食300円。
地域でも「ひがしの食事は美味しい」と評判で利用者が押し寄せ、法人の看板になっているのも頷ける。
おカネがあるってすごいことなんだね。

でも…
こんなに恵まれた環境で仕事が出来ても、やっぱりもとの職場が恋しい私。
ぐっすん。

以前の職場の話を少し。

以前の私の職場では、お給料は安かったし、車やパソコンは足りずに困ってたし、業界の不文律サービス残業の温床だった。
食事は250円と安かったが涙が出るほど貧相だったし、いつの間にか仕事用の衣服も支給されなくなった。
本来の業務よりも法人の雑用に追われ、草引きからゴミ置き場掃除、新設施設の改修工事までやらされた。
それでも、そこはいつも笑いで溢れていたし、グチってもクサる人はいなかった。
尊敬できる上司や先輩がいて、イジメ甲斐ありまくりの後輩がいて、一緒に悩んでくれる同僚がいた。
職員のデスクの上にはこまごまとしたおもちゃが並び、職員のたまごっちを入れる「保育カゴ」があってみんなで育てていたし、朝礼中にピッピピッピ鳴っても誰もとがめだてしなかった。

今私は念願の居介職員となり、憧れだった自分のデスクも(以前は4~5人で使い回してたから)手に入れたけれど、無駄なものは一切置かないように躾けられ、整然と片付いたひがしケアプランのデスクを見るたびにもとの職場を思い出して泣きたくなる。
いつか居介の職員になるんだと信じて、そのアカツキに履くつもりでハコに入ったままだったGUCCIのビットローファーも、やっと履けるようになったのに…何ヶ月もたってしまって、気付いたら私の足が太ってしまってキツいじゃありませんかw こないだ初回面接のときに初めて履いたら痛いのなんの。もとの職場のK先輩やM主任に「ヤフオクなんかで買うからよ」と笑われたい。
できることなら、もとの職場でケアマネとして出発したかった。

それでも私は今、こうしてこの大法人のケアマネになった。
頑張るしかないのだ。


でら大病院

2006年05月20日 | 労働条件通知書
労働条件通知書/私が働く法人のよもやまバナシ

※でら=「すごい」「とても」

ご報告します。

このたび私ハリケンイエローは、「ひがしケアプラン」に介護支援専門員として勤務することとなりました。
これまでケアマネ業務といえば認定調査しかしたことのない、しかも今年の4月に九州の田舎から来たばかりの私ですが、地域高齢者の自立と幸福のため、また当法人の発展のために、出来ることは我が身を惜しまずやるつもりです。
どうか皆様よろしくお願いいたします。
                        全文引用:ハリケンイエロー就任挨拶


はじめましてこんばんわ、ハリケンイエローと申します。



私が就職した「ひがしケアプラン(当然仮名)」は、県内にいくつもの系列施設や事業所を持つ大病院の中の居宅介護支援事業所。
母体は医療法人と社会福祉法人も併せ持つ、医療と福祉の総合商社。
特養・老健・療養型・グループホームをはじめ、デイケア・デイサービスを何軒も経営し、居(宅)介(護支援事業所)だけでも系列7事業所(東西南北に白発中まで)、訪問介護・訪問看護を入れたら一体全体いくつあるのかわかりませんってなところ。
「ひがしケアプラン」と同じ敷地内には、病院の他に通所リハ、訪問介護、訪問看護、認知症対応型共同生活介護(定員60)がある。
冒頭でも書いたが、今年の4月にこの都会(まち)へ移り住んでまだ2ヶ月足らず、右も左もわからずケアマネ業務に必須である訪問すらままならない私を、よくぞ採用してくれました。
チャレンジャーだね人事部。

私の入職のときの話や法人の概要については、またゆっくり書くとして、まずはこれからこのブログにたびたび登場するはずの先輩がたを紹介しときます。

ひがしケアプランのケアマネージャーは5.5人。

社会福祉士のカニちゃんは、すごい美人でエビちゃん似だからそう呼ぶことに。
在日20年のフィリピン人、アイリン女史。
デンタル糸居さんは天然系のもと歯科衛生士。
もと大手企業のヘルパー講師、体育会系のニチイさん。
そしてナース河合、同敷地併設の訪問看護の管理者を兼務(故に5.5人)。

この居介の管理者は非ケアマネの青田さん。病院の事務局主任を兼務している。
居介の黒(青かw)1点。

次回からは私ハリケンの、ケアマネっぷりレポートをお送りします。

このブログに登場する人物・団体名はすべて仮名です。
ご存知のように、介護支援専門員には守秘義務のシバリがありますのでご勘弁を。