業務日誌

許せないヤツがいる 許せないことがある
だから倒れても倒れても立ち上がる立ち上がる
あいつの名はケアマネージャー

正しい介護タクシーとは? 1台め

2007年05月31日 | 担当者会議
※ 画像意味不明。オスカルは包括親衛隊。

前回のブログで「利用者のいう『あなただけ』を信じた支援者の末路事例を知りたければコメすればいいじゃん」と書きました。
結果『知りたい聞きたい!』とのコメントを2000通2通いただきましたので書こうと決心したんですが-----お、思い出すのも辛いことなので(笑)upしばしお待ち下さいね。

週3回の透析通院に、介護タクシーを利用している方がいます。
ハリケンの担当利用者には透析患者さんがとても多いのですが、ひがしクリニックの患者さんだけじゃありません。
透析患者さんは介護給付で中重度の方が多く、現在私は6割が要3から5、ひとり特定事業所状態です(ちなみにアイリン女史の予防給付の担当が12人を超えたため、女史はひとり包括と呼ばれています)。
厚生労働省と地域阿呆迂闊私怨センター、
加算くれよ。
または委託料にイロつけろ。


で、その利用者さんは2号で、安さん(58歳・要介護2・安めぐみの大ファン)といいます。
脳出血後の後遺症もあって左下肢不随なため、ひがしヘルステのヘルパーが週に2日家事援助をしています。
安さん、とっても変わり者で、買いだめが大好きです。
自宅2階にトイレットペーパーやティッシュを山のようにストックしていないと頭がうずく人です。
先日目くそから相談がありました。
「ハリケンさん、安さんがまたトイレットペーパーを買いだめしてほしいと言うの。確認したらまだ12ロール入りが4袋もあったのに、来週10さげ買いに行ってほしいと言うんだわ。」
私は
「そんなこと、普通に断ったらいいじゃないですかこのボケサ責が
とニコニコ答えたのですが、まーこの安さんは理屈をこねまくったり論点をすり替えたりするのが得意な知能犯なので、担当ヘルパーでは太刀打ち出来ない情況ですし、説明できんだろうなとは思ってましたが、目くそが
「それがさあ、担当ヘルパーさんは『じゃケアマネに聞いときます』と言ったと言うんだわ。ハリケンさんから説明してくれないかしら」

絶対にウソです。どうせこの目くそ自身が
「面倒なことを依頼されたら『ケアマネに聞く』、ゴネられたら『ケアマネがダメと言う』とでも言えばいいんだわ」
と吹き込んでいるに違いないのです。
しかし、安さんのためを思えば説明義務はあるので、とりあえずサービスの現状をもっと聞き込んで情報を入れ、説明と説得を試みようと思いました。
すると意外なことに、
「最近安さんは食材などを自分で買物している様子がある」
ということがわかりました。
おかしい。
単独で外出出来る人ではないんです。
車椅子を積んでもらってトランスファーしてもらわなくてはダメなので、まず普通のタクシーでは出かけられませんし、おまけにケチなので有料の介護タクシーを利用するはずもありません(買物には介護タクシーは組めないので)。
はっは~ん。
さては安さん、透析の帰りに介護タクシーのドライバーに頼んで買物に寄ってもらっているな、とピーンときました。

安さんが利用しているのは、こじんまりとした介護タクシー事業所ハートフルタクシー(仮名)です。運賃設定が割安で、福祉タクシー利用の方に対しては利用料金をタクシーチケットで相殺してくれたりと融通がききます。
(※これ、いいのか悪いのか知りませんがとにかくこの事業所はそうしています)
安さんの依頼に対しても、きっと
どうせ帰り道だからいいですよ♪
と、引き受けているに違いない。
そういや以前、カニちゃんの利用者さんに対してもコレをやっていて、カニちゃんに「それは不正利用なのでやめて下さい」と注意され、
「ウチはケアマネさんの見解にそいますのでいつでも言って下さっていいんですよ」
意訳:ケアマネさんがやれとおっしゃるなら内緒でやりまっせ。
と、逆に同じ穴に誘おうとしてカニちゃんにキレられたことがあったわ。

うーん、これはなんとかせな。
トイレットペーパー10サゲにしろ、介護タクシーにしろ、やっぱり1度キッチリ安さんと対決しなければならない。
ということで、昨日(30日)、安さん宅を訪問したワケです。

                      つづく




やっぱりいらん世話

2007年05月29日 | 事例検討
前回のいらん世話
いらん世話つづき
その余波 プチ衝突

やっぱりやってしまいました、今月のヘルステ+居介『事例検討会』。

今回は、ひがしケアプランセンターの聖女・オリーブ担当、Mさん宅の事例で
利用者以外の同居家族の洗濯物をどうするか
という、ヘルパーにとって不滅?のテーマでした。

利用者のMさんは昼間独居で、息子とマゴふたりとの4人暮らし。ヨメはいません。そこんちではMさんの洗濯のとき、家族のものがかなり入り込んでいるらしいんです。
どういうワケか、最初にサービス開始になったとき、家族を交えた担当者会議の席上で
「少しぐらいなら(家族のものも)いいですよ」
と、洗濯1回ぶんで済む程度の量なら混ざっててもいいことにしていたらしい。
するとそのうちにエスカレートしてきたという、まあこんなことになることは容易に想像できたはずの事例なのです。
少しくらいならいい、と言っても利用者や家族にはヘルパーの支援の程度なんてわかりませんし、少しくらいならいいのにそれ以上はダメという根拠も理解できません。
ダメならダメ、やるならやり方をきっちり決めておくという最初の段階でつまづいています。

ま、問題の芽となったことは他にもたくさんあったのですが、要は最初が肝心というのを無視してしまったため起きるべくして起きた問題といえます。


それから、今回私はつくづく思いました。
ケアマネもヘルパーも、支援の基本は相手の話をしっかり聞くことから。

オリーブは理想追求型ケアマネさんで、頭の中で支援ストーリーを作っていてその通りにコトが運ぶものと思ってしまってる。
『高齢者を囲む家族のあり方』みたいなものにあてはめてしまっていて、「ここだけがこう出来ていればそれでヨシとしましょ」と力を抜くことが出来なくてもがくタイプです。
なのでヘルパーが悪戦苦闘する図というのがいまひとつわからないんですね。

対して目くそはヘルパーさんたちの意見をまったく聞いていない⇒まとまってない。
事例検討に持ってくる前に、ヘルパー同士できちんと話し合いをしておけ、せめて担当ヘルパー全員の意見として、ケアマネとの話し合いのテーブルに載せて来いと言いたかった。

それから、ケアマネとヘルパーとで話がズレていく原因のひとつに、
Mさんをこの家族の主婦としてとらえるか、それとも突然父子家庭に引き取られた要介護おばあちゃんとして見るかの統一が図られていないことがあると思いました。
もし主婦として役割を与えるとするならば、洗濯でもなんでも家事に何らかの形で参加してもらえばいい、そういうホームヘルプを組めばいいわけです。
でも、Mさんを家族が面倒を見るべき存在ととらえてしまえば、またプランは違ってきます。
ヒトのプランですから私は何も言えないなと思っていたはずだったのに、やっぱり口出ししましたけどね。


で、家族のものはいったん出して洗うとか、脱水が済んだ状態で入れっぱなしだったらどうするかとか話しているうちに、参加した一部のヘルパーさんたちからは
「そもそもMさん宅のマゴはふたりとも女の子なのに、洗濯もまともにしていない」
だの
「女の子なのに自分たちの洗濯物を放置してるなんてだらしない」
だのと横道にそれまくる。
私は思うんですけど、利用者宅の家族がどういう生活をしていようと会議の席上で論ずることじゃないし、余計なお世話でしょ。女の子がふたりもいるからもっとキレイに整理したらどうか、なんてケアマネもヘルパーも言うべきではないと思いました。
利用者やその家族がどう生活していようと勝手ですしね。
それを整然ととか健康的にとか考えるから大変になるんだと思いました。
ケアマネもヘルパーも高齢者の生活改善がメインの仕事じゃないと思います。


で、しまいには私とカニちゃんがちょい切れ発言。
そもそもこんな事例はケアマネとヘルパーとの話し合いで解決する問題だったはずだと、目くそはもっとヘルパーをまとめろ、オリーブはもっと現実を見ろと、結論はそういうことになってしまいました。
ここにすべてを書くことは出来ませんし(長くなるので)ブログにまで書くようなことでもなかったワケですが、せっかくなので私の会議記録として残しておこうと思います。

次回の事例では誰が出てくるのか楽しみです。
そのうちもっとマトモな会議が出来るといいんですけどね。


思い過しですよ

2007年05月27日 | 担当者会議
ちょっと番外編。
番外編のワリには長文。

先週、登録ヘルパーの中井さん(仮名)に
「ハリケンさん、相談があるんです」
と呼び出されて話を聞いてきました。
中井さんはヘルパー歴3年の、なんと目くそとは犬猿の仲である勇者です。

相談は、私の担当する利用者マルさん/女性・89歳・要介護1 に関することでした。
マルさんは独居で労作狭心症。家事が大変なので週に2回ヘルパーを利用しています。病院に毎日通い、仲良しの病院友達もいる、かわいいばあちゃんです。
よく小噺で
「今日は○○さんが病院に来ないね」
「具合でも悪いんじゃなかろうかね」
とゆーのを聞きますが、まさにそんなタイプです。
中井ヘルパーはこのマルさん宅を、長いことひとりで担当してきました。
とってもうまくいっています。ま、少し「気に入られすぎ」「担当期間が長すぎ」という気はしていましたが(2年も交替ナシというのはちょっとね…)鼻くそ時代からの采配なので私にはどうすることも出来ませんでしたから。

中井ヘルパーの相談というのは、このマルさんの担当の変更に関することでした。
と言えば大体の方が
「マルさんの担当を代わりたい」
という相談だと思うでしょうが、逆なんです。
「ハリケンさん、私は今、マルさんの担当をかわりたくありません」
と中井ヘルパーは言うのです。

数日前、突然目くそから
「中井さん、来週からマルさんの担当を新人のIさんと変わって欲しいんだけど」
と言われたと。
中井ヘルパーが何故ですか、と聞くと、目くそは
「マルさん宅は業務が掃除だけだし、慣れない新人が行くケースにぴったりなの。中井さんにはもちろん他の仕事を充てるから、早速引き継ぎをしてほしい」
と言ったそうです。

実はマルさん、今年の4月に、とても仲良しだった病院友達に先立たれ、そのショックで胸痛発作を起こし、1ヶ月ほど入院していました。
家族のことで心配事も多く、それがストレスになってよく発作を起こす人なんです。
中井さんはそのことが心配になり、目くそに
「せめて週2回のうち1回のみから徐々に変更するとか出来ないか」
と聞いたそうですが、目くそに
「ただ掃除に入っている利用者宅だもの、そんなに気を遣うことはない」
と却下されたらしい。

ハリケンさんはどう思いますかと中井ヘルパーに尋ねられたとき、私はすごく怒っていました。
冗談じゃない、つい先月喪失体験で入院した人を、ちゃんとした手順をふんで交替させるというのならまだしも、「掃除だけだから気を遣う必要がない」なんてプロとも思えない意見でもっていきなり新人に交替だなどと、ふざけるなと言いたいです。
そもそも私は、ひとりのヘルパーが長いこと同じ利用者を担当することは反対です。できることなら複数人で利用者を担当し、その全員がカラーは違えど等しく信頼関係を築いていてくれるのが理想です。ひがしヘルステはそういう考え方がまったくないので、私はいつも新規をふるときはわざわざ計画に書くほどです。そうでもしないとまた色恋営業されたり特別な関係に陥りかねないからです。

マルさんの場合は、もうすでに中井ヘルパーが定着してしまっているのでどうしようもありませんでしたし、元気に見えても心疾患で高齢のマルさんですから、いつなんドキお迎えが来るかもわかんないので、しばらくこのまま放置して、そのうちもうひとり担当を入れてもらいたいな程度に考えていました。
しかし、突然来週から新人とかわると言われれば話は別。
そんな理由で担当を変えるなんて、一体どんな説明をマルさんにするつもりなのか聞きたかったし、実際目くそはマルさんの状態を知っててそう言うのか疑ってしまいましたよ。

中井ヘルパーに私の考えを説明しましたら、中井ヘルパーも同感ですと安心されました。
「私から目くそサ責に言いましょうか」
と言いましたが、中井ヘルパーは
「いいえ、私がちゃんとサ責に説明してみます、ありがとうございました」
と帰っていきました。

このように、ひがしヘルステは利用者とヘルパーとの関係論に関し、実に偏った考えをもつサ責がおります。
気に入った利用者のところには行くし、ときには一緒にお出かけもするが、嫌いだったり興味がなかったりする利用者宅には絶対に絶対に絶対に行かないという変わったサ責です。

正しいヘルパーさんならわかってもらえると思いますが、誰が入っても構わない利用者というものは存在しませんし、特定のヘルパーでなければいけない利用者というのもあっちゃいけないことです。
「あなただけに来て欲しい」
なんて言われてマトモに受け取るヘルパーさんも間違いですよ。
そりゃ嬉しいのはわかります。ケアマネだってそうです。
でも、利用者はヘルパーが思うほど情が深くはありません。
「あなただけが来ればいい」
という言葉の裏には、絶対に何かあると思ったほうがいいです。
せっかくいただいた信頼のお言葉を喜ぶなと言ってるワケじゃありません。
鵜呑みにするなと言っているんです。
ヘルパーにとっても利用者にとっても、決していいことじゃありません。
私はこのような事例を経験したことがありますし、いくつか見てもきましたが、大抵は悲惨な結果に終わりました。
どんな結果だったかということを知りたい方がおられましたらコメントどうぞ(笑)。

結局マルさんの担当はもうしばらくの間中井ヘルパーに続投してもらい、また機会を見て徐々にもうひとり担当を入れてもらうことになりました。
今度また目くそがこんなことをし始めたらたぶん殴ります。
訪問介護の報酬が低いのは、目くそのようなヘルパーがいるせいだと思います。
ヘルパーという仕事が軽視されるのも、自分たちの仕事がどんどん無くなって行くのも、結局は一部のヘルパーの意識の低さのせいだと思います。
本当に仕事のできるヘルパーさんだけ残ればいいのに、いつになったら厚生労働省はこのヘルステをふるいにかけてくれるんでしょうか。

本気でその日を
待ってます。


愚痴でございます

2007年05月27日 | 個人情報
※ 画像は拾い物。私がやったとしてもこのように吹き替えただろうと思いますがw

タイトル通り、愚痴です。
支離滅裂ですのでスルーして下さっていいですよ。


私がひがし会に就職した頃、ひがしヘルステにはケアマネの宿敵鼻くそがいました。
ひがし会全体で5箇所ある訪問介護事業所の中でダントツの売り上げを誇っており、その手腕に値するお給料をもらっていたようですが、その売り上げの大部分が不正や不適正サービスの賜物であることは言うまでもありません。
常勤3名・登録20名の規模のヘルステで月の収益600万円がそうそうはじき出せる数字ではないことは経験者ならよくわかるはずです。

しかし、初めての監査のあと、鼻くそが持病の悪化のためもあり、ケツまくって逃げ出した今、先月のヘルステ売り上げは300万を切りました。
そのことは事情のわからないトップや、わかったところで何も感じない営利主義の経営陣が、より一層鼻くそを英雄視する結果となっています。

クソ法人です。
救いようがない気がします。

ひがしヘルステのヘルパーさんたちが、他のケアマネには面と向かってたてつくのに、カニちゃんと私にだけは相談ごとを持ちかけて来たり、飲みに誘ってくれたりするのは、カニちゃんは本当の意味で信頼できるケアマネさんだからというのが理由ですが、私の場合、私がヘルパーあがりのケアマネだつーのが理由です。
私は、ひがしヘルステの売り上げがなぜ落ちたのかをトップ連に説明出来ますし、また利益だけを求めるのなら訪問介護事業はするべきじゃないということをはっきり「上」に言っていますから、肩身の狭いヘルパーさんたちにとってはメシアのごとく思われているのかもしれません。
プラス、私がケツをまくればヘルパー資格を剥奪できそうな事例を何人分か握っていますので(笑)怖がられているのかもしれないです。
懐柔する気かもね。

カニちゃんからは
「ハリケンさんがヘルステ主任になってくれたらと本当に思うけど、、自分たちの思いだけハリケンさんに押し付けるわけにはいかない」
と言われたんです。
それに、私が主任として異動すると、現在単なるサ責だが、主任級の給料をもらっている目くそをどうするかという問題が出てくるのでそれは出来ないそうです。
私がヘルパーになろうとすれば、私から
「安い給料で結構ですから」
と異動願いを出すより他方法がないんです。
さすがにそれだけはイヤです(笑)。

目くそには以前、鼻くそ目くそ耳くその3人サ責の時代に、自分よりも先に色々な資格をとった耳くその給料がほんのちょっぴり上がったことを不服として退職願いを出したことがあって(当然狂言です)、同情した鼻くそが、院長先生と仲良しという立場を利用してトップに掛け合い、目くその基本給をアホほど上げてやったという経緯があります。
ま、そんなことがあったせいで、今月いきなり耳くそがヘルステからグルホに異動したんですけどね。
ケアマネさんには信じられないかもしれませんが、目くその給料、カニちゃんよりも多いんですよ。

目くそをこの超破格の好待遇から引き摺り下ろしてやりたいと思うのは私だけじゃないと思います。

それからメアリーとの確執問題が、私をヘルパーへの戻り道に誘います。

あの悪魔から資格を剥奪したかった私ですが、どうしてもそれが出来なかった。
すればヘルステは間違いなく指定取り消しだったでしょうし、居介にも迷惑をかけたでしょうからね。
私は今だってメアリーに対して特別な感情があります。
同じヘルパーとして働いて、メアリーと戦ってみたい気がするんです。

でも、なんといっても大きいのは、私にこれまでヘルパーに必要なことを教えてくれた先輩たちや、利用者さんたちに対する思いです。
今このヘルステで働くヘルパーさんたちに同じ経験をしてほしいと思う。

それは私の驕りかもしれませんけどね。

でもねえ、ケアマネの立場からでも、ヘルパーさんたちに教えてあげられることはたくさんあると思います。
もちろん、他のケアマネさんたちのケースに関わることだと制限がありますので、余計なことはしないよう気を付けないといけませんけどね。

来週の月曜、第二回ひがしヘルステとケアマネの事例検討会が開催されます。
今回はオリーブの事例が取り上げられます。
前回アイリン女史のケースに首を突っ込みすぎて失敗したので(でもあの場で言ったことは決して間違いではなかったという自負があります。ただ、理解してくれたのがカニちゃんとフケだけだったというだけです)今回私は出まいと思ってましたが、なぜか目くそからまで是非出てくれと言われたので出ることにしました。
どうか自分のクチが余計なことを語りませんようにと願っています…。

でもなあ。
誰かわかってくれないかなあ、この私の、ケアマネでありながらホームヘルプに対して抱いている熱い思いを。
以前の仲間や主任に、今ほど会いたいと思うことはありません。

元職のスキル つづきのつづき

2007年05月26日 | 担当者会議
元職のスキル
元職のスキル つづき

今日、ベティさんの担当者会議を、担当ヘルパーと目くそと私とベティさんの4人でやって、ついさっきサービス担当者会議の記録と、主任のカニちゃんに提出するための苦情報告書を書き上げたところです。

結局ね、私が、いくら担当ヘルパーや目くそが
「介護給付と予防の違いを説明することができない」
からといって、ヘルパーの業務内容や範疇や制度の縛りについて、目くそになりかわって説明してきた私が過干渉だったんです。
しかしながら、これまでひがしのヘルステで行ってきた、不適切で不正で不真面目なサービスが、そういう無理解な利用者を量産してきた結果招いたトラブルともいえる。
それは確か。
だってさ、ここんちのヘルパーがやってきたことを予防になった途端にやらなくなって、でも目くそがうまく説明できなくて、結果ケアマネの私がしゃしゃり出てしまって、それでベティさんに恨まれました、という図式が明らかになってきたんですもの、サービス担当者会議をやってから。

すごく遠い病院(車で30分)を受診したベティさんが、面倒臭くて薬が出来るのを待たずに帰ってしまい、ヘルパーに取ってきてほしいと依頼があって。
しかも通常のサービスの時間は減らされたくないので、マルメなのに1回余分に来てくれと言われて、目くそが困って私に連絡してきた、とか

草むしり(しかもアパートの共有部分)してほしいと言われ、断りきれずに担当ヘルパーが
「事業所に相談します」
と言い、目くそは私からベティさんに断ってほしいもんだから報告し、私は
「そんなことはヘルパーからはっきり説明して断って下さい」
と言われて仕方なく断ったものの、たまたま代行で行ったメアリー
「草むしり?いいよう、やったげる」
とサクサクやってしまった、とか

これ、どう考えてもヘルステが対応すべきことでしょ
と言いたいことなのですが、ひがしヘルステにはその能力はないし、説明できても
「ケアマネさんがダメと言うので」
だの
「私たちがよくてもケアマネさんから怒られるので」
だのと、責任転嫁とか回避とか無知とか無恥とかビームビーム!だしね。


いろいろ考えているうちに、もういっそのこと私ヘルパーに戻ろうかしらと恐ろしい考えも頭をヨギータ。
ヘルステに嫌気がさして、先々週突然異動してしまった耳くそや、カニちゃんまでが
「ハリケンさん、サ責になる気はありませんか?」
と打診してくる始末----------------。

サービス提供責任者は常勤専従なのでケアマネをやめなくてはならず、それでも兼務しようとすれば一介のヘルパーとして働かなくてはならず。
今でさえ私は目くそより給料が安いのに、そんなん納得出来ないです。

しかし、今まで頑張って支援してきた利用者さんは継続したいとなれば、やはりイチヘルパーとしてやっていくしかないのでしょうけど…

と、実は今とても揺れています。

しかし、踏み出す勇気もありません。
そりゃそうだよ、相手はこのひがしヘルステだもんね。

それに、同じ訪問系の仕事を兼務するのは自分にとっても利用者にとってもリスクが大きすぎる。
利用者の誤解を招くし、自分が混乱するし。
うーん。

せめて期間限定で、ヘルステ建て直し要員として送り込まれたいなと思うハリケンです。
いまみたいに、一部のヘルパーさんに制度のことや説明のことで相談されたり教えたりしているよりは、きちんと中に入って関わりたいなとも思う。

でもねえ、ケアマネもまだ辞めるわけにはいかないしなあ。

悩みます。

家庭ゴミの持込はご遠慮願います

2007年05月22日 | 業務日誌
5月21日(月曜日)

ケリーさん宅を訪問。
その時間帯にはヘルパーのHさんが訪問中のハズでしたが、ケリーさんが未応答とのことで30分戸外で待ちぼうけ。
中に人の気配がないので、不在とみて帰所することに。
(このHさんは登録さんなんですが、ひがしヘルステでは比較的マトモの部類)

帰る前に、フリスクを買おうとコンビニに立ち寄る。
(ハリケンは週に3,4ハコのフリスクを喰らうフリスクケアマネです)
ひがしケアプランの文字がデカデカと入った公用車でコンビニへ。

車から降りると、駐車場に1台のタクシー。
あ、それからあれはひがしヘルステのサービス提供責任者目くそ
目くそがそのタクシーを誘導している様子。
手にはコンビニのレジ袋(大)。←明らかにゴミ。
目くそは当然ひがしヘルパーステーションの制服。
目くそは慌てている様子で、コンビニに向かって走って来た。

私はケリーさんの不在のことを報告しようか迷ったけれど、目くそも仕事中らしいのでとりあえず
「お疲れで~す」
と声をかけました。
目くそは私に気付いて手を振った。
私は
「あとでちょっと報告に寄りますね」
とだけ言い、コンビニの中に入ろうとしました。
すると目くそは
「わかった~」
と言い、おもむろに
手に持っていたコンビニの袋を
何の躊躇いもなく
コンビニのゴミ箱へ!!!!!


唖然。

ハッとして、ガラス越しにコンビニの中を覗くと

コンビニの店員が
じっと目くそを見ていた。


(キャー!!!!!)←声にならない叫び。

私はコンビニに入り、そそくさとフリスク3個を手に取りレジへ。
そして
「すみません、今のゴミ、持って帰りますのでゴミ箱を開けさせていただいても?」
と申し出ました。
コンビニのおばちゃん店員は
「ああ、今のヘルパーさんですか?うーん、別にいいですよ、生ゴミとかでさえなければ」
と。
私はサラに小さくなりながら
「その生ゴミだったらご迷惑なので、やっぱり持って帰ります」
と言いました。
そして店員さんと一緒に目くその出していった袋を確認してみたら、幸いなことに生ゴミは入ってませんでした(汁の垂れたカップ麺のゴミはあったが)。
おばちゃん店員は
「このゴミを捨てたヘルパーさんなら、ここいらの住人の方にお宅に行ってる方でしょうから、ということはウチのお客の可能性が大きいので、この程度のゴミは別に構いません。ただ、お宅の事業所がこのようなことに関して厳しいところであるのでしたら生ゴミのたぐいだけは勘弁して下さいと注意して下さると助かりますけど」

私は何度もおばちゃんに謝罪してとっとと帰りました。
そして事務所に戻って、他のケアマネさんたちにこの話をしてみて
アイリン女史:絶句。
オリーブ:唖然。
目くそが派遣されていた利用者の担当ケアマネ、ナース河合:激怒。
そして主任のカニちゃんに至っては
「人として恥ずかしいし許せない!」と。
以前ポータブルトイレの中身を公園のトイレまで捨てに行ったお話をしましたが(住民は見ていたログ参照)、それとまったく同じです。
しかし、今回それを平気でやったのはサービス提供責任者目くそです。
このヘルステにモラルはないのかと言いたくなります。

一部のヘルパーさんにこの話をしたところ、フケなんかはものすごく恥ずかしいと言って嘆いていましたので、私少しばかり安心しました。
少なくともこのヘルステ全体がこうなのではないようですが…

この事例、事務長に報告しました。
そして当然目くそは叱られましたし、目くそも私に謝りの電話をくれましたが、まー見つからなければまたやるのかなという気がしないでもありません。

世の中のヘルパーさん。
この事例のどこに問題があるのか、もちろんおわかりですよね?


元職のスキル つづき

2007年05月21日 | 担当者会議

ケアマネの役割は、利用者・家族等に必要なサービスを選択できるようにし、そのサービスとサービスを結び付け利用者・家族等が「その人らしい生活を維持向上できる」ように各サービスをマネジメントしていくことです。
なので、ケアマネには「専門的技術」よりもチームをまとめていくことができる「調整力」「連携力」が必要になります。この力を発揮するためには「他者の力を活用できる」ということが重要です。他の介護サービス事業者の提案を素直に受け入れることができる能力です。

もとヘルパーだから、ヘルパー事業所の仕事が気になって仕方ない。
私はこの元職スキル発揮ラインの落とし穴にハマってしまっていました。

ベティさんが介護給付(要支援)から予防給付になり、継続してヘルパーの利用を希望されたとき、ひがしヘルステには介護給付と予防給付における支援の違いをきちんと知るヘルパーがひとりもいませんでした
そこで私は、本当ならひがしヘルステのクソヘルパーどもがしなくてはならない、説明とかの作業を全部自分が引き受けてしまったのです。
ベティさんは私の説明するところの予防給付というものをベティさんなりに理解してはくれましたが、私が説明したことは結果的にケアマネさんの理屈としか受け取れず、あたかも私がヘルパーさんを手足のように動かして、自分のやってほしい仕事を阻害しているかのように感じていたわけです。


誤解を怖れずに言うと、一般的にヘルパーあがりのケアマネは軽んじられています。
それは各介護サービスの中でもヘルパーというものが報酬の上でも資格の上でも一段も二段も下がっていることからもわかります。
その上、介護サービスの需要では大体訪問介護の利用がトップです。
ヘルパーあがりのケアマネは、ここぞとばかりに自分の元職のスキルを発揮しようとします。
私のように、これまで利用者に思うようにコキ使われてきた元ヘルパーなら、ケアマネになって作業範囲に制限をかけて復讐しようとするでしょう(笑)。
現任ヘルパーを小ばかにして、本来ヘルパーがすべき仕事を取り上げて自分の優位性を示したがったりするかもしれません。

私はこれまで、自分のことを、ひがしの誰よりもヘルパーの仕事がわかるケアマネだと威張っていましたが、間違いでした。
ベティさんがこの愛想のいい私のことを「怖い」と言ったことで、やっとそのことに気付いたというわけです。

ま、担当交替と言われても、私は簡単に交替するつもりはありません。
このままベティさんを放り出してもダメだと思うしね。
今週末に担当者会議をし、もう一度ベティさんと話し合うつもり。
担当者会議のことは、カニちゃんからベティさんに説明してもらいました。
その際ベティさんは
「そんなもん、どうしてもしなきゃならんのか!」
「どこんちでもやるものなのか!」
と、めちゃめちゃ疑われたそうですが(笑)予防になって半年ですから、まあいい機会ですしね、どうしてもやらせていただこうと思っています。
でもねえ。
いくら「これが本当の意味でのあなたのため、自立支援なんですよ」なんて言っても、してもらいたいばかりの利用者だと「んなこた余計なお世話だわ!」と、なかなかスンナリ入っていかないものですので、結局やっぱり交替してくれと言われるかもしれませんけどね。



ふー。



この結果はまたupします。
ま、ケアマネ交替と言われたくらいでヘコむワケではないですが、なんにしろ気が重いことは確かですわ。

元職のスキル

2007年05月19日 | 担当者会議
スキル/skill とは
1.技能。熟練
2.訓練して身に付けた技能
のことです。

ケアマネになるためには、5年間の医療福祉系の資格や経験が必要です。
ベースとなる基礎資格は看護師、社会福祉士、介護福祉士、歯科衛生士、薬剤師、詐欺師、占い師、漁師などなど『師・士』がつけば大体OK(ウソ)です。
ケアマネとして実働している方には、やはり在宅系の仕事をしておられる方が多いものですが、このときもとどこで働いていたかということは業務に大きく影響します。

ひがしケアプランでは、主任のカニちゃんが老健相談員(社会福祉士)、訪看管理者を兼ねるナース河合が透析ナース(看護師)、アイリン女史が特養とデイ経験者(介護福祉士)、なぜかバイリンガルなオリーブはもとデイサービス管理者(介護福祉士)。
そして私ハリケンは、デイとヘルパーサ責経験のある介護福祉士と、バラエティに富んでおります。
色々なことを相談し合うことが出来ますし、とっても便利です。
バランスもいい。

しかし、このベースの資格というものが、ときにケアマネとしての実務にとって弊害となることも多々あります。

例えばオリーブは、もとデイサービス管理者であったため、通所系の事業所に対して見る目が厳しいです。ひがし併設のデイケアともちょっと衝突することがあります。
つまりデイケアが「困っていること」に対して厳しいんですね。
送迎が大変とか対応が困難とか言われても「それをやっていただくのが通所ですから」と言ってしまうことがあったりするもんで、デイケア相談員がムッとすることがあったりしました。
それからナース河合は、看護師であり訪看ナースですから、ついつい月例訪問のときに血圧計を持っていってしまい「今日はちょっと血圧が高いですね、午後からの入浴は清拭に変更して下さい」とか言ったりするもんで、利用者やヘルパーからブーイングが出ることがある。まあこんなことは滅多にないのですが、やはり利用者の体調が気になってしまうのは仕方ないのかもしれません。

しかし、このひがしケアプランで、最も元職が仕事に影響してしまっているケアマネは何を隠そうこの私でした。
今日ほどそのことを強く反省したことはなかったです。

今日私は、担当している利用者ベティさん現在要支援1・76歳女性・ナマホ から
ケアマネ交替要請
を受けました。

あ、自慢じゃないですが2件めです(笑)。
以前私は例の不正事件(メアリー事件)で、石井さん(仮名)親子とその内縁の妻であるメアリーからケアマネを交替させられていますので。

ええと、ベティさんですが、要支援⇒経過的要介護⇒要支援1(予防給付)になったことで、やはり私をかなり恨んでいました。
私の知らないところで区や包括に訴え(いえ、ちゃんとのちに情報は来ましたが)、私の知らないところでヘルパーに訴え(ヘルパーと一緒になって私の悪口を言ってたようですw)とうとう昨日、もとの担当ケアマネであるカニちゃんに連絡をし
「どうしてもハリケンさんが信用出来ない。ケアマネを替えてほしい。」
と申し立てをしたそうです。

カニちゃんに呼ばれて事情を聞かれた私でしたが、私にはなぜベティさんが私を信用出来ないと言うのかよくわかっているつもりでした。
もちろんカニちゃんも、ベティさんからの苦情の内容をよく聞いてくれていますので、私の説明とそれを両方聞いて判断してくれました。
私が思う、苦情の原因はこうです。
○予防に移行したときの認定調査の結果に不服がある。
ベティさんはかなり被害妄想のある方なので、私は調査の3ヶ月前から根回しをして、なんとかこの調査を受託せず、保険者にやってもらえるように細工したのですが、土壇場になって区に逃げられたため、結果予防になってしまい、そのことでかなり恨まれているんです。
しかし、そのときの私の説得の仕方も悪かったんです。
ベティさんが決して主治医意見書の閲覧を許可しないことを逆手にとって、
「私のような新人ケアマネが、医療の情報なしで認定調査を行うのは自信がない」
と逃げようとしたのですが、結果的にそれがベティさんに
「このケアマネは頼りない」
と思わせてしまい、前担当のケアマネであるカニちゃんも、その前の担当であるナース河合も、ベティさんを要支援にしか出来なかったにも関わらず、私が行った調査で要支援1になったのが納得出来ないというワケです。
○認定有効期間を間違えた。
私は、ほとんどの要支援の方の初回認定期間が6ヶ月であることから、ベティさんのそれも同様に6ヶ月であると思い込み、
「半年たったらまた調査がありますよ」
と言い切ってしまっていたのですが、過去何年間も要支援だったベティさんには1年間の要支援1判定が出ていたことに気付いて謝ったことがありました。
私のせいでベティさんは、先月中に更新のお知らせが来るものと思っていて、包括に電話して問い合わせ、そのため私は包括の担当ケアマネさんからやんわりと叱られてしまうということもありました。もちろん包括様にも素直に(だからこんな混乱するよな制度はとっとと廃止しなきゃいかん言うとるやろが!)謝罪しましたよ(文句があるなら委託なんぞせず自分らで担当しやがれボケ!)。

しかし、このベティさんと私との関係の悪さの最大の原因は、私の元職(ヘルパーでサービス提供責任者)が大きく関係していることに気付いたんです。


                     …別に続かんでもと思うがつづく

信頼関係

2007年05月17日 | 担当者会議
穏やかに、恙無(つつがな)く仕事がしたい。
私の願いはただそれだけなんです。
たとえ事務長や医事課が私のことを、秘かにトラブルメーカーと呼んで怖れていようとも、本当の私は平和主義者です。
私はただ、理解ある同僚に支えられ、手のかからない利用者に恵まれ、信頼できる事業者に囲まれて、楽な仕事がしたいだけなのに--------------(笑)!

ひがしヘルステとの関係をなんとか改善しようとすればするほど
脱力感が襲います。
日本全国のヘルパーの皆さん、そしてヘルステのサービス提供責任者、主任、管理者の皆さん。
自分たちの介護力、技術、福祉への思い、責任感、指導力、営業力などの不足や温度差で悩むことは多いと思いますが、そんなときはこのブログを見て明日への活力と自信を養って下さい。
ひがしヘルパーステーションよりも悪くてダメな事業所はありません


私はひがしヘルステで、まあまあ信頼しているヘルパーさんが2,3人はいました。少なくとも日本語で喋れるヘルパーさん、ウチひとりの名前はTさんです。
が、つい先日、このTヘルパーが

アイリン女史担当の某利用者宅で

派遣時(昼食ドキ)に


毎回毎回

出前の寿司をとってもらって食べていることが判明しました。


その利用者さんは、週2回はひがしヘルステ、週1回はツ○イのヘルパーを使っておられるのですが、ある日ツ○イのサービス提供責任者から
「○○さんが、私たちヘルパーにと出前を取ってくれると聞かないので困っています。ケアマネさんからひとことご注意いただけませんか?」
と報告があったので、アイリン女史がある日タマタマ昼食のとき訪問してみたのですが

そのときまさに、出前を取って食べ終わったばかりの寿司桶を洗っているTヘルパーを見てしまったのでした。


アイリン女史が「それはどうしたのですか?」と尋ねると、Tヘルパーは

「利用者さんとの信頼関係のためにご馳走になりました」

と答えたというのです。



呆然として帰所したアイリン女史から、その話を聞いた私とカニちゃんはガッカリしました。まさか、このヘルステで珍しくマトモな部類だと思っていたTヘルパーが、そんなことをするとは思えなかったから。

しかし、事実でした。
しかもずっと以前から、仕事のあとの出前寿司は続いていたのでした。


ひがしのヘルパーは、仕事のない日でも利用者さん宅に訪問します。
ものをあげたりもらったり、仕事以外でお付き合いしたり(それがアナタ、買物程度ならわざわざブログになんか書きゃしません…お芝居やコンサートにだって連れられて行ってるんです!)します。

しかも信じられないことに、そういうことの常習であるヘルパーさんたちは、例外なく全員が

利用者さんとの
信頼関係があって
やっていることです

と言うんです!

そんな言い訳が通用するか!
つか、そんな信頼関係があるか!
って以前に、
信頼関係って
なんなんだ!


とうとう、ひがしヘルステに日本語のわかるヘルパーはいなくなりました。
というよりもうこりゃ宇宙人です。



ウチのヘルステよりもひどいヘルステ、あるというなら出して見やがれってんだ。
負ける気がしないぞ。








色恋営業

2007年05月15日 | 業務日誌
画像がちょっとデカすぎるかもしれません。ごみん。


ええと、白状します。
ハリケン、たいして勉強してませんでした。

ナマホになると、医者にかかるときは「医療券」が出ますよね。
・国民健康保険証、国民健康保険組合の保険証(大工、美容師、理容師等の保険証)
・老人医療証と身体障害者、難病患者、ひとり親等の医療証
などは使えなくなりますね。

これはおいといて。

障害者自立支援法施行に伴い、平成18年4月1日から自立支援医療(精神通院医療)が実施されました。
精神障がいを持ち、継続的に入院によらない精神医療(通院医療)を受ける方が、公費によって医療費の補助を受けることができる制度です。
自己負担額については世帯収入と症状(重度かつ継続に該当するか否か)によって異なりますが、ナマホの方はいずれも0円ですね。

これは知っていました(超おぼろげに)。
しかし、ナマホであろうとなかろうと、自立支援医療対象者には「自立支援医療受給者証」が交付されることは知らなかったんです。
どんなものであれ、ナマホの方には医療に関する保険証や医療受給者証はないと思っていました。

これをふまえて。


私の担当する利用者さんに、ノリオさん(仮名)77歳・要介護2・ナマホ・欝病の方がおられます。
月水金のヘルパーと、火木土のデイケアを利用されています。
月水金のヘルパーは、買物や近医への同行と調理支援の身体1生活3です。
買物くらい自分でしてもらいたいのですが、麻痺があって荷物が全然持てないので、歩いて5分のスーパーにヘルパーと一緒に買物に行ってもらっています。
冷蔵庫とかが充分でないので、やはり毎回買物に行かなくてはなりません。

で、この担当ヘルパーがあのメアリーなのです。
しかも月水金毎回。
さらに始末の悪いことに、ノリオさんはメアリーに惚れています

ノリオさんのM体質のせいで、メアリーはここんちでやりたい放題です。
といっても、すんごい不正というわけではありませんが、たとえば勝手に時間変更したり、予定のない日にノリオさんから直接電話で来て欲しいと言われたからと言って仕事にしてしまったりします。
買物や通院も、雨の日も風の日も実際毎回行っているのかわかりませんが、利用者本人が
「確かに行きました」
と言うので仕方ありませんって状況です。
急に体調が悪くなってメアリーを呼んだと言われれば、まずケアマネに連絡してから派遣してくれとも言えず、正直お手上げです。
げに恐ろしきは惚れられたヘルパーです。完全に手玉に取っています。

先日、目くそを通してメアリーから、私のもとに、1通の診療情報提供書が届きました。
(メアリーは去年の一件以来、決して私の前に姿を現しません。詳しくは去年7月あたりのログ公益通報への道をご覧下さい。)
私はその書類がなんなのか、まったくわかりませんでした。
目くそに聞いても「?さー」、とにかく私に渡すようにメアリーが言ったと言うんです。私はとりあえずノリオさんに確かめに行きました。情報提供書には自立支援医療申請用と書いてあったので、受給者証があるかと思って見せてもらいに行ったんです。
しかしノリオさんにも詳しいことがわからない。
保険証とかなんとか証とかなんて持っていないと言われるんです。
そこでふと
「おお、なんとウカツな。ナマホの方には保険証や受給者証の類はないはずではないか」
と勝手に思ってしまったハリケン。

それからのことは省略しますが、とにかくこの情報提供書がなんのために必要なのかを調べまくりました。こんなときに頼りになるのはカニちゃんですが、たまたまこのカニちゃんに相談できる時間がなかったので、医事に聞いたりナースに聞いたり頑張ったんです。
しかし、ひがしクリニックは精神科ではないので、こういう制度があるのは知ってても、どこに申請すればいいのかとか他にどんな書類が必要なのかまでは知らないんです。
また、これはケアマネの仕事じゃなかろうと思いナマホ課に聞いてもガチな答えが返って来ず手こずりました。おまいらが知らんでどうする、と言いたいところですが、私がこのとき福祉課に聞いていれば話は早かったんです、つまりこのような制度のことをちゃんと勉強していなかった私が1番いけないワケです
結局さんざん色んなことがあって、保健センターに出すらしいことがわかり、そこであらためて申請書類を私が書いて無事提出しましたが、その際にも印鑑を持っていかなかったもんで何度も出向かざるを得なかったとゆー始末でした。

よいよい。
1度こうしてドタバタ手順を踏んだことで、自分の勉強にもなったと私は思いました。前向きです。こうやって知らないことを覚えていくものだと自分を慰めつつ、時間がかかってしまったけれど自立支援医療(精神通院医療)更新申請手続きが完了したことを、私はヘルステに報告に行ったんです。


そしたらさ。

あったのよ、そこに。
ノリオさんの自立支援医療(精神通院医療)受給資格者証がさ。

「これがあれば私にも、最初から自分のすることがわかったのに、なんではじめに見せてくれなかったんですか!」
と、私は自分の不勉強をタナに上げてキレました。

そしたらさ。

目くそが言うワケよ。リッスン(たいがー・りー調で)。


だってノリオさんの受給者証とか診察券とかそういうものは一切、メアリーが個人的に預かってるんだもん
って。



私はメアリーに言いたいわけ。

お前は
利用者の
内妻かと。


いくら関係がいいからって、そういうことを個人的にやるってどうなの?
たとえ「ノリオさんが持ってると失くすから」だとしてもさ、あんたその責任の重さって理解ってしてるわけ?

利用者が保険証やら大切なものやらを失くす状況があるとしても、それをイチヘルパーが預かるってことで解決したつもりになって、それって自立支援ですか?
失くさない方法をまず利用者が考えてやらせるべきでしょ。

一見合理的に思えても、私はこういう安易なのって認めませんね。
チームで支援しているんですから、まず「自分が担当を交替したとき、他のヘルパーに同じことをしてくれと言えるかどうか」を考えたことはあるのかい?
これはヘルパーだけでなく、ケアマネもデイも同じですよね。


とにかくですね、もう、ひがしヘルステがこんなふうに利用者を囲い込むのには我慢出来ません。本当の支援は、身内のかわりになってあげることではないはずですし、メアリーのやってることはまさに色恋営業です。
大体ね、「このヘルパーさんでなければ来てもらいたくない」という関係はダメです。それは自立支援じゃないし、そもそも介護保険でやることではない。
それはヘルパーは必要ないということと同じ意味です。


あれ以来ずっと保留になっていた、メアリーとの戦いがまた再燃することになりそうです。今度こそ決着を付けます。