業務日誌

許せないヤツがいる 許せないことがある
だから倒れても倒れても立ち上がる立ち上がる
あいつの名はケアマネージャー

またですか

2007年01月21日 | 担当者会議
わが法人ひがし会の恥部、ひがしヘルパーステーション。
鼻くそが休職中(まだ籍はある)のため、管理者は事務長が代行しています。
主任ヘルパーは正式に目くそと決まりました。
サービス提供責任者に耳くそ、そして常勤ヘルパー歯くそ。
歯くそはサービス提供責任者ではありません。
しかし、ひがしヘルステの登録人数は23名ですから、サ責は3人必要。鼻くその休職(?)が長引くとサ責がひとり不足し、運営規定違反となります。
そこでもうひとり、常勤のサービス提供責任者が登用されることになりました。
名前は…と、もう鼻くそ・目くそ・耳くそ・歯くそと使用しましたのでネタが尽きましたんで…フケとでもしておきます。
特に意味はありません。
そして他に、期間限定で併設のグループホームから助っ人として何人かヘルパーが借りてあるとゆー、なんとも不安定な状態でヘルステ運営がなされています。

このフケヘルパー、私の利用者さんのキャンディさん(仮名・独居女性・82歳・要介護2・認知症)の担当ヘルパーのひとりです。
何を隠そう、以前歩行の超危ういキャンディさんとの買物同行身体介護の折、帰り道に疲れたキャンディさんを単独でバスに乗せ、自分はレジ袋いっぱいの買物を下げてバスひと駅を全力疾走でついていき、フツーに身体介護で請求していた逸材がこのフケヘルパーです。
フケ、人柄はとてもいいんです。
ひがしヘルステのヘルパーにしては人情派で真面目で優しいです。
ただ、どう考えてもちょっと頭が弱いだけなんです。

先日、このキャンディさんのお宅に訪問に行きました。
私は認知症の方のお宅には、必ずヘルパーさんの滞在時に訪問することにしています。アポが取れないからです。
この日キャンディさんのお宅には、担当のフケと併設グルホの臨時ヘルパーのふたりでやってきており、わいわい楽しく仕事をやっていました。
もうそろそろサービス終了の時間のようです。

「今日は何をお買物されましたか?」
私がキャンディさんに聞くと、キャンディさんは
「ええと、ええと、…忘れました。」
とニコニコ。
私はフケに目配せをして
「じゃ、ヘルパーさんと一緒に、もう一度買ってきたものを確かめてみましょうか」
と言い、冷蔵庫の中などを見てもらいました。
「ほら、キャンディさんの好きな納豆、それからお豆腐。いつものように冷蔵庫の2段目に入っていますよ。他にもこれ、それからあれも。これはそこに置いておくことにしましょうねえ。」
そうやって買ったものをいちいち確認しないと、キャンディさんは買わなかったと思い込んでしまい、同じ品物を買いにまた何度も出かけてしまうんです。
途中でフケが臨時ヘルパーに
「ところでリハビリパンツの売り場はわかりましたか?」
と聞いていました。臨時ヘルパーは
「はい、教えてもらったように、3階の衣類売り場の奥にありました、すぐわかりました、ねえキャンディさん。」
と答えました。キャンディさんもニコニコ、はいと答えます。
フケはキャンディさんに向かって
「そうですか、買ってきたぶんが無くなったらまた来週も買いに行きましょうね」
とニッコリ笑いました。
…!
ちょっと待て。

今の会話はちょっとおかしいぞ。

皆様はお気付きになられましたでしょうか。
「?何も気付かなかったけど?」
という方は、もう一度、フケと臨時ヘルパーの会話を読み返してみて下さい。

キャンディさんのお宅にいるヘルパーはフケと臨時ヘルパーのふたり。
では、キャンディさんと一緒に買物に行ったヘルパーはどちらでしょう?

はい、答えは臨時ヘルパーです。

では、臨時ヘルパーとキャンディさんが買物をしている頃、
フケはどこで何をしていたのでしょうか?

…!?

介護保険における訪問介護とは、在宅高齢者の自立支援が基本理念。
利用者不在の自立支援など有り得ません。
たとえヘルパーふたりで派遣されていたとしても(しかもこの場合、臨時ヘルパーは業務の引継ぎ指導を受けていたと思われるので)一方は正規の派遣ではなく、つまり担当ヘルパーは、フツーのおばちゃんにキャンディさんをお任せして、利用者不在のお宅で掃除だの洗濯だのを行っていたことになります。


あのね。
もうホントにいい加減にしてほしいんですよね、こういうの。

ウンザリです。

私はすぐにこの間違いに気付いたのですが、利用者の前でフケをとがめだてすることは出来ないので、いったん事務所に戻ってから事例検討依頼書を書くことにしました。
もとの職場のM主任なら…私はいつもこれを考えることにしているのですが…きっとこの派遣は買物に行っていた時間をそっくり引き抜いて請求するでしょう。だってこれ、仕事していないのと同じですからね。

事例検討依頼書は明日、フケ本人に提出しようと思います。
フケがどう判断して、目くそがどう処理するか、とくと見定めたいと思います。


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2 コメント

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ほんとに資格もってるのか? (sakura)
2007-01-22 20:11:29
ヘルパーさんの資格取るとき、講座のなかで教わらないのでしょうか?
サ責もひどい有様だし。。。。ハリケンさんの苦労がしのばれます。

今は私はプチ幸せ状態です。確かに、職員の高齢化が見られますが、皆さんプロ集団。いい人材がそろっています。職員が安定していることは、安定したサービスも実地できるということだと思います。
デイ、ショートなどのサービスのクレームをまだ聞いたことがありません。
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sakuraさんヨカッタ! (ハリケン)
2007-01-22 20:18:55
プロ集団かあ、それは理想の職場ですね。
sakuraさん、本当によかった、自分のことのように嬉しいです♪

ひがしヘルステの現状は、青田が管理者の時代に完全放任していたことが原因です。
やりたい放題させていたんですからね。
そう思うと青田のアホが諸悪の根源のように思えて恨み千倍ですが…

念願のパソコンが来ましたので、とりあえずしばらくは私も放任してやろうかと(笑)。
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