業務日誌

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あいつの名はケアマネージャー

論理は無力である その1

2007年01月12日 | 事例検討
タイトルは、感情が支配する世界では論理は無力だという意味。谷原誠著/「わたしと仕事、どっちが大事?」_はなぜ間違いか_より引用


今日、ひがしヘルステに私の利用者さんの連絡票を持って行き、すぐ戻ろうとしたところ、目くそと歯くそに呼び止められました。
「ハリケンさん、ちょっと相談に乗って欲しいんだわ」
私に読んでみて欲しいと言われた連絡票には、ナース河合の署名が。

目くそ⇒ナース河合
(利用者Aさん:通常は2人派遣の入浴介助で、1人は身体1生活1、ひとりは身体2で請求する←「ふたり派遣が必要なお宅でも、みっちりふたりで身体に関わっているはずはないのでひとりは身体1生活1にしなさい」と監査指導員から指摘され、このような内容となっています)
1月10日 15時から16時
Aさん宅に訪問しましたが、Aさんが熱発していたため入浴は中止となりました。
Aさんの奥様が『ヘルパーさんが来て下さるまで、Aが熱発していることに気付かなかったのは私が悪いので』と、いつもの通りの内容で請求して下さいと言われましたが、それは申し訳ないので家事支援をさせて下さいとお願いしました。
しかし奥様が固辞され、結局ヘルパー2人で終了まで奥様のお相手をして退出しました。
変更後の内容 生活援助2 2人

ナース河合⇒目くそ
この方の生活援助2を2人、では請求出来ません。
そもそも、この場合の生活援助の内容はなんでしょうか?
利用者の急病によるサービス中止の場合はどうするか、事業所のとりきめはどうなっているのでしょうか。
このような実績は認められません。再度内容を整理して報告して下さい。

内容を整理すると
・入浴介助のためのヘルパーが利用者熱発のため中止になった。
・事前にキャンセルの連絡をしなかったのは利用者家族の責任だ、サービス料金は支払いますと言われた。
・家事援助へのスイッチを申し出たが固辞された。
・結局家族の話し相手として規定の60分をそこで過ごした。

ということになります。


…で?どこが生活援助2×2?

目くそは、たとえキャンセルでも、ヘルパーにはお給料を払わなくてはならないとそればかりを必死で訴えるのです。
悪いけど、私がもといた事業所では、利用者の自己都合でなければキャンセル料金はもらわなかったし、急病の場合は当然キャンセル料なんか発生しなかった。
なのになぜ、ひがしのヘルパーはいかなるときも収入を保証されていなければならないのでしょうか。

目くそが私に聞きたいことは、生活援助のふたり派遣はダメなのかということらしかったのですが、
「その利用者に問題行動があって、たとえば性的いやがらせとか暴力とか、物盗られ妄想とか妻の嫉妬とか、そういう場合以外は生活援助の2人派遣はしませんよ」
と私が答えると目くそは
「じゃあもともと請求出来ないってワケじゃないんでしょう?」
と聞くのです。
そうだよ。
請求できるかできないかで聞かれれば『可』だが、Aさんには問題行動はないでしょ?
「まさか問題行動があることにしといてくれとでも言うつもりですか?」
と私が聞くと
「そういうわけじゃないんだけどさ、コッチはヘルパーに給料払わなきゃならないものだから」
と不貞腐れる。

あのね、ドコの事業所に、利用者家族と茶飲んだだけのヘルパーにカネ払うサ責がいるんですか?
Aさんに対しては何かサービスして来なかったんですか?

「うん、声かけ程度しかしてないって担当ヘルパーは言うんだわ」

じゃダメじゃん。
はい終了。



ところが、この問題はこれで終わらなかったんだなコレが。

つづく