業務日誌

許せないヤツがいる 許せないことがある
だから倒れても倒れても立ち上がる立ち上がる
あいつの名はケアマネージャー

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アンタッチャブル!part4

2006年10月31日 | 業務日誌
※ 画像は、たぶん『D・M・C/デトロイト・メタル・シティ』の一場面だと思われ。

鼻くそからHBs抗体についての正しい説明や、リンダさんのB型肝炎は通常の業務では感染しないことを指導してもらったはずのマリリンさん。
「よくわかりました」と納得して、またリンダさんの担当に戻ったはずのマリリンさん。
その彼女が再び私のもとにやってきたのは、それからちょうど1週間ほどたった日のことでした。


「ケアマネさん、今ちょっといいかしら」
今度はなんなんだ、と私は身構えました。
マリリンさんはいつもの作り笑顔で、まず私にお礼を言われました。こないだはお手数かけました、おかげで鼻くそ ヘルステ主任と話ができたと。
だったらもうケアマネに用はなかろう。早々に立ち去るがよい。
しかし次の瞬間、その場を立ち去れなくなったのは私のほうでした。

鼻くそから説明を受けて、仕事(リンダさん)に対する不安こそなくなったものの、派遣前に利用者の情報を与えてもらえなかったことに対する恨みをどうしても払拭できなかったマリリンさん。
なんと区役所の介護福祉課に訴えたというのです。

「い、今なんと?」
私、文字通り腰がくだけました。
マリリンさんの話はこうです。

確かに鼻くそヘルステ主任からは、リンダさんのB型肝炎は感染力のないもので、通常の仕事では怖れることはないと教えてもらった。
しかし、そうとはいえ、利用者の現疾患や既往症の情報をもらえずに仕事にあたることがどんなに自分たちヘルパーに不安を与えることか、それについてはヘルステ主任は『聞けば教えた』と言うだけで謝罪もなかった。納得できない。
(※「ではもし感染していたとしたら補償はあるのか」というマリリンさんの質問に、鼻くそは「あるわけがない」と答えたと言うのですが…)
そこで私は、ヘルパーというものはどの事業所でもこうなのか、利用者の情報はもらえないものと規約か何かで決まりでもしているのか(※鼻くそヘルステではこの“決まり”を『個人情報保護法』と説明したというのですが…)、もしヘルパーが業務上で何かの感染症に冒されても本当に補償はないのか、どうしても知りたくて区役所の介護保険課まで行ったと。

ひえええええ。
「そそそそれで、介護保険課はなんと言いましたか?」
と私が聞くと

介護保険課の職員はとても驚いて事業所名を教えて下さいと聞いたと。

どえええええ。
「そそそそれで、マリリンさんはなんと答えたのですか?」
まままさか…

するとマリリンさんは、私のうろたえた顔を見て
「いいえ私は事業所名も自分の名前も、もちろん利用者さんの名前も明かしてませんよ」
と、さもおかしそうに言うのです。
「でもね、介護保険課の人は私に『その事業所はおかしい。もしあなたのおっしゃることが本当なら大変な問題です。必要なら血液検査をして、それからあらためてお話を伺いますのでまたいつでもいらっしゃい』と言ったわよ。それからもし私がHBsだかHCVだかHIVだか、とにかく何かに感染してしまったら労災になるかもしれないとも言われたわ。」

ちょっと待て。

「マリリンさん、その問題の抗体はHBs抗体だと、介護保険課にちゃんと言いました?」
「ええちゃんとHCVだと話したわよ。あれ?HBcだったかしら?やだもう(笑)」

だめだこりゃ。


もうあかん。私の手には負えん。
ウチは医療法人だぞ。
その併設のヘルパーが、あろうことか介護保険課で自分の職場の感染症教育がアナだらけだということを暴露したばかりか、コト次第によっては立ち入り検査になるかもしれなかったようなバカをしでかしておいて、何も知らずに職員が同情してくれたと威張っている。
ましてや「うちの法人はヘルパーに事前情報を与えず派遣に出す」だの「ヘルパーには何の補償もされないと言われた」だのと、自分はナニゲに相談しに行ったつもりだろうが、それがどんなに大変な結果になるかまったく理解してない。
ヘタすりゃ営業停止一歩手前か厳重注意だぞ。
そんなことにでもなったら、事実はどうあれマリリンさんがひとりで騒ぎ立てたことにされてしまって、トカゲの尻尾きりよろしくババを引かされるに違いないというのに。


私はもう反論する気力もなくなってしまって、申し訳ないけどまたしばらく時間をくれと言い残してその場から逃げるように去りました。
その足で一件、どうしても外せない訪問に出て、帰所後すぐさま事務長に助けを求めました。

…私から話を聞いたときの事務長のひとこと
「ア・・・・アホか!」(ためてためて吐いた)
は、未だに忘れられません(笑)。


…この始末は一体?まだまだつづく!
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アンタッチャブル!part3

2006年10月30日 | 担当者会議
※ 画像は森由岐子/ひばり書房。

ヘルステにて鼻くそと。

私は、マリリンさんから相談を受けたことやその内容を、すべて鼻くそに話しました。
マリリンさんがリンダさんの病気?について不安を感じていること。
自分は騙されて派遣されているのではないかと思っているらしいこと。
自分がB型肝炎に感染したら絶対に訴えるとイキまいていることも。
私はこうも言いました。
「でもそれは、ヘルステで何の情報も与えられていないことが原因ではないかと思います。」
ちなみにHBs抗体については、鼻くそはちゃんと正しく知っていました。
鼻くそはそんじょそこらのヘルパーよりもはるかに医療の知識があります(ついでに言うとここにいるおちゃらけケアマネよりも)。さすが、どんなに腐っていても医療法人のヘルステ主任です。
けれど、だったらどうしてそのことをマリリンさんに教えなかったのでしょうか。
私がそう言うと鼻くそは怒って言いました。
「どんでもない、マリリンさんはこれまで1度だって、私にリンダさんの病気について質問したことなんてないのよう」
聞かれなかったから教えなかった。
必死で弁解する鼻くそです。
それが言い訳になると思っているのですから呆れたものです。
ヘルパーは毎月勉強会をやっている。もちろん感染症についても何度も指導した。ヘルステでは持ち出し自由の使い捨てグローブや、手指消毒用のウェルパスを全員に分け与えている。自分たちが登録ヘルパーに情報を与えなかったなんて言われる筋合いはない、聞けばちゃんと教えると言うのです。
しかし、リンダさんの派遣を開始するにあたり、あらかじめ訪問介護計画や事前の情報をあげたりはしていないようです。要するに突撃!お宅訪問!方式で派遣しているということらしい(このヘルステはヨネスケ揃いか)。

これはなにもリンダさん宅に限ったことではないようです。

私には、このヘルステの職員教育をどうこう言う権限はありませんし、そのつもりもありません。それは鼻くその仕事です。
鼻くそがこれまでどんな指導をして、結果どんなことになっているのかは鼻くそ自身が1番わかっているはずです。10年間もの間、したい放題のことをして、何か問題が起こるとヘルパーをかばうだけ。結果、周りは「鼻くそヘルステ主任はヘルパーに甘すぎる」とあきらめて片付けざるを得ない。よく出来た人情劇です。
でも、私はもう知っています。メアリーの一件でよーくわかっています。
鼻くそがヘルパーをかばうのは、そうすることで自分が責任から逃げられるからです。かばうという行為は、かばっている相手に非があるということをアピールしているのと同じですから、責任者のとる行動とはいえないと思います。
本当の責任者なら、それは自分の責任ですとちゃんと言えるはずです。そして本当にヘルパーのためを思うなら、もう2度とそのヘルパーさんが同じことで叱られないように指導してあげるべきです。
まったく、こんな責任者のもとで仕事をしなくてはならないヘルパーは哀れです。何年経験を積んでも、決してまともにはなれないでしょうよ。

鼻くそや鼻くそヘルパーがどうなろうと知ったこっちゃないのですが、リンダさんは私の担当する利用者です。
「とにかくマリリンさんの誤解をなんとかして下さい。HBs抗体についてももう一度きちんと説明してあげて、マリリンさんがリンダさん宅でイヤイヤ逃げながら仕事をするなんてことのないようにして下さい。リンダさんが気の毒なので、ちゃんと仕事をしてもらえるようにご指導をお願いします。」
鼻くそは、近いうちにマリリンさんと個別で面談して、ちゃんと話をすると約束しました。
実際その翌日には、鼻くそがマリリンさんとヘルステでずっと長いこと話し合いをしているのを見ました。
その後もマリリンさんはリンダさんの担当を続けていましたので、私は問題が解決したものと思いひと安心しました(このままほっとくには心配なので、近いうちにリンダさん宅に行ってみようとは思っていましたが)。


.............そのほんの数日後、再びマリリンさんが私に相談にやってくるまでは、まさかこのことがあんなおおごとに発展するとは思ってもみませんでした。


ウンザリしながらつづく


※文中の『HBs抗体』のリンクは、読者のなーちゃさんに教えていただいたサイトを貼っています。ありがとうございました。
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アンタッチャブル!part2

2006年10月29日 | 業務日誌
※ 画像は“おたんこナース”。ハリケンは以前某高校の高看進学コースにいました。

ヘルパーだって自分の身を守らなくてはならない。
ヘルパーにも真実を知る権利がある。
興奮しまくっているマリリンさん。
「マリリンさん、とにかく落ち着いて下さい。一体どうしてそんな話になってしまったのか私にはわかりません。もう一度ちゃんと説明してもらえませんか?」

マリリンさんの話はこうです。

私は5月、リンダさんのサービスが始まったときからの担当だが、つい最近までリンダさんがHBsなんたらという感染症を持っていることを知らなかった。(※ついでにこのHBs抗体についても詳しいことは知らないようです)先月ひがしヘルステを退職した常勤ヘルパーさん(※鼻くそと合わずに辞めたマトモなヘルパーさん)が、辞める少し前にリンダさんのカルテを見せてくれて初めて知った(※カルテ=この場合は、医療機関からの情報連絡票)。ヘルステ主任も他の誰も、リンダさんのケアをするときにグローブや消毒薬を使えとは教えてくれなかった。マスクもしないし予防衣ももらってない。
もしかしたら私にも、もうリンダさんの病気が伝染っているかも知れない。そうなったら私はこのヘルステやひがし会を訴えるつもりだ。

リンダさんがかなり昔B型肝炎キャリアだったことは、リンダさんに関わるサービス関係者は当然知っていました。ケアマネはもちろん、ヘルステにだって同じ情報が渡してあります。
私の乏しい医学知識では、HBs抗体が陽性(+)であることは過去の感染を示すもので、臨床的には治癒としてもよいはず…。
それに、利用者がどんな病気を持っていようといまいと、便の処理をしたりキズに触れたりするときには使い捨てのグローブをつけ、手指消毒を徹底するのは当然のことのはずです。
どこかで話がズレている、私はそう思いました。
これはケアマネでなく、ヘルステ主任つまり鼻くそが対処すべきことではないのでしょうか。

私は、言いたいことを訴え終わって少し落ち着いたマリリンさんに、
「よくわかりました。マリリンさんがそんな不安の中でリンダさんのサービスをやってくれていたことを今まで全然知らなくて申し訳ない。これからすぐ私はもう一度、透析ルームの主任やヘルステ主任と話をして、実際リンダさんの感染症はどんなものなのかを調べます。そこでわかったことは必ず、どんなことも隠さずにマリリンさんに伝わるようにします。だからもう少しだけ時間を下さい、それでいいですか?」
マリリンさん納得。

その日の午後、すぐに透析ルームへ。
たまたま主任の席にいらした森師長(このときはまだケリーさんの一件の前でしたので)に、私は超びくびくしながらも
「実はリンダさん宅のヘルパーが、リンダさんのHBs(+)について感染の怖れがあるのではないかと言われるのですが、お恥ずかしいことに私ではヘルパーさんを納得させられる説明が出来ませんでした。そこでこれからきちんと調べて答えてあげようと思ってこちらに伺いました。」
と、お時間を少しだけいただきたいと申し上げました。
すると森師長は呆れたように
「それはヘルステの主任の仕事でしょう?」
と言われました。
「一体そのヘルパーさんは何を怖がってるの?え?自分も肝炎になりはしないかって?素手でキズに触ってもいいかですって?まったく…無知ゆえの恐怖というヤツですね。バカバカしい。」
…私は自分に言われているような気分になってそこから逃げ出したくなりました。
「とにかく、この法人は安全委員会も機能しているし、感染症についての職内研修も何度もやっているし、ガウンテクニックだって教育しています。それで感染したらと言われても個々の責任でしょうと言う他ないわよ。これはヘルステの主任に話してみて下さい。その上で再教育が必要だと判断したときには、職域会議にかけてみましょう。」

やっぱり鼻くそと対決するしかないようです。

リンダさんの肝炎は今後、並大抵のことでは感染したりしない。
少なくともマリリンさんが考えているように飛沫感染空気感染などしない。私はともかく、このひがし会で10年も仕事をしている鼻くそがそれを知らないはずはない。だったら自分とこのヘルパーに、そう指導するのは鼻くその役目だよ。
サービス提供責任者なんだから、文字通りサービスの提供責任をとってくれ&果たしてくれ。

私、その足でヘルステに向かう。

つづく





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アンタッチャブル!part1

2006年10月28日 | 担当者会議
※ 画像は巨匠楳図かずお。なんて漫画なのかは不明。

決して正義漢ぶちカッコつけてるワケではありません。
私、病気で人を差別する人キライです


10月のはじめの頃だったかな、私が担当している利用者リンダさん(仮名・要介護2・72歳)宅の担当ヘルパーマリリンさんが、事務所に相談にやってきました。
マリリンさんはひがしヘルステ最強のヘルパーさん。
利用者宅で魚を焼いた煙にむせ、肋骨を骨折して労災を請求したツワモノ。
そんなヘルパーさんから相談…イヤな予感。ヒシヒシ。

マリリンさん:
「今までどうしても言えなかったけど、ここ最近リンダさんの体調がすごく悪いのよ。」

いきなり

おいおい、何を考えてるかは知らないが、利用者の体調不良を見つけたらすぐに報告してほしいし、わたしゃそれを咎めたり拒否したことはない。どうしても言えなかったとはどういうことだろう。
マリリンさん:
「こないだもね、朝リンダさんを透析のお迎えに行ったら、血の混じった下痢をしたまま布団の中でうなってらしてね。」

リンダさんは家族と同居していますが日中独居のご家庭…手っ取り早く言えば介護放棄に近い状態です。
糖尿性腎症で透析を受けてて、自力でタクシーに乗れないのでヘルパーさんによる送迎車への送り出しと迎え入れサービスを組んでいます。しかし、それすら前任ケアマネが家族に必死で頼み込んで入れたサービス。介護サービスに理解のないご家族をなんとかしようと、ここ数ヶ月いろいろと頑張ってきましたがまだ壁を壊せません。私のアプローチが弱いか、間違っているかです。うう。
でも最近ホントにリンダさんの体調が悪いんだよね。
マリリンさん、色々と心配してくれているんだろうなあ。

マリリンさん:
「それにこの前だってねえ、なんでだか知らないけど身体中に湿疹が出来ていて、それがものすごく痒いらしくて自分で掻いてしまうらしいの。で、両下腿なんか掻きむしってて血まみれだったのよ。」
私:
「血まみれになるまで…そうなんですか、クリニックから痒み止め軟膏が出ているのは知ってましたが、そんなに痒いんですねえ」
マリリン:
「それでね、リンダさんが私に、それを掻いてほしいと言うの。私も困ってしまって、タオルでもって背中や足を掻いてあげるんだけど、リンダさんが嫌がってね、素手で掻けと言うのよ。」
私:
「それは困りましたね。掻くと余計悪くなるし、不衛生なのでヘルパーに掻かせてはダメですよと私からもお願いしておきますね」

するとマリリンさん、苦笑いで私に言うのです。

マリリン:
「お願いしますよ、もう。素手なんかで掻いたりして私に病気が伝染ったらケアマネさんにも責任とってもらうから。」



私:
「…マリリンさん、なんのことを言っておられるのか私にはサッパリなんですけど?」

マリリンさんの表情が一変。
それまでどうにか顔にはりついていた作り笑いが、みるみるうちに憤怒の形相に。

マリリン:
「ケアマネさんが知らないなんて、そんなはずないじゃない!ここのヘルステ主任もクリニックの看護師さんたちも、みんなで私を騙しているんでしょう!」

なんだなんだこの『いいがかり』は。つか話の脈絡ないし、ワケわからん。

マリリン:
「リンダさんはHBsという病気でしょう!それは感染するんでしょう!!ケアマネさんもヘルステ主任もクリニックの人たちもみんな知っていて、隠して私をリンダさんのサービスに行かせていることぐらいわかってるのよ!」


!!

つか

おい。



ひがしヘルステのいいところ。
この悪徳ヘルステにそんなものがあるとしたら、それは、医療法人だけに、医学的知識が他のヘルステよりも格段にレベル高だということ。そのためこのヘルステはひがし訪看と仲が悪いのです。
と、今の今まで私は信じていた。
なのに、このマリリンさんの怒りの発言はナニ?

まてまてまてまて、HBs、そのあとなんと言った?
私がクリニックにもらったアナムネには確か、HBs抗体(+)と書いてあったはず。しかしそれならもう免疫が出来て感染しないということではないのか?
それとも私がHB“s”とHB“e”を勘違いしてるのかな、アレ、でもその違いってなんだっけ。

こんなときは自分が看護師でないことがうらめしい。
ただ漠然とリンダさんのB型肝炎はもう過去のもので、現在は感染の可能性はないに等しいということをなんとなく知っているだけで、でもマリリンさんを納得させられるような説明が私には出来ない。
うーん、どう対処しよう。医療法人のケアマネだというのに、情けない。

どんどん感情がエスカレートし、
ヘルパーだって人間だ!
ヘルパーにも人権を!
といきり立っているマリリンさんを目の前にして

トホーにくれつつPart2につづく








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立つ鳥 あとを濁さず

2006年10月28日 | 重要事項説明書
※ 画像は鍛えるゴルゴ。世界的スナイパーと言えども日々鍛錬。


笑顔があなたを待っています!
ひがしヘルパーステーションでは、常勤ヘルパー及びサービス提供責任者を探しています。
医療法人ひがし会併設ひがしヘルパーステーションでは、常勤ヘルパーを募集しています。経験不問。ヘルパー2級・1級または介護福祉士資格保持者。要普免。
パート(登録ヘルパー)も随時募集中!
時間給①生活援助 1040円 ②身体介護 1450円/通勤手当実費。
明るくやる気のあるあなた、私たちと一緒に働いてみませんか?
※医療法人ひがし会は、東○経○誌『日本“○ぐ病院”ランキング』○○位にランキングされています※



そうなんです。
とうとうこの日がやってきました。
監査前に提出された辞表、その時点では狂言だったのですが、監査の状況を見た鼻くそは突然その辞表の受理を迫り、辞める辞めたい辞めさせろとゴネまくったそうです。

鼻くそ退職決定。

え?懲戒免職じゃないの?と思った方。同志ですw。
しかしそこはそれ、ヌルいヌルいひがし会ですもの。

オモテ向きは休養のための長期休職?らしいのですが、鼻くそのことですからわかりません。どうせ追跡監査から逃げるために決まっています。
それと管理者責任。
鼻くそヘルステ、メアリー@石井家の一件のせいもあり、事業所の売り上げがサッパリ落ちています。
また、今日初めて知ったのですが、先日の監査でやはり報酬返還命令が出ていたらしく(すごい身体・意味不明の身体・長い身体・時間の近い1日2回派遣など5,6事例)この返還の作業を済ませたあと、鼻くそは退職することとなりました。


しかし、経営や管理がスムーズにいっている状態ならともかく、今のひがしヘルステをまっとうな事業所に戻す(というかそもそもまっとうではなかったが)のは至難のワザです!

ひがしヘルステの危機です。

空中分解寸前です。

事務長は、サ責の求人に大わらわ。
ヘルステ内には不穏な空気が流れています。
目くそと耳くそは後任争い。
登録ヘルパーもガタガタです。

鼻くそ、やってくれました。
でっかい置き土産です。




あとが大変なことになっています。






この私、この退職に関係アリ?みたいです。


思考回路が回復し次第、ブログを再開させていただきます。
しばらくお待ち下さい。
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利用者との約束 4回め

2006年10月26日 | 業務日誌
※ 画像、本文とはまったく無関係です。人手不足に喘ぐ全国の包括さん、求人に使用されてはどうでしょうか。

白状します。
私は実際に居介のケアマネになってから初めて知ったことがたくさんあります。
老健で利用者の薬代が丸めなことも、通所系の外出レクが提供時間の1/2を超えてはならないことも、それまでは全然知りませんでした。
しかし先輩ケアマネだって最初はそうでしたよね?
自分の基礎資格で受験資格年数充当となるまでの職種業種のことは熟知していても、他の介護サービスの縛りや決まりごとはまったく無知だったりしたはずです。

森師長はケアマネ資格保持者であらせられます。
でも、訪問介護のことはご存知ありません。
当然でしょうとも!
私は何も、森師長がたびたびケアマネを介さずにヘルパーに派遣を依頼されることを非難しているのではありません。
森師長にとって介護保険とは医療で出来ないことをカバーするための制度なのですから。
今回思いがけず森師長と、45分間にも及ぶ対談(生き地獄)をさせていただいたおかげで、それまで森師長に対して抱いていた恐怖が和らいだばかりか、かなりの部分で師長を理解&尊敬もすることが出来ました。これは私自身にとってもオドロキでした。

ひがしクリニック森看護師長(3?歳・鷲尾いさ子似)は、患者様第一の熱心なナースであらせられます。つか、熱心なあまり介護保険と医療保険の枠を超えて、法人全体、職員一団となっての患者様フォローが肝要とお考えです。
介護保険ではそのようなサービスは使えないとかそもそも存在しないとか、そゆことは無関係・二の次なんです。
でも、私は気付きました。鼻くそと森師長の徹底的な違いに。
それは責任能力です。


10月20日 朝
森師長のデスクに馳せ参じた私。
報告文そのままに、「この度は私の調整力不足でクリニックの皆様と患者様にご迷惑をおかけし、大変申し訳ございませんでした」と頭を下げました。
すると森師長は
「どうしてハリケンさんが謝るの?これはケアマネさんの責任じゃないでしょう?」
とおっしゃって下さいました。
森師長
「監査が入ったせいで、これまでやってきたサービスの内容を考え直そうとしているのはわかるとしても、1度利用者とした約束をヘルステ主任は破ったんです。そうでしょう?ひがしヘルステは、ケアマネや私たちクリニックの依頼を断ったのではなく、利用者との約束を破った。それが問題なのではないですか。」

私はこの言葉を聞いて思いました。
森師長は暴君ワンマンだといわれているし(確かにそんなところも多々あるし)怒らせたら超怖い方だけれど、人を威圧するだけでここまで偉くなったワケじゃないんだなあと(当然かw)。

森師長
「ましてや自分がした約束を、自分で断りにすら来ないなんて、それで介護保険の適正利用だなんてよく言うわよ。利用者が介護保険を信用しなくなってしまったらどうするの。うちのクリニックの信頼はどうするの。」

そういやそうだ。
鼻くそは自分ではケリーさんにひとことも断りを入れていない。ケアマネ(つまり私)とクリニックのスタッフに謝らせたんだった。
自分が謝れば済むと思っていたが、たとえ鼻くそが自分に非はないと信じ込んでいたとしても、事業所としては利用者に謝罪しなくてはならない立場にあるはずだ。
私はなんにも悪くないのよう。
そうくりかえすばかりの鼻くその顔が浮かんできた。クソッ。

それから森師長は、これまで自分がひとりのナースとしてケリーさんや、そのご家族とまで関わって来られた経緯を話して下さいました…詳しくは書きませんが、師長はケリーさんの家庭のいざこざに弁護士を紹介したり、定職に就かない息子氏に面接して説教したりと、これはナースの仕事かとびっくりするようなことまでチカラになって下さっていたのでした。ケリーさんの経済状態や家庭の事情をよく知り、その上で「精神的に不安定だから、出来ればヘルパーさんに受診を付き合ってほしい」と依頼されたとのことでした。(ケリーさん、以前にも体調不良のときに自殺しようと悩んだことがあったそうです…私はその頃まだケリーさんの担当ではなかったので全然知りませんでしたが)
そうだったのか。
私がオドロキとソンケーの混じったマナコで森師長をまじまじと見つめていると、師長はおもむろに受話器をおとりになり、私の目の前で鼻くそに内線電話をおかけになりました。(私に、このままここにいろと言われるのでした)

「もしもし、ヘルステ主任?」
森師長は、つい今私に言ったことと同じことをおっしゃられ、鼻くそに抗議なさいました。
「というわけで私としては、ヘルステ主任がケリーさんに対するサービスを事業所の都合で断ったものと判断しました。今度からは、引き受ける前によく考えてから引き受けるようにして下さい。でないと迷惑です。」
そこで鼻くそが何かいい訳をしていたようです(当然私には聞こえませんでした)が、森師長がふと私の顔を見てくすっと笑われ
「え?なんですって?あら、そう。依頼は受けるつもりで、身体も1日空けて待っていた?そうなの?え?ケアマネからの連絡がなかったので動けなかった?そういうことなの。」
おのれ鼻くそ、絶対殺す。
しかし森師長は
「ねえヘルステ主任、これまではさんざん、計画にないことをやったり勝手にサービスに出たりして、ケアマネの指示なんて無視してきたくせに、一体いつからそんな殊勝なことを言う主任になったんですか?あなたにケアマネの責任が云々と言う資格はないですよ。このことは私からも事務長に報告します。今後のヘルステの方針についてはまたじっくり聞かせていただきますから。では。」
と言って私のほうを向いてにっこり微笑まれ
「この程度なのよ。ハリケンさん、頑張らなきゃダメよ。」
とねぎらって下さいました。

森師長バンザイ! 神々しすぎるぞ! カッコいい!

しかしどうにも鼻くそへの殺意がおさまらない私は、
「どうせ私のいないところでは違うことを言っているんでしょうしね」
と鼻くそを語られる森師長に申し上げました。
「まったく呆れました。でもおかげさまで、自分がこれからしなくてはならないこともわかりました。(今回はクリニックが私(ケアマネ)への連絡をしなかったしたつもりになってたことが原因のひとつだったわけですが)森師長たちクリニックのスタッフは、ケアマネ、特に私と鼻くそヘルステが全然連携のとれていないことをご存知なかったのですから、ヘルステに依頼なされば当然ケアマネも把握するものと思っておられた。そうしますとやはり私がヘルステとうまくいっていないことも今回のことの原因です。以後は個人的感情はさておき、自分のやるべきことはきちんとやるように気がけます。

...............でも、ひとつだけ言わせてください。

昨日ヘルステ主任言ってましたよ。
『そんなにやりたきゃクリニックで受診介助すればいいんだわ!』って。」


森師長、ニヤリ。

ハリケンもニヤリ。


そうして意気揚々と透析ルームから出てきた私を、他のケアマネさんたちが心配そうに待ってくれていました。事務長まで「どうだった?ずいぶん時間がかかったようだけど、叱られた?」と聞いてくれました(笑)。
そこで私はコトの顛末を報告し、みんなで笑ったり怒ったりし、それから事務長は猛烈な勢いで系列のヘルステや県に電話をかけ、今後の通院受診の介助に関するひがしヘルステの方向性を指示文書の様式にまとめはじめました。
今後は私たちケアマネが理不尽な理由で受診介助を断られることはないと思う。
「これを断ったら、サービス提供の拒否として鼻くそヘルステ主任をぎゃふんと言わせられる」的な対策を打ち出しましたから。
見てろ鼻くそ。もうしのごの言わせないから。


利用者との約束。
それは、私たちが何よりも大切にしなくてはならないものです。
今回あらためてそのことを再認識できました。

でも、キライなヤツや事業所←ほんの一部なんですけどね…とのうまい付き合い方は、まだまだ勉強していかにゃならんとつくづく。
未熟なケアマネです。トホホ。
告げ口はやめましょう←今日の格言。


おわり

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利用者との約束 3回め

2006年10月23日 | 業務日誌
※ 画像は『魔太郎が来る!』藤子不二夫著。…知っている人はもう少ないかもしれないなあ。

ちょっと言っときたいのですが、前ログ末に書いた私のポリシーみたいなもの
いくら併設事業所にでも、自己判断でタダ働き同然のことを依頼しない
とは、ゴリ押しというか無理ムリな仕事を頼んでしまう⇒借りを作る⇒あとあと自分の首が絞まる。なのでやらないと決めているというイミです。
自分の仕事に便宜を図ってもらったりする(ラクをさせてもらう)と、絶対にどこかでそれ相当のものを返さなくてはならなくなる。その覚悟やそうならない自信がないので頼まない。信念があるようで、実は逃げているポリシー。

少しでも自分に非があるときは口答えや言い訳をしない
とは、まあ社会人として当然のことですが、悪いことをしたら「すみません」でカタをつけられても、問題はそのあとだとよくM主任(元職場)が言ってました…大切なのは「もうしません」の約束だと。自分が間違っているところがあればそこは認めていかないと進歩がないんですよね。認めてしまえばあとは繰り返さなければいい。そう考えると、1番大事なことは「自分の何がいけなかったか」を理解できるようになることなんですね。それが出来れば口答えや言い訳はなくなるはず。
だとしたら逆に、口答えや言い訳しなければ、「あ、この人は自分が悪かったところがどの点なのかちゃんとわかってるんだな」ととりあえずは信用してもらえたりする…つまり自戒ではなく処世術(笑)

とにかく、偉そうなことを書いてしまったことがムズ痒いので“言い訳”してみました。

さて、肩を落として透析ルームへ上がってゆき、まずはケリーさんに謝罪。
ケリーさんに「ヘルパーに断られた」という心細い思いをさせたくないので「すみません、私がきちんと連絡をしなかったものだから、ヘルパーさんに予定が入ってしまって明日のA大hpにはヘルパーさんをつけられなくなりました」と。
ケリーさんはがっかりしてしまい、それまで忘れていられた受診の道行きに対する不安を思い出したかのような表情に。だったらやっぱり押し車を出しとかなきゃ。ひとりで行くのなら、鍵や保険証をまた失くしたりしないように注意しなきゃ。オロオロ。

ケリーさん、下肢はかなり弱っていますが意志の強い方なので、近医だと頑張って自分で歩いて通われます。しかし、このA大hpというのは、まるでひとつの町のように大きな病院で、私学というせいもあり患者が気後れしてしまうほど豪華絢爛な造りで、バカ広いため初診患者が行けばまず迷う(高齢者だしなあ)でしょう。
ケリーさんが普段行く病院のように床にダサいテープで方向指示がしてあるワケじゃなし。受付は全部自動化で、どこにどのカードを入れればいいのやらとまどってしまうだろうなあ。いまだに受付の機械に向かって「もしもし、整形の○○先生お願いします!」と叫ぶ高齢者いるし…。
もともとケリーさん、このA大でシャントを作った方なのですが、行ったのはそのとき1度、1週間のopeの間だけ。以後引っ越したため自宅から遠くなったし、シャントopeした数年後にA大が大改築しているので中の様子もわからない、なのでひがしドクターも近医に紹介状書こうかどうしようか迷ったらしい。
でも鼻くそが依頼を受けたので、だったらやはりシャントのデータのあるA大hpに行ってもらおうとなったんです。
すべては鼻くそが依頼を引き受けたことに繋がっていく。
しかもこのケリーさん、鼻くそヘルステのヘルパー利用者でもあるのです。
むーん、どう考えても鼻くそ頭に来るぞ。やっぱり1番悪いのはおまえだろ。

しかしそんなことを言ってる場合じゃないな。

結局ケリーさんは健気にも「ヘルパーさんに迷惑かけられないから、自分で行ってみる」ということになりました。そして透析ルームの主任やユミちゃんと相談し(森師長はお休みだったのです)、一応家族に報告して了解を得て、その上でもし明日朝の出発前ひとりで受診させるのが不安な状態であればそのときは私が連れて行く、ということになりました。
それから今回のことを森師長にご報告申し上げなくてはならないのですぐさま連絡票を作成し明日イチにお目を通していただけるよう透析主任経由で提出。
事務長に事情を話して、A大hpの医事課に頼んで本来なら予約のとれない初診の予約をとってもらいました。(事務長も大変に鼻くそに憤慨してました)A大ナースや受付宛に私の携帯番号を書いた手紙も持たせた。
治まらない腹の虫と、ケリーさんへの申し訳なさでいっぱいになり、もうこの法人ではやっていけないのではないかと悩んだり(とはいえ、その想いはほぼ毎日私のココロを襲うのですが)しましたが、とにかく現時点で出来ることはすべてやって、明日森師長のお叱りを受けるしかない。
人事を尽くして天命を待つ。

そして次の日、ケリーさんのご家族から「今無事にタクシーに乗って行きました、大丈夫だと思います」との電話をいただき、ホッとひと安心。帰りに気分が悪いときは必ず連絡して下さい、と念を押して、その報告をもって森師長のところへ。


...................森師長との会話を記載する前に...................

この直後に判明したことですが…
やっぱり私、ケリーさんのこの受診に関する依頼、受けていませんでした。
森師長が『ケアマネに確認済』と記録されていたのは、私が不在のときに森師長が居介に内線で「ケリーさんの限度額はどうなっているのかしら?」とお尋ねになり、カニちゃんやアイリンさんが私の代わりにワイズマンを開けて「まだまだ余裕があります」と応えてくれた、つまり私ではないけどひがし居介のケアマネに、限度額の確認をなされたという意味だったのです。
受診や通院がいま訪問介護でどう扱われているのかなどご存知ない森師長は、限度の枠さえあれば鼻くそに依頼できるものとお思いになり、ケアマネを介さずにこの受診を組んで下さったのです。

..........絶句...........

悔しさや怒りよりも、とりあえず森師長に叱られる材料半減でハリケン泣くほど安心。


出来るだけ短くまとめようと思ったのですが、このようなミスを2度と犯さないための備忘録なので長文すみません…。

つづく



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利用者との約束 2回め

2006年10月23日 | 業務日誌
※ 画像、久々のパクリゴルゴです。

10月22日、第9回介護支援専門員実務研修受講試験終了。
受験生の皆さんお疲れさまでした。
さっきまで再現問題をざっと見ていましたが、全然わかりませんでした(笑)
要介護認定等基準時間ってなんだっけ?チョッカンモンキーってなんでしたっけ?
今年度の問題は予防に関することが多かったですよね…読んでいて「え、うそ、そうだったっけ?」と勉強になってしまった、ひがしケアプランセンター包括担当ケアマネのハリケンです(爆)。
まあ、あの問題ならウチの青田主任は合格でしょう。ケッ(こらこら)。


さて、明日のケリーさんのA大hp受診介助のヘルパー派遣時間確認のため、鼻くそヘルステへと走った私。
とにかく早く時間の打ち合わせをして、とっとと調整終了といきたい私を待っていたのは


ひがしヘルステ主任、鼻くその


「その派遣はお断りよう」

のアッサリなひとことでした。

「は?」
何がなんだかまったくワケのわからない私に、鼻くそは、申し訳なさの微塵も見せずに言うのです。

鼻くそ
「それ(ケリーさんのA大hp受診の派遣)さあ、こないだ監査で改善命令出された事例と同じでしょう、受診介助では待ち時間と診察の間の請求は不可ってやつ。だとしたらさあ、ケリーさんとヘルパーがA大hpまでタクシーで行って、到着したらヘルパーだけでヘルステに帰って来なきゃいけないでしょう、その帰りの交通費ももったいないしさあ、時間のロスなんだわね。」

説明します。
A大hpはひがしヘルステから車だと40分。
タクシー代は片道5000円を超します。
まさかその帰りのタクシー代をケリーさんに要求するわけにもいかない(ケリーさんはナマホなんです)。
待ち時間や診察時間は算定不可なので、ヘルパーは受診科の受付にケリーさんを置いていったん帰らなくてはならない(大学病院の待ち時間なんて待たせられませんし、ケリーさんは、待ち時間中の介護が必要と計画に書くとウソになる程度の利用者さんですし)。
となると、ひとりのヘルパーがケリーさんのタクシーに同乗し、もうひとりのヘルパーが後ろから公用車で追跡し、A大hpで合流してヘルパーふたりで帰ってくる、という大変にムダな派遣(しかも往復この作業)なのです。
身体介護2、402単位が2回ぽっちの報酬で、こんな派遣依頼を受けてくれる事業所はありません。ひがしのヘルパー、そんなにヒマではありません。
しかしこれまでひがしヘルステは、自法人の利用者(患者)であるという理由で、このような派遣でも必ず受けてきました。森師長の強力なプッシュのせいもあります。なのになぜ今回は、こう掌を返すような態度に出るのでしょうか。

「ちょっと待って下さい。」
私は鼻くそに言いました。
「これがそういう無駄の多い派遣だということは、最初からわかってたんでしょう?でも、透析ルームから直接の依頼に一度は『OK』の返事をして、その上鼻くそヘルステ主任の都合に合わせた日時で受診日を決めたんじゃありませんか?なのに今さら『行かない』ってどういうことですか?」
鼻くそは私の目を見ずに言いました。
「だいたいさあ、これまでいつだってクリニックは、そうやって自分とこの患者さんにサービスするために、私たちヘルパーを使ってきたのよね。でも監査もあって改善命令も出たことだし、これからはそういう依頼は受けないことにしようと思うのう。」

ハリケン 切れる寸前。

「そうですね、鼻くそ主任の言うことはよーくわかります。私だってヘルパーだったら、そんな仕事は請けません。 でも鼻くそ主任は1度引き受けたんです。今から介護タクシーを使おうにも、契約しなきゃならないのに間に合いません。報酬が云々と言う前に、事業所責任としてどうですか?第一これはサービス提供の拒否にあたるのではないですか? 」

鼻くそは、あらかじめ準備していただろう切り札を、今こそ使うべき時と思ったかのように言いました。

「そもそもさあ、ハリケンさん、私たちケアマネからの依頼がないと仕事は出来ないのよう。なのにケアマネから何も連絡がないもんでさあ、動きようがないでしょう?」

ハリケン 大ピンチ!

................そうです。
それを言われてしまうと、ひとこともありません。
言葉につまった私の様子を見て、鼻くそは形勢が逆転したのを見て取り、追い討ちをかけるように言いました。
「それにさあ、ケリーさんのこの受診、シャント外来でしょう?体調不良じゃないしさあ、今だって近所の病院まで歩いて通ってる人なんだからさあ、私としてはこの派遣はヘルパーの必要はないと判断したんだわね。そりゃ最初は依頼を受けたけどさあ、コストもあれだしリスクもそれだし、さして必要とも思えないし、予定は空けてたけどケアマネから連絡もなかったしってことで、悪いけどお断りさせてもらうわねえ。」

ひとことも返せない..................。


ケアマネの仕事をしていく上で、私が「これだけは絶対にしないようにしよう」と決めていることがいくつかあって、

いくら併設事業所にでも、自己判断でタダ働き同然のことを依頼しない

少しでも自分に非があるときは口答えや言い訳をしない

の2点は、その決め事の中でもトップランクに位置するものです。
私は無言でヘルステを後にし、みじめな気分で透析ルームに向かいました。
.............透析ルームで私を待っているケリーさんと、透析ナースに頭を下げるために。


つづく

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利用者との約束 1回め

2006年10月21日 | 業務日誌
※ 画像は水島大先生『銭神』…素敵な物もらい、だそうです…

10/23 本文ちょい加筆。

監査のとばっちりの流れログ。
ところで、「とばっちり」って漢字あるんだ。
「迸り」と書くんですね。知らなかったよ、goo辞書感謝。


今回の監査、とても厳しかったようです。
いえ、これは全体的にという意味ではなく、鼻くそヘルステに関してだけ特にでしょ。
私も以前の職場で、各部署の監査を何度か見聞きしましたが、こんなに突っ込んだ監査は1度もなかったと思う。
管理者になったことはないので詳しくは知りませんが、利用者数十人ぶんものケースにいちいち入念なチェックが入るなんて…それってよくあることなのでしょうか。
鼻くそたちヘルパー連は、こんなに監査が厳しいなんてと、「(先月退職したあるヘルパーさんをさして)保険者に密告したんじゃないかしら」と噂していますがたぶん違います。
そのヘルパーさんは、だからこそ退職したともいえる、鼻くそヘルステには珍しくマトモないいヘルパーさんでした。
鼻くそは監査未経験ですから知らないんだろうけど、監査指導員だってヒマじゃないのですから、あらかじめ給付状況を下調べしてケースを拾ってくるはずです。
…私の推察ですが、突っ込まれたケースが多いということは、それだけ怪しまれているということなのではないでしょうか。

監査に立ち会った事務長は状況を振り返り、
「今回の監査では、指導員の(ヘルステに対する)心証悪かったと思う。ありゃ絶対来年も来るよ。…となると居宅も巻き込まれる…注意してね。」
と唸ってます。
報酬返還こそなかったものの、鼻くそヘルステがこれまでやってきた怪しい身体介護はことごとくチェックされ、そのほとんどに業務改善命令が下されました。
中でも『通院受診の介助』に関する改善命令は、鼻くそヘルステのみならず訪問介護事業所全般にとってもかなりシビアな内容。
あらためて整理。
........................................................................
診察や検査の待ち時間と診察時間は請求不可。
うん、これはもとから言われていたことです
待ち時間に身体介護を行った場合はその介護に要した時間を凝縮して算定可とするが、その場合も介助が必要とする旨がケアプランに明記されていること。
私はこのようにきちんと要求されたものは初めて見ました
単に「利用者の希望」「利用者や家族の依頼」ではダメで、病態が悪い・認知症で理解力がない・転倒の怖れ大・視覚や聴覚に障害・自力移動できないなどの場合のみ請求可。
そしてこれらもプランなどにきっちり書いてなければならないということです
診察や検査の時間に関してはいかなる事由であっても請求不可。
また、そもそも通院受診の介助を居宅サービス計画に盛り込む場合には、課題の把握・分析の結果やサービス担当者会議での意見を踏まえ、利用者の自立支援の観点から真に必要か否かを検討する必要がある。
げ、これって突発的に受診介助を依頼するときも必要なんでしょうか…
........................................................................
今回は初回の監査だし、報酬返還や返戻とはならなかった(初回監査の不文律か?)のですが、そのあまりの不適正な請求事例の多さに、監査指導員がかなりの不信感と危機感を持ったらしいです。
そのおかげで、鼻くそはすっかりびびってしまいました。
…これ以後びびった鼻くそが、まさかあのような行動に出ようなどと、一体誰が想像したでしょうか。



事件は先日19日に起きました。


その日の午前中、突然ひがしクリニックの透析ルームから呼び出し。
私担当の利用者さんのシャントopeのことで話がありますとのことで、すぐ3階の透析ルームに上がって行きました。ちなみにひがしクリニックは6階建で、1階はクリニックと医事と居介、2階はデイケア、3~5階は透析ルームです。…余談ですが師長室は6階。私にとっては雲の上です。

担当ナースのユミちゃんのところに行くと
「ハリケンさんの利用者のケリーさん(仮名/要介護2・女性・80歳)、明日A大病院のシャント外来受診ですよね?」
と聞かれる。


「あ、そうなんですか、知りませんでした。」

とたんにユミちゃんの顔色が変わる。

ユミちゃん
「…じゃあ、明日そのA大に、ひがしのヘルステからヘルパーさんを派遣してもらうということは知ってました?」


「へ?」

知りません知りません、まったくもって初耳です。
ユミちゃん、ケリーさんの記録のページをめくり、ある箇所を私に指し示す。
そこには、看龍・森師長様の美しい文字で書かれた一文が。

ケリー氏 10/20 A大シャント外来受診 ひがしヘルパー派遣にて受診介助、ケアマネに確認済み

私、唖然。

知らん知らん知らん、つかマジで記憶にないないないない!
しかし、こうして森師長が記録に残しておられるのだから、これはきっと私が忘れてしまっているのに違いない。
最近特に忙しかったからなあ、って理由にはならないけど、森師長からの依頼を忘れるなんてどうしてそんなすごいミスを…どどどうしようハリケンのバカバカ。

師長からのお説教のことを考えるだけで身体じゅーから血の気がひいていく。

(((( ;゜Д゜))) ガクガクブルブル
慌ててユミちゃんに
「すすすみません、たぶん私聞いていたんだと思うんですが、かか完全にアタマから抜けていました。そのう、こ、これは鼻くそヘルステ主任は了解しておられるんですか?」
と聞く。するとユミちゃん
「ええ、ヘルステ主任の都合でこの日に受診ということになっているようですし。」
との答え。
ああ、それならよかった。これからこの派遣を組むようなら、私絶対に森師長から能無しの烙印を押されていたところだった。今でさえバカレッテルまで一向聴【イーシャンテン】なのに。
しかし!
ヘルパーが行くことに決まっているのなら、今から出発時間などを確認して、ケリーさんに伝えて打ち合わせればいいワケだ。
聞けばこの依頼は、最近シャント不調のケリーさんが森師長と相談し、近いうちにシャントを作ったA大hpを受診しましょとなり、日時はヘルパーが派遣可能な日として『監査が済んだら身体を空ける』と返したと、で明日ということになったのだそう。


「わかりました、じゃ鼻くそヘルステ主任に派遣時間を確認してきます。」
心配顔のユミちゃんと、透析中のケリーさんにも会ってそのように伝え、急いでヘルステへ走る。

…つづく…

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監査のとばっちり その2

2006年10月19日 | 業務日誌
突然ですが、「その人らしさ」とは一体なんでしょうか。
ブログを読み進む前に、画像を見ながらちょっと考えてみて下さい。



考えましたか?
…「その人らしさ」というよりはむしろ「ひとの勝手」というセリフが思い浮かんできた方がいるはずですが、ま、それはそれとして。


では本題へ。



皆さんは使ったことがありますか、訪問入浴
どんなものだかよく知らないという方は、↑ここをクリックして訪問入浴実施中の映像をご覧下さい。


鼻くそヘルステの監査で、とある利用者に対する介護サービスの派遣に監査指導員のチェック(物言い)が入りました。
トメさん(仮名)73歳女性、要介護3 慢性関節リウマチ。
進行型のリウマチで、手指や足指は拘縮または強直しており、第一、第二頚椎間が脱臼しやすく、神経症状や痛みがあります。肘も動揺性(ぐらつき)や疼痛が著しく、生活動作の全般に介助を要します。
担当ケアマネージャーはカニちゃん。
鼻くそヘルステは、週に2回このトメさんの入浴の介助に入っています。

今回の監査で、このトメさんに対する派遣の何がひっかかったか。
それは、トメさんに対する入浴介助がヘルパーふたり派遣だし単位も高い、と指導員は言ったそうです。
しかしトメさんは、注意してトランスファーしないと肩や脇が痛むし、身体も小さくはないので(45キロ強)とてもヘルパーひとりでは介助出来ません。
当初は通所系での入浴も検討したそうですが、トメさんは変形して醜くなってしまった自分の身体を人目に晒すのがイヤです。送迎車に揺られての通所も関節への負担が大きい。
そこでヘルパーを身体2でふたり派遣していたのですが、監査指導員は「2人のヘルパーが同時に身体に触れている時間はほんのいっときのはずなので、身体2ではなく身体1生活1程度でのサービス提供が望ましいと思われる」と、次回からの請求を修正するように指示しました。
いえ、それはいいんです。
確かに指導員の言うことはもっともです。
トメさんの身体にふたりのヘルパーが同時に触れているのはだいたい30分程度ですし、あとは入浴の準備や後片付けをしているでしょうから、この場合内容の変更は適正でしょう。

問題はそのあと。

鼻くそがふんふんと納得し、指導員に対してすみませんとかなんとか言ったらしいのですが、指導員は
「いえいえ、これまでのことは仕方ないでしょう。
こんな事例に対して、訪問入浴を組まなかったケアマネが悪いと思いますよ。
と言ったというのです。


私はこれを聞いたとき、他人のケースながら心中に激しい怒りが湧き上がってくるのを感じました。
指導員に対してひとこと言いたい。
1度自分で訪問入浴サービスを使ってみろと。
たとえば寝たきりになって、身体じゅうが拘縮してしまって、自分で浴槽に出入りするチカラがなくなってしまって、それでもお風呂に浸かりたいと思わない限り、誰があんなサービスの世話になりたいと思うでしょうか。
訪問入浴はとてもいいサービスに違いありませんが、目の前でスタッフが大きな機材をパタパタ組み立てたり、汗水たらして3人かがりで抱えてくれたりするのは申し訳ないし、昔はゆっくり考え事をしながら入っていたフロなのに、耳元でやれ湯加減はどうだの気持ちはいいかだのののの返事を求められながら、2,3人に浴槽のフチからニコニコ覗き込まれて、そんなフロに誰が進んで入りたいと思うでしょうか。
介護報酬の単価が高いからなのか。
それとも介護者の手間がかかるという理由からなのか。
どんな理由があっても、身体の不自由な高齢者が好きにフロにも入れないような生活を選択せざるを得ないような、しかもそれが適切な介護サービス利用であるかのような、そんなセリフを平気で吐くような監査指導員には

介護サービスを監督検査などする資格はない。

その人らしい生き方の支援とか、
高齢者の尊厳を尊重するだとか、
受障まえの生活により近づける介護だとか、
権利とか受容とかアドボカシーとか、

それらをどこに置き忘れてきたのだと言いたい。

おまえはその手指が動かなくなって、フロの蛇口も閉められなくなったことがあるか。濡れたタオルを絞るどころか持っていることも出来なくなって、アタマも充分に洗うことが出来ず、悔し涙を流しながら湯気の中で病気を呪ったことがあるか。
下着をはこうにもパンツのゴムすら広げられず、片足で立って足を下着に通すこともままならない、そんな不自由を経験したことがあるのか。
そういう姿を人目に晒したくない、できることなら自宅で入浴したいと思うことは、どう考えてもフツーのことだろ?
監査指導員よ。
恥ずかしいとはどういうことか、それすらも忘れてしまっているのなら、この私がおまえのケツの穴に突っ込んだ鉛筆の匂いを他人に嗅がせて回ってやるからいつでもかかってこい。
それがイヤなら、安易にサービスを組むななどと安易にケアマネに言うな。


今日は久々に怒ってしまいました。

ちなみに将来私が入浴介助を頼むときは、週に2回湯船に赤いバラの花びらを浮かべ、脱衣所ではヘルパーが三つ指で私を迎えるように仕込みます。
それが「私らしさ」なので譲れません。
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