業務日誌

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あいつの名はケアマネージャー

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新人ケアマネ教育 その1

2010年02月15日 | 業務日誌
※ 万引きって、なんで万引きって言うんですか。知ってる人いたら教えてくらさい。


大事な友達・尊敬する主任の誕生日さえ忘れてしまうほどいっぱいいっぱいの居宅管理者です。
管理者就任初日にアイリン女史が言いました。
管理者を引き受けてくれてありがたいと思ってると。
他のケアマネは、年齢的にも経済的にも現状以上はなんにも望んでいないんだと。
だから、誰もやりたがらない管理者をやってくれて感謝していると。
私、それ聞きながら泣きたくなりましたね。
つまりアレだ、自分の職場をよりよくしようとか、いいケアマネを目指すとか、そゆことは全然考えていないんだろうなと思って超がっかりしたんです。
いえ、いいんです。
ひっぱっていくとかついてこいとかは全然思ってないんで。
ただ、私にもほんのちょっぴりは意地とかあるんで。



カニちゃんの退職の翌日、新人ケアマネが入職しました。
名前はブリンナー(仮名)男性52歳。
なぜブリンナーなのかっつと名優ユル・ブリンナーと同じアタマだからです。
ユル・ブリンナーを知らないおともだちは、おとうさんおかあさんか職場のアラフォーケアマネさんに聞きましょう。
元職は特養の管理栄養士。
ケアマネ実務研修のときに自分が持参した居サ計画が班の発表プランに選ばれたというのが自慢の、特養リストラ新人ケアマネです。
彼がねえ、なんつーかもう、いっときも目が離せないんですよ。

仕事に対してはかなり熱心です。
どんなことでもメモをとります。
アホほどメモ用紙を使い、先輩ケアマネや事務長、訪看やヘルパーさんのいうことすべてメモしています。
朝の朝礼のミニスピーチのとき、他の部署の職員が家庭のエピソードなんかを話したあとも、サッとメモ紙を取り出してなんか書いてます。
一体なにを書かれたのか、スピーチした職員は気になって仕方なかったことでしょうね。
で、それほどメモをとるワリに、教えたことがザルのように抜けていきます。
入職して1ヶ月もたった頃に
「ハリケンさん、利用者に渡すのが利用票で事業者に送るのが提供表ですよね?」
と聞かれたときにもクラクラっときましたが、その1週間後に、彼が利用票と提供表は同じもので、利用者に渡すときは利用票といい、事業者に送るときは提供表と呼び名が変わるのだと思っていることがわかったときはさすがに怒りました。
おかげで彼に担当させた利用者の使ってる事業所から何度も何度も提供表の催促があるはずです。
なのにヤツは
「自分はちゃんと送りましたよ!!」
と電話でプンスカ抗。
理由がわかったあとは私が事業者に平謝りです。
最近では、ブリンナーあてにかかった電話を私がとると自然に「すみません」と言ってしまっている自分に気付いて涙が出てきます。

そんなブリンナーの最近最大の失敗。

新規利用者を担当させて、居宅の届けやら計画のたてかたやらワイズマンの使い方やらいろいろ教えたあと、主治医連絡票のことを教えたんです。
主治医連絡票とはご存知のとおり、
「このたび○○様の居宅介護支援を担当させていただくこととなりました、プランを送りますのでご意見などございましたらいただけますと幸いです」
などと書いて送りつける挨拶状のようなもの。
そういう書式があるんですよ、とちゃんと説明し、エクセル文書もあげた。

なのに

なのに



ある日の午前10時頃、ブリンナーがどっかに電話をかけてた。
聞くと
「山下先生はいらっしゃいますか」
とか言ってる。
「私は○○さんと□□さんの担当ケアマネのブリンナーと申しますが、山下先生にお話がありまして」
そこまで聞いて、まわりのケアマネ全員がギクッとしました。
それもそのはず、山下先生というのは、ウチの居宅の利用者も多くかかっている大病院の院長の名前です。
まさかその山下先生ではあるまい、ブリンナーの利用者はまだたかが数人、異変急変の報告もない、一体なんの用があって大病院の院長を、診察開始直後のこの時間帯に電話口に呼び出すというのか。
しかし、そのまさかでした。
ブリンナーは、なにごとかと驚いて電話に出た山下先生に
わたくしこのたび山下先生の患者さんである○○さんと□□さんのケアマネジメントを担当させていただくこととなりましたのでお知らせいたします
と、主治医連絡票の記載文を読み上げたのです。





ケアマネ全員が青くなって固まったのはいうまでもありません。
数分後、やっとのことでクチがきけるようになった私は、気の弱い人なら失禁しそうなイキオイでブリンナーを怒鳴りつけました。

現在もハリケンはブリンナーに振り回されており、ほうぼうからの苦情にアタマを下げまくっています。
居宅の管理者とはアタマを下げるのが仕事なのだということを知り、もといた職場のブ長の髪が可視速度で脱薄していったことを思い出して涙を流しています。
ブ長、あなたも辛かったんですね。
もっともブ長は新人に振り回されて○げたんじゃないですけどね。

ブリンナーのおとぼけケアマネっぷりは今後まだまだご報告します。
こんなヘタレ管理者にみなさんのはげましのコメントお待ちしています。






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